賭ケグルイのネタバレ(漫画)！ドラマと映画のキャストは？

今回は「原作 河本ほむら　作画 尚村透」先生の『賭ケグルイ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『賭ケグルイ』はこんな漫画(あらすじ)

創立122年を迎える私立百花王学園は、政財界を牛耳る有力者たちの子女が通う名門校です。

格式高い百花王学園なのですが、ここは普通の学校ではありません。

生徒会が頂点に立っているこの学園はギャンブルの勝敗によって階級が上下する制度が存在しているのです。

勝てば天獄、負ければ地獄の学園では毎日のように命を賭けたギャンブルが行われていました。

そんな百花王学園に蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)という美少女が転校してきます。

ギャンブルで狂ったこの学園で夢子は天国と地獄のどちらを味わうのでしょうか！？

シビアな階級制度を生き抜く女子高生の姿を描いた『賭ケグルイ』！

今回はアニメと実写映画になった人気コミックの魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

震えるほどスリリングな展開を手に汗握りながらお楽しみください。

『賭ケグルイ』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

百花王学園で鈴井亮太という男子高校生と早乙女芽亜里がポーカーの勝負を行っています。

しかし高校生が行うような普通のポーカーではありません。

「このポーカーのレートはチップ1枚1万円、金額も大概だがそれ以上に・・・僕の人生が賭かっていることが問題だ」

階級制度のあるこの学園ではギャンブルの負けは最下層への転落を意味します。

そのためフルハウスが揃った鈴井はこの手で勝負をかけることにしました。

「あはっ、残ッ念、お疲れさまァー」

「ロ・・・ロイヤルストレートフラッシュ・・・！？」

芽亜里はフルハウスの上を行くロイヤルストレートフラッシュを完成させていたため、鈴井の敗北が決定します。

「ま・・・色々大変だろうけどさ、これから頑張ってねぇ、ポチ」

この日から鈴井は人間として扱われなくなりました。

なぜこの学園でギャンブルが流行しているかというと、政財界を牛耳る有力者の子女は将来的に人を使う立場になります。

そんな彼らに求められているのは学力や運動能力だけではなく駆け引きと読唇術、そしてここぞという時の勝負強さ、つまりギャンブルの強さを求められているのです。

このような伝統がある中、ギャンブルに負けた鈴井は芽亜里だけでなく他のクラスメイトからも犬扱いされるようになりました。

「この学園には階級制度が存在する、学園のギャンブルは生徒会が一元的に管理している」

生徒会は強力な権限を持っていて生徒からお金を集めるシステムを構築しています。

支払いは任意なのですが実態は半強制的となっていました。

この支払は上納金と呼ばれていて、額の大きさが不定期で発表されることになっています。

そして上納金の額が下位100位になると非協力傾向生徒となり、通称”家畜”と認定された男子はポチ、女子はミケに名前を変えなければなりません。

鈴井は芽亜里に敗北したことでちょうど下位100位になってしまったのです。

「あ、ポチおかえりー、あのさ私ィ足むくんできちゃった」

パシリから帰ってきた鈴井に芽亜里が足を乗っける台になれと命じてきました。

普通であればこのような理不尽なことは許されません。

しかし生徒会とギャンブルが絶対の百花王学園では階級制度に逆らうことはできないのです。

そのため鈴井は芽亜里の命令に従うことにしました。

「階級の差は絶対だ、逆らうことはできない、逆らえば生徒会による報復が待っている、逆転には上納金が必要だが・・・金がないからそれも無理」

つまり多額の借金を背負ってしまうと下位から這い上がることは至難の業と言えるのです。

この状況を悲観する鈴井だったのですが、1人の転校生が現れたことによって状況が一変することになりました。

果たして転校生の蛇喰夢子という美少女は百花王学園にどのような旋風を巻き起こすのでしょうか！？

ギャンブルの勝敗によって階級が上下するという設定にゾッとしました。

生徒会が絶大な権力を持っているというところもスリルを倍増させていますね。

高校生が大金を賭け合って階級を奪い合っていく『賭ケグルイ』！

ここからいよいよヒロインの蛇喰夢子が登場します。

引き続き賭けに狂った高校生たちのバトルをご覧ください。

後編

先生が鈴井たちのクラスに転校生を紹介します。

「皆様はじめまして！蛇喰夢子と申します、ふつつか者ですが同級の仲間に入れて頂けると幸いです」

蛇喰という変わった苗字と夢子の美貌にクラスがざわつく中、先生は学級委員の鈴井に学園の案内を任せました。

「押し付けられてやってる学級委員だけど役得だったなー」

美しい夢子の案内を鈴井は喜んで引き受けます。

まずは夢子を中庭に連れて行きました。

「素敵・・・素晴らしい学園ですね、転校してきてよかったです」

ここで鈴井がこの学園で生きていくためのルールを説明します。

「あの蛇喰さん・・・ギャンブルってできる？」

「ギャンブル・・・？ポーカーとか麻雀などでしょうか？一通りルールは分かりますよ」

「百花王学園じゃずっと前から・・・言ってしまえば伝統みたいにギャンブルが流行っててさ、放課後ともなれば学園のいたる所で賭場が立つんだ」

百花王学園は名門校のため賭け金の額が半端ではありません。

そのためギャンブルに誘われた時は気をつけた方が良いことを伝えました。

しかし夢子は笑い出します。

「うふふふっ、それはそれはとっても楽しみですね・・・♡」

鈴井の心配をよそに夢子は不敵な笑みを浮かべました。

案内が終わり教室へ戻るとクラスメイトたちが夢子の元へ集まります。

特に男子生徒たちは美少女の夢子に夢中となっていました。

鈴井が夢子の人気に驚いていると芽亜里がクラスメイトたちの間に割って入ります。

「はじめまして！私、早乙女芽亜里、よろしくね」

「よろしくお願いします、早乙女さん」

芽亜里の態度に鈴井が嫌な予感がしていると、その悪い予感が当たってしまいました。

「蛇喰さんこのあと暇？私とギャンブルしない？」

「まあっ、ギャンブル！大歓迎です」

夢子の頭には鈴井の忠告が全く入っていません。

2人はそのままギャンブルの話で盛り上がっていきます。

「投票ジャンケンっていうギャンブルはどう？ウチのクラスでたまにやるオリジナルのギャンブルなんだけど」

「オリジナル！面白そうですね」

鈴井が止めに入るのですが家畜と認定された彼は芽亜里に逆らうことができません。

こうして夢子と芽亜里の対決がスタートすることになりました。

投票ジャンケンのルールはクラスメイト30人にそれぞれグー・チョキ・パーのどれかをカードに書いてもらいます。

そのカードを夢子と芽亜里に見えないよう箱に投票していき、2人は箱から3枚ずつカードを引いてジャンケンをしていきます。

あいこなら残り2枚から1枚選びジャンケンをして、3回ともあいこの場合は引き分けとなります。

「普通のジャンケンと違ってグー・チョキ・パー全部を出せるとは限らないってわけ、そういう不平等なところの読み合いが面白いんだよね」

「楽しそう！ぜひやってみたいです！」

芽亜里は鈴井にチップを用意させました。

チップのレートは1枚1万円になっていて120枚が夢子の手元に置かれます。

「賭け枚数は1セットごとに蛇喰さんが決めていいわ、ものは試し、とりあえずやってみましょう、何枚賭ける？」

「そうですね・・・では2枚で」

鈴井が心配する中、投票ジャンケンが始まりました。

このギャンブルは手元のカードがグー2枚、パー1枚のように偏る確率が高くなっています。

また自分の手元にグーが多ければ全体的にグーが多い可能性があるため、その偏りを読まなければいけません。

「決めた？合図で一緒に出してね、じゃんけん」

「ぽん」

夢子がグー、芽亜里はチョキを出しました。

「まずは蛇喰さんの一勝ね、おめでとう要領はこれで分かったでしょう？どんどんいきましょう」

「ええ、では次は・・・50枚でお願いします」

いきなり50万円分のチップを賭けたためクラス中がどよめきます。

どよめきに包まれる中、夢子は平然とした様子で50枚を賭けました。

しかし次の勝負は芽亜里に負けてしまいます。

続いて2枚を賭けた勝負では夢子が、そして再び50枚を賭けた勝負では芽亜里が勝利しました。

「さっ、次々！どんどん行こっか！ん？どうしたのカナ？もしかして怖気づいちゃったァ？100万も負ければ無理ないかー」

その後、勝負は芽亜里が優勢に立っていき、とうとう夢子のチップが無くなってしまいます。

ですが夢子は怖気づいた訳ではありません。

「早乙女さん、チップを追加でお借りしてもよろしいですか？」

「もちろん歓迎だよー、何枚追加する？」

笑顔の裏で芽亜里は夢子が泥沼にハマったと感じています。

「んー・・・そうですね、1000枚で、そしてそれを次のセットにすべて賭けます」

夢子が1000万円を賭けると言ったため、クラスメイトだけでなく芽亜里も動揺を隠しきれません。

「な、何言ってるの・・・1000って・・・」

「何か問題が？上限があるとは伺っておりませんが」

「問題あるに決まってるでしょう！そんな払えるかどうかも分からない大金ッ！即金でもない限り信用できる・・・わけ・・・」

ここで夢子がカバンの中を開けます。

すると中には1000万円の現金が入っていました。

「即金で1000万円、これで問題はありませんね」

1000万円を持ち歩いていたことにクラス中のどよめきがピークに達します。

「馬鹿なこと言わないで！一発のジャンケンに1000万円賭けるなんて・・・狂ってる！」

「だから良いのではないですか、ギャンブルの本質は狂気でしょう？ギャンブルは狂っているほど面白い、さァ賭け狂いましょう！」

狂気の沙汰ほど面白いと感じる夢子。

しかし1000万円はあまりにも大きすぎる金額です。

「ば・・・っ馬鹿らしい、付き合っていられないわ」

「あらそうですか、それは残念、きっと楽しいのに、ああもしかして・・・怖気づいてしまわれましたか？」

夢子の挑発によって芽亜里がキレました。

「いいわ・・・そんなに言うならやってあげる！」

賭けに狂った夢子の提案によって2人は1000万円を賭けた勝負に挑みます。

果たして夢子には勝算があるのでしょうか！？

2人の勝負がどのような決着を迎えるかは実際に漫画を読んでお確かめください。

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『賭ケグルイ』ドラマと映画のキャストは？

高校生が大金とプライドを賭けてギャンブルに挑む様子を描いた『賭ケグルイ』！

斬新な設定とヒロインが見せる様々な表情が話題を集めたこの作品はメディア化されました。

特に話題となった実写ドラマと映画では蛇喰夢子役を浜辺美波さん、鈴井亮太役を高杉真宙さんがキャスティングされています。

その他にも森川葵さんや池田エライザさん、中村ゆりかさんや岡本夏美さんなど注目の豪華キャストが脇を固めました。

漫画の世界観をご堪能した後はドラマと映画もチェックしてみてください。

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