クジマ歌えば家ほろろのネタバレ(漫画)!第3話の見所は?

今回は「紺野アキラ」先生の『クジマ歌えば家ほろろ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『クジマ歌えば家ほろろ』はこんな漫画(あらすじ)

中学1年生の鴻田新(こうだあらた)は道端で出会った謎の生物・クジマを家に連れて帰ってしまいました。

ロシア出身で渡り鳥のような習性があるクジマは、仲間の群れに戻る練習のため春まで鴻田家に居候をさせてもらうことにします。

しかし人間ではなく日本の常識が通用しないクジマは、奇想天外な行動で鴻田家の人々を困惑させることになりました。

特に新の兄で浪人生のスグルとクジマはウマが合いません。

それでも少しずつクジマの存在は鴻田家の潤滑剤となっていくのです。

どこにでもいる普通の家族に不思議な生物が居候することになった『クジマ歌えば家ほろろ』

今回は独特な世界観で笑わせてくれるギャグコメ漫画の第3話と第4話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

クジマの一風変わった習慣も明らかになっていきますよ。

 

『クジマ歌えば家ほろろ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第3話

朝になって新がダイニングに降りてくると、いつものようにクジマが食卓に座っています。

鴻田新
「おはよー、クジマ早いね、いつも何時に起きてるの?」
クジマ
「うーん、今日は5時くらいカナー、朝日が昇ると外に鳴きに行くんだ!なんだか大きい声出したくなるんだヨネ、なんでだろう・・・なんか・・・あー、なわばりの主張・・・?」

外で鳴く行動を新は本能だと理解しました。

しかし新はまだまだクジマについて知らないことがたくさんあります。

平日は8時に新が中学校へ向かい、9時に父親、母は10時に家を出るので、部屋で勉強中の兄を残してクジマに留守番を任せるようになっていました。

鴻田新
「あーあ、早く冬休みにならないかな、そうしたらクジマと色んなことできるのに・・・そういえばクジマって僕たちがいない間何してるんだろう・・・」

これまでクジマがどのように過ごしているのか考えたこともありません。

よく考えてみるとほとんど知らない家でクジマは1人で生活しているのです。

勝手が分からなくて困っているかもしれません。

しかし新の心配は意味がありませんでした。

クジマは日本製の電化製品などを使いこなして快適な日々を過ごしていたのです。

ただ1つだけ大きな問題を抱えていました。

クジマ
「だはー・・・なんで食パン何もしないまま食べてる?」
「・・・別にいいだろ、めんどくさいんだよ」
クジマ
「はーヤレヤレ、人間は食意外に娯楽がありすぎるからそんなテキトーになるんだな、ワタシには食べることしか楽しみがないからナー」

どうしてもスグルとはウマが合いません。

この日もクジマとスグルは言い争いになってしまいます。

「テレビ観てんじゃねーか」
クジマ
「コレは日本語の勉強するためダカラ!あっそうだった、アラタにもらった漢字ドリルやるんだった・・・今から勉強するからドタバタ踊らないでネ」
「踊らねえよ」

この日も2人は仲良くすることができませんでした。

クジマはそのままことわざの勉強を続けるのですが、お昼ご飯の時間になったのでオカアサンが作ってくれた焼きそばを作ってみることにします。

クジマ
「・・・まずいな?味が濃い、麺がカタイ、焦げ臭い、オカアサンのヤツと全然違う・・・コレが、これが・・・河童の川流れってやつか・・・!」

あまりにも美味しくないのでクジマは気持ちを整えてから食べることにしました。

近所の川で気持ちを落ち着かせているとロシアに帰りたくなってきます。

そのまま川原で寝てしまいました。

鴻田新
「クジマ、クジマ!何やってるの?」
クジマ
「ハ・・・寝ちゃってたのか・・・」

2人は一緒に帰ることにします。

帰り道で新は2カ月先になると冬休みになることを教えました。

新の学校では2週間学校が休みになります。

鴻田新
「色んなことしたいなァ、クジマが好きそうなイベントもたくさんあるし、クリスマスとかお正月とか、楽しみだね!」

ここでクジマが焼きそばを置きっぱなしにしていたことを思い出しました。

新に失敗したことを秘密にしたいので先に帰って急いで焼きそばを食べます。

クジマ
「ふう、何度か泣きそうになったけどなんとか食べ切ったゾ」

美味しくない焼きそばを完食しました。

するとクジマの声を聞いたスグルが部屋から出てきます。

「もう少し静かにできないのか・・・あとそういうのはな、鵜の真似をする烏っていうんだ」

意味が分からないのでことわざ辞典で調べてみました。

辞典には鵜の真似をする烏は己の能力を省みず人の真似をして失敗することと載っています。

クジマ
「何だとオラァー!」
「雁が飛べば石亀も地団駄ともいう」
クジマ
「ガ・・・ガ・・・誰が亀だコラァー!」

激しく言い争っていると新が帰ってきました。

新は自分が学校へ行っている間に兄とクジマが仲良くなっていると感じます。

鴻田新
「うまの合わない2人ですが、僕が知らないクジマの一面を一番見ているのは兄なのかもしれません」

朝日が昇ると大声で鳴くクジマの姿もスグルだけが知っている一面だったのです。

 

 

どんどんクジマが鴻田家の一員になっている様子が嬉しく感じました。

言い争いしながらもスグルとクジマが仲良くなっているシーンにも好感が持てますね。

文化が異なる日本での居候生活を題材にした『クジマ歌えば家ほろろ』

だんだんとクジマが人間のように思えてくる不思議な魅力を持った作品です。

ロシアの文化や日本のことわざなどを勉強できる一面も持ち合わせていますよ

第4話

最近、鴻田家の近所でお化けが出るという噂が流れ始めました。

お化けは早朝の薄暗い時間に現れ、びっしょりと濡れた裸足のまま山の方へ歩いていくそうです。

鴻田新
「ハイ、そうです、クジマのことです」
クジマ
「ワタシ!?」

早朝に川で叫んだクジマは濡れていますし、薄暗いので体の模様が髪の毛や白い服に見えたのかもしれません。

まだ目撃者は数人だけなのですが、鴻田家ではお化けの噂に頭を悩まされていました。

鴻田新
「クジマ、何か身に覚えないの?」
クジマ
「んー、なんかこの前子供がワタシを見て、アクロフ大佐って叫んで走っていったことはあったナ・・・アクロフはロシア人の苗字なのダケド」
「悪霊退散じゃねーの」

スグルの想像ではアクロフ大佐ではなく悪霊退散と叫んだものかもしれません。

この意見に賛成した鴻田家の面々は、近所の人にクジマのことをどう説明するか考え始めました。

特にクジマが勝手に竹を切った山の持ち主には説明して謝罪しなければいけません。

そこで家族はクジマがどうしたいのかを聞くことにします。

クジマ
「ワタシみたいな生き物は存在が知られると、とても注目されてしまって今みたいな生活はできなくなってしまう」

もしもクジマの存在が知られると、人がいない環境で生きている仲間の存在も発見されるかもしれません。

仲間に迷惑をかけることは望んでいないのです。

そのため新の両親は人目を避けて生活した方がいいと考えていました。

鴻田新
「えっ!それじゃあクジマは家から出られないってこと?かわいそうだよ、クジマと回転寿司だって食べに行きたいのに・・・」
クジマ
「か、回転ズシは食べてみたい・・・」

早朝なら見つからないよう行動はできます。

それよりも近所の人に見つかることを避けなければなりません。

鴻田新
「ちょっと待って!確かに人に見られないようにするのは大前提だけど、そもそもクジマを見てまず新種の鳥だって思う?」

普通の人はクジマを新種の鳥だとは思わないはずです。

新も宇宙人だと思ったように近所の人もお化け扱いしているし、クジマは言葉を話せるので疑われる間に着ぐるみだと主張すれば問題ないと新が進言しました。

翌日の朝からクジマには3つのルールが設けられます。

①人に見つからないように気をつける

②もし見つかってしまったら怪しまれないようにちゃんとあいさつをする

③自然な流れでこれは着ぐるみだと伝える

今朝のクジマは家の少ない離れた場所に行ってみることにしました。

するとクジマが切った竹の所有者が家から出てきます。

見つからないように隠れたクジマが後ろを振り返ると、長い髪の毛の人物が川の中から姿を現しました。

クジマ
「・・・日本には早朝に川に潜る文化があるのカシラ、いやないでショ」

驚いたクジマが道路に飛び出すと竹の所有者に見られてしまいます。

これでルールの①を破ってしまいました。

挨拶をするのですがロシア語なので呪いの言葉だと受け取られます。

クジマ
「ああっ違う!日本語で話さなければ!何だっけ、ええっと・・・人形デス!人形デスカラネ!」

③の自然な流れで着ぐるみだと伝えることもできませんでした。

新は家に帰ってきたクジマを落ち着かせてから詳しい話を聞いてみます。

こうなっては仕方ないので所有者には菓子折りを持って謝罪と説明に行くことになりました。

鴻田新
「そういえばクジマの話を聞いて気になっていたことを思い出しました、母が聞いた噂の中でお化けを9月に見たという話がありましたが、クジマがうちへ来たのは10月半ばなんですよね」

もしかしたら近所には本物のお化けが存在しているのかもしれないのです。

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『クジマ歌えば家ほろろ』はこんな人にオススメ

シュールな笑いが好きな人にオススメの作品です。

不思議な生物と鴻田家の交流を読んでいくとほのぼのとした気分になれますよ。

愉快な日常をお届けしてくれる『クジマ歌えば家ほろろ』!

コミカルな物語を探している人にはこの漫画を選んでもらいたいですね。

春までの居候生活で次はどんなハプニングが起こるのかにもご期待ください。

 

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