僕らの好きはわりきれないのネタバレ(漫画)!三角関係の行方は?

今回は「野切耀子」先生の『僕らの好きはわりきれない』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『僕らの好きはわりきれない』はこんな漫画(あらすじ)

四谷唯(よつやゆい)は8歳の時に両親が離婚したことによって、大好きな兄の隼人(はやと)と別々の家で暮らすことになってしまいました。

しかし8年後、両親が復縁したことによりまた一緒に暮らすことが決まります。

久しぶりに隼人と再会できることに喜ぶ唯でしたが、兄に対してドキドキしている自分に気付いてしまいました。

また一緒のクラスになった幼なじみの細見律(さいみりつ)もイケメンに成長していたので、8年という長い歳月を実感することになります。

そんな人気者に囲まれた唯は学校で浮いた存在となってしまいました。

人気者の兄とイケメンの幼なじみに接近された唯の恋模様とは・・・!?

甘くて切ない三角関係を描写した『僕らの好きはわりきれない』

今回は青春の甘酸っぱさをテーマにしたラブコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

お互いのために付き合うフリを始めた唯と律の関係性にご注目ください。

 

『僕らの好きはわりきれない』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

生家に戻ってきた唯がダンボールの衣類を荷解きしています。

父親は唯が昔使っていた部屋をそのまま使えるようにしてくれていました。

四谷唯
「またこの家に帰ってこられるなんて思ってなかったなあ、両親の離婚によって母に引き取られ生家を離れることになったのは8歳の時、そして8年経った今また一緒に暮らせることが嬉しい」

離婚した両親が復縁したので生家に戻ってこられたのです。

何よりも唯は大好きな兄の隼人と一緒に暮らせることを嬉しいと感じていました。

隼人
「唯、重いのは運んでやるから別のにしな」

荷物が入った重たいダンボールを隼人が代わりに運んでくれます。

隼人の優しさは嬉しいのですが唯は大きな問題を抱えていました。

四谷唯
「久しぶりに見る兄を相手にドキドキしてしまうのだ、お兄ちゃんに対してこの不整脈はおかしいでしょー」

身内から見ても隼人はかなりのイケメンです。

しかし兄に対してドキドキするのはおかしいので、唯は離れてた時間が長すぎたせいでまだ緊張していると思うことにしました。

荷物を運び終えたところで宅配ピザを食べることにします。

隼人
「またこうやって家族団欒ができるなんて思わなかったなあ、唯のおかげだな、去年の秋母さんが倒れた時、唯が電話をくれたから」
四谷唯
「あ、あー、あとでお母さんに大袈裟だって言われたやつ・・・」
隼人
「唯がいたから母さんは大事に至らなかったし、こうして家族に戻るきっかけになった」

大袈裟だと言われましたが唯はものすごく不安だったので隼人に電話をかけました。

病院に駆け付けた隼人が抱きしめてくれたから唯は安心することができたのです。

四谷唯
「思えば不整脈もそこからはじまった気がする」

唯は2年生に進級するタイミングで転入することになりました。

隼人は同じ学校の先輩になるので何かあればフォローしてくれると言ってくれます。

翌日、隼人と唯が登校するため家を出るとイケメンが声を掛けてきました。

細見律
「唯ちゃん?久しぶりー、隼人くんから帰ってくるって聞いて楽しみにしてたよ」

唯はこんなイケメンに見覚えがありません。

しかしイケメンは唯だけでなく隼人のことも知っていました。

四谷唯
「あ・・・お隣の律ちゃん?びっくりしたー、めっちゃ大きくなったねぇ」
細見律
「イケメンにもなってるし?」
四谷唯
「自分で言うな」

中学の時に隼人がバレー部に誘ったら律の身長は一気に伸びたそうです。

高校生になった現在も隼人と律がバレー部の先輩後輩という関係性は変わっていません。

細見律
「でもほんとよく俺だってわかったね?昔の俺ってちびで話すの苦手なコミュ障だったでしょ、我ながら面影ないと思ってるんだけど」
四谷唯
「最初はわかんなかったけど・・・ひとつ変わってないとこあるよ、色素薄くてふわふわな感じ、まんま変わってない、自分が真っ黒直毛だからさ、きれいで羨ましかったんだよね」

唯は髪質でイケメンが律だということに気付いたのです。

律は幼かった頃の自分に羨ましがられる要素があるとは思ってもみませんでした。

細見律
「唯ちゃんは変わってないね」
四谷唯
「そだねえ、べつに美少女に育ってもないし」
細見律
「そうじゃなくて昔と変わらずかわいいねって意味」

小さくて大人しかった律とは思えない発言に唯は驚いてしまいます。

驚きと同時に8年の歳月を実感しました。

四谷唯
「まあ離れてた時間のほうが長いし変わってて当然・・・?」

学校に到着すると新学年のクラス分けが貼り出されています。

唯と律は小学2年生以来の同じクラスになりました。

隼人
「唯、3年はあっちだからもう行くわ」
四谷唯
「うんっ、ありがとう、ついてきてくれて」

隼人は唯の頭をポンとしてから自分のクラスへ向かいます。

ドキドキしてしまった唯が心を落ち着かせていると、隼人の激レアな笑顔を見た周囲の女子たちが騒ぎ始めました。

細見律
「隼人くん有名人だから、バレー部のエースだし、笑顔見せるのなんて身内限定だからなおさらね」

唯は転入早々にも関わらず悪目立ちしてしまったのです。

授業が終わると律は部活のため唯は一人で帰ることにしました。

すると先輩の女子たちが声を掛けてきて、隼人と律とどのような関係なのか質問してきます。

先輩は笑顔ですが唯はシメられる気がしてきたので、正直に妹であることと家庭の事情で再び暮らし始めたことを説明しました。

妹という立場ならプライベートが覗き放題と羨ましがられるのですが、唯は全くそうは思いません。

四谷唯
「言うほど羨ましい立場ではないと思うけどなあ・・・だって妹は妹以外にはなれないのに」

先輩たちからはインスタのアカウントを作って隼人のプライベートをアップしてとお願いされます。

もちろん唯は隼人の日常を他人に晒すつもりはありません。

妹という立場に満足していない唯の気持ちを理解してくれる人はいるのでしょうか!?

 

 

大好きな兄と再び暮らし始めることができても唯の悩みは尽きることがありませんね。

身内が美形過ぎると苦労してしまう気持ちに共感することができました。

思春期特有の複雑な恋心を表現していく『僕らの好きはわりきれない』

いよいよここから幼なじみの律と唯が急接近していきます。

唯の悩みが律の存在によって解決するのかが見所になっていますよ。

後編

先輩たちにあれこれと質問されている唯が困っていると、二階の踊り場からバレーボールが落ちてきました。

細見律
「ごめーん、ボール落としちゃった、当たらなかった?先輩たちよく試合の応援とか来てくれてるよね?今日隼人くん新歓のパフォーマンス練習でジャンプサーブやってるよ」

律からの情報を聞いた先輩たちはすぐにバレー部の練習場へ向かいます。

飲み物を買おうと思っていた律は居合わせたついでに、絡まれてた唯を助けてくれました。

四谷唯
「助けてくれてありがとう」
細見律
「どういたしまして、まあまた困った時は呼んでよ、昔は唯ちゃんに守られてばっかりだったけどこれからは俺が守ってあげる」
四谷唯
「そんなこと言って律ちゃんだってモテるんでしょ・・・?どっちにしても針のむしろでは」
細見律
「俺?いや俺は勝手に撮った写真で雑誌のよくわかんないコーナーに投稿されたり、身のまわりのものがなくなったり、軽くつけ回されたこともあったかな、そんな程度だし」

モテるイケメンの苦労が十分に伝わってきます。

しかし律によると隼人ほど苦労はしていなく、バレー部のエースである隼人の人気にはとても及びません。

中学の時みたいに彼女を作れば熱烈なファンも落ち着きそうなのですが、現在の隼人には隼人には彼女がいないそうです。

唯は中学時代の隼人に彼女がいたことを知りませんでした。

四谷唯
「彼女・・・やだな、やだと思ってしまう自分が嫌だ」

帰宅した唯はスマホでブラコンについて検索してみます。

検索するとブラコンを容認する意見もありますが、逆に家庭が壊れるという否定的な意見も投稿されていました。

怖くなってきた唯は心を落ち着かせるため居間に降りて水を飲むことにします。

隼人
「唯?まだ起きてたのか」
四谷唯
「う、うん、のど・・・渇いて」
隼人
「なあ、顔赤いけど熱ある?」

頬を触られた唯はドキドキが止まりません。

また不整脈になってしまいましたが、隼人は環境の変化で唯が疲れていると考えています。

四谷唯
「お兄ちゃん、もし私がダメなほうに落ちていきそうになってたらどうする・・・?」
隼人
「腕つかんで引っ張り上げる」
四谷唯
「それでも無理で落ちてったら?」
隼人
「・・・その時は一緒に落ちてやる」

質問の意味を聞かれた唯は心理テストみたいなものだと誤魔化しました。

真面目で重たい雰囲気になってしまったので部屋に戻って寝ることにします。

しかしベッドに横たわっても眠れません。

四谷唯
「嬉しい、そんなに大事に思ってもらえて、でもこれは私が妹だからだ、家族だから間違えちゃダメ、ダメなのに」

そのまま寝てしまうと隼人が夢に出てきます。

夢の中で唯は隼人とキスしてしまいました。

すぐに飛び起きたのですが早くなった鼓動を抑えられません。

四谷唯
「これはアウト、目を逸らそうとすればするほど突きつけられる、8年のブランクに脳が誤作動を起こしてる」

リビングに降りていくと両親は仕事に行ったとメモが置かれています。

隼人の姿は見当たりません。

あんな夢を見てすぐには顔を合わせづらいのでホッとしました。

隼人
「んん・・・」
四谷唯
「びっっっくりした・・・部屋じゃなかったのか、なんでこんなとこで寝て・・・昨日の夜からずっと?いや服が違うや、こんなところで寝てたら風邪ひきそう」

リビングのソファーでうたた寝していた隼人にブランケットをかけてあげます。

寝顔を見ているうちに唯は目が離せなくなってきました。

引き込まれるようにキスをしようとしたところで物音が聞こえます。

細見律
「・・・あー・・・と、これ借りにきたんだけど隼人くんが勝手に部屋漁れって・・・」

最悪な姿を見られた唯は血の気が引いてしまいました。

そのまま慌てて律をリビングから連れ出します。

四谷唯
「っお願い、誰にも言わないで!い、今のはえっと間違いっていうか、その」
細見律
「隼人くんが好き?」
四谷唯
「・・・せっかく家族に戻れたのに壊れたら、お兄ちゃんに気持ち悪いって思われたらしんじゃう・・・」
細見律
「じゃあさ俺と付き合う?」

想定していなかった言葉に唯は固まってしまいました。

驚きで涙も止まります。

四谷唯
「・・・へ?」
細見律
「マジのやつじゃなくてさ、フリ?的な、昨日ちょっと話したけどモテることの弊害っていうか、いろいろ面倒なことも起こりがちなんだよね、だから唯ちゃんは気持ちがバレないようにするための隠れ蓑、俺は女よけ、どう?」
四谷唯
「この時私は動揺していて冷静じゃなかったかもしれない、手をとってしまった」

付き合ったフリをすることにした唯と律はお互いの悩みを解消できるのでしょうか!?

『僕らの好きはわりきれない』に関する他の記事はこちらです↓↓↓

僕らの好きはわりきれないのネタバレ(漫画)!第2話の見所は?

2025.06.25

 

『僕らの好きはわりきれない』を読んだ感想

兄に対する恋心を必死に抑えようとしている唯の悩みに同情してしまいました。

モテることの弊害に悩んでいる律の提案には今後の恋模様を刺激する要素が感じられますね。

複雑な恋模様から目が離せなくなる『僕らの好きはわりきれない』

三人の表向きな態度が本当なのかなど注目するポイントが満載になっています。

誰が幸せになるのかをじっくりとお楽しみください。

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

無料トライアルはこちらから↓↓↓