10年間友達だと思ってた男の子に告白されるお話のネタバレ!

今回は「〇線」先生の『10年間友達だと思ってた男の子に告白されるお話』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『10年間友達だと思ってた男の子に告白されるお話』はこんな漫画(あらすじ)

美市いの(うつくしいの)の幼馴染で同級生の絶倫太郎(ぜつりんたろう)は、男らしく女子から人気を集めている高校1年生です。

告白されてもフッてばかりの倫太郎が突然いのに告白してきました。

10年間友達だと思っていたので、いのは倫太郎が自分を好きだったことに衝撃を受けます。

動揺してしまったことに負けた気がしてきたいのは、倫太郎が自分の彼氏に相応しいか確かめることにしました。

本当は倫太郎のことが好きなのに、いのの空回ってしまう恋の行方とは・・・!?

幼なじみのピュアな恋模様を描いていく『10年間友達だと思ってた男の子に告白されるお話』

今回はチャーミングなラブコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

ストレートに気持ちを伝える倫太郎と、素直になれないいのの純愛をお楽しみください。

 

『10年間友達だと思ってた男の子に告白されるお話』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第1話前編

高校1年生の絶倫太郎が女子から告白されました。

絶倫太郎
「すまん、あんたと付き合うことは出来ない」

フラれた女子は泣きながら立ち去っていきます。

その様子を見ていた美市いのが声を掛けてきました。

美市いの
「あーあ、フっちゃった」
絶倫太郎
「いの」
美市いの
「付き合えばいいのに、倫太郎はモテるんだから、青春が勿体ないぞ」

幼なじみとしていのが倫太郎にアドバイスします。

すると倫太郎が想定外のことを言い出しました。

絶倫太郎
「いや、オレはお前が好きだからな」
美市いの
「ったく小さい頃からなーんでいつも断るのか・・・ん?は!?」

サラッと告白されてしまいます。

倫太郎の気持ちを知らなかったいのは激しく動揺してしまいました。

絶倫太郎
「あれ?言って無かったっけ」
美市いの
「初耳だよ!10年一緒に居て初めて聞いたよ!」

いのは自分がガサツで大雑把なことを自覚しているので、女の子らしくないと思っています。

しかし倫太郎はそんないのを好きになっていました。

絶倫太郎
「元気で明るくてポジティブで優しくて、そういうところが好きなんだ、だからオレと付き合ってくれ」

突然の告白に動揺したいのは逃げ出してしまいます。

倫太郎からの着信も拒否してしまいました。

授業中も告白されたことで頭が一杯になっています。

いのは倫太郎のことが嫌いなわけではありません。

告白されて動揺したことに敗北した気分を味わっているのです。

隣ですました顔をしている倫太郎のことも気に入りません。

美市いの
「返事・・・どうしよう、もちろんOKだけども、このままだと何か負けた気がして悔しいんだよなぁ・・・そうだ!確かめてやる、倫太郎が私の彼氏にふさわしいかどうか・・・!」

男たるもの紳士であるべきだと思っています。

そこでいのはまだ付き合っていない状況の中、倫太郎を誘惑してみることにしました。

他の人には見えないように黒の下着をチラ見せします。

すると倫太郎が椅子ごといのを抱え上げ教室の外へ連れ出しました。

そして誰もいない科学室に入っていきます。

美市いの
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、これは偽物の誘惑でして決して私が倫太郎を誘ってる訳ではなく一種のドッキリでして」

必死になってニセの誘惑だったことを説明しました。

倫太郎はいのの髪を触っただけで何もしてきません。

紳士的な対応なのかもしれませんが、いのは自分に女性としての性的魅力がないかもしれないと自信を失います。

落ち込むいのは帰り道で倫太郎に直接聞いてみることにしました。

美市いの
「ねえ倫太郎、何でさ、前から思ってたんだけどさ、倫太郎って私より凄く強いじゃん、身体も力も、その気になれば・・・その私を襲うことだって出来る訳で・・・でもそうしないってことは私に女としての魅力が無いからなのかな・・・」
絶倫太郎
「いの、お前はエロい、匂いも肉つきも太ももも手も髪も、正直舐め回したい、あの黒パンだって勃起したぞ、我慢したんだ」
美市いの
「ぼっ・・・!?」
絶倫太郎
「だがお前が嫌がることは絶対にしない」

倫太郎の紳士的な言葉にいのは思わずドキッとしてしまいます。

帰宅してもいのはモヤモヤした気分が晴れません。

そこで入浴後にバスタオルを巻いた自撮り写真を倫太郎に送りつけました。

美市いの
「くっくっく・・・どうだ倫太郎、苦しいだろう!私のことがエッチなのなら倫太郎はこれで悶絶悪戦苦闘!いい気味だぜ!はぁーっはっは!」

どうしても倫太郎に敗北感を味わわせたいのです。

ですが想定とは違い倫太郎が家を訪ねてきました。

絶倫太郎
「夜分遅くにすみません、お母さん、お邪魔します」
美市いの
「おぎゃーッ!何しとんじゃーッ!てかお母さん!?何で通したの!?」
絶倫太郎
「すまん、どうしても許可が欲しくてな、さっきの写真なんだが・・・あれで見抜きして良いか?」

真面目な倫太郎はいのの許可を貰いに来たのです。

こんな質問をされたことがないので何と答えたら良いのか分かりません。

美市いの
「許可する・・・!!」
絶倫太郎
「ありがとう、夜遅くにすまんな」

迷いましたがおバカな美市いは倫太郎を屈服させた気分を味わえたのです。

 

 

倫太郎の想いに気付いていなかった美市いのは鈍感だと思いました。

いのは敗北感を味わわせたいと思っていますが、駆け引きなど考えない純粋な倫太郎には通じませんでしたね。

少しおバカな恋愛模様を表現した『10年間友達だと思ってた男の子に告白されるお話』

恋愛を勝負だと考えているいのの空回りが止まりません。

優越感に浸りたいのですがとんでもないハプニングが起こりますよ。

第1話後編

弱点を探すためいのが倫太郎の部屋に忍び込みます。

運良く倫太郎はぐっすりと眠っていました。

美市いの
「倫太郎のオカズ探しといきますか・・・見抜きを許可した際は倫太郎を屈服させた気がした、でもたった一見抜きで・・・はたして私の勝ちと言えるのだろうか!?」

ベッドの下を探しましたが何も見つかりません。

いのは倫太郎を屈服させるため、攻めのバリエーションを豊富にしたいと考えています。

そのためにも倫太郎の趣味を知っておく必要がありました。

今回の潜入は下調べを目的としているのです。

美市いの
「エロものが見つからねぇ!PCもスマホもロックかかってるしこりゃ無駄足だったか・・・」

恋愛ゲームに夢中ないのには罪の意識がありません。

肝心の情報が得られないので困っていると、寝ている倫太郎の足元にアルバムが置いてありました。

勝手にアルバムを見るといのの写真が保管されています。

美市いの
「懐かしい・・・昔の写真だ、大切にとってあるんだ・・・」

小さい頃はよく倫太郎の家に遊びに来ていました。

しかしアルバムは見たことがありません。

倫太郎が昔の思い出を大切にしていることが分かりました。

感心していると見抜きを許可した写真も見つかります。

美市いの
「待てよ・・・?ひょっとしてこのアルバム・・・オカズアルバム!?ていうか・・・これ、え?もしかして・・・私でしか抜いてない・・・!?」

アルバムにはいのの写真しかありません。

鈍感ないのも倫太郎の想いに気付き始めました。

絶倫太郎
「誰だ・・・?何をしてる」
美市いの
「夢です!」

倫太郎が急に起きたためおかしな言い訳をしてしまいます。

普通であればこんな言い訳は通用しません。

絶倫太郎
「なるほど・・・」

しかし倫太郎は再び眠ってしまいました。

いのは何が起こっているのか分からなくなってきます。

美市いの
「えっ?寝た・・・?私を前にして・・・?寝た?オカズアルバムにするほど私に欲情する奴が・・・?つまり・・・倫太郎は眠気に弱い!?」

眠気に弱いわけではありません。

ただ疲れているだけなのです。

勘違いしたまま、いのがマウントを取り始めました。

まずは頬や髪の毛を触ります。

起きないことを確認すると凛太郎の上に乗っかりました。

美市いの
「優越感・・・ヤバッ!えっ何コレ凄い・・・私、倫太郎にのしかかっているッ・・・!ザコめ・・・!」

上から見下ろしている状況に優越感を覚えます。

調子に乗ったいのが大胆な行動を取り始めました。

いつも翻弄されている仕返しに頬を思いきり引っ張ります。

それでも倫太郎は起きません。

美市いの
「私しか知らないおでこへのキス・・・私が先に卒業した、私の勝ち・・・!」

優越感に浸っていると寝ている倫太郎が肩を掴んできます。

そのまま引き寄せられたいのは唇にキスをされました。

何も言えず部屋に戻っていきます。

美市いの
「・・・えっ・・・?」

結局マウントは倫太郎に取られてしまいました。

美市いのはこのまま翻弄され続けるのでしょうか!?

 

『10年間友達だと思ってた男の子に告白されるお話』を読んだ感想

今時の高校生とは思えないピュアでチャーミングな恋模様を描いていますね。

考えすぎな美市いのと、真っ直ぐに想いを伝える倫太郎の関係性も素敵でした。

素直になれないヒロインが魅力的な『10年間友達だと思ってた男の子に告白されるお話』

両想いなのに進展しないじれったさがクセになる物語です。

ラブコメ漫画が好きな人に読んでもらいたいですね。

 

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