妃教育から逃げたい私のネタバレ(漫画)!祝テレビアニメ化!

今回は「漫画 菅田うり 原作 沢野いずみ」先生の『妃教育から逃げたい私』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『妃教育から逃げたい私』はこんな漫画(あらすじ)

可憐なレティシアは7歳の時にアスタール王国第一王子クラーク様の婚約者に選ばれました。

その日からレティシアは妃教育を受けることになり、大好きな両親と引き離されてしまいます。

屋敷に閉じこめられて王城に通うだけの毎日をレティシアは苦痛と感じるようになっていきました。

次第にレティシアは他に妃候補が現れれば婚約破棄できるという願いを抱き始めます。

するとクラークが見知らぬ女性をエスコートしながら宮廷舞踏会にやって来ました。

これで妃教育から逃げられると思ったレティシアだったのですが・・・!?

自由に暮らしたいヒロインと一途な王子のドタバタ恋愛劇を描いた『妃教育から逃げたい私』

今回はテレビアニメ化が決定した人気作品の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

婚約破棄が題材の一風変わったラブコメ漫画になっていますよ。

 

『妃教育から逃げたい私』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

アスタール王国の宮廷舞踏会に第一王子クラーク様の婚約者であるレティシアが姿を現しました。

他の貴族たちは可憐なレティシアに見惚れています。

しかしクラークが現れたことで舞踏会に緊張が走りました。

レティシア
「・・・え?あれ・・・私のエスコートは・・・?・・・我が婚約者殿が隣に麗しいご令嬢を侍らせている」

クラークの隣には見知らぬ女性が立っています。

この状況を理解できないのはレティシアだけではありません。

他の貴族たちも驚いています。

クラーク
「レティシア、こちらはブリアナ嬢だ、今日は君の相手はできないんだ」
レティシア
「それは・・・つまりその方がお相手ということですか?と・・・いうことは婚約は・・・」
クラーク
「そういうことだ」

クラークの言葉の意味をレティシアは婚約破棄だと受け取りました。

普通の女性なら泣いてしまうほど辛い状況かもしれません。

しかしレティシアは喜びを爆発させました。

レティシア
「やったわーッ!」
クラーク
「は?」
レティシア
「もう関係ないわーっ!!兄様っ聞きました?聞きましたね!?」
兄様
「・・・ああ聞いた」

喜びのあまりティアラを投げ捨ててしまいます。

その振る舞いは公爵令嬢には見えません。

しかしレティシアは婚約破棄を望んでいたのです。

レティシア
「苦節10年・・・7歳で次期国王の婚約者となってから来る日も来る日も勉強勉強!ダンスダンス!そしてなぜか頻繁に行かねばならない茶会!何ひとつ!楽しく!ないっ!!」

レティシアは人生を諦めていました。

ですがこれでようやく妃教育から解放されるのです。

クラーク
「レ・・・?」

大口を開けて笑うと叱られました。

走っただけではしたないと言われた日々からようやく抜け出せたのです。

レティシア
「ああ最高、あなたのおかげだわ!・・・なんだっけ、えーとブリ・・・ブリ・・・ブリッ子?」
ブリアナ
「ブリアナよ!馬鹿にしてるの!?」
レティシア
「馬鹿になんてしてないわ、感謝でいっぱい!ありがとう、不良債権受け取ってくれて!」
ブリアナ
「ふ・・・不良債権?」

自由になれたレティシアは言いたい放題になっていました。

その後も喜びを爆発させていきます。

レティシア
「一日10時間城に缶詰めで勉強してダンスして、茶会で貴族連中の嫌がらせに耐えるという苦行を代わってくれるなんて!本当に嬉しい、本当ありがとう、頑張ってね!応援してるわ!」

苦行と聞いたブリアナの顔色が変わりました。

しかし愛があれば乗り越えられるはずだと言いきかせます。

そのまま舞踏会を飛び出して馬車に乗り込みました。

兄様
「レティシア!」
レティシア
「あら・・・私を無理やり婚約者にした兄様、残念でしたね!王家との繋がりは違うところから手に入れてくださいね!」

ようやく自由になれたレティシアは田舎に行って魚釣りや木登りを楽しむつもりです。

大笑いしているとクラークも追いかけてきました。

クラーク
「レティ・・・ッ、待ってく・・・」
レティシア
「クラーク様・・・!今までありがとうございました、さようなら・・・あなたみたいな高貴な方はめったに来ない辺境に引っ越すから私のことはお気になさらず・・・どうぞ存分にいちゃいちゃしてたくさんお世継ぎ作って国を豊かにしてくださいね!」

こうなることならもっと早く婚約を破棄してほしかったと思っていますが、自由を手に入れたので思うだけに留めておくことにします。

レティシアは7歳になった時から教師の怒声が響き渡る妃教育を受けてきました。

大好きな両親とは引き離されてしまい、屋敷に閉じ込められ王城へ通うだけの毎日を過ごしてきたのです。

兄に辛さを訴えるとクラークにもしもレティシア以外の想い人ができたら自由にしても構わないと言われました。

今日その夢が叶ったのです。

早速レティシアは領地の端っこにあるアベルタ村に引っ越しました。

レティシア
「もともと私には王妃なんて向いてないし、ああブリッ子さん、ブリブリした女は嫌いだけどあの人となら仲良くなれるかもしれない!いややっぱなれないけど!でもそれくらい私にとって救世主だわ・・・んー、いい香り、いただきまーす」

釣った魚を焼いて食べることにします。

すると想定外の事態が起こってしまいました。

クラーク
「楽しそうだな」

婚約破棄したはずのクラークはどうしてレティシアの前に現れたのでしょうか!?

 

 

悲劇のヒロインから自由を手に入れた美少女という大どんでん返しの序盤でしたね。

面白過ぎる展開だったのですぐ作品の世界観に魅了されました。

一方通行の恋模様を描いていく『妃教育から逃げたい私』

レティシアは自由を手に入れたつもりだったのですがとんでもないことを見落としていたのです。

そしてクラークが抱える恋の悩みも明らかになっていきますよ。

後編

レティシアは王族が突然ド田舎に現れた理由が分かりません。

付き人はごく少数なので急用ではなさそうです。

レティシア
「何か御用ですか?」
クラーク
「それは昼食か?」
レティシア
「ふぁい、おいひいれふよ」

わざと禁止事項の食べながら喋るという方法で答えました。

自分の株を下げてでもレティシアは妃教育から逃げたいのです。

クラーク
「・・・釣りどころか火まで起こせるとは」
レティシア
「ええ!私アウトドアには自信アリです」

口の周りにも食べ物をわざと付けました。

ここまですればクラークはガッカリしているはずです。

しかしすぐ横で笑いながらレティシアのことを見つめていました。

驚いたレティシアは口が開いてしまいます。

レティシア
「で!?何か御用で!?」
クラーク
「いや別に、君は・・・出会った頃と変わってなかったんだな・・・生き生きとしている」

釣りを再開したレティシアの横に寝ころびました。

レティシアは自分が変わっていなかったという言葉の意味が分かりません。

レティシア
「あ、キレーな顔・・・美形なのね」

今まで興味がなかったから美形だと初めて知りました。

ただし今ではどうでもいいことです。

クラーク
「君は・・・俺がなぜ君と婚約したか知ってるか?」
レティシア
「いや1ミリも関心なかったんで知らないです」

10年前、レティシアは父親と城にやってきた時、中庭で木登りをして偶然通りかかったクラークの上に落ちてしまいました。

ですがレティシアはそのことを覚えていません。

クラーク
「驚く俺に乗ったまま君が笑った、それがとても可愛くて・・・一目惚れしたから即日婚約を申し込んだんだ」
レティシア
「あんたのせいかッ!」
クラーク
「今のは喜ぶ流れじゃないだろうか」
レティシア
「嬉しくない!そのせいで10年も苦痛の日々を過ごしたんだから!」

興奮したレティシアは王子を相手に怒鳴ってしまいました。

もしかしたら処分されてしまうかもしれません。

しかしクラークは笑っています。

クラーク
「でも君だって嫌だとハッキリ言わなかった、遠回しに女性を送り続けたりして・・・あらゆるタイプの女性が誘惑してきたよ?あ、男も来たけど俺はゲイではないからね」
レティシア
「くっ・・・選り好みしやがって」

レティシアは婚約破棄を狙ってハニートラップを仕掛けていました。

ですがクラークはハニートラップには引っかからなかったのです。

クラーク
「ちなみに俺と君まだ婚約中だから」
レティシア
「は?え・・・?今なん」
クラーク
「まだ婚約中、近々迎えに来るからしばらくのんびりしてくれていい、またなレティ」

詳しい状況を説明しないままクラークは立ち去ってしまいました。

状況が飲み込めないレティシアは侍女のリリーに相談してみます。

するとそんな事だろうと思っていたと言われました。

レティシア
「えええ!?なんで!?どうしよう、また来るって・・・に、逃げましょう!」
兄様
「そうはさせるか、逃げるも何も・・・よく思い出せレティシア、あの時クラーク殿下は一言でも婚約破棄と発声したか?」

宮廷舞踏会のことを思い返すとクラークはブリブリの令嬢を連れてきて、レティシアの質問にそういうことだとしか答えていません。

確かにはっきりと婚約を破棄するとは言っていなかったのです。

レティシア
「じゃあなんで他の令嬢をエスコートしたのぉ!?」
兄様
「うむ、それはな・・・ヤキモチを焼いてほしかった・・・らしい、殿下はお前を好いているらしい、初めてしっかり顔を見てもらった・・・と満足気だったぞ」
レティシア
「・・・はぁ・・・ん?なんでさっきのコトを兄様が知ってんの?」

この場所にクラークを連れて来たのは兄様でした。

とにかく王家と繋がりを築きたい兄様に苛立っているとブリアナが間に割って入ります。

ブリアナ
「っていうか!いい加減私を無視すんのやめなさいよっ!」
レティシア
「・・・・・・ブリッ子さんっ!」
ブリアナ
「ブリアナよッ!ちょっと帰ってきてよホントに!王子の方から近寄ってきたからいけるのかなと思ったら完全にあんたにベタ惚れじゃない、私ただの当て馬!なのになぜか妃教育受けてるんだけど!?ホント無理、やばいキツイ死んじゃう!」

ブリアナの苦労は誰よりも理解することができました。

しかしレティシアも妃教育を受ける立場に戻りたくはありません。

レティシア
「でも・・・どうか乗り切って王妃の座をゲットして」
ブリアナ
「だーかーらっ無理なのっ!だって王子が宣言してるんだから、あんたと以外子作りしないって」

婚約を破棄したいレティシアとは対照的に、王子のクラークはレティシアとの結婚を望んでいたのです。

自由を手に入れたいレティシアはこのピンチをどのように乗り切っていくのでしょうか・・・!?

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妃教育から逃げたい私のネタバレ(漫画)!第3話の見所は?

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『妃教育から逃げたい私』を読んだ感想

ボタンを掛け違えたような展開が続くストーリーに癒されました。

実はレティシアに振り向いてもらいたいクラークの一途な姿には好感が持てますね。

自由奔放なヒロインが王子の求婚から逃れようと奮闘する『妃教育から逃げたい私』

この人気漫画はテレビアニメ化が決定しました。

まだ放送日は決定していませんが2024年には放送日やキャスティングされた声優さんが発表される予定になっていますよ。

 

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