『ごほうびごはん』のネタバレと感想!レシピと最新刊の発売日も!

今回は「こもとも子」先生の『ごほうびごはん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ごほうびごはん』はこんな漫画

社会人1年生の池田咲子は、美味しいごはんを食べることを自分のご褒美にしています。

慣れない仕事に少し疲れてしまっても、ゴージャスなご褒美ごはんが咲子をリフレッシュさせてくれるのでした。

しかし給料日前はどうしても貧相になってしまう咲子の食卓。

そんな逆境も彼女はアイディアで乗り切ってしまいます。

可愛らしいヒロインのほのぼのとした日常を切り取っていく『ごほうびごはん』

今回は癒し系グルメ漫画の魅力を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

美味しそうなレシピもお伝えしていきますので、献立選びの参考にしてください。

 

『ごほうびごはん』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

今週も仕事を頑張ったご褒美に、何を食べようか考えながら町を歩く咲子。

焼鳥やピザが彼女の興味をそそるのですが、最も惹き付けられたのはカレーでした。

池田咲子
「エビカレーいいねー、おいしそー」

しかし彼女が立ち寄ったカレー店は、男の人で満席となっています。

そんな店内に入る勇気がない咲子は、仕方なく帰ることにしました。

池田咲子
「落ちこんでてもお腹はふくれないもんね、さてどうしようかなー」

鰻の専門店や天丼屋を見て回ります。

どれも美味しそうなのですが、咲子は先ほどのエビカレーが忘れられません。

次の瞬間、エビフライを作って欲しいと母親におねだりをする子供の声が聞こえてきました。

池田咲子
「そうだ!その手があった!!お店で食べられないなら自分で作ればいいじゃない」

名案を思い付いた咲子はすぐにスーパーへ向かうことにします。

ジャガイモを多めに買いカレールーも2種類買ってから、いよいよ鮮魚コーナーに足を運んでいく咲子。

そこには豊富な種類のエビが並んでいました。

池田咲子
「小さいのをいっぱい食べるってのもいいよねー、量より質、大ぶりのエビをかみしめる・・・ってのも捨てがたい」

どのエビにしようか迷ってしまいます。

そんな中、咲子は光り輝く贅沢なエビを発見しました。

池田咲子
「わわわ、こ・・・これは・・・」

彼女が見つけたのは、大ぶりの伊勢海老だったのです。

この伊勢海老を購入することに決めた咲子は、家に帰ると早速カレー作りを開始しました。

2種類のルーをブレンドし、ジャガイモを多めにしたカレーに伊勢海老を盛り付けていきます。

池田咲子
「わぁー!これはすごい、やりすぎたぁ、こんなぜいたく、明日から節約しなきゃ、大丈夫かなぁー」

しかし咲子には後悔する気持ちは全くありません。

欲望のままに伊勢海老カレーをたいらげていきます。

池田咲子
「んー、エビ熱完全燃焼です!ごちそうさまでした」

伊勢海老の頭を一緒に煮込んだため、エビの味がしっかりと出たカレーに大満足した咲子。

池田咲子
「ソテーした身は食べごたえあったし、煮こんだ方はプリプリしてたなぁ、一皿で二度うまし」

伊勢海老カレーに大満足の咲子は、来週のごほうびごはんを考え始めていました。

このように一週間に一度、彼女は自分へのご褒美に美味しいごはんを食べることにしています。

咲子が次に選ぶのは一体どんな料理なのでしょうか!?

 

 

美味しい食事によって至福の時間を手に入れている咲子。

彼女の行動には多くの人が共感できると思います。

格式張らずに美味しそうなごはんを紹介してくれる『ごほうびごはん』

咲子の幸せそうな表情を見ていると、お腹が減ってきてしまいますね。

それでは引き続きほのぼのとしたグルメ漫画をお楽しみください。

後編

この日の咲子は仕事中にも関わらず、夕食の献立選びで頭が一杯になっていました。

池田咲子
「んー、やっぱりお米かなぁ、でも豚肉も合うよね」

そんなことを考えていると、会社の同僚がビールをおすそ分けしてくれます。

池田咲子
「ビールかぁ、ビールねぇ、合うかも!!」

仕事が終わると、咲子は頂いたビールを持って自宅に急いで帰っていきました。

実はこの日の彼女が楽しみにしていたのは、3日前から寝かせておいた煮卵だったのです。

お米や豚肉との相性もバッチリなのですが、頂いたビールでこの煮卵を食べることにしました。

池田咲子
「どうぞ早く冷えてね、冷蔵庫さんたのみますよー」

こうしてビールを冷やし始めると、煮卵の調理に取り掛かります。

しかし包丁で切ってしまうと、断面がキレイにならないかもしれません。

そのため咲子は裁縫箱から糸を取り出します。

池田咲子
「いい感じに仕上がってるかなぁ、おしょうゆ、お酒、みりん、だし汁で漬けこみました半熟煮たまご!完熟な子はやだよ」

取り出した煮卵をキレイな断面になるよう、糸で切断していきます。

すると中からとろりと黄身がこぼれだしてきました。

池田咲子
「キャーキャー、やったぁ、ちゃんと半熟だぁ、切り口もバッチリ」

すぐに冷蔵庫から冷えたビールを出し、半熟煮卵を肴にしていきます。

池田咲子
「半熟だから黄身までしっかり味がしみこんでる、たまごとビールがこんなに合うなんて知らなかったぁ」

煮卵が完成する日にビールをおすそ分けしてもらえた幸運を喜ぶ咲子。

ごほうびごはんの幸せを噛みしめているようです。

池田咲子
「明日はご飯にのせてー、明後日は豚肉とからめてー」

しかし鼻歌交じりに煮卵を次々と口に運んでしまった結果、残りは1個となってしまいました。

池田咲子
「あんなにあったのに・・・食べすぎた・・・」

こうして美味な煮卵を完食した咲子だったのでした。

煮卵以外にも次々と美味しそうな料理を紹介してくれる『ごほうびごはん』

その美食の数々に咲子が大満足する姿は、実際に漫画を読んで癒されてみてください。

 

『ごほうびごはん』のレシピと最新刊の発売日をご紹介します

美味しそうな食事と咲子の幸せそうな表情が印象的な『ごほうびごはん』

ここからは咲子が作った半熟煮卵のレシピをご紹介していきます。

まず沸騰したお湯の中に冷蔵庫から出したばかりの卵を入れ、おたまなどでかき混ぜながら6分間茹でてください。

6分経ったら卵をお湯の中から取り出し、冷水につけてしばらく置いておきましょう。

冷えた卵の殻を、中身が崩れないようにむいていくと半熟卵の完成です。

続いて卵の漬け汁を作っていきましょう。

材料は卵6個に対して、だし汁150cc、酒、しょうゆ、みりんが各大さじ2.5杯、これにお好みで砂糖かハチミツを小さじ1杯入れてください。

この漬け汁を鍋で煮込み、粗熱が取れたら半熟卵を入れ、しばらく常温保存をしてから冷蔵庫で保存しましょう。

おすすめは2~3日以上漬けることだそうです。

こうして出来上がった味の染みた煮卵を美味しく頂いてください。

ちなみにだし汁を用意することが面倒な方は、同量のめんつゆで代用することができます。

代用する場合は150ccの水を加えて味の濃さを調節してくださいね。

 
このように煮卵以外にも美味しそうな料理を紹介してくれる『ごほうびごはん』

話題を集めているこの漫画の最新作となる第8巻は、2018年3月16日に発売されました。

次回作となる第9巻は2018年9月14日頃の発売が予想されています。

新たな絶品グルメの登場を心待ちにしましょう。

ちなみに次回作の発売日はあくまでも予想となっていますので、諸事情により変更になった場合はご了承ください。

 

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