medium 霊媒探偵城塚翡翠のネタバレ!ドラマのキャストは?

今回は「原作 相沢沙呼 漫画 清原紘」先生の『medium 霊媒探偵城塚翡翠』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『medium 霊媒探偵城塚翡翠』はこんな漫画(あらすじ)

デパートで受付嬢をしている倉持結花は占い師に不気味なことを告げられてから、女性の幽霊を視てしまうようになりました。

不安になった結花は大学の先輩だった推理小説家の香月史郎と、死者を視ることができる霊媒の城塚翡翠を訪ねます。

香月は霊能力を信じていませんが翡翠に自分の職業を言い当てられたことから、結花に注意を払ってほしいというお願いに耳を貸すことにしました。

結花の家に伺いたいという翡翠と待ち合わせした香月だったのですが、約束の時間になっても結花は現れません。

嫌な予感がする翡翠が香月と結花の家に駆け付けると彼女の遺体を発見しました。

何者かと争った形跡がある現場で翡翠が呟いた言葉とは・・・!?

完成度の高いミステリーとして人気を博した『medium 霊媒探偵城塚翡翠』

今回は結花が巻き込まれた事件に焦点を当てながら、この作品の面白さについてネタバレを含みながらご紹介していきます。

テレビドラマのキャストも併せてチェックしておいてください。

 

『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

家を訪問する日が決まると結花と香月はとりあえず帰ることにしました。

倉持結花
「本当に相談料を払わなくてもよかったんでしょうか」

翡翠から相談料はいらないと言われたのですが気になっています。

アシスタントの千和崎によると翡翠は働かなくても食べていけるほどのお嬢様らしいので、お金などの見返りは求めていないのかもしれません。

香月史郎
「そうだ、さっき見せてた部屋の写真って見ても・・・?」
倉持結花
「えっ!?まぁ・・・先輩ならいいですけど・・・」

結花は翡翠に見せた部屋の画像を香月にも見せました。

部屋の画像には特に不審な点はなく、翡翠が言っていた水滴が床に落ちているような箇所も見当たりません。

香月がスマホの画面をスクロールすると別の写真が出てきます。

香月史郎
「これは・・・舞衣ちゃん?だっけ」
倉持結花
「あっ、だめですよ、他の写真は」

画像に映っているのは結花と大学の同級生だった小林舞衣でした。

今でも結花は舞衣と仲が良いそうです。

占い師に会った時も舞衣が一緒だったそうで、主に話を聞いてもらっていたのは舞衣の方でした。

香月史郎
「そのとき自分の仕事の話はした?」
倉持結花
「え?いえ恋愛の話ばかりで・・・あ・・・そうか、もし私があの占い師に自分の仕事を話していたら翡翠さんはそこから私の職業を言い当てることができた」
香月史郎
「そう、紹介したわけだから繋がりがあるってことだろう、けれどそうか話してないのか」
倉持結花
「やっぱり本物なんですかねあの人・・・私とあまり変わらない歳に見えたけれど・・・」

まだ香月にも翡翠が本物の霊能力者なのかは判断できていません。

それでも結花の悩みにはしっかりと向き合うつもりです。

香月史郎
「ただ結花ちゃんが霊に悩まされているのは事実だし、ひとまずは霊媒の先生を信じよう」
倉持結花
「・・・そうですね、あの・・・この後よかったらご飯とか行きませんか?」
香月史郎
「あ・・・ごめん、予定があって今日は無理なんだ」
倉持結花
「そ・・・そうですよね、来週はよろしくお願いします・・・先輩、来週は私の淹れたアイスコーヒーご馳走しますね、美味しいですよ」

1週間後に再会することを約束してこの日は別れました。

ただし香月はアイスコーヒーを淹れてくれると言った結花の笑顔をもうこれで見られなくなってしまうのです。

 

 

まだ翡翠のことを信じていない香月なのですが、結花は占い師に自分の仕事を話していないので疑う余地が少なくなってきましたね。

結花も同い年位の翡翠が霊媒なのか確信が持てないようです。

幽霊を視てしまったことが殺人事件へと繋がっていく『medium 霊媒探偵城塚翡翠』

至る所に伏線が張り巡らされているので1シーンも見逃すことができません。

翡翠と香月は結花の事件とどう向き合っていくのかが注目ポイントになっていますよ。

後編

香月と結花が翡翠のもとを訪れてから1週間が経ちました。

6月なのに冷える中、香月が待ち合わせ場所に到着すると大きな声が聞こえてきます。

香月史郎
「なんだろう、こんな朝からナンパ・・・?」

声がする方を見てみると男性2人と女性が言い争っていました。

男性に見覚えはありませんが女性は翡翠です。

城塚翡翠
「水子・・・あなた水子を連れていますね、つい最近も女の人をひどい目に遭わせたでしょう!ここにホクロのある髪の短い女の人です!あなたのせいで亡くなったんじゃないですか!」

確かに男性は髪の短い女性に心当たりがあるようで、翡翠のことを気味悪く感じていました。

気持ち悪くなった男性たちはナンパを諦め立ち去っていきます。

香月史郎
「翡翠さん」
城塚翡翠
「こっ香月さん!?あの・・・もしかして見てらっしゃいましたか?」
香月史郎
「意外でした、前にお会いしたときとずいぶん印象が違うので・・・」
城塚翡翠
「それは・・・そのぅ・・・真ちゃん、千和崎さんのアイデアなんです、普段の私がふわふわしていて威厳がないからって・・・騙しているつもりはまったくない・・・のです・・・」

翡翠の化粧が薄くなっているので別人のような印象を受けました。

薄化粧をしている姿が本来の翡翠なのかもしれません。

香月史郎
「その素の感じの翡翠さんのほうがずっと好感が持てますよ」
城塚翡翠
「う・・・いえ・・・お仕事ですから!倉持さんがいらっしゃるまでに戻します!」

そのまま待っていたのですがなかなか結花が現れないので香月が電話をかけてみました。

しかし電話にも出てくれません。

結花は約束に遅れるような人ではないので、香月の案内で彼女の部屋へ行くことにします。

香月史郎
「いないのかな?だとしたら彼女が日程を勘違いしてるとか・・・」
城塚翡翠
「香月先生、扉を開けてください、開かないなら管理人さんを呼んだほうがいいです」

急かされた香月がドアに手をかけると鍵が開いていました。

そのまま部屋の中へ進んでいきます。

香月史郎
「・・・結花ちゃん?結花・・・」

結花がリビングで倒れていました。

香月は翡翠に警察への通報をお願いします。

通報している間に部屋の中を観察すると、何者かと争った形跡がありました。

さらに窓が開いたままなので何者かが侵入したことが想像できます。

城塚翡翠
「なにを探してるの?」
香月史郎
「え・・・?翡翠さん!?大丈夫ですか」
城塚翡翠
「・・・香月先生、犯人は・・・女の人です、泣き女・・・」

謎めいた言葉を発すると翡翠は意識を失ってしまいました。

その後、香月と翡翠は所轄の警察署で任意の事情聴取を受けたのですが、刑事たちはあからさまに2人を疑っています。

第一発見者が推理作家と霊媒師という胡散臭い職業のためで、令状なしにDNAの提出まで要請されました。

さらに疑われたくないので2人はDNAの提出を承諾します。

捜査で結花の死亡推定時刻は遺体発見前日の20時~24時で、翌日には作家仲間と飲んでいた香月のアリバイが証明されました。

香月史郎
「犯人は女の人です・・・か、あれはどういう意味だったんだろう」
鐘場正和
「よう作家先生、お前さんとは捜査協力してもらったあのときの事件以来だな」
香月史郎
「鐘場警部」
鐘場正和
「警部はやめてくれ・・・鐘場でいいって言ってるだろ、今回はなんというかまぁご愁傷さまだったらしいな、大学の後輩なんだって?」

司法解剖の結果、死因は後頭部の陥没によるものです。

結花は何者かと揉み合い転倒した際にテーブルの角で後頭部を強打したと見られていました。

他に目立った外傷はなく性的暴行の形跡もありません。

そのため鐘場警部たちは深夜に帰宅した結花が運悪く空き巣と鉢合わせたと見立てています。

近辺では空き巣の被害が頻出していて、立松という常習犯が容疑者としてリストアップされました。

香月史郎
「他に容疑者はいないのですか?」
鐘場正和
「被害者の自宅のゴミ箱から強烈なラブレターが見つかった、ストーカーじみた内容だったから気味悪がって捨てたんだろう、差出人は西村玖翔、大手ブライダルプロデュース会社の社員だ」

任意で聴取した結果、西村は結花の自宅には行ったことがないと供述しています。

証拠はありませんがアリバイも確認できていません。

結花と西村の接点は共通の友人である小林舞衣だったそうです。

香月史郎
「それで小林さんが結花ちゃんを同僚の西村に紹介した?」
鐘場正和
「正確には合コンで西村と出会ったらしい、で西村のほうが交際を迫るようになった、そういえばあの城塚って小娘だがお前さんと倉持結花が訪ねてきたときよくないものを霊視したんだと」

翡翠は詳細を調べるために被害者宅へ行く約束をしたと供述しました。

鐘場警部は霊能力など信じないので翡翠を疑いましたが、翡翠には犯行時刻に千和崎と一緒にいたことが確認されています。

そのため今のところは侵入窃盗犯の立松犯行説が有力となっていました。

香月史郎
「あの・・・鐘場さん捜査線上に女性は浮かんでいませんか・・・?」

香月は翡翠が言った犯人は女の人だという言葉が気にかかっています。

しかし女友達は多いのですが恨んでいるような人物はいません。

翌日、香月は翡翠から呼び出されました。

城塚翡翠
「その・・・始めに謝罪させてください、倉持さんの身に危険があることを予見していました、けれど信じてもらえないかもしれないと考えて・・・まさかこんなことになってしまうなんて・・・」
香月史郎
「あのとき言った泣き女とはどういう意味なんですか」
城塚翡翠
「・・・先生はバンシーという妖精をご存知ですか?」
香月史郎
「バンシー?えっと・・・確かアイルランドの妖精ですよね、バンシーが泣くと死者が出るという伝説の」

バンシーは泣き女とも言われていて世界各地で昔から伝わる存在です。

翡翠はこの仕事を始めてから10年になりますが、いくつかの相談内容に共通点を見つけました。

城塚翡翠
「それは泣いている女性の霊障に関するもので過去4回ありました、その依頼者は全員がその話をした1年以内に亡くなっているんです」

相談内容を見返してみると相談者の2人に憶えのない水滴の話が出ていたそうです。

自宅の床に水滴が落ちているのに本人は心当たりがありません。

確かに結花の身体の近くにも水滴が落ちていました。

香月史郎
「それであのとき泣き女と、想像ではなく・・・泣き女が実在する?」

翡翠は泣き女が実在していると解釈していますが誰にも証明することはできません。

荒唐無稽な話をしても信じてもらえないと思ったので黙っていました。

城塚翡翠
「ただの偶然で考えすぎだと・・・私・・・そう思い込もうとしてたんです・・・そうでなくてもこんなに早く倉持さんが亡くなるなんて・・・彼女の家に行けばどうにかする方法を思いつくんじゃないかって・・・私・・・」
香月史郎
「・・・顔を上げてください、仕方のないことだと思います」
城塚翡翠
「・・・信じてくださるんですか?私の話を・・・」
香月史郎
「・・・ええ、信じます」

翡翠と香月は結花が亡くなった事件の真相に辿り着けるのでしょうか!?

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『medium 霊媒探偵城塚翡翠』テレビドラマのキャストは?

『medium 霊媒探偵城塚翡翠』『霊媒探偵・城塚翡翠』というタイトルで日本テレビの日曜枠で実写ドラマが放送されました。

このドラマは11月13日に全5話で最終回を迎えたのですが、翌週から続編が放送されるという連続ドラマ史上初めての試みが採用されています。

気になるキャストは城塚翡翠役を清原果耶さん、翡翠のアシスタントをしている千和崎真役には小芝風花さんがキャスティングされました。

推理作家の香月史郎は瀬戸康史さん、捜査一課の警部で翡翠の霊能力を信じていない鐘場正和は及川光博さんが演じています。

テレビドラマもチェックして漫画や小説とは一味違う面白さを体感してみてください。

 

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