『賭ケグルイ双』のネタバレ(漫画)！ドラマのキャストは？

今回は「原作 河本ほむら　作画 斎木桂」先生の『賭ケグルイ双』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『賭ケグルイ双』はこんな漫画(あらすじ)

私立百花王学園に転校してきた蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)がギャンブルで様々な難敵を打ち砕いていく様子を描いて話題を集めた『賭ケグルイ』！

夢子が転校してくる1年前、百花王学園に一般家庭で育ってきた早乙女芽亜里(さおとめめあり)という少女が編入してきました。

裕福ではないのですが頭脳明晰な芽亜里は日本最高の環境を整えた学園を卒業することで勝者の仲間入りを目指しています。

そんな芽亜里に待ち受けていたのは学園の掟であるギャンブルの洗礼でした。

大ヒット作の前日譚を描いていく『賭ケグルイ双(ツイン)』！

今回は実写ドラマ化が決定した話題作の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

漫画の面白さと併せて実写ドラマのキャストもチェックしておいてください。

『賭ケグルイ双』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

人間には体力や頭脳、容姿や感性、そして財力など生まれながらに格差があります。

この格差によって勝者と敗者に分けられることが早乙女芽亜里は我慢なりません。

「ここが・・・私立百花王学園、今日から私が通う学園だ」

百花王学園が創立121年の名門で、政財界を仕切っている有力者の子女が通っています。

生まれながら日本を統べる役割を与えられた勝者達の通う名門校に、芽亜里は特待生として編入してきました。

日本最高の環境を整えた学園を卒業することで、芽亜里は勝者の仲間入りすることを目指しています。

「久しぶりだね芽亜里ちゃん！また同じ学校に通えて嬉しいよ！」

「えぇ・・・私もよ、花手毬さん」

「芽亜里ちゃん他人行儀だよー、昔みたいにつづらって呼んで」

芽亜里はこの学園に相応しいお嬢様を演じようとしていました。

しかし編入して早々、小学校のクラスメイトだった花手毬つづらに声をかけられるという誤算が生じてしまいます。

それでも切り替えた芽亜里は気になったことをつづらに尋ねることにしました。

「ところで聞いてもいいかしら、皆何をやってるの？お金のやり取りなんかしてるけど・・・」

「ああ！そっか芽亜里ちゃんは知らないよね、あれはこの学園の伝統、昔からの校風なんだって、百花王学園ではギャンブルは自由・・・むしろ奨励されてるの」

日本を動かしていく若者には勝負強さが必要という理由から、この学園ではギャンブルすることが認められているのです。

この学園ではギャンブルの腕前と結果によって力関係が決められていました。

つづらによるとギャンブルに慣れていない編入したばかりの生徒は特に狙われているそうです。

「何よそれ、悪いけど興味ないわ、ギャンブルに金使うなんてもったいないし」

一般家庭で育ってきた芽亜里にはギャンブルのために使うお金などありません。

芽亜里がギャンブルに興味がないことでつづらが安心していると、別の生徒が2人の会話に入ってきました。

「こんにちはー特待生さん！私、愛浦心！よろしくね、つづらと話してるってことはまだ学園のルールは知らないよね？」

「ルール？何かしら」

百花王学園には階級制度があることを心が説明し始めます。

ここでは生徒会が生徒から上納金を募っていて、上納金の額によって階級をランク付けされていました。

ランキング下位100人には家畜標という札が付けられ、男子はポチ、女子はミケと呼ばれる仕組みになっています。

「家畜になっちゃうと大変だよー、なんせ・・・家畜は人間様に逆らえないの、何をされてもね」

「ちょっ・・・何やってるの！？」

心が急にペットボトルの飲み物をつづらの頭にかけ始めました。

びしょ濡れになったつづらの首には家畜標が掲げられています。

このように上納金が少ない家畜は上位の人間に逆らうことはできません。

「そういうわけで早乙女さんお金ある？上納金を納められないとこうなっちゃうよ、納期にもよるけど最低でも10万円は納めないと確実に家畜だからねー」

10万円という高額に芽亜里は啞然としてしまいます。

そんな芽亜里に心がギャンブルで稼げばいいと提案してきました。

すぐに準備を進めた心が芽亜里と勝負することになったギャンブルは“時短大富豪”というゲームです。

これはJOKER、2、1という強い順で手札を出し合っていき早くカードがなくなった方の勝ちというルールは大富豪と変わりません。

2回目以降の勝負は富豪の最弱カードと貧民の最強カードを交換することも大富豪と同じです。

一般的なルールと異なる点は手札が5枚でペアを作らずに1枚ずつ出すということで、ゲームのスピーディーさが大富豪とは比べ物になりません。

また貧民になっても常に先手を取れるためチャンスが広がります。

唯一ローカルルールの中から最弱の3が最強のJOKERを倒すことは採用しているので、この2枚をどのように扱うのかが勝敗を左右すると言っても過言ではありません。

果たしてギャンブル初心者の芽亜里は心に勝つことができるのでしょうか！？

浜辺美波さん主演でドラマ化されたこのシリーズには多くのファンが居ると思います。

大勢のファンが心待ちにしていた続編は期待に応える内容に仕上がっていますね。

人気キャラクターの早乙女芽亜里を主人公にした『賭ケグルイ双(ツイン)』！

ギャンブルの本質と狂気を表現したインパクト抜群の物語です。

まだ初々しい芽亜里の姿に注目しながら作品の世界観をご堪能ください。

後編

ルールの説明が終わると周囲の生徒が見つめる中、芽亜里と心のギャンブルがスタートしました。

最初のゲームでは1万円が賭けられることになります。

「先攻は早乙女さんに譲るよ、どうぞー」

JOKERを持っている芽亜里の手札は悪くありません。

そのため持っている手札の中で最弱の4から出すことにします。

お互い手札を出していくうちにキングが机上に置かれました。

「私の残り手札はJOKERと7、愛浦さんの次の手は・・・？」

心が次に出した手札がエースだったため芽亜里が勝利を確信しながらJOKERを出します。

しかし心が3を持っていたためゲームは流れてしまいました。

「やったー私の勝ち、まぁこんなもの運だからねー、次は勝てるよ！」

「・・・悪いけど私はこれで・・・」

立ち去ろうとする芽亜里なのですが、現金を貸してくれると言われたのでもう少しだけギャンブルを続けることにします。

基本的にギャンブルは運だと思っているので、プラスになってからやめればいいと考えていました。

ですが数分後には20万円の借金を背負ってしまいます。

「残念だったねぇー、これだけ借金負っちゃうともう返済はムリ・・・家畜決定だねー♪」

「な・・・何言って・・・あの・・・悪いけど返すのはしばらく後にしてもらっていいかしら・・・」

ここまで芽亜里は一度もプラスに転じることはできませんでした。

そのこともあって借金の返済を待ってもらうようお願いします。

「駄目ぇーっ、馬ァー鹿！お前みたいな貧乏人には家畜がお似合いなんだよ！」

心は自分の靴を舐めることができたら専属の家畜にしてあげると言ってきました。

ですが芽亜里には靴を舐めることなどできません。

「ハメられた！最初から私を負かし借金を背負わせるつもりだったんだ！私はまんまと・・・ギャンブルで力関係が決まるというのは本当だった！」

トイレで後悔しているとつづらが現れます。

つづらは借金を背負った芽亜里に50万円を渡してきました。

「芽亜里ちゃんにこのお金を増やして欲しいの、増えた分は半分こにしよ？私じゃ一時的に家畜を脱しても行き詰まることは目に見えてるもの、どうせ駄目なら私は芽亜里ちゃんに託したい」

芽亜里はこのお金を使って心に再び勝負してほしいと申し出ます。

しかし20回以上の連敗を喫しました。

「イカサマだ、イカサマでしょこれ・・・こんなに負けるなんておかしいッ、何かカードに印でも付けてるんじゃないの！？それで私の手札を把握して・・・勝てるよう仕組んでるんだ」

「そんなに疑うんならよーく調べなさいよ、どぉ？何か印はあったかなァー？分かったらとっととカードを配れよ貧民！自分の無能棚に上げてんじゃねーよ！」

印が見つからなかったため仕方なくゲームを続けることにします。

ですが心はカードに透明な赤外線塗料でマークを付けていました。

このマークを後ろに立っている生徒が赤外線カメラを通して読み取り、心の背中に文字を書くことで伝えていたのです。

イカサマに気付かない状態では芽亜里がギャンブルに勝つことなどできません。

するとここで芽亜里が不思議な行動に出ました。

「花手毬さん、このカードは切り札になる、大事に持っていて」

赤外線カメラを通して見えたつづらに渡されたカードは3です。

そのことを背中越しに伝えられた心は芽亜里の作戦をすぐに見抜きました。

「ははぁ・・・なるほどね、芽亜里が交換で私に渡したのはJOKER、3でJOKERを刺すつもりってことね、可哀想にねぇ、その一縷の希望ごとぶっ潰してあげる、賭け金は？」

「30万円でどう？」

「いいよー、大勝負だねっ」

ここまでの負けを逆転するため芽亜里が大勝負に打って出ます。

果たして芽亜里にはどのような勝算があるのでしょうか！？

思いもよらない勝負の結末は実際に漫画を読んでお確かめください。

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『賭ケグルイ双』実写ドラマのキャストは？

実写ドラマとしてAmazon Prime Videoで独占配信されることが決定した『賭ケグルイ双(ツイン)』！

月刊“ガンガンJOKER”で連載されている本作のドラマ版では早乙女芽亜里役に森川葵さんがキャスティングされています。

森川葵さんは実写ドラマ“賭ケグルイ”シリーズで同じ役を演じてきたので違和感がありませんね。

さらに乃木坂46の生田絵梨花さんや日向坂46の佐々木美玲さんの出演が発表されました。

誰もが注目している大人気作品のスピンオフ作品は漫画だけでなく実写ドラマも見逃さないでください。

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