バツコイ(月子)のネタバレ!漫画の魅力を徹底解剖します!

今回は「月子」先生の『バツコイ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『バツコイ』はこんな漫画

28歳で弁護士をしている美留町カホリはバリバリのキャリアウーマンです。

仕事が忙しい彼女は恋愛に時間を取られている暇はありません。

ロマンチックな恋よりも適当に異性と交際していれば満足するカホリ。

しかしある男性と出会ってからの彼女は、苦手とする面倒な恋に巻き込まれていくのでした。

今回は大人の恋愛を少しコミカルに描いた『バツコイ』の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

「彼女とカメラと彼女の季節」の作者がお届けする至極のラブストーリーをお楽しみください。

 

『バツコイ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

東京虎ノ門にあるオルキデア法律事務所。

女性ばかりのこの事務所で働くカホリが、同僚たちに向かい婚期について話していました。

カホリ
「司法修習生の間に男作ってさっさと結婚しないと婚期は確実に逃すよって言われたんですよ、昔先輩に!」

3年間弁護士を続けてきたカホリはこの言葉の意味を、仕事が順調であれば男はいらないと理解するようになっています。

カホリ
「男なんて甘ったれだしわがままで振り回されるし、仕事ですでに疲れてんのにさらに疲れたくないじゃないですか!」

こんなカホリに対して同僚からは、すでに婚期を逃しているなどと言われてしまいます。

そもそも結婚と縁が遠いと呼ばれている女弁護士。

仕事ができ過ぎるのもその理由の1つかもしれません。

カホリ
「離婚案件とか扱ってると、本当めんどくさーってしか思えなくないですか!?」

この意見には同僚たちも納得しているようです。

しかし離婚をしてしまう人たちも、最初はピュアでロマンチックな恋愛からスタートしているのも事実なのでした。

カホリ
「ピュアでロマンチックがぐちゃぐちゃドロドロになるなら、浅いところだけすくい取って楽しめた方がいいなァ」

カホリがこうした結論にたどり着いたのは、弁護士という職業があまりにも忙しいためだったからです。

働いて稼いで疲れて家に帰って眠る。

そして起きるとまた働く。

もちろん自分へのご褒美などを買ったりしてリフレッシュもしているのですが、やはりどうしても仕事中心の生活スタイルになってしまっていました。

カホリはどんどん回ってくる依頼をこなすことに、回転寿司をどんどん食べていくことと似たような快感を抱いています。

気が付くとお皿がたまっているような感覚も楽しめますし、何よりも困っている依頼人に本気で感謝されることが幸せだと感じていました。

カホリ
「自分のオーラがどんどん強くなっていくのがわかる、弁護士になれてよかった!毎日信じられないくらい楽しいの」

充実した日々に大満足している様子のカホリ。

しかしここから彼女の幸せな日々に暗雲が立ち込めていきます。

この試練をカホリは乗り切ることができるのでしょうか!?

 

 

弁護士という仕事にやりがいを感じている様子がカホリの表情からにじみ出ていますね。

バリバリのキャリアウーマンとして働く彼女は読んでいて清々しさを感じます。

この精力的に活動するキャラクターが魅力的な『バツコイ』

しかしここからのカホリは恋のトラブルに巻き込まれていきます。

ポジティブで明るい彼女がどう乗り越えるのかという点に注目しながら続きをご覧ください。

後編

カホリが仕事を順調にこなしていたある日、フレンチに行く約束をしていた友人にドタキャンされてしまいます。

カホリ
「えー!?2ヵ月前にやっと取れた予約なのよ!?人気フレンチなのよー!?」

友人は子どもが熱を出してしまいどうしても来られないとのことでした。

主婦とはなかなか時間が合わないため、この約束を楽しみにしていたカホリ。

仕方なく同僚を誘ってみるのですが、みんな忙しそうなので誰も来てくれません。

他の友達に連絡をしようと思っても突然すぎて気が引けてしまいます。

自分に好意を持っている男性ならすぐ来てくれるのですが、その後のことを考えると面倒なのでやめました。

カホリ
「あーこういう時ヒマで動けるかわいい男の子がいたらなぁ・・・いや尻尾振ってなびくような男私嫌いなんだった、それよりどうしよう、フレンチもうすぐ時間・・・」

どうするべきか悩んでいた次の瞬間、すぐ近くから男性の大きな声が聞こえてきます。

砂後谷
「え!?でも今日約束してたでしょ、急にムリって・・・僕もうイトシアの前いるんだけど・・・」

様子を見ていると、この男性もカホリと同じようにドタキャンされてしまっているようです。

この男性の容姿に目が行くカホリ。

メガネをしていて靴もキレイで絶妙な低音ボイスの彼は、その全てがカホリのストライクゾーンのど真ん中でした。

ここでまじまじと見てしまうカホリの視線に男性が気が付きます。

砂後谷
「な、なんですか?」
カホリ
「あっイエ、なんでもないです」

すると男性が立ち去ろうとしてしまいます。

いつもならこのままやり過ごすカホリなのですが、この日の彼女は少し違っていました。

カホリ
「あの、私も友達にドタキャンされてしまいまして!スミマセンたまたま聞こえて!2ヵ月待ちのレストランすっごく美味しいって評判なんです、やっと取れた予約キャンセルしたくないんで付き合ってもらえませんか!?」
砂後谷
「あー、いいですよ、どうせ時間余ってるんで」

こうして急遽ドタキャンされた者同士でフレンチを食べに行くことになりました。

カホリ
「いやー助かりました、やっぱ子持ちの女友達と約束なんかしない方がいいっすね、不測の事態だらけ」
砂後谷
「いや・・・こんなフォーマルな所だと思わず・・・ちょっと気後れしてます・・・はじめまして僕、砂後谷といいます」
カホリ
「美留町カホリです」
砂後谷
「キレイな名前ですね・・・美留町さんて何者?どこかのお嬢さん?」

少しずつ会話が弾む中、カホリは思わず正直に弁護士と答えてしまいます。

普段は男性受けの悪い職業は言わないようにしているのですが、不思議と砂後谷の前では素直になってしまいました。

その後も美味しい食事とお酒のおかげで馴染んでいく二人。

カホリはいつの間にか甘えっ子キャラの砂後谷に惹かれていってしまいます。

酔った勢いもありそのままホテルに泊まることにした二人。

この時のカホリは自らの軽はずみな行動により、面倒なことに巻き込まれるとは夢にも思っていませんでした。

一体彼女に待ち受ける苦難とはどういったものなのでしょうか!?

続きは漫画をご覧になってお楽しみください。

月子先生の他の漫画に関する記事はこちらです↓↓↓

彼女とカメラと彼女の季節はどんな漫画?ネタバレしつつご紹介!

2017.11.10

 

『バツコイ』はこんな人にオススメ

恋愛漫画が好きな人にオススメしたい作品です。

弁護士としてバリバリ働く主人公が、ふとしたことから巻き込まれてしまった恋愛トラブル。

そこをリアルで丁寧に描いていますので感情移入しやすいと思います。

性別に関係なく楽しめる『バツコイ』

漫画選びにお悩みの人は是非この作品を読んでみてくださいね。

 

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