クジマ歌えば家ほろろのネタバレ(漫画)!ぬいぐるみが人気です!

今回は「紺野アキラ」先生の『クジマ歌えば家ほろろ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『クジマ歌えば家ほろろ』はこんな漫画(あらすじ)

鴻田新(こうだあらた)は中学1年生の秋に、自動販売機の下でお金を拾っている謎の生物・クジマと出会いました。

渡り鳥のような習性をもつクジマは、仲間の群れに戻る練習をするため日本にやって来たそうです。

詳しい事情は分からないまま、新は腹ペコのクジマを家に連れて帰ってしまいました。

両親と兄には反対されたのですが、なんとかクジマとの共同生活を許してもらいます。

しかしロシア出身のクジマと鴻田家には簡単に乗り越えられない生活習慣のハードルが存在していました。

一般的な日本人の家族と不思議な生物の交流を描いていく『クジマ歌えば家ほろろ』

今回はシュールな世界観で読者を引き込んでいくギャグコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

どんどん魅了される中毒的な面白さが魅力の作品になっていますよ。

 

『クジマ歌えば家ほろろ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

中学1年生の鴻田新が道を歩いていると、自動販売機の下を覗いている不思議な生物と出会いました。

鳥のような姿をした生物は日本語を喋れるようです。

クジマ
「あ、おおっ!ヨーシ20円!あと10枚でおにぎりダ!」

不思議な生物は自動販売機の下に落ちている小銭を拾っていました。

しかしその行動を見過ごすわけにはいきません。

鴻田新
「そ、それ、犯罪だけど・・・」
クジマ
「え?いや・・・でも・・・でも・・・日本のご飯が食べたくテ・・・」

何やら深い事情がありそうです。

このまま放っておくわけにはいかないので、新は不思議な生物を家に連れて帰ることにしました。

ですが不思議な生物は本当に家の中に入っていいのか遠慮しています。

鴻田新
「いいよ、両親とも帰り遅いし・・・兄ちゃんいるけど、どうせ部屋にこもってるし」
クジマ
「・・・コレなんて読む?」
鴻田新
「こうだだよ、僕の名前、鴻田新」
クジマ
「ワタシ、クジマ!よろしくアラタ」

見た目だけでなく名前も不思議なので驚いてしまいました。

それでもクジマは笑顔を浮かべているので社交的なのかもしれません。

鴻田新
「・・・クジマはやっぱり宇宙から来たの?」
クジマ
「ウチュウ?いやロシア、夏とか暖かい時はロシアで暮らして、寒くなると日本にやってくる」

本来はロシアでも人間が入ってこない森の中でコッソリと暮らしているそうです。

ですが生まれてすぐに親が死んでしまったため、クジマはロシア人に拾ってもらいました。

それからしばらくはロシア人と暮らしていたのですが、仲間の群れに戻る練習をするため日本に渡りなさいと言われたそうです。

鴻田新
「渡り鳥みたいな習性なんだな」

ロシア人と生活していたので人間と接することには慣れているようです。

そんなクジマがお金を集めていたのには理由がありました。

クジマ
「別に虫とかでもいいんだけどせっかく来たのなら、日本の美味しいご飯を食べたいデス!」
鴻田新
「あれ?でも群れに戻るためなのにそんなことしてていいの?」
クジマ
「・・・ちょっと難しくて何言ってるのか分からナイ」

都合が悪いことには答えたくないようです。

話をしているとクジマの嘴から唾液が溢れ出てきました。

鴻田新
「お腹すいてるんだよな、早くご飯食べようか、あ、でも今日お母さん用意する時間なかったって言ってたから、冷凍パスタでもいい?」

ここでクジマが怒り出します。

しかしロシア語なので新たには何を言っているのか分かりません。

クジマ
「いやっちょっと日本に来てからまともな食事をできていなかったカラ・・・少し冷蔵庫見てもイイ?」
鴻田新
「こわー、知らない生き物に知らない言語でキレられるのこわー」

怖がりながら冷蔵庫の中を見せてあげます。

すると味噌や納豆などの日本食が豊富に入っているため喜んでくれました。

クジマ
「あっ卵もある、ヤッター!ワタシ卵焼きが食べタイ!作ってヨ、アラタ!」
鴻田新
「え!?無理だよ、作ったことないから・・・!」

クジマのために卵焼きを作ってみます。

しかし想像していた通り作ったことがないので失敗しました。

クジマ
「初めて焼いたブリンは塊になるってネ!」
鴻田新
「何それ」
クジマ
「どんなことでも初めては失敗するっていう意味」

ブリンはロシアのパンケーキです。

卵焼きの代わりにクジマがブリンを作ってくれました。

鴻田新
「ブリン美味しそうだね」
クジマ
「アラタはいつも一人でご飯食べてるの?」
鴻田新
「父親も母親も帰ってくるの遅いし大体そうかな、兄ちゃんは一回受験落ちてからまともに食べなくなってずっと部屋にいるし」

一人での食事には慣れてるのですが、今日の食事は新にとって楽しいものになっています。

ここで兄が部屋から出てきました。

「新、お前さっきからうるさ・・・なっな・・・何・・・!?オイ!あ、新コレ何だよ、どういうことだ!」
鴻田新
「別に鳥だけど!?」
「鳥!?鳥じゃないだろ!訳分かんねぇの連れて帰ってんじゃねーよ!俺の受験ダメになったらどうすんだ!」
鴻田新
「そんなの関係ないだろ!たまに部屋から出て来て言うことがそんなことなの!?兄ちゃんのアホ!受験当日にドブに落ちちゃえばいいんだ!」

新の勢いに負けた兄が部屋に戻ろうとします。

ここでクジマが春までこの家に住んでいいか兄に尋ねました。

「ダメに決まってんだろうが!」

クジマは日本での生活に慣れることはできるのでしょうか!?

 

 

不思議な生物を家に連れて帰った新の勇気と好奇心に驚かされました。

ロシア語でキレまくるクジマの姿もインパクト抜群ですね。

人間と不思議な生物が心を通わせていく様子を描写した『クジマ歌えば家ほろろ』

クジマの鴻田家での居候生活がスタートしていきます。

ロシア生まれのクジマは日本の生活にフィットしていく様子が見所ですよ。

後編

朝になり食卓へ向かうと先にクジマが座っています。

新はおはようの挨拶をしながらその光景を面白がっていました。

鴻田新
「クジマはロシアに帰る春までうちに住むことになりました、最初は反対していた父と母でしたが仕事に行く時に横切る川で、毎朝虫を食べるクジマを見て許してくれたのです」

いつもの朝食はパンが多かったのに、クジマが食べたいと言うので和食が用意されています。

適当な朝食ではなくなったこともクジマが居候してからの変化でした。

クジマ
「オカアサン、今日は夜ご飯用意してマスカー?」

仕事で忙しいのですが母親はお刺身と肉じゃがを用意してくれています。

新も一人で食事することがなくなりました。

鴻田新
「夜は母が用意したものだったり、クジマが創ったロシア料理だったりを2人で食べています」

夜ご飯を食べ終えるとクジマがバレエを披露してくれます。

クジマの華麗なダンスに新は魅了されました。

クジマ
「小さい頃に劇場に連れて行ってもらって、そこから動画を観たりしてずっと練習してるのデス」
鴻田新
「クジマすごい!かっこいいよ!」

今では足音を出さずに飛べるようになっています。

しかし地獄耳の兄はクジマの足音を聞き逃しません。

「さっきからドタバタうるさい!静かにしろ!」

怒鳴られたクジマがいつものようにロシア語でブチギレます。

このように兄とクジマはウマが合いません。

鴻田新
「今週の日曜日さ、家族全員休みなんだよね、憂うつだなあ、全員家にいるのにシーンとしてるんだもん、たぶん兄ちゃんが勉強してるから気遣ってるんだよ」

兄は昼ごはんも食べずにずっと部屋に閉じこもっています。

いつもは友達の家に行く新なのですが今週の日曜日にどうするかまだ決めかねていました。

クジマ
「あっ、ねぇアラタ、この家ってのこぎりある?」
鴻田新
「え・・・?え、確かあったと思うけど・・・」
クジマ
「そっか、よかった!じゃあ日曜日は家にいてね」
鴻田新
「・・・な、なんで?」

理由を聞いても答えてくれません。

新はクジマが家族全員をのこぎりで惨殺するのかもしれないと怖くなります。

不安を抱えたまま日曜日になりました。

クジマ
「オカアサン、お昼ごはんって決まってないヨネ?では今日のお昼はこのクジマにおまかせください!ちょうどアラタも降りて来た!」

クジマはのこぎりを持っているようには見えません。

するとクジマが合図したら庭に出てほしいと言ってきます。

合図が出たので両親と新が庭に出ると、半分に割った竹を長く繋げたものが設置されていました。

鴻田新
「何だコレ!」
クジマ
「流しそうめんだよ、みんながいないときに作ってた!」

そうめんを流す竹は兄の部屋まで繋がっていました。

クジマは兄が部屋から出なくても参加できるように巨大な流しそうめんの装置を作ったのです。

兄はクジマの想いを理解したのか分かりませんが流しそうめんに参加してくれました。

鴻田新
「のこぎりってコレのために使ったんだね・・・アレ?そういえばこの竹どこから持って来たの?」
クジマ
「なんか向こうの山の中に生えてたヤツ切った」
鴻田新
「いやッそれ犯罪だから!私有地・・・!」

家族全員にツッコミを入れられたクジマだったのです。

 

『クジマ歌えば家ほろろ』を読んだ感想

笑いながら読んでいけるギャグコメ漫画ですが、所々に心温まるシーンを織り交ぜていますね。

鴻田家のことを思いながらも素っ頓狂な行動を取ってしまうクジマに好感が持てました。

ツッコミどころ満載の不思議な生物に鴻田家が振り回されていく『クジマ歌えば家ほろろ』

ほっこりとした気分を味わわせてくれる異種族の交流がテーマになっています。

兄の受験勉強でピリピリした雰囲気の鴻田家がクジマの存在によって少しずつ変化していきますよ。

 

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