死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(第2話)!

今回は「白川蟻ん 原作 六つ花えいこ」先生の『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから』はこんな漫画(あらすじ)

恋人のヴィンセントと謎の死を遂げたオリアナが目覚めると、記憶が残ったままの状態で7歳の自分に死に戻っていました。

夢を見ているのかもしれないと思うのですが、オリアナの手にはヴィンセントの死の感触がはっきりと残っています。

死に戻ったことを実感したオリアナは、ヴィンセントと再会するため魔法学校へ入学することにしました。

入学式の日にヴィンセントと再会できたのですが、彼に一度目の人生の記憶はありません。

自分のことを覚えていなかった元恋人とプロローグから始まるオリアナの恋の行方とは・・・!?

残酷な現実とポジティブに向き合うヒロインの恋模様を描いていく『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから』

今回は元恋人とのやり直しを願うヒロインの健気な努力を表現したSFファンタジー漫画の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

ショックを受けながら前向きにプロローグから始まるオリアナの恋模様を読んで感動を味わってください。

 

『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話前編

オリアナがヴィンセントと森の中を歩いています。

ヴィンセント
「森のなかに竜木があるのではなく竜木があるからそこが豊かな森になると言われているんだ」

竜の加護のもとで学んでいるオリアナにヴィンセントは大切な事を教えてくれました。

そのまま竜木がある森の中を進んでいきます。

オリアナ
「そうなんだねぇ・・・ね!ヴィンスの家は竜の血を引いてるんだよね、本当にご先祖様は竜だったのかな?」

純真無垢なオリアナはビンセントの家系がいつから人間になったのか気になっていました。

ヴィンセントはそんなオリアナの質問に笑いながら答えてくれます。

ヴィンセント
「ふふ、そういう言い伝えだがどうかな、きっと僕にも辿りつけないくらい大、大、大昔のことなんだろう、ただ我が紫竜家も含めた八つの竜の公爵家がかつて竜が守護していたとされるこの地をしっかりと受け継いでいかなければならないことは確かだ」

言い伝えが真実なのかどうかは確かめようがありません。

それでもヴィンセントは公爵家としてこの地を守り受け継いでいくつもりです。

話を聞いているとオリアナの足元に奇妙な生物が出現しました。

オリアナ
「わっ、わあ!何これ!」
ヴィンセント
「ムイムイだ、目に見える姿で現れるのは珍しいな、この魔法生物に付きまとわれると永遠に夜の森から出られなくなる」
オリアナ
「わ、私初めて見た、どうしようヴィンス」
ヴィンセント
「大丈夫だ、対処法を知っている、ムイムイに逢ったら決して一緒に歩かずこうして十字に列を切るんだ」

確かにヴィンセントの言う通りムイムイが遠ざかっていきます。

しかしまだ諦めない子がオリアナの髪を掴んでいました。

このような場合はひとかけらのパンをあげれば大人しく帰って行くそうです。

オリアナ
「すごい・・・ヴィンス、物知りだね!」
ヴィンセント
「この竜木の森との付き合いも5年目だからね」
オリアナ
「よし!じゃあそろそろ学校へ戻ろっかヴィンス!」

学校へ戻るためヴィンセントの腕に寄り添いました。

しかしヴィンセントに引き離されてしまいます。

ヴィンセント
「申し訳ないが人違いだろう」

ここでようやくオリアナは夢を見ていたことに気が付きました。

現実ではラーゲン魔法学校の1年生で特待クラスの勉強中です。

夢だと分かったオリアナは気合を入れ直すことにしました。

オリアナ
「寝てる場合じゃないぞオリアナ・エルシャ!ヴィンスと同じ特待クラスに居続けるんでしょ」

その後の授業で慈悲深い竜の加護によって多大な恩恵を受けていることが説明されました。

特に魔法使いは竜木を杖として振るうことで魔法を唱えることが許されています。

先生は落ちている竜木の枝の中から好きなものを生徒たちに選ばせることにしました。

ただし元の竜木を折ってはいけません。

オリアナ
「あー、ふふふ!見つけちゃったな、うん、やっぱりすぐわかった、前の人生の時と同じ私の杖になる枝」

竜木だけは自分のことを覚えてくれているような気がします。

しかし未だにヴィンセントとの距離は少しも縮まっていません。

ここからオリアナはどのようにアプローチしていくのでしょうか!?

 

 

夢に現れてくれたヴィンセントはとても優しくてオリアナの恋人だった頃を思い出させてくれますね。

対照的に第二の人生で出会ったクールなヴィンセントに戸惑うオリアナが不憫に感じました。

様々な障害を乗り越えて幸せを取り戻そうとしていく『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから』

オリアナの諦めない心が実を結ぶのかが注目ポイントになっています。

無表情のヴィンセントがオリアナに心を開いてくれることを祈りたくなりますよ。

第2話後編

自分の杖になる竜木を見つけたオリアナがヴィンセントに声をかけます。

オリアナ
「ヴィ・・・タンザインさん!いい枝見つかりました?」
ヴィンセント
「・・・あいにくとまだ探し始めたばかりでね」
オリアナ
「私もご一緒しましょう」
ヴィンセント
「いや結構、静かな方がじっくりと探すことができそうだ」

もしかするとオリアナはヴィンセントに避けられているのかもしれません。

それでもオリアナはヴィンセントの後をついていきます。

怒りを買わないよう今度は静かに話しかけることにしました。

オリアナ
「あのー・・・どうですか?私とのことちょっとはその思い出してくれましたか?、あっあのあのね!私も信じられなかったけど私とあなたはこの学校でなんと恋人になるんですよ!17歳になったら!」

嘘みたいな話なので全く信用してもらえません。

それどころか変な物を見るような視線を送られます。

ヴィンセント
「僕は君の名前も知らないのだが」
オリアナ
「あ!そうか、自己紹介から始めるべきでしたね、私は」
ヴィンセント
「結構だ、名前を知りたいということじゃない、一人にして欲しいという意味で言ったんだ、一生を共にする大事な竜木の枝だから集中して探したい」
オリアナ
「そ・・・だよね・・・ごめん」

名前を覚えてもらうことさえできませんでした。

少し落ち込んでしまいましたが食欲には勝てません。

オリアナが食堂でメニューを選んでいると、ヴィンセントの友人のミゲルが声をかけてきました。

ミゲル
「こんにちはお嬢さん、食後にクッキーもいかがですか?あ、ちょい待ち、俺クッキー持ってなかった、はいどーぞ、あげる」
オリアナ
「あ、ありがとう、えっとフェルベイラさん」

一度目の人生と同じように優しいミゲルが話しかけてくれたので感激します。

ミゲルは入学式の時、ヴィンセントに声をかけたオリアナのことが気になっていました。

ミゲル
「名前もう覚えてくれたんだ?ミゲルでいいよ、握手をしても?」
オリアナ
「もちろん!私はオリアナ・エルシャ、よろしくねミゲル」

紳士的な態度でミゲルが悪手をしてくれます。

その近くをヴィンセントが通りかかりました。

ヴィンセント
「ミゲル、何をしている、学校の食堂だぞ、君も皿をこぼす前に席に着いた方がいい、行くぞミゲル」
オリアナ
「待ってタンザインさん、今から食事?よかったら一緒に」

歩み寄ろうとしたのですが、食器を運んでいるワゴンとぶつかってしまいます。

衝撃で持っていた冷やしラーメンがヴィンセントの頭にこぼれてしまいました。

どう見ても最悪な状況です。

ヴィンセント
「き・・・み・・・は・・・君は今すぐ床を拭くんだ、ミゲル割れた皿を頼む・・・僕は寮に戻る、失敬」
オリアナ
「あの・・・タンザインさん・・・あの!」
ヴィンセント
「次に君と話すときは!ぜひ僕の方から話しかけさせていただく、そんな機会があればだが」

ヴィンセントは怒りを抑えてくれましたが完全に拒絶されてしまいました。

実はヴィンセントに記憶がないことを想像しなかったわけではありません。

以前からのオリアナを知っている人はいないので孤独を感じていました。

だからヴィンセントにも記憶が残っていると思い込まなければ寂しさを紛らせることができなかったのです。

落ち込んでいると日が暮れる時間なのにランタンを持って森に向かうヴィンセントを見かけました。

オリアナ
「ヴィ・・・寮に戻ろう・・・私はヴィンセントを囲む女子たちと同じスタートライン、いやそれどころかもっと後ろに立ってる」

今は声をかけないようにします。

森の中に入ったヴィンセントは竜木の枝を探していました。

しかし特別なもの感じる枝が見つかりません。

ヴィンセント
「いつの間にか森の音が熄んでいる、学校はどっちだ・・・?」

迷っていると大量の白くて丸い不思議な生物が出現しました。

振り切ろうとするのですが振り切れません。

オリアナ
「タンザインさん!こっちだよ、ごめんなさい、でも一人じゃ危ないと思って・・・」
ヴィンセント
「何が・・・いや・・・変な魔法生物にからまれて・・・」
オリアナ
「あっ、これはムイムイっていう魔法生物、森に人を迷い込ませるんです、大丈夫!私対処法を知ってます」

まずムイムイとは一緒に歩かず横切っていきます。

最後にパンをあげれば付いてこなくなるのですが、パンを持っていないので仕方なくクッキーを渡しました。

それでもムイムイが離れてくれません。

ヴィンセント
「クッキーだと美味しすぎるんじゃないか?」

確かにその通りかもしれませんがオリアナはこれ以上渡せるクッキーを持ち合わせていませんでした。

そのため一匹のムイムイは無視することにします。

オリアナ
「あなたに教えてもらったんです」
ヴィンセント
「また君の得意な法螺話か、このまま歳を重ねれば僕らは恋人同士になるのだったかな、残念だがそんな話を真に受けるつもりはないし、婚約者候補に連ねてもらうよう父に掛け合うつもりも」
オリアナ
「はい大丈夫です、公爵夫人になりたいわけじゃないので、でももう一度、もう一度私と恋を始めたくなったら遠慮せず仰ってくださいね!準備万端で待ってますから!」

オリアナの目的は公爵夫人になることではありません。

純粋に想い合ったヴィンセントと恋人同士に戻りたいだけなのです。

ここでオリアナがヴィンセントのために竜木の枝を選んであげました。

ヴィンセント
「そんな簡単に・・・え・・・こ、これ!」

ヴィンセントは選んでくれた竜木の枝に特別なものを感じます。

オリアナは前に持っていた竜木の枝と同じ感触のものを選んでいました。

たとえ忘れ去られていてもこのもう一度を体験できたことがオリアナの背中を後押しします。

オリアナ
「あなたが生きている、会うことができたの、話すことができたの、ヴィンセント・タンザインさんに竜のご加護を、そして私もあなたを守ります、私はオリアナ・エルシャといって!誕生日は冬の始月の五日、身長157㎝!」

体重は恥ずかしいので打ち明けることはしません。

好物が麺類だということを話しながら握手のお願いをします。

ヴィンセント
「麺が好きなことだけは知っているよ、エルシャさん」

ようやく自分の名前を知ってもらうことができました。

しかしここから先もオリアナにとって困難の道のりは続いていくのです。

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『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから』はこんな人にオススメ

純愛漫画とファンタジー漫画の両方を楽しみたい人にオススメの作品になっています。

どんなに拒絶されても命を守るためヴィンセントのことを見守るオリアナの深い愛情には胸を打たれますよ。

自分だけが前世の記憶を持ってしまったヒロインの悲しい運命を表現した『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから』

少しずつヴィンセントの心境が変化していくところも見所になっています。

2人が急に死んでしまった謎をオリアナには是非とも解明してもらいたいですね。

 

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