路傍のフジイのネタバレ(漫画)!無料の試し読み情報も!

今回は「鍋倉夫」先生の『路傍のフジイ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『路傍のフジイ』はこんな漫画(あらすじ)

会社員の田中は健康で仕事も順調なのですが、数カ月に一度大きな不安の波に襲われるようになっていました。

それでも40歳を過ぎて非正規社員で独身男性の藤井さんと自分を比較することで、何とか心のバランスを崩さないようにしています。

しかし自分よりも可愛そうだと思っていた藤井さんは、他人とは異なる価値観で充実した人生を送っていました。

周囲の空気に振り回されない藤井さんのことを田中はカッコイイと思い始めます。

本当は充実していなかった田中の人生にヒーローのような藤井さんが与える影響とは!?

読んでいくうちに幸せの概念が変化していく『路傍のフジイ』!

今回はニューヒーローが登場するヒューマンドラマの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

価値観がブレないフジイのカッコ良さにご注目ください。

 

『路傍のフジイ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

喧嘩していた友人と仲直りした時、好きな人と両想いになれた時は世界が輝いて見えるものです。

田中
「でも・・・そんな瞬間長いこと経験してない」

最近の田中は世界が輝いていると感じたことがありません。

友人の結婚式に出席した田中が友人たちと食事しています。

周りは全て結婚しているので独身なのは田中だけになりました。

友人たちからは独身が羨ましいと言われます。

田中
「つまらない・・・目に映るものすべてが」

田中は独身という環境を楽しんでいるわけではありません。

お金があれば世界が変わって見えるかもしれませんが、今の仕事をしていても金持ちになれるとは思えません。

つまらないと感じている田中が最近気になるのは同じ職場の藤井さんです。

田中
「最近やたらと視界に入る、前まで気にも留めない空気みたいな存在だったのに・・・やたらと気になる、石川さん・・・みんな口には出さないが美人だと思ってる、俺もそう思う」

美人の石川さんではなく藤井さんに目が行くようになっていました。

もしかしたら田中はおかしくなってしまったのかもしれません。

藤井さんは40過ぎで非正規社員の独身男性です。

田中
「どう見てもサエない、正直もう上がり目ないよな・・・真面目だけどなんかズレてるっていうか・・・正直ナメられてる」

職場では飲み会が開かれても藤井さんが誘われることはありません。

藤井さんがにぶいこともあり同僚の態度は露骨になってきています。

田中
「もしかしたら俺も10年後ああなってしまうんじゃないか・・・いやだ・・・ああはなりたくない」

視界に入ってしまいますが藤井さんのようにはなりたくありません。

頭を抱えていると先輩から先日の休みに何をしていたか聞かれます。

結婚式に参加していたことを伝えると、独身なのに人のことを祝っていられないと言われました。

先輩は藤井さんにも同意を求めます。

フジイ
「結婚式って出たことないんです、でも良いものなんでしょうね、いつか出席してみたいです」
田中
「マジかよこの人、友達とかいないのかよ、なんかかわいそうな人だな、この人に比べたら俺はまだマシだ、そこまでひどくない、俺は大丈夫だ、大丈夫・・・」

大丈夫だと自分に言い聞かせますが全く大丈夫ではありません。

最近の田中は光が眩しく音がうるさいと感じるのでテレビを見るのが辛くなってきました。

自分でも良くない兆候だと感じています。

訳もなく気分が沈むことも多くなってきました。

田中
「健康で仕事もある、親だっている、落ち込む理由なんてないはずなのに、数カ月に一度、でかい不安の波に襲われて押しつぶされそうになる」

じっとやり過ごすしかないと考えています。

翌朝、目を覚ました田中は外で体を動かすことにしました。

気持ち良く汗をかくことはできましたが、休日なので人の多さが鬱陶しく感じてきます。

その人ごみを見ていると藤井さんが歩いてきました。

田中
「藤井さん・・・?なんでこんなところに・・・?」
フジイ
「おでんコロッケください」

藤井さんは田中に気付かないまま食べ歩きを始めます。

田中が無意識にタオルで顔を隠しました。

田中
「何してんだ?まさか近所に住んでるのか?あ・・・俺、何やってんだろ・・・」

道を曲がってしまったので藤井さんの姿が見えなくなります。

自分でも分からないのですが田中は藤井さんの後を追うことにしました。

ここから田中は藤井さんの存在によって人生観が大きく変化することになるのです。

 

 

何となく生きているうちに人生をつまらないと感じる田中のような人は少なくないと思います。

つまらないから他人と比較して自分は大丈夫だと信じたいのかもしれませんね。

自分の生き方を貫くことの難しさを表現していく『路傍のフジイ』

フジイは我が道を歩き続けるニューヒーローです。

地味に見えますが決してブレない生き方は輝いているように見えますよ。

後編

田中が後を追い始めると藤井さんは公園に立ち寄りました。

まず藤井さんは公園の池で泳ぐ亀をスマホで撮影します。

田中
「さっきから・・・亀なんか見て何が楽しいんだ、あっちいな・・・」

周りを見ると家族連れが多いので居心地が悪くなってきました。

アホらしくなってきたので帰ろうとすると、藤井さんの周りに人が集まっています。

気になったので近づくと藤井さんがイタズラ書きされた亀の甲羅をハンカチで拭いていました。

イタズラ書きを消してあげると亀を池の中へ戻してあげます。

続いて藤井さんが向かったのは区立の学習施設でした。

ウロウロしながら施設の展示品を見て回ります。

田中
「藤井さん・・・それじゃあんた不審者だよ」

次に向かったのはケーキ屋さんでした。

ケーキ屋にもついていきますがだんだんアホらしくなってきます。

田中
「なんであんなオッサンをつけ回してんだろ、不審者は俺じゃねえか、ムダな休日を過ごしてしまった、帰ろ・・・」

帰ろうとしたのですが路上で揉め事が起こってしまいました。

原因は若者の路上駐輪で、近所の老人が騒音に我慢できなくなったようです。

しかし若者は老人の注意に耳を傾けません。

フジイ
「あの・・・危ないです、車通りますよ」

止めに入ったところで老人の振り上げた拳が藤井さんの顔面に直撃します。

老人はそのまま逃げてしまいました。

鼻から血が出た藤井さんが立ち上がると田中がケーキを拾ってくれます。

田中
「藤井さん、大丈夫ですか?」
フジイ
「・・・田中さん?」
田中
「まさか藤井さんがこんな近所に住んでたなんて」

藤井さんは田中を家に招待してくれました。

思っていたよりも普通の部屋なので田中は驚いてしまいます。

フジイ
「お茶とコーヒーどちらがお好きですか?」
田中
「いやいや、ケガしてるんですから座ってください」

鼻血を出した状態なので飲み物は遠慮しました。

ケーキはひっくり返ってしまいましたがまだ食べられます。

フジイ
「僕一人で食べるのも悪いのでよかったら田中さんもどうですか?」
田中
「いや・・・大丈夫です・・・もしかして誕生日なんですか?おめでとうございます、なんか・・・せっかくの誕生日なのにツイてないっすね」
フジイ
「いえ、今日は良い日でした、こうして田中さんともお会いできたし」

田中は一人でバースデーケーキを食べる藤井さんが虚しくないのか気になってきました。

そんなこと藤井さんは全く気にしていません。

田中
「いろんな本がありますね、小説に昆虫の飼い方、DIY・・・水彩画とかもやるんですか?もしかして飾ってある絵って藤井さんが描いたんですか?」
フジイ
「そうなんです、実はこのお皿も自分で焼いたものです」

藤井さんは趣味のものに囲まれながら生活しているようです。

多趣味であることを知った田中は藤井さんに皮肉を言いたくなってきました。

田中
「なんか・・・人生楽しそうですね」
フジイ
「はい、楽しいです、嬉しいです・・・田中さんがそう言ってくれて、僕、つまらない奴だって言われることが多いんです」

笑顔で楽しいと言ったことが信じられません。

金もなく友達もいない孤独な中年男性が人生を楽しんでるとは思えないのです。

信じられないので藤井さんが楽しいと自分に言い聞かせている気がしてきました。

田中
「ギター弾くんですか?」
フジイ
「弾き語りができるようになりたくて前に練習してたんです」
田中
「もしかしてプロ目指してたりとか?」
フジイ
「いえ、まったく」

藤井さんはプロになるつもりはありません。

その答えを聞いた田中は不思議に思えてきました。

田中
「でも、これだけ色々やってて趣味で終わりですか?藤井さんはなりたいものとかなかったんですか?」
フジイ
「なりたいものですか、うーん・・・不老不死・・・ですかね、やりたいことも知りたいこともたくさんあって・・・永遠に生き続けられたらなって思うんです、でも・・・いつか必ず終わりが来る、だから価値があるんですよね」

藤井さんが本気なのかふざけているのか田中には判断できません。

しかしギターの弾き語りを聴きたくなったのでお願いします。

頼まれたので藤井さんが弾き語りを始めますが、お世辞にも上手いとは言えません。

ギターも歌も絵も陶芸もヘタクソです。

田中
「こんな人がいるんだ・・・自分も将来藤井さんみたいになってしまうんじゃないかと思ってたけど・・・俺の大きなカン違いだ、とてもこんなふうにはなれない、この人がつまらない人間に見えたのは、俺自身がつまらないやつだからだ」

藤井さんは田中が考えていたようなつまらない人間ではありませんでした。

大切なことに気付いた田中の目から涙がこぼれます。

フジイ
「お気をつけて」
田中
「あの・・・また遊びに来てもいいですか?」
フジイ
「お待ちしてます、おやすみなさい」

三日月を眺めながら帰ることにしました。

田中はどこか救われたような表情になっています。

この日の夜、田中は不思議な夢を見ました。

田中
「いつもの商店街、そこにいたのは俺がこれまでの人生で出会い・・・興味も持たず素通りしてきた人達、今まで一度も思い出すことはなかった・・・すっかり忘れていたはずの人達だった、俺はなぜか・・・彼ら全員の名前を覚えていた、彼らは俺のことを忘れていたけれど、俺は満足だった」

満足感を味わった田中の人生はここから輝き始めるのでしょうか!?

 

『路傍のフジイ』を読んだ感想

藤井さんのブレない生き方が田中の背中を押してくれましたね。

承認欲求など周囲の目を気にして生きることの虚しさを藤井さんから学ぶことができました。

筋が通ったニューヒーローを感動的に描いていく『路傍のフジイ』

田中だけでなく周囲の人間にも藤井さんが影響を与えていきます。

次はどんな人物がピックアップされるのかにも注目したいですね。

 

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