ユリゴコロ(漫画)のネタバレ!あらすじと感想も書いてます!

今回は「原作 沼田まほかる 作画 亜月亮」先生の『ユリゴコロ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

『ユリゴコロ』はこんな漫画(あらすじ)

千絵という婚約者を家族に紹介し、幸せの真っただ中にいる亮介。

しかしこの日を境に亮介は幸せの絶頂から不幸のどん底へ叩き落されてしまいます。

婚約者が突然の失踪、そして家族に降りかかる不幸の数々。

これらの出来事を結び付けるものとは!?

ベストセラー小説を漫画化した『ユリゴコロ』

今回はこちらの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

切なくも残酷なサスペンス漫画をじっくりとお楽しみください。

『ユリゴコロ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

ほんの数日前まで幸福という言葉がピッタリと当てはまる状況だった亮介。

それは去年の冬のことでした。

恋人の千絵を家族に紹介するため、忘年会を口実にして家族と集まります。

父母も弟も千絵のことを気に入ってくれ、その場は大盛り上がりとなりました。

亮介は近いうちに知恵と結婚するつもりで、彼女と歩む未来に少しの不安も抱いていません。

この先も家族と千絵に囲まれ幸せな日々を送れると思っていました。

しかしここから亮介には考えもしなかった不幸が次々と襲い掛かってきてしまったのです。

まずこの飲み会から二ヵ月も経たないうちに、千絵が謎の失踪を遂げてしまいました。

会社に出勤しない彼女を心配し家に行ってみると、すでに引き払われてしまっています。

亮介
「どうして!?わけがわからず心当たりの場所を片っ端から捜したが、千絵の行方はつかめなかった」

彼女の失踪のショックが冷めない亮介に、引き続き不幸が襲い掛かります。

亮介
「すい臓がん!?父さんが・・・!?」

父親が末期のすい臓がんだということが判明してしまいました。

病気の治療を勧める家族に対して、父親は延命治療を拒んでしまいます。

そんな父親の姿を見て、亮介たちはやがて訪れる父親の死を覚悟し始めました。

しかしその矢先、母親が交通事故で亡くなってしまいます。

亮介
「本当に・・・信じられないよなこんなの、・・・あっという間だったんだ」

母親は父親と祖母のお見舞いの帰り、なぜかフラッと道路に飛び出してしまいました。

悲しみに暮れる家族だったのですが、父親のすい臓がんが完治したわけではありません。

それは次に不幸が訪れることが秒読み段階だという事を意味していたのです。

亮介

亮介
「本当に・・・たった半年でここまで不幸に見舞われるなんて、何かに呪われてでもいるのか、うちの家族は・・・」

果たして亮介の身に巻き起こった不幸は偶然なのでしょうか!?

それとも・・・!?

ここまで不幸が巻き起こる亮介が不憫でなりません。

婚約者の失踪にくわえて、愛する母の死。

それでも彼の身に起きる不幸で残酷な現実はこれだけではありませんでした。

どんどんと謎が深まっていく『ユリゴコロ』

こうしたストーリー展開がこの漫画の魅力だと思います。

では引き続き謎に包まれた物語をごゆっくりとお楽しみください。

後編

婚約者の失踪と母が亡くなってから半年が経ったある日、実家に戻った亮介は父親が何も言わず留守にしていることに気が付きます。

弟の洋平に電話で確認しても父親の行く先が分かりません。

少し能天気な弟はあまり気にしていないのですが、亮介は一抹の不安を感じていました。

千絵が突然いなくなり、母親も亡くした彼にとっては当たり前のことなのかもしれません。

父親は妻の死を平然と受け入れていたのですが、亮介にはその姿が自分自身の死を迎える覚悟ができているようにも映っていたのでした。

そんな中、父親の所在を確かめるため実家の中を捜しまわる亮介。

亮介
「やっぱり書斎にもいないか、どこ行ったんだよ父さん・・・にしてもまた増えてる、『世界の子供の保護活動』」

書斎には父親が集めた機関誌が大量に保管されていました。

亮介はその本棚の横にあるふすまの戸が少し開いていることに気が付きます。

亮介
「ここには不用品しか入ってないはずだけど・・・」

気になったので開けてみると、そこから婦人物のバックと一冊のノートが出てきました。

亮介
「なんだこのノート、こっちは・・・母さんのバック?見たことないけど・・・」

次の瞬間、亮介の脳裏に過去の記憶がフラッシュバックします。

亮介
「知ってる・・・このバック、見覚えがある・・・いつ・・・?」

母親の物なので見覚えがあっても不思議ではないのですが、なぜか亮介にはこのバックが気になってしまいました。

中を開けてみると母親宛てに書かれた手紙が入っています。

さらにこの手紙の中には黒い遺髪が入っていました。

亮介
「なんだこの違和感は、確かに2ヵ月前僕たちは母の葬儀をした、でもこの1本の白髪もないこの髪はもっと・・・ずっと若い頃の・・・」

ここでおぼろげに幼少時代の記憶がよみがえっていく亮介。

その記憶の中の亮介は母親が別人に入れ替わったと思い込んでいます。

真実が何か分からなくなる亮介は、バックと一緒に見つけたノートを開き始めました。

そこには『ユリゴコロ』というタイトルで始まる意味深な文章が書かれたいたのです。

いったいこの『ユリゴコロ』という言葉の意味するものとは!?

そして亮介の身に巻き起こる不幸との関係はどうなっているのでしょうか!?

誰にも予測不能な真実は、漫画を読んでお確かめください。

亜月亮先生の他の漫画に関する記事はこちらです↓↓↓

『闇都市伝説』のネタバレ!亜月亮が描く漫画の魅力とは?

2019.09.08

『汝、隣人を×せよ。』のネタバレ!衝撃的な漫画の魅力とは?

2019.09.20

『ユリゴコロ』を読んだ感想

大人気小説が原作ということもあり、超一流のサスペンス漫画になっていますね。

深まる謎と少しずつ真実が見え隠れするストーリー展開は、ミステリー漫画ファンにはたまらない面白さだと思います。

謎解きが多くなる中でも、丁寧に物語を描いてくれているのでストレスを感じることなく読むことができました。

とてもレベルの高い仕上がりのこの漫画は、間違いなく読む価値がある作品だと思います。

是非この機会に『ユリゴコロ』を読んで、奥の深いサスペンスストーリーを味わってみてください。

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXT!でおなじみのこの動画配信サービスなんですよ!

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

動画も電子書籍もライフスタイルに合わせて楽しめる新しいエンターテイメントのU-NEXTを是非お試しください!