私は子連れおっパブ嬢のネタバレ!火事が巻き起こした悲劇とは?

今回は「池田ユキオ」先生の『私は子連れおっパブ嬢』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『私は子連れおっパブ嬢』はこんな漫画(あらすじ)

23歳の木島はるかは、おっぱいパブで働き始めてから3年が経っていました。

もうすぐ5歳になる息子の生活費と、新たに授かったお腹の子の出産費用を稼ぐため風俗で働き始めたはるか。

ようやくお金の目途がついてきた頃、息子が不注意で火事を起こしてしまいます。

貯金を使い果たしてしまい途方に暮れるはるかは、大きなお腹が目立つため風俗店で働くことすらできません。

そんな彼女にとって最後に残されていた手段は、妊婦専門のAV出演だったのです。

極限に迫られたヒロインを描きながら、風俗やAV業界の実態に迫っていく『私は子連れおっパブ嬢』

今回はこちらのシリアスなヒューマンドラマの魅力を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

孤独なヒロインが奮闘する姿に感動してください。

 

『私は子連れおっパブ嬢』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

新宿歌舞伎町のおっぱいパブで働くはるか。

この日の彼女はいつも通り働いていたのですが、妊娠中のためお酒を飲めないことを理由にお客から責められていました。

その様子を見ていた周りのお客が、風俗店に妊婦がいると騒ぎ始めます。

こうしたクレームが多くなってきたため、店長から出勤しないでほしいと告げられたはるか。

しかしこの事態を彼女は悲観してはいませんでした。

はるか
「とうとう夜の街から抜けるんだ、いろいろあったけど少しは稼げたから出産費用は用意できた、あとはギリギリまで昼間のバイトだけでなんとかやっていける」

おっぱいパブを出たはるかは、息子の翔太が待つ託児所へ向かいます。

翔太
「ママ!」
はるか
「翔太、いい子にしてた?」
翔太
「あっ、赤ちゃん!よしよし」

仕事の疲れを癒してくれる翔太は、もうすぐ5歳の誕生日を迎えようとしていました。

そんな翔太も赤ちゃんが生まれてくることを楽しみにしてくれています。

はるか
「プレゼント何がいい?」
翔太
「自転車!・・・あ、やっぱいーや、いらない!」
はるか
「どうして?」
翔太
「ぼくお兄ちゃんになるから、だから・・・いいんだ!」

幼いながらも翔太はこれからの生活にお金がかかることを理解していました。

健気な息子を不憫に思いながら、勇気を与えてもらうはるか。

はるか
「ママがんばるからね、ママと翔太とお腹の子、3人で幸せになろうね」

バイト先のコンビニで店長から嫌味を言われても、はるかは息子とお腹の子の存在を支えにしながら耐えていました。

彼女が女手1つで子どもを育てているのは、翔太の父親が借金を残して事故死してしまったためです。

お腹の子の父親は妊娠が発覚するとどこかへ姿を消してしまいました。

はるか
「男はもうこりごり、だけどひとりでやっていけるのかな、このままずっと」

この先の未来に不安を抱えながら生きているはるかだったのです。

そんなはるかの周囲には陰険な大家などしかおらず、助けてくれる存在は誰もいません。

しかしこんな状況でも、翔太とお腹の子を誰からも馬鹿にされないように育てたいと思うはるか。

体力と時間的にはキツイのですが、コンビニのシフトに夜勤も入れてもらうことにしました。

はるか
「ほんの4時間、部屋に残した翔太が起きる前に帰ればいい」

寝る間を惜しんで働くはるかと、母親を心配そうに見つめる翔太。

そんな日々が続いたある日、2人に悲劇が巻き起こってしまいます。

いつものようにはるかが夜勤のシフトに入っていたのですが、終了時間になっても交替の人が来てくれません。

はるか
「寝ぼう?早く来てくれないと困る、翔太が起きちゃう」

時計を見ながら苛立つはるか。

一方その頃、自宅では翔太が目を覚ましていました。

翔太
「ママにあさごはん作ってあげよー、ママよろこぶかなー」

レトルト食品を見つけた翔太が、電子レンジで温めようとしています。

ですがそこには電子レンジ不可という表示が記載されていました。

何も知らずレトルト食品を電子レンジに入れてしまった翔太。

いつもより1時間ほど帰りが遅くなったはるかが家に着くと、すでに部屋の中は火の海となっていました。

こうして家を火事で燃やしてしまったはるか。

彼女はここから地獄のどん底へ叩き落されていきます。

はるかと翔太に待ち受ける残酷すぎる運命とは!?

 

 

風俗業界で働く女性の哀しみを描いた作品はよくあると思います。

この漫画はその中でも特に不幸感が強い物語になっていますね。

その中でも自分には何の落ち度もないヒロインの姿がとても不憫に感じられました。

天職だと思って風俗業界で働く人と仕方なく働く人がいる中、後者の苦悩をリアルに表現した『私は子連れおっパブ嬢』

ここからヒロインの苦しみは想像を絶するほどの地獄絵図になっていきます。

悲痛なヒロインに感情移入しながら続きをご覧ください。

後編

はるかがバイトから帰ってくると部屋の中は炎に包まれていました。

はるか
「しょ・・・うた・・・?翔太、翔太ぁぁぁ」

部屋の中を探すと、翔太が電子レンジの前で座り込んでいます。

翔太
「マ・・・マ・・・、ごめ・・・なさ・・・」

すぐに翔太を連れて外に飛び出したはるか。

どうにかして翔太の命を救うことはできたのですが、彼が起こした家事はアパートを半焼させてしまいました。

はるか
「隣人たちへの保障は免れたものの、部屋の損害の賠償に300万円を大家から請求された」

不幸中の幸いだったことは、翔太の体に火傷の痕が残らなかったことだけだったのです。

しかし翔太の入院費と引っ越し代で、これまで貯めてきた出産費用は全て無くなってしまいました。

こうして一文無しの借金生活を送ることになったはるか。

さらにここから彼女には不幸が連続して起こり始めます。

まずバイト先のコンビニで店長からセクハラを受けてしまい、アルバイトを辞める羽目になりました。

仕方なく実家に連絡を入れることにするのですが、10代の頃に家を飛び出した彼女は絶縁状態となっていたのです。

そのため実家の母親から厄介ごと扱いを受けてしまいます。

はるか
「ちゃんとやってたのに・・・誰にも頼らず・・・あんな火事さえ起きなければ・・・」

未来に希望が無くなってしまったため、自らの命を絶ってしまおうと考え始めるはるか。

ですが自殺を図ろうとした彼女を救ったのは、翔太の何気ない言葉だったのでした。

翔太
「ママ・・・今、赤ちゃんお腹けったね、赤ちゃん元気だね!」

翔太の笑顔を見て自殺を思いとどまることができたのです。

はるか
「また子供に救われた、この子たちの為にどんなことをしても私には生きる理由がある、どんなことをしても」

決意を新たにしたはるかは、以前に勤めていたおっぱいパブの店長を頼ることにしました。

しかし出産を終えるまでは働かせる訳にはいかないと言われます。

諦めて帰ろうとするはるかだったのですが、どうしてもお金が必要なら紹介できる仕事があると引き留められました。

はるか
「なんでもします!この体でも働けるんですか!?」

今のこの体でなければダメだと言われ、指定された場所に向かったはるか。

案内された部屋で彼女に紹介された仕事は、妊婦専門のAVに出演することでした。

はるか
「そんな・・・そんなことできるわけありません!顔も隠さないでこんなの・・・バレたらどうするの、無理です!」

強い拒否感を示すはるかに対して、制作側が出演料として100万円を提示してきます。

目の前に札束を出されてしまい、はるかの心が揺らいでいきました。

ですがやはりAVに出演することなど考えられません。

そのため逃げるように部屋を飛び出していきました。

はるか
「お腹の子の為に食べなきゃいけないのに卵しか買えなかった、来週の妊婦検診お金はどうするの?」

この日の帰り道、はるかの頭の中はお金のことで一杯になっています。

たった3回AVに出演すれば100万円が手に入ること、翔太に惨めな思いをさせたくないことなどが頭の中をグルグルと巡っているはるか。

はるか
「みじめな思いはいくらでもしてきた、今更世間の目がなんだっていうの、私は私のやり方で子供たちを育てていくしかない、誰も助けてなんかくれないんだから」

子どもたちを育てていくためAVに出演することを決めたはるかだったのです。

他にお金を稼ぐ手段がないため、背に腹は代えられないと覚悟を決めたはるか。

最初の撮影では罪悪感と強い抵抗感を抱きます。

しかし母親として子どもたちのためだと腹をくくったはるかは、次第に割り切ってAVに出演するようになっていきました。

はるか
「今の私にはこれでお金を稼ぐしかない、もっといい方法があったかもしれないけどこれが自分で選んで来た道なんだ、どんなことをしても子供たちをしっかり育てる」

はるかの選択は翔太と生まれてくる子どもにとって幸せなものとなるのでしょうか!?

ネタバレはここまでとなりますので、彼女たちの未来の姿はご自分の目で確かめてください。

池田ユキオ先生の他の漫画に関する記事はこちらです↓↓↓

ゴミ屋敷とトイプードルと私のネタバレ!池田ユキオ漫画の魅力は?

2019.07.06

 

『私は子連れおっパブ嬢』はこんな人にオススメ

壮絶な人生ドラマを描いていく漫画を読みたい人にオススメの作品です。

風俗とAV業界を題材にしながら、ヒロインの波乱万丈な運命を表現していく『私は子連れおっパブ嬢』

生きていくために大切なことを伝えてくれるヒューマンドラマになっています。

ヒロインのことを応援しながら読んでいくと夢中になることができますよ。

是非この機会にシリアスな物語の魅力を味わってみてください。

 

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