ゴールデンラズベリーのネタバレ(漫画)!試し読み情報も!

今回は「持田あき」先生の『ゴールデンラズベリー』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ゴールデンラズベリー』はこんな漫画(あらすじ)

芸能事務所でスカウトマンをしている32歳の北方啓介(きたかたけいすけ)は、海外の有名大学を卒業して世界的に有名な企業に勤めていたハイスペックな青年です。

現在は日本で働いている啓介なのですが、その実態は仕事を転々としているダメ人間でした。

24回目の転職で辿り着いた芸能事務所でも新人女優に逃げられてしまうという不始末を起こしてしまいます。

再び転職を考える啓介だったのですが、男性との恋愛が続かない吉川塁(よしかわるい)という女性と出会ったことで運命が大きく変わることになりました。

塁の可能性を信じた啓介は彼女をスカウトするのですが、24時間後には塁に結婚を申し込んでしまったのです。

仕事が続かない男と恋愛が続かない女のサクセスストーリーを描いていく『ゴールデンラズベリー』

今回は芸能界を舞台にしたラブコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

持田あき先生が描く風変わりな男女の恋模様をお楽しみください。

 

『ゴールデンラズベリー』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

ニートのような状況に陥った北方啓介が自分の現状を嘆いています。

啓介は一ヶ月前まで芸能事務所のスカウトマンとしてバリバリ仕事をこなしていました。

北方啓介
「週末の木ノ下美鞠のデビューお披露目イベントの詳細ですが、弊社のグッズサンプルのメールはご確認頂けましたでしょうか?」

芸能事務所に入社してまだ4ヵ月なのですが、啓介は新人女優のため5社の広告契約を締結させています。

その仕事ぶりを見た同僚たちは海外の有名大学を卒業した啓介をレベルが違うエリートだと評価していました。

しかし啓介はエリートなどではありません。

北方啓介
「エリートなんて言ってもらえて嬉しい、しかしながら俺にとって今はラストチャンスなのである」

ラストチャンスに賭けている啓介が新人女優の美鞠との打ち合わせに向かいます。

田舎から出てきたばかりの美鞠はデビューすることに不安を抱えていました。

啓介は不安を解消するためもう一度田舎の両親と話し合うことを約束します。

北方啓介
「俺はこの仕事に社会人人生の全てを賭けている、今度こそ掴みたいんだ」

不安を解消した中で美鞠のデビュー日を迎えました。

美鞠のデビュー作はスペシャルドラマとして大注目されています。

このドラマを大々的に発表するためスペシャルイベントが開催されました。

集まった記者や観客が注目する中、美鞠が挨拶を始めます。

すると美鞠は啓介から商品としてしか見られていないという理由でデビューすることを断ってしまいました。

北方啓介
「こうして我がラストチャンスは終わったのだ」

社会人人生の全てを賭けたチャンスが終わってしまった啓介はここから引きこもってしまうことになります。

引きこもり生活が始まってから1ヵ月後、髪の毛と髭がフサフサになった啓介は別人のような姿になっていました。

会社から連絡を受けても在宅の仕事がしたいと要望しています。

しかし芸能事務所のマネージャーは在宅で仕事をこなすことはできません。

この状況を続けている訳にはいかないと感じた啓介は転職を考え始めます。

友人に転職を相談してみるのですが集中力がないと注意されてしまいました。

その理由は現在の職業で啓介が転職24回目を迎えているためです。

北方啓介
「振り返るのはつらいが大学院卒業までは人生完璧だった、自分はさてはデッケェ仕事が出来るのではと夢を膨らましあれよあれよと8年・・・なンの仕事も向いてる気がしない」

32歳になった啓介は就職迷子という状況に陥っていました。

自分でもこの状況が続いているのは最悪だと理解しています。

それでも自分がどんな職業に向いているのか分かりません。

どんどん自信がなくなっていく啓介は就職迷子の状況をこじらせてしまっているのです。

周囲からは器用貧乏だから仕事に支障をきたしていると指摘されていました。

北方啓介
「貧乏してる時点で器用でも何でもない・・・」

落ち込みながら居酒屋でお酒を飲んでいると実家の母親から電話がかかってきます。

母親はお盆に帰省するのか尋ねてきました。

どうやら姉弟はお盆に帰省することを決めたようです。

しかし啓介はこの状況で帰省するつもりにはなれません。

北方啓介
「姉弟はとうに家庭がある、母さん、息子は今黄金伝説みたいないでたちで呑み屋をふらついているよ、俺以外みんなちゃんと働いてるよ」

仕事が上手くいかない啓介は人生に絶望してしまいます。

それでもここから出会う1人の女性が啓介の人生を大きく変えることになるのでした。

希望を与えてくれる女性に出会った啓介の運命とは・・・!?

 

 

学校での成績が優秀なことと社会人として成功するかは別問題だということをコミカルに表現していますね。

自分に最適な仕事を見つけられない主人公の姿は不憫に感じました。

実家にも戻れず孤独感を抱える啓介の悲哀を表現した『ゴールデンラズベリー』

ここから運命的な出会いによって主人公の運命が激変していきます。

強烈なインパクトのヒロインにご注目ください。

後編

落ち込んでいる啓介が居酒屋を出ると、道端で怒られている女性の姿が目に留まりました。

女性は年下の男性に大声で怒鳴られています。

北方啓介
「そんながならんでも、明日あの子がいなくなっちゃったらどうすんだ・・・まあ泣きたいよな、見てるだけの俺でもちょっと泣きたいよ」

怒鳴られている女性の姿を見ていられません。

しかし啓介の想いとは裏腹に女性は怒鳴られていることを全く気にしていませんでした。

吉川塁
「あーもしもし社長?今清河軒行ってきました、はいお詫びして来ました、当日に個数変更は迷惑ですって伝えたら逆ギレしてましたけど」

謝罪していた時とはまるで違う表情を浮かべながら電話しています。

そして報告が終わると自転車に乗って会社へ戻っていきました。

北方啓介
「こっち見てる、俺を・・・母さん東京では働いていないと空き缶を見るような目で見られるよ」

女性から見下された啓介は仕事へ戻ることにします。

するとチーフから木ノ下美鞠の件で呼び出されました。

木ノ下美鞠が逃げ出したことで、次にどんな仕事をするのか尋ねられます。

しかし現在の啓介には何のプランもありません。

チーフはそんな啓介に32歳の自分探しに付き合う時間はないと叱責します。

ここで再び啓介は転職を考えるのですが、夢中になれるような仕事はなかなか見つかりません。

途方に暮れながら街中を歩いていると、男女がアパートを引き払っているところを目撃します。

カップルが破局したのだろうと思っていると、女性は先日見下してきた人物でした。

北方啓介
「若いのにやけに肝の据わったやさぐれOLだと思ったがまさかこんな場面を見るとは、でもさすがにこんな瞬間はあの子でも泣・・・全然平気そー」

男性と別れた女性は瓶ビールをラッパ飲みしています。

そのまま自転車を押していくのですが、途中でチェーンが絡まってしまいました。

仕方なく啓介は彼女の自転車を見てあげることにします。

チェーンはすぐに取れたのですが彼女の自転車はブレーキも故障していました。

北方啓介
「大きめの自転車屋さん近くにあります?」
吉川塁
「あー今さっき同棲解消したんで引っ越し先で探します」

話を聞いてみると女性は勤め先から寮を紹介してもらうそうです。

21歳で青森出身の女性は2ヶ月という短い期間で彼氏と別れました。

北方啓介
「お名前は・・・」
吉川塁
「吉川塁、お兄さんこの前も見てましたよね、もしかして私狙ってます?」
北方啓介
「え、そんなつもりは」

塁は別れたばかりのため落ちやすいと思われたと誤解したようです。

もちろん啓介はそんな姑息なことを考えている訳ではありません。

吉川塁
「ほんと続かないんです、私、毎回最初は頑張ろうとするんだけど途中でいつも疲れちゃって、人からもよく最低だって言われます」
北方啓介
「別に責めないよ、君も何か違ったんだろ、俺もいっつもそう、何か違うのに進めないよな、しぶとくしつこく探し続けていたらいつかきっと見つかるさ」

迷子状態の啓介は自分の言葉に恥ずかしさを感じます。

塁にかけた言葉は自分が誰かに言ってほしいものなのですが、どうしても塁に聞かせたくなりました。

啓介は塁を見送ると会社に退職願を出しに行きます。

しかし忙しいチーフには啓介の話を聞く時間がありません。

退職願を出せないままズルズルと仕事をしているうちに、啓介はマネージャーとして自分の発掘した女の子が特別な存在になってほしいという夢を思い出しました。

そして夢を思い出した啓介の頭に塁の顔が浮かんできます。

転職を繰り返すような何も続かない自分の勘など信用できません。

それでも塁をスカウトしてみたくなりました。

居ても立っても居られなくなった啓介は塁の元へ向かいます。

彼女を見つけると道端で土下座をしました。

北方啓介
「僕は君の話を大人ぶって聞いてたけど俺だって何一つ仕事が続いたためしがない、妥協も必要だって分かってるけど死ぬほど面白い仕事がしてみたい、ゴールドプロモーション北方啓介と申します、君をスカウトさせてくれませんか」

怒鳴られても彼氏と別れても平然としている塁の魅力に落ちてしまったのです。

突然のスカウトに吉川塁は停止してしまいました。

それでも啓介は頭を下げ続けます。

どうしても塁を一流の芸能人として華やかな舞台に立たせたいと思うのですが、啓介は24時間後に塁へプロポーズしてしまうことになるのでした。

いったいどのような経緯でプロポーズに至ってしまったのでしょうか!?

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2018.12.16

 

『ゴールデンラズベリー』を読んだ感想

仕事が長続きしない男性と恋愛が長続きしない女性の出会いが印象的でした。

特に主人公が塁と出会ったことで人生を変えようとする姿に感動できますね。

人生に変化を求める男女の恋模様を描いた『ゴールデンラズベリー』

希望とは違う行動を取ってしまう主人公の感情にご注目ください。

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