今回は「原作 和田竜 作画 坂ノ睦」先生の『忍びの国』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『忍びの国』はこんな漫画(あらすじ)
天正四年戦国期、日本の各地で戦国大名が誕生し、支配する地域を拡大しようと争いが行われていました。
小国である伊賀国には領土を治める大名が存在しないため、66もの地侍が小競り合いを続けています。
その中で地侍の下山家に同じ地侍の百地家の軍勢が攻め込んできました。
砦の中に軍勢を入れさせまいと抵抗する下山家だったのですが、たった1人の忍びによって城門を破られてしまいます。
伊賀最強の忍びとして恐れられる無門によって窮地に立たされる下山家の長男・平兵衛は、弟を殺した無門に決死の覚悟で勝負を挑むのですが・・・!?
大人気歴史小説をコミカライズした『忍びの国』!
今回は実写映画化された歴史時代劇の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。
乱世の伊賀を舞台にした忍びたちのバトルをじっくりとお楽しみください。
『忍びの国』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
戦国の世に他人を想わず殺戮を愛し、己の欲望の身に従って生きた者たちが存在しました。
虎狼の族と呼ばれ敬遠された者たちこそが、秘蔵の地に潜む伊賀忍なのです。
天正四年伊賀国にある下山甲斐の砦に、同じ地侍である百地家の軍勢が迫っていました。
激しい戦の中で次々と人が死んでいきます。
下山家嫡男の平兵衛は無駄に命が奪われることに疑問を抱いていました。
当時の日本では数多くの戦国大名が生まれ、領地を拡大させようとする勢力も出てきています。
多くの血が流れる乱世の中で小国の伊賀には大名どころか盟主すら存在していません。
そのため66の地侍が己の財と力を求め、毎日のように小競り合いを続けていました。
平兵衛が嘆いても小競り合いが収まることはありません。
砦の中に入れさせないよう抵抗する下山家と、門を打ち破ろうとする百地家の軍勢が激しく衝突しています。
攻防の中で平兵衛は犠牲者の死を悼んでいました。
すると弟の次郎兵衛が声をかけてきます。
人間としては素晴らしいのですが、平兵衛の考え方は戦国の世には受け入れられませんでした。
それでも平兵衛は無駄な命の奪い合いを望んでいません。
しかしここで砦の門が破られてしまいました。
破られた門から大量の手裏剣が飛んできます。
その中の一枚を平兵衛がキャッチしました。
一人で門を破ることなどできるわけがありません。
ですが手裏剣をキャッチした平兵衛は一人の仕業であることを確信しています。
次郎兵衛は平兵衛の言葉を信じることができません。
しかし平兵衛の確信を証明させる男が門の外から現れました。
現れたのは伊賀国の中でその名を知らぬ者はいない無門という最強の忍びです。
無門は自分の役目を終えるとそのまま帰ってしまいました。
代わりに百地家の軍勢が下山家の領地に次々と侵入してきます。
そして激しい攻防巻き起こり、続々と命が奪われていきました。
平兵衛はここから望まない戦に身を置くことになってしまうのです。
命の奪い合いが日常的な世の中で、命の重みと真剣に向き合う平兵衛の姿が印象に残りました。
そんな平兵衛のインパクトを超えるのが最強の強さを誇る無門でしたね。
最強の忍びでありながら怠け者という一面を持っているところもカッコ良かったです。
壮大なスケールのアクションとバトルシーンが迫力満点に表現されている『忍びの国』!
和田竜先生の人気小説を漫画化しただけあって、綿密に考え抜かれたストーリーも魅力的な作品です。
戦乱の世で戦い続ける忍びたちの姿から情熱を感じ取ってください。
後編
望んでいない戦が始まりましたが、平兵衛は刀を抜いていません。
そのことに気付いた敵が近付いてきます。
制止しようとするのですが敵は止まってくれません。
黙っていても殺されるだけなので平兵衛は覚悟を決めました。
表情の無い面を被るとあっという間に敵を瞬殺します。
下山家兄弟の活躍によって劣勢だった状況が持ち直していきました。
しかし百地家にはまだ無門という切り札が残っていたのです。
ただ怠け者の無門は戦に参加するつもりはありません。
報酬で動く無門は役目を終えたため帰ろうとしていました。
ですが御屋形様に引き留められてしまいます。
戦場へ久々に顔を出した無門に御屋形様は次郎兵衛を斬ってこいと命じました。
報酬が100文と聞いた無門が再び戦場へ戻ります。
平兵衛がいち早く無門の気配を感じ取りました。
無門は高い壁を軽々と乗り越えて現れます。
次郎兵衛が名乗り出た瞬間、無門が首と胸を貫きました。
一瞬で次郎兵衛の命を奪った無門は“その腕、絶人の域”と詠われた最強の忍びなのです。
死神のような気配を放つ無門を前に誰も動くことができません。
それでも弟を殺された平兵衛が無門に立ち向かいます。
ここから平兵衛と無門の激しい戦いが幕を開けました。
最強の忍びに対しても怯まない平兵衛が無門の顔に傷をつけます。
すると無門が反撃に出ました。
お互い一歩も引かないまま戦い続ける中、戦場に鐘の音が響き渡ります。
鐘の音は十二名の地侍を招集するためのものでした。
招集の鐘が鳴ればいかなる場合であっても会議場所の平楽寺に集まらなければなりません。
そのため小競り合いはここで終了となったのです。
今までもこれが当たり前だったのですが、次郎兵衛を殺された平兵衛は納得することができません。
次郎兵衛の遺体に寄り添おうとしていると、父親が平兵衛にも平楽寺への出席を求めてきます。
父親は下人の次郎兵衛が死んだことなど少しも気に留めていません。
そのため弟の死を悲しむ平兵衛は馬鹿者と呼ばれてしまいます。
平兵衛は明らかに自分だけが違っていることを再認識しました。
人間ではない者たちと平兵衛は戦い続けなければなりません。
いつの日か最強の忍びである無門に追いつくことはできるのでしょうか!?
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『忍びの国』実写映画のキャストは?
『忍びの国』は2017年7月1日に実写映画が公開されました。
気になるキャストは伊賀最強の忍びとして恐れられる主人公の無門を、時代劇映画初主演となる大野智さんが演じています。
無門の妻で美しいお国役には石原さとみさんがキャスティングされました。
さらに伊勢谷友介さん、鈴木亮平さん、知念侑李さんなど豪華な出演陣が脇を固めています。
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