インゴシマのネタバレ!漫画の感想と魅力をお伝えしていきます!

今回は「田中克樹 原案 天下雌子」先生の『インゴシマ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『インゴシマ』はこんな漫画(あらすじ)

都立吉ノ宮高校の2年生が豪華客船で修学旅行へ向かっています。

4泊5日の予定で八丈島を目指す船内は、生徒たちの楽しそうな声で沸き立っていました。

しかし客船は大嵐に遭遇してしまい、舵が取れなくなってしまいます。

そのまま謎の島に漂流してしまった生徒たち。

ここから島に住んでいる不気味な原住民たちとの壮絶なサバイバルが始まっていくのでした。

人間の倫理観や道徳観とは何かを訴えかける『インゴシマ』

今回はこちらのサスペンス漫画の魅力を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

高校生と謎めいた島人たちの生死をかけた争いを夢中になってお楽しみください。

 

『インゴシマ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

7月某日の深夜、都立吉ノ宮高校の2年生を乗せた客船が予定通り竹芝桟橋を出港しました。

4泊5日の日程で修学旅行に向かう船内では、生徒たちのはしゃぐ声が響き渡っています。

その中に、友人とスマホのゲームをしている東堂啓太の姿がありました。

ゲームが修了するとスマホをジップケースに収納する啓太。

東堂啓太
「大事なオレのデバイス達にもしものことがあったら困るだろ・・・」

海辺に行くためスマホを大切に保管する啓太のカバンの中には、大量のポータブルゲームが入っています。

一方その頃、啓太の幼なじみの宮原葵は、友達から星を見るためデッキに出ようと誘われていました。

宮原葵
「うーん、でももうすぐ消灯の時間なんじゃない?」

すぐに先生たちが見回りにやって来るため、時間を置いてからデッキへ向かうことにします。

そんな彼女の様子を啓太が遠目から見つめていました。

幼なじみでありながら、啓太は葵に片想いをしています。

しかしその想いを彼女に伝えるつもりはありません。

ただ葵のことを遠くから眺めているだけだったのです。

そんな中、消灯時間が迫っていたため、生徒たちは各々の部屋へ戻っていきました。

彼らを乗せた客船は翌朝には八丈島に到着する予定です。

宮原葵
「キャー、すごーい!見に来てよかったー!」

みんなが寝静まった後、約束通り友人とデッキに星を眺めに来た葵。

夜空一面に広がる星々を見ながらうっとりとしています。

その後ろ姿を啓太がこっそりと見つめていました。

東堂啓太
「何してるんだ・・・オレ・・・」

自分の行動を理解できない啓太だったのですが、頭の中では葵に告白するシーンを妄想しています。

宮原葵
「啓太くん!待ってたよ」

船のデッキに葵を呼び出した設定の妄想が啓太の頭の中で始まりました。

東堂啓太
「葵・・・オレ・・・お前のこと・・・」

妄想の中では葵に対して素直な気持ちを伝えることが出来る啓太。

宮原葵
「啓太くん・・・私も・・・」

二人がキスをしそうになったところで啓太の妄想は終了しました。

東堂啓太
「・・・ってオイ!なんの妄想だよ、キモイ・・・キモすぎる」

自己嫌悪しながら部屋に戻ろうとします。

しかし次の瞬間、デッキから葵の悲鳴が聞こえてきました。

啓太が急いでデッキへ戻ると、客船が信じられないほど巨大な高波に襲われています。

宮原葵
「きゃあああああッ!!」

葵の声は聞こえるのですが、激しい水しぶきのため彼女の姿を確認できません。

東堂啓太
「なん・・・だ、これ・・・!?」

混乱しながらも葵のことを必死に探し始めます。

するとデッキの柵にしがみつく彼女を見つけました。

宮原葵
「・・・ッ、啓太くん!?」
東堂啓太
「早くッ!こっち来い!!」

必死に啓太が手を伸ばすのですが、葵はそばにいる友人のことを気にしているためこちらに来ることができません。

そんな彼らをさらに巨大な高波が襲い始めます。

宮原葵
「ゆずーッ!!」

高波にさらわれそうになる友人を助けようとする葵。

ですがそれはあまりにも危険な行為でした。

東堂啓太
「左右から波・・・!このままじゃ・・・船が沈む!」

客船が高波に飲み込まれるような状況の中、葵が船外に吹き飛ばされてしまいます。

宮原葵
「きゃ・・・ッ」
東堂啓太
「葵ーっ!!」

啓太は葵を助けるため、海の中に飛び込んでいきました。

その直後、客船が高波に飲み込まれてしまいます。

果たして吉ノ宮高校の生徒たちは無事でいられるのでしょうか!?

 

 

序盤は高校生たちの賑やかな様子を描いていますね。

しかし客船を高波が襲ったことにより、事態は急変していきます。

プロローグからすでに目が離せなくなる『インゴシマ』

物語はここからさらに迫力を増していくことになります。

それではスリル満点の展開を引き続きご覧ください。

後編

葵を助けるため海に飛び込んだ啓太。

気がつくと彼は砂浜に打ち上げられていました。

東堂啓太
「波の音?オレ・・・は、生きてる・・・のか?・・・っ、砂浜・・・?どこだ・・・ここ・・・島?」

周囲を見回すと自分のメガネが流れ着いています。

東堂啓太
「よし・・・同じ潮の流れに乗ったならきっと近くにいるハズだ・・・メガネがあったんだから」

すぐに冷静になった啓太は葵を探し始めました。

啓太の予想通り彼の近くに流されてきていた葵。

しかし彼女の意識と呼吸が無いため、啓太はすぐに波の来ない場所へ運び心肺蘇生を行っていきます。

東堂啓太
「たしか授業でやったよな・・・乳首と乳首をむすんでまんなか辺りを・・・生き返してやるぞ!お前はオレが・・・死なせない・・・!!」

必死に心臓マッサージと人工呼吸をするのですが、葵の呼吸は戻ってくれません。

それでも諦めず何度も心肺蘇生を繰り返す啓太。

東堂啓太
「ダメか・・・これじゃラチがあかない・・・何かないか・・・何か・・・!」

周囲を再び見回してみると、AEDが流れ着いているのを発見しました。

すぐさまAEDを取りに行き、器具を葵の身体に装着させていきます。

東堂啓太
「葵・・・いいかっ、服・・・脱がすぞ!」

電気ショックを与えるのですが、葵は意識を取り戻しません。

そのため再び胸骨圧迫と人工呼吸を繰り返していきます。

東堂啓太
「くそ、生き返るんじゃねーのか・・・このっ!いい加減に・・・」

必死に心臓マッサージをしていると、ようやく葵が水を吐き出してくれました。

宮原葵
「ゴホッゴホッ・・・け・・・啓太・・・くん」
東堂啓太
「大丈夫・・・なのか・・・よかった・・・」
宮原葵
「啓太くん・・・ありがとう、また啓太くんに助けてもらっちゃったんだね・・・私」

葵が目を覚ましてくれたため、啓太は他の生徒たちの元へAEDを運ぶことにします。

海岸線を歩いていくと、修学旅行の引率のため来ていた体育教師の若林輝男の姿がありました。

東堂啓太
「若林先生!東堂です!」
若林輝男
「と・・・東堂・・・!?お前・・・無事だったか!!」
東堂啓太
「はい・・・宮原も一緒です、みんなは無事なんですか?」
若林輝男
「いや・・・全員バラバラだ、船が転覆し海にのまれた、先生は運よくそこの救命ボートにつかまれてな・・・」

若林は救命ボートに避難する際、複数の生徒を救出していました。

しかしそれ以外の生徒は消息が分からなくなっています。

すると啓太と若林の元に、助かった数名の生徒と客船のクルーが集まってきました。

みなそれぞれが必死に客船から脱出してきたようです。

若林輝男
「東堂ッ!スマンが寝かせてる4人に水を与えてくれるか、ボートにまだいくらか残ってる、宮原にも持っていってやれ!」
東堂啓太
「はい!」

若林は別の生徒を看病しているため、啓太は彼の指示に従うことにします。

ですがここである異変に気づきました。

東堂啓太
「先生!寝かせた4人はどこに・・・?」
若林輝男
「あ?どこってすぐそこに・・・え?」

若林が救出した4人の生徒の姿がどこにもありません。

彼らはまだ動けるほど回復した訳ではないので、現場に緊張感が漂っていきます。

必死に生徒の名前を叫びながら海岸線を探し回る若林。

するとここで啓太がかすかな物音を聞きとります。

東堂啓太
「先生!静かに!!」

海岸線から島の中心のほうに向かって広がる森を見つめる啓太。

そこから何者かが歩くような小さな音が聞こえてきました。

東堂啓太
「・・・拉致ったのか」
若林輝男
「バカな・・・!?誰がそんな」
東堂啓太
「いる・・・オレたちの他にも・・・誰か」

啓太が森の奥をライトで照らそうとすると、遠くから女性の悲鳴が聞こえてきます。

すぐにその悲鳴が葵のものだと気付いた啓太は、急いで彼女の元へ向かいました。

葵の所へ到着した啓太はそこでとんでもないものを目にします。

宮原葵
「啓太くんッ!!助けてっ!」

獣のような衣装を身に纏った謎の人物たちが、葵を拉致しようとしていたのです。

東堂啓太
「なんだ、こいつら・・・!」

果たしてこの不思議な島から、啓太や葵は無事に生還することができるのでしょうか!?

 

『インゴシマ』を読んだ感想

楽しみにしていた修学旅行が一転して極限のサバイバルになってしまいました。

その様子をスリリングでテンポよく描いた物語だと思います。

海難事故の様子もリアルでしたし、彼らを襲う島人たちも迫力が抜群でした。

次々と読者を惹きつける展開が連続していく『インゴシマ』

見所が満載のサスペンス漫画になっています。

戦慄が走る圧倒的な恐怖感を、是非この機会にじっくりと味わってみてください。

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を20万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

 

無料トライアルはこちらから↓↓↓