白熱日本酒教室のネタバレ(漫画)!お酒好きにオススメです!

今回は「アザミユウコ 原作 杉村啓」先生の『白熱日本酒教室』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『白熱日本酒教室』はこんな漫画(あらすじ)

日本酒は海外でも高く評価されていて様々な種類の商品が販売されています。

しかし種類が多いためどんな日本酒を選んで良いのか分からない人が少なくありません。

そんな日本酒ビギナーのため講師のむむ先生が日本酒について分かりやすくレクチャーしてくれる『白熱日本酒教室』!

今回は日本酒を好きになれるグルメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

奥の深い日本酒の世界を学んでからお好みの銘柄を探してみてください。

 

『白熱日本酒教室』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

むむ先生が講師を務める白熱日本酒教室が始まりました。

日本酒初心者の助手はどんな種類があるのか分からず、どんな日本酒を買えばよいのか迷っているようです。

むむ先生
「そんなあなたのための教室が白熱日本酒教室なのです!」

この教室が目指す最終的なゴールは自分の好きな日本酒を探せる人を育成できることと設定しました。

まず最初の目標は日本酒のラベルを読むことです。

ラベルを読めなければ日本酒の味を想像することができません。

むむ先生
「助手は最近どんなお酒を飲んでいますか?」
助手
「それなら最近よく飲むお気に入りのお酒があって・・・コレです!甘くてシュワシュワしておいしいんですよー!だけど日本酒じゃないんですよねー」

助手は最近コンビニなどで購入できる発泡性のお酒がお気に入りです。

しかしこのお酒について大きな勘違いをしていました。

むむ先生
「それは日本酒です・・・」
助手
「どういうことですか・・・甘くてシュワシュワしててこんなにかわいいのに、これが日本酒だなんて・・・」

助手はラベルが筆文字で書かれているようなお酒が日本酒だと思っているようです。

ここで勘違いしている助手のため、むむ先生が8本の銘柄の中から日本酒を選ぶよう指示しました。

むむ先生が出題したお酒の中にはピンク色のものや、缶に入っているものなど様々な種類があります。

むむ先生
「さて日本酒はどれかわかったかな?」
助手
「うーん、1と5と8?」

助手は色が付いているものや缶に入っているものなどを除外しました。

ですがこの先入観が大きな間違いなのです。

むむ先生
「実は全部日本酒です」
助手
「見た目だけでは日本酒だとはわからない・・・」

見た目だけでは判断できない助手のため、むむ先生は試飲を勧めることにしました。

まずはオリーブオイルとの相性が良いという3番目の日本酒を飲んでみます。

この日本酒はスペイン料理に合わせることを推奨されていて、意外だと思った助手も美味しいと感じました。

続いてチーズのイラストがデザインされている6番の日本酒を試飲します。

チーズと一緒に口の中へ入れると豊かな風味が広がりました。

むむ先生
「4のロゼワインのような色の日本酒は赤いお米で造られています」
助手
「え?あれ?・・・甘酸っぱい!日本酒ってこんなにいろんな味がするお酒だったんですね!」

現在の日本酒は見た目も味もバラエティに富んでいます。

そのためお酒が好きな人の多くを魅了していました。

助手は試飲したことで日本酒に対するイメージを改めます。

むむ先生
「今まではどんなイメージでした?」
助手
「あのーなんていうかお父さん味って感じがしてました・・・」

斬新な味の表現をむむ先生は理解できません。

そんなむむ先生は助手がお気に入りの日本酒についても詳しく説明してくれます。

助手の気に入っている日本酒は宝酒造が醸造している澪スパークリング清酒でした。

むむ先生
「濃く造った日本酒に加水してアルコール度数を抑えて炭酸を加えたお酒です」
助手
「シュワシュワ甘酸っぱくておいしい!甘いのが苦手な人には甘さ控えめなドライもあります」

澪スパークリング清酒はアルコール度数が5%です。

ですのでアルコール度数の強いお酒が苦手な人も飲みやすい日本酒かもしれません。

むむ先生
「フルーツとの相性が抜群でフルーツポンチを作ると最高です!」
助手
「先生、今は真冬ですよ・・・」

ついつい季節外れのメニューを紹介してしまいました。

このように最先端の日本酒は昔とはラベルのデザインや色が進化しているのです。

1時間目の授業は最先端の日本酒の中から澪スパークリング清酒を紹介してくれました。

いったい2時間目はどんな講義が行われるのでしょうか!?

 

 

助手と同じように日本酒はおじさんが飲むものというイメージを持っている人が多いかもしれません。

しかし日本酒が時代と共に進化していることをむむ先生が教えてくれました。

先生から助手が教わるという設定で日本酒を分かりやすく説明している『白熱日本酒教室』

読むと日本酒が飲みたくなる作品に仕上がっています。

続いて日本酒の定義を勉強してみてください。

後編

日本酒のイメージを変えたむむ先生の2時間目が始まりました。

むむ先生
「むむ先生の白熱日本酒教室2時間目は!そもそも日本酒ってなあに?」
助手
「そもそも日本酒っていったい何なんでしょう!?」

助手は日本酒がどういうものなのか分かっていません。

まず日本のお酒には酒税がかけられていて、税率は酒類別に異なるため酒税法で詳しく定義されています。

酒税法による日本酒の定義は、米・米麴及び水を原料として発酵させたもの、そしてアルコール度数22%未満のものと決められました。

米麴とは有効な微生物をお米に付着させたものです。

むむ先生
「ではここで澪の原材料をちょっと見てみましょう」

分かりやすく説明するため助手が気に入っている澪スパークリング清酒を取り出しました。

ラベルを見てみると原材料名が米・米麴となっています。

助手
「さっきのクイズのお酒全部米・米こうじと書いてあります」
むむ先生
「つまり全部日本酒!」

全部が日本酒だったことに納得した助手は実験を始めました。

実験の内容は米と米麴と水を混ぜてお酒を作るというものです。

しかし無免許での酒類製造は自家用であっても法律違反だということを分かっていませんでした。

助手
「私捕まっちゃいます・・・?」
むむ先生
「ただ混ぜただけだとお酒はできないんですけどね・・・お酒ができるには発酵というプロセスが必要なんです!」

発酵とは微生物を利用して食品を造ることで、身近な例では納豆や醤油、味噌やチーズなどが挙げられます。

そして世の中に存在しているお酒には発酵の力が欠かせません。

お酒の場合の発酵とは微生物の一種である酵母が糖を食べてアルコールを醸造してくれます。

助手
「むむ先生、どんな原料でも発酵すると醸造酒になるんですか?」
むむ先生
「なりますよ、例えば麦の醸造酒はビール!ぶどうの醸造酒はワイン!そしてお米の醸造酒は・・・日本酒です!」

発酵によって完成したお酒は全て醸造酒になるのです。

ここで助手がおかしな点に気が付きました。

助手
「あれ?おかしいな・・・発酵には糖がいるのに日本酒の原材料の中には糖がない?」
むむ先生
「いいところに気づきましたね、お米の成分は主にでんぷん、そのお米を糖にするもっとも簡単な方法があります、はい!もぐもぐしてみて!」

むむ先生が炊き立ての白米を助手に食べさせます。

白米を噛んでいるうちに助手の口に甘味が広がってきました。

実は唾液の中に含まれる酵素がでんぷんを糖に変えてくれるのです。

しかし日本酒の製造工程で人間が白米を噛んでいるようなことはありません。

酒造りが始まった縄文時代後期では実際に米や芋などを人間が噛んでお酒を造っていました。

ですがこの製造方法には衛生上の問題と量産するのが不可能だという問題点があったのです。

そこで注目されたのが麹でした。

助手
「こうじ君にはそんな力が・・・!」

麹はお米を食べてお米の中のでんぷんを糖に変えてくれ、出来上がった糖を酵母が食べてアルコールが完成します。

日本酒の醸造はこの2つのプロセスを一つのタンクで行われるようになりました。

この製造工程が日本酒の特徴で、糖が含まれていないお米からお酒を造れるようになったのです。

むむ先生の分かりやすい説明で日本酒の製造工程を理解した助手は、日本酒を飲むため居酒屋へ行ってしまいました。

こうして2時間目を終えたむむ先生がオススメの玉川Ice Breakerというロックで飲めるように開発された日本酒を紹介してくれます。

むむ先生
「味がしっかりしているので氷が溶けても薄まった感じはないんですよ」
助手
「味わいがゆっくり変化していくのを楽しむのもいいですよ」

2時間目の後に紹介してくれたのはアルコール度数17%の純米吟醸無濾過生原酒でした。

ロックで飲むことを推奨された日本酒はどのような味わいなのでしょうか!?

監修者・杉村啓先生の他の漫画に関する記事はこちらです↓↓↓

琥珀の夢で酔いましょうのネタバレ!ビールがテーマの漫画です!

2021.04.10

 

『白熱日本酒教室』を読んだ感想

お酒が好きな人でも原材料や醸造方法に着目している人は少ないかもしれません。

そんな状況を打開するかのように日本酒の知識を盛り沢山にまとめた内容になっていますね。

日本酒を飲んだことのない人でも楽しめる『白熱日本酒教室』

可愛らしいむむ先生と助手のやり取りも注目ポイントです。

4コマ形式でお届けする新しいグルメ漫画をじっくりとお楽しみください。

 

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