※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!
『ROUTE END』はこんな漫画
春野太慈は殺人事件や事故や自殺、孤独死などにより放置され腐敗した遺体のあった現場を綺麗にする特殊清掃業者です。 人間の死が日常となった彼の元に、猟奇的連続殺人事件の現場を清掃する業務が舞い込みました。 END事件と呼ばれるこの事件は、あまりにも不可解な点ばかりで捜査は難航してしまいます。 しかし事件の真相は春野にも大きく関わっていたのでした。 特殊清掃業という風変わりな仕事を扱いながら、本格的なミステリー漫画の『ROUTE END』。 今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。 迫力満点のサイコパスストーリーをお見逃しなく!『ROUTE END』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
十歳の時に母親を首つり自殺で亡くしてしまった春野太慈。「十歳の俺は母の生きる理由にはなれなかった、十歳の時から俺はそう思って生きている」
「お疲れ様です小阪主任、エンドですか?」
「ああエンドだ、いつものようにバラした遺体でENDって書いてあるからな」
「分かりやすい、その欲の高さで名乗り出てくれませんかね」
「軽口言ってる場合じゃない、これでもう4人目だってのに容疑者を絞れてすらいないんだ」
「春野、休み返上ですまんな」
「いえ・・・まあエンドも興味あるしいい機会です」
「春野・・・お前が特殊清掃アウンの後継者だからな」
「いや・・・まあ自分でも社長の一番弟子って勝手に思ってますけど・・・なんで今そんなこと言うんですか」
後編
END事件の現場を清掃していた春野。 床下を覗いた彼が発見したのは白骨化した死体でした。 すぐに春野はこの事態を警察に知らせます。「五十嵐、エンドの現場から白骨死体が見つかったぞ」
「白骨死体!?特殊清掃員が・・・はい、じゃあこの間の腐敗した現場ですね、近いんで先に行っておきます」
「じゃあ白骨もその時に遺棄された可能性が高いな」
「張り替えたのは誰です?」
「電話繋がりすらしなくなった、大丈夫かよ社長・・・」