グレイプニルのネタバレ!アニメ化が決定した漫画の魅力は?

今回は「武田すん」先生の『グレイプニル』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

グレイプニル』はこんな漫画(あらすじ)

高校3年生の加賀谷修一は平穏な日常を望みながら生活しています。

しかし平穏を望んでいる修一の中には怪物が存在していました。

自分でも理解できないのですが修一は着ぐるみの怪物に変身することができるのです。

この秘密を誰にも明かしていなかったのですが、火事から救出した青木紅愛(クレア)という女性に秘密を知られてしまいました。

秘密をバラされたくないなら私に協力してほしいと言うクレアに翻弄されることになった修一。

着ぐるみの生命体と謎の美少女が歪んだ運命に立ち向かっていく様子を描写した『グレイプニル』

今回はアニメ化が決定したファンタジー漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

謎めいた展開を手に汗握りながらお楽しみください。

 

グレイプニル』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

川原で加賀谷修一が涙を流しながら青木紅愛の首を絞めています。

怪物
「殺すぞ!この悪魔め!」
青木クレア
「殺しなさいよ、このバケモノ」

お互いを悪魔とバケモノだと揶揄する修一とクレア。

2人の出会いはここから数日前まで遡ることになります。

高校3年生の修一はこの日、進路指導の先生に呼び出されました。

話の内容は成績優秀な修一に大学の推薦を勧めるものです。

しかし修一は推薦を断ってしまいました。

断ったことに特別な理由はありません。

加賀谷修一
「やりたい事・・・そういえば今まで自分で望んで何かした事があったっけ?いつも僕は人に合わせて生きてきた、それが自然だと思ってたし実際全てが上手くいっていた」

順調に生きてきた修一はこの状況がいつまでも続くと信じていました。

ですが修一の身体に潜んでいる重大な秘密が彼の運命を激変させることになるのです。

そのことをまだ知らない修一が教室の掃除をしていると三船という女子が声をかけてきました。

三船は大学の推薦が決まったことを報告してくるのですが、この推薦は修一が断ったためなのです。

ただし修一が推薦を断ったのは三船のためではありません。

加賀谷修一
「多分それは・・・僕が推薦されるべき人間じゃないから、僕の中には・・・怪物がいる」

学校を出た修一が外でゲームをしていると火事が起きている匂いがしてきます。

現場が近いと感じた修一は様子を見に行くことにしました。

到着すると大きな家が火に包まれていました。

すぐに119番通報しようとするのですが、修一がある異変に気付きます。

加賀谷修一
「この匂い・・・中に人がいる・・・今から通報しても間に合わない・・・駄目だ・・・余計な事は・・・」

これまで修一は余計な事と関わらないように生きてきました。

しかし火事で焼かれそうな人の匂いを感じた修一の心が揺れ動きます。

加賀谷修一
「僕の中には怪物がいる・・・わからない、どうして僕はこんな力を手に入れてしまったのか、この嗅覚は何のため・・・?そしてこの異様な姿は・・・」

今まで普通の高校生だった修一が着ぐるみの犬へ姿を変え始めました。

自分でもなぜ変身できるのかは分からないのですが、修一は着ぐるみの怪物に変身することができるのです。

また変身するだけでなく修一には犬のような嗅覚が備わっていました。

怪物
「本当にわからない!百歩譲って変身はいいとしてなんで着ぐるみ?なんで犬?意味不明すぎて・・・」

燃えている屋敷の中で変身した修一は頭を抱えてしまいます。

ですが今は頭を抱えている場合ではありません。

怪物
「いや・・・今はこの人を助ける事だけ・・・」

目の前で意識を失っている女性を助けることに集中します。

しかし着ぐるみの状態は視界が悪く思うように動くことができません。

それでも怪物の力を使って屋敷の壁をぶち破りました。

勢い余って転倒してしまったのですが、これで女性を助ける事ができます。

怪物
「本当になんなんだよ!この体は・・・っ、けどまぁこの体だから助けられたんだ・・・怪物お手柄ってところか・・・そうだな・・・今回は役にたっただけよしとしよう、誰にも見られなかったし」

怪物に変身できるという秘密を修一は誰にも明かしていません。

そのため安心しているのですが、助け出した女性は修一に抱えられながら意識を取り戻していました。

今の修一には知る由もないのですが、この出会いが彼の運命を大きく変えることになるのです。

果たして修一が助けた女性は何者なのでしょうか!?

 

 

理由も分からず着ぐるみの怪物に変身してしまう主人公の心境が丁寧に描かれていますね。

どこか胸の中に悲壮感を持ちながら生活している修一が印象的でした。

怪物に変身してしまう主人公と、彼をある目的で利用しようとする美少女の冒険譚が話題になっている『グレイプニル』

アニメ化が決定したからこそ見逃せない人気漫画です。

それでは美少女の謎めいた様子に注目しながら続きをご覧ください。

後編

美少女を火事場から救い出した修一は彼女の身体から気になる匂いを感じ取っていました。

怪物
「なんだろう・・・?この人の匂い・・・」

気になった修一は美少女の下着を脱がそうとします。

しかし犯罪行為のためすぐに中断しました。

そのまま帰宅した修一なのですが翌日になると携帯電話が無くなっていることに気付きました。

加賀谷修一
「昨日通報しようとしたときは確かに持ってた・・・まさか・・・あそこに・・・?どうしよう・・・もし警察に調べられて僕の秘密が人にバレたら・・・」

自分の信念に反して余計な人助けをしたことに強い後悔の念を抱いてしまいます。

後悔しながら学校へ向かうと、火事場で助けた美少女の匂いがしてきました。

青木クレア
「加賀谷修一、これアンタの携帯ね、やっぱりちゃんといたじゃない・・・今まで誰も信じてくれなかったから私の頭がおかしいのかと思ってたけど・・・こんなところにこそこそ隠れてたなんて・・・聞かせてくれない?興味があるの・・・アンタみたいなバケモノに」

ひとまずこの場を離れたのですが修一は携帯を取り返さなければなりません。

そのため美少女の更衣室に侵入するのですが携帯は見つかりませんでした。

加賀谷修一
「・・・ない・・・ない」

仕方なく美少女と対峙するため屋上へ向かうことにします。

青木クレア
「来たわねバケモノ、正体がバレたら学校で暴れるんじゃないかって期待してたのに・・・ちょっと残念」

美少女に対して修一は怪物に変身できることをごまかすと決まていました。

加賀谷修一
「携帯拾ってくれてありがとう、けどさ・・・バケモノってなんの事?今朝も言ってたけど何か見たの?」

もしも美少女が変身した状態を見ても、それが修一だという証拠はありません。

また美少女は朦朧としていたため、幻覚を見たことにできると思っていました。

ですが事態は修一が思っていたような甘いものではなかったのです。

青木クレア
「そっか・・・どうやら私の勘違いだったみたい・・・携帯返すわ・・・けど変ね・・・確かに見た気がするのよ、バケモノが私を犯そうと」

美少女は屋上の隅に携帯を置くと、拾おうとしている修一を突き落しました。

加賀谷修一
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

このまま地面に落下すると修一は死んでしまいます。

そのため地面に激突する直前、仕方なく怪物に変身しました。

青木クレア
「はい笑ってー、いい写真が撮れた」

怪物に変身した姿を美少女に撮影されてしまいます。

写真を撮影されたのでもう言い訳することはできません。

焦る修一は怪物に変身したまま屋上へ戻ります。

怪物
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
青木クレア
「へぇ・・・変身したほうがイケメンね、けどいいの?周りから丸見えだけど・・・」

周囲にこの姿を見られたくない修一は屋上から踊場へ移動することにしました。

そこで美少女が修一の身体や腰のホルダーに入っている拳銃などを触っていきます。

怪物
「もう・・・いいだろ・・・誰かに見られたら・・・」
青木クレア
「駄目よ、アンタがこの体の秘密を話すまで・・・言わなかったらアンタがバケモノだってみんなにバラす」

バケモノだとバラされた場合、修一の身に何が起こるか分かりません。

最悪の場合は実験動物のように身体をバラバラにされてしまう可能性もあるのです。

しかし修一はクレアが納得するような答えを持ち合わせていません。

怪物
「知らないんだよ・・・本当に・・・何も・・・気づいたら・・・こんな体になってて・・・自分でも何がなんだか・・・」
青木クレア
「まぁ・・・いいわ・・・けど嘘だったら怒るわよ」

クレアはひとまず納得してくれたようです。

ここで人間の姿に戻った修一はクレアと一緒に帰ることになりました。

加賀谷修一
「どうして・・・こんな事になったんだ・・・今まで必死に隠してきたのに、よりによって」

帰り道を歩きながら火事の現場に行ったことを強く後悔しています。

対照的にクレアは求めていたものを手に入れたような恍惚の表情を浮かべていました。

青木クレア
「そういえば自己紹介がまだだったわね・・・私の名前は青木紅愛、一年よ」
加賀谷修一
「後輩かよ!?しかも二つも」

不満そうな修一にクレアが手の平ほどのコインを見せてきます。

しかし修一はコインに見覚えがありません。

コインをしまったクレアはそのまま自宅へ修一を連れて行きます。

そして着替えながら自分の目的を説明し始めました。

青木クレア
「私たちが出会ったのは運命よ、実はね姉を捜しているの・・・簡単に言うとアンタと同じバケモノなの、力を貸してね」

クレアの目的は父と母を殺害して失踪した姉を捜し出すことだったのです。

いったい修一と同じだというクレアの姉はどこにいるのでしょうか!?

 

グレイプニルを読んだ感想

修一が怪物に変身するようになったきっかけや怪物に変身してしまう秘密など、謎めいた展開が連続していくのでドキドキしながら楽しむことができました。

またクレアにも大きな秘密があるのでどんどんストーリーが盛り上がっていきますね。

影のある登場人物たちが物語に面白さと深みを与えている『グレイプニル』

ファンタジー漫画とアクション漫画、そしてヒューマンドラマの要素を盛り込んだ作品です。

怪物達の交錯する予測不能な運命をじっくりとご覧になってください。

 

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