僕らの好きはわりきれないのネタバレ(漫画)!第2話の見所は?

今回は「野切耀子」先生の『僕らの好きはわりきれない』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『僕らの好きはわりきれない』はこんな漫画(あらすじ)

両親が復縁したおかげで四谷唯(よつやゆい)は8年ぶりに大好きな兄の隼人(はやと)と再び一緒に暮らし始めることができました。

大喜びする反面、唯はイケメンの隼人に恋心を抱いていることに気付いてしまいます。

自分の恋心に気付かれてしまうと家庭が崩壊してしまうかもしれません。

不安を感じている中、寝ている隼人にキスしようとする現場を幼なじみの細見律(さいみりつ)に見られてしまいました。

秘密にしてほしいとお願いする唯に律は恋心を誤魔化すため、付き合っているフリをしようと提案してきます。

イケメンの兄と幼なじみに囲まれたヒロインの悩める恋愛事情を描いていく『僕らの好きはわりきれない』

今回は青春ラブコメ漫画の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

秘密を共有していく唯と律が距離を縮めていきますよ。

 

『僕らの好きはわりきれない』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話前編

付き合うフリをすると約束した翌日、律が隼人に唯と付き合うことにしたことを宣言しました。

隼人
「で、なにがどうしてそうなったんだ?」

通学電車の中で隼人が詳しい説明を求めてきます。

しかし唯は付き合うことにした理由を説明することができません。

四谷唯
「なにがどうしたかと言われるとお兄ちゃんを異性として好きになってしまった、などという8年ぶりに戻った家族をまた壊してしまいかねないとんでもない爆弾を胸に抱えてしまった私に隠れ蓑を律ちゃんが提供してくれたから」

このような経緯は口が裂けても言えないので別の言い訳を考えます。

すると律が隼人との間に割って入ってくれました。

細見律
「俺から付き合ってって言ったんだ、ね」
四谷唯
「う、うん」

律が返事に困っている唯を助けてくれます。

しかし隼人は納得していません。

隼人
「唯、おまえ律の過去の素行知ってるのか」
四谷唯
「素行?」
隼人
「中学時代のこいつ告られて付き合っては短期間で別れてを繰り返してた」
四谷唯
「そんなにモテてだんだ・・・」

律は人聞きが悪いと言いますが4人と短期間で交際していたそうです。

中学2年から3年の間に4人は素行が悪いと思われても仕方ありません。

細見律
「他人事みたいに言うけどさあ、隼人くんだって彼女いたじゃん」

隼人にも彼女はいましたが取っ替え引っ替えしていた律とは違うことを主張します。

唯は隼人の言葉を聞いて真剣な付き合いをしていたことを理解しました。

そのことが嫌だと感じますが、普通の妹ならそんなことは思いません。

動揺を隠そうとしていると、電車が混み合ってきたため唯が隼人に密着してしまいました。

四谷唯
「顔を上げられない、鼓動が伝わってしまいそう」

隼人は気にせずそのままつかまっていいと言ってくれます。

しかし鼓動が伝わると変に思われるかもしれません。

細見律
「こういうのは彼氏の役割だから」

律が唯と隼人を引き離します。

この場は何とか誤魔化せましたが、こんな調子では唯の心臓が耐えられそうにありません。

また律と再会したばかりなのに付き合ったことも不自然です。

四谷唯
「これはもっとちゃんとした擦り合わせが必要かもしれない、今のままだとお兄ちゃんに不審に思われるかなって・・・」
細見律
「あー、今朝は深く掘られなかったけどなにかしら聞かれた時に齟齬があったら困るもんね、じゃあ今日の放課後作戦会議でもする?」

部活は体育館の緊急点検が行われるため休みになりました。

そこで帰りながら詳細を詰めることにします。

四谷唯
「・・・律ちゃん、一緒に帰るのはもちろんとして手をつなぐ必要はあるのかな・・・?」
細見律
「あるある、ほら周りへのアピールだよ」

律が付き合うフリを提案したのは女よけするためでした。

それほどモテることはためらいなく繋いだ手や、さりげなく車道側を歩いてくれるところから感じられます。

女性に慣れている律と歩いているうちに唯は自信がなくなってきました。

四谷唯
「私、律ちゃんと違って付き合った経験とかないからさ、そんなんで周りを騙しとおせるのかなって」
細見律
「俺だってあってないようなもんだよ?いやほんとに、今朝隼人くんが言ってたとおりだよ、長く続く関係なんか一個もなかったし、最短一週間とかだよ」

中学で律がバレー部に入ったのは、隼人に人数合わせで頼まれたためです。

その後は一気に身長が伸びて周りの見る目が変わりました。

律はそこで調子に乗ってしまったのかもしれません。

細見律
「だからこそ隼人くんの視線が厳しいってとこあるかも、俺が唯ちゃんを弄んでるんじゃないか的な」
四谷唯
「弄っ・・・」

近くを歩いている女子にも弄ぶという言葉を聞かれてしまいます。

ここでは落ち着いて話ができないので場所を変えることにしました。

作戦会議することによって二人は周囲を上手に騙すことができるのでしょうか!?

 

 

再会したばかりなのに付き合ったと宣言した唯と律は、当たり前のように隼人から疑われてしまいましたね。

お互いのメリットになる計画かもしれませんが、周囲の人を欺くのは簡単ではないことを思い知らされました。

唯が兄に対する恋心を無理やり抑え込もうとする『僕らの好きはわりきれない』

律は唯が思っているよりも頼れる存在だということが描かれていきます。

付き合ったフリがいつまで続けられるのかも注目ポイントになっていますよ。

第2話後編

律は作戦会議するため唯を猫階段と呼んでいた場所へ連れて行きました。

猫階段は小さい頃に二人でよく遊んでいた場所です。

四谷唯
「今も野良猫のたまり場になってるのかな?」
細見律
「どうだろ?最近は俺も来てなかったからなあ」
四谷唯
「よくここで遊んだよねえ、猫のあと追いかけて迷子になったり」

自信を失いかけてた唯ですが、懐かしい場所に来たことで明るい気分になってきました。

笑顔を見せてくれた唯に律が思っていることを説明し始めます。

細見律
「どうしてそうなったかって細かく突っ込まれたら俺はすらすら話せそう」
四谷唯
「え?」
細見律
「ちびでとろくて話しかけられてもまともに返事もできなかった昔の俺に、唯ちゃんだけがペースを合わせてくれてたじゃん、優しく面倒を見てくれてた唯ちゃんに再会で気持ちが高じて的な」

律の説明なら納得してもらえるかもしれません。

そこで律からお願いして付き合うようになったというスタンスが自然だと提案しました。

四谷唯
「面倒を見てるって思ったことないけどな?私もそんな特別社交的ってわけでもなかったしさ、律ちゃんが隣に越してきて新しい友達ができるのが嬉しかったっていうか、単純に律ちゃんと一緒にいるのが楽しかっただけで」

幼かった頃の律が周囲の子どもたちより歩くペースが遅く、道端によく立ち止まっていたことを思い出します。

何を見ているのか聞くと律は唯にニチニチソウやモクレンなどの植物、うろこぐもなどを教えてくれました。

唯にとっては律と歩いていることで新しい発見があって楽しかったのです。

細見律
「・・・人と接するのが苦手すぎて図鑑とオトモダチだったから覚えた知識だけどね」
四谷唯
「じゃあ苦手を克服したってことだ!バレー部だもんね?・・・私もそんな風にいい意味で変わるんだったらよかったんだけど・・・」

どうして自分が兄を好きになってしまったのか分かりません。

申し訳なく思う唯は変なことに付き合わせたことを謝り、すぐにやめると伝えました。

細見律
「悪いことしてるみたいな言い方だね?」
四谷唯
「・・・だって兄妹でなんて許されない・・・」

唯はこんな気持ちを早くなくすべきだと考えています。

ですが律は唯の気持ちを悪いとは思っていません。

細見律
「べつに罪に問われるわけでもあるまいし、まあ法律とか倫理観って意味では公にしないほうがいいんだろうけど心の中で思うぶんには自由だよ、仕方ないじゃん、好きになっちゃったんだから」
四谷唯
「・・・仕方ない」
細見律
「うん、恋愛感情は脳の錯覚って言うしさー、そんなに深刻に考えなくてもいいんじゃない?要は隼人くんにバレなければいいんだから、そのために俺と付き合うフリしようって話でしょ、俺を利用してよ、俺だってするしさ」

唯は自分の感情を気持ち悪いと咎められても仕方ないと考えていました。

しかし律は唯の感情を肯定してくれたのです。

こんな状況は思ってもみませんでした。

四谷唯
「・・・えっと改めてよろしくお願いします・・・」
細見律
「なんで敬語?こちらこそ」
四谷唯
「えっ、なっ、なに!?」

握手しようとした唯の腕を律が引っ張ります。

そのまま抱き締められました。

細見律
「ほら、こういうことにも慣れていかないと、お付き合いなんだからさ、なんてね」

相変わらず律はつかみどころがありません。

それでも守ってあげるという律の言葉が唯を救ってくれます。

四谷唯
「こんなこと他の誰にも話せない、けどたったひとり許してくれる人がいる、それだけで心が軽くなっていく」

帰ると家の前に母親と隼人が立っていました。

久しぶりに律と会った母親は家に寄って行かないかと誘ってきます。

ですが唯はいきなり母親と隼人の前で上手く繕えるか自信がありません。

隼人
「いいじゃん、寄ってけよ、積もる話もあるだろうし?」

少し敵対的な隼人の前で二人は上手く取り繕えるのでしょうか!?

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僕らの好きはわりきれないのネタバレ(漫画)!三角関係の行方は?

2025.06.20

 

『僕らの好きはわりきれない』はこんな人にオススメ

ラブストーリーを読んで切なさを感じたい人にオススメの作品です。

兄に恋心を抱いてしまったヒロインを優しく包み込む律のカッコ良さに魅了されました。

高校生の三角関係を題材にした『僕らの好きはわりきれない』

登場人物それぞれのコンプレックスを上手に表現しています。

共感できる部分が盛り沢山のストーリーをじっくりとお楽しみください。

 

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