ばぶれもん(漫画)のネタバレ!ばぶれもんの意味ってなに?

今回は「奥嶋ひろまさ」先生の『ばぶれもん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ばぶれもん』はこんな漫画

東京で一番強いヤンキーを目指す千葉竜平。

喧嘩三昧の日々を送っていた彼は、奇しくも東京23区の不良をタイマンで制覇したその日にタイムスリップしてしまいます。

竜平が目を覚ますとそこはなんと幕末の土佐だったのでした。

ヤンキー×幕末という異色の歴史漫画となっている『ばぶれもん』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

激動の時代を熱く生き抜く男たちのドラマをご覧ください。

 

『ばぶれもん』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

iPhoneのイヤホンを外し渋谷最強のヤンキーと対峙する竜平。

竜平
「あなたより強い人はいますか?」
不良
「いねえよ、俺が渋谷最強、ケンカ無敗だよ」
竜平
「あぁそう、じゃあお前を倒したら俺は東京23区で一番ケンカが強ぇヤンキーになるわけだ」

タイマンを目前に控え、二人の間には緊張感が張り詰めています。

しかし彼らの周囲には大勢の野次馬が集まっていました。

実はこの野次馬たち、竜平にこれまでタイマンで敗れた他の22区のヤンキーなのです。

竜平
「負け犬共が揃いも揃って何の用だよ」

この言葉で野次馬たちのボルテージが一気に上昇してしまいます。

彼らの目的は竜平がタイマンで敗れる姿を見ることでした。

そのため竜平に対して誹謗中傷するヤジが止まりません。

不良
「一区ずつ『この区に自分より強い奴はいない』って奴と当たるまでケンカして・・・を23区続けて来たってわけか」
竜平
「そうだよ、こんなバカな事10代でしか出来ないだろ?」
不良
「東京制覇・・・ってヤツか、流行んねぇだろそういうの!」

渋谷の不良はこの言葉と同時に竜平にキックを浴びせてきます。

そのキックを軽やかにかわす竜平。

竜平
「俺ってよ、ただケンカが強いってだけで自分らしく生きてるだけなのにヤンキーなんだってよ、だったらよお高校球児が甲子園目指すみたいに東京で一番のヤンキー目指した方が面白いだろ?」

竜平はただのケンカ好きではなく、彼なりの志を持っていたのです。

竜平の亡き父親が残した言葉。

「何の志もなくぐずぐず日を送るは実に大馬鹿者なり」

この言葉が竜平のバックボーンとなって今の彼を支えていたのでした。

そんな中、渋谷の不良とのタイマンがいよいよ大詰めを迎えています。

竜平の余裕しゃくしゃくな態度に焦ったのか、渋谷の不良が刃物を持ち出してきました。

すると今まで楽しそうにケンカをしていた竜平の表情が一変します。

竜平
「そうじゃねぇだろ、もっと来いよ!自分の全てをぶつけ合うような、そんなケンカをしようぜ!生きてる実感を感じさせてくれよ!」

熱くなるためにケンカをしている竜平は、どうやら他のヤンキーとは温度差があったようです。

そんな彼らのタイマンはどのような決着を迎えるのでしょうか!?

 

 

今どきでは珍しいタイプのヤンキーを描いた硬派な漫画になっていますね。

自分の居場所を見つけるため魂のぶつかり合いがしたい竜平。

しかし彼が相手にするヤンキーたちはただ暇つぶしをしているだけだったようです。

やはりこういったヤンキーをテーマにするのであれば、竜平のようなタイプの主人公が最適な気がしますね。

それでは引き続き熱い男の物語をお楽しみください。

後編

刃物を出された竜平はどこかつまらなそうな表情をしています。

竜平
「両親が死んでから家にも学校にもどこにも、どこにも俺の居場所はなかった」

自分の胸の内に秘めた思いをぶつけながら、竜平はこのタイマンを一気に制しました。

そしてまたつまらなそうな表情に戻っていきます。

すると野次馬だったヤンキーたちが突然襲い掛かってきました。

さすがの竜平も武器を持った大人数には敵いません。

あっという間にボコボコにされてしまいます。

竜平
「ダセェんだよ!一人で挑んで来いよ、大勢でフクロにするなんてだせぇじゃん、武器なんて使ったら男じゃねえって!俺が間違ってんのか?」

血まみれになりながら自問自答する竜平。

ただ熱くなりたかっただけなのですが、彼の思いは誰にも理解してもらえません。

そんな中、野次馬の一人が振り下ろした鉄パイプが竜平の側頭部に直撃します。

竜平
「バカヤロー・・・結婚前の中出しと側頭部への打撃はダメだって教えられなかったのかよ」

耳から血が出始めると竜平はそのまま意識を失ってしまいました。

そんな彼の肩には歴史の教科書で見るような家紋のタトゥーが入っています。

竜平は失ったはずの意識の中で朧げな光のようなものを目にしていました。

徐々に大きくなるその光は、次第に彼の肩にある家紋の形へと変化をしていきます。

その家紋がはっきりと見えた時、竜平は目を覚ましました。

竜平
「・・・よかった・・・夢か・・・生きてた俺」

目覚めると彼の前には着物が干してあります。

竜平
「この干してある着物・・・俺のタトゥーと同じマークが入って・・・」

次の瞬間、後ろから人の気配を感じました。

なんとそこにはちょんまげ姿の侍が立っていたのです。

まだ竜平は気が付いていませんが、なんとここは幕末の土佐だったのでした。

さらに彼の目の前にいる侍は、実は坂本龍馬なのです。

ここから始まる激動の時代を駆け抜ける竜平の熱すぎる物語。

ネタバレはここまでになりますので、続きは漫画を読んでお楽しみください。

 

『ばぶれもん』の意味は?

熱血ヤンキーが歴史を変えてしまうかもしれない『ばぶれもん』

この漫画のタイトルの意味が気になった人はいませんか?

実はこの言葉、高知の方言なんだそうです。

「ばぶれる」というのはわがままを言う、いう事を聞かないなどの意味があるそうなんです。

つまり『ばぶれもん』は「わがままを言い人のいう事を聞かない人」という意味になるんですよ。

この漫画を読む際のプチ情報をお伝えしました。

是非「いう事を聞かない」竜平の活躍を楽しんでみてください。

 

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