今回は「坂井恵理」先生の『ヒヤマケンタロウの妊娠 育児編』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『ヒヤマケンタロウの妊娠 育児編』はこんな漫画(あらすじ)
女性に対して10%の確率で男性も自然妊娠するようになった世界。
32歳の桧山健太郎(ヒヤマケンタロウ)は思いがけず妊娠してしまいました。
最初は中絶を考えたケンタロウなのですが妊夫の社会的地位を向上させるため出産することを決意します。
無事に息子を出産したケンタロウは貴重な経験を活かし妊夫カフェをオープンさせるなど、妊夫に対する周囲の目を少しずつ変えていきました。
3年後、シングルファザーとして育児と仕事を両立させるケンタロウの前に1人の妊夫が現れます。
ケンタロウは妊夫の先輩として彼をどのように支えていくのでしょうか。
妊婦さんの大変さを世に知らしめた『ヒヤマケンタロウの妊娠』の3年後を描いていく『ヒヤマケンタロウの妊娠 育児編』!
今回は斬新な設定で出産と育児の常識を覆していくヒューマンドラマの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。
出産と子育てが女性にばかり負担がかかるという現実を考え直すきっかけにしてみてください。
『ヒヤマケンタロウの妊娠 育児編』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
原因は分かりませんが男性も妊娠するようになってから10年が経過しました。
悩みに悩みながら出産を決意したヒヤマケンタロウは3歳になった息子の子育てと仕事を両立させています。
いつものようにケンタロウが仕事をしていると、育休明けの女性社員が出社してきました。
その女性に同僚の男性がすぐに2人目を妊娠しないよう嫌味を言っています。

素晴らしい言葉で女性社員から喜ばれるケンタロウなのですが、前からこのような考え方をしていた訳ではありません。
妊娠と出産を経験したことでケンタロウは母親の立場が理解できるようになったのです。
男性社員を注意していると保育園から息子が熱を出したと電話がきました。

テキパキと資料をまとめたケンタロウは急いで保育園へ向かいます。
部下からは育児と仕事を完璧にこなしていると思われているのですが、本人は完璧だとは思っていません。
エリートサラリーマンの彼は仕事にも育児にも妥協を許さないのです。

仕事と育児を完璧に両立させることは簡単ではありません。
部下の佐藤も昨年出産したのですが、奥さんがいるため彼が早退したことはないのでケンタロウは負い目を感じてしまいます。
そんなことを考えながら電車に乗り込むと、少しお腹が大きい男性が辛そうに立っていました。
妊夫の多くが世間の目を気にしてマタニティマークを付けないため、ビールっ腹なのか妊娠しているのかすぐ判断することができません。
それでも男性が苦しそうにしているのでケンタロウは勇気を出すことにしました。

ケンタロウの呼び掛けに1人の男性が席を譲ってくれます。
ですが席を譲る際、妊夫のことをニヤニヤしながら見たため周囲がザワザワしていきました。
その結果、妊夫と思われる男性は恥ずかしさから電車を降りてしまいます。
男性の自然妊娠の確率は女性の10分の1で、妊娠したことを恥じる男性は少なくありません。
女性が妊娠した場合はお祝いムードに包まれるのですが、男性の妊娠は今でも偏見の目で見られてしまうのです。

当時のケンタロウも男性の妊娠を恥ずかしいものだと思っていました。
しかし妊夫の社会的地位を向上させる目的で出産を決意したのです。

いつの間にか妊夫は世間から忘れられた存在になっていました。
シングルファザーのヒヤマケンタロウはこの状況をどう変えていくのでしょうか!?

前作を読んで衝撃を受けたので本作も読んでみることにしました。
今回も妊娠と出産に関する社会の常識を問いただす内容になっていますね。
改めて子育てという重労働に関わることに男性も女性も関係がないことを教えられました。
男性が出産するという話題作の後日譚になっている『ヒヤマケンタロウの妊娠 育児編』!
自分の常識外のことに偏見を持ってしまうという人間の愚かな一面に警鐘を鳴らす物語になっています。
物語の世界に入り込みながら妊夫の苦悩と向き合ってみてください。
後編
保育園に息子を迎えに行ったケンタロウはそのまま子どもクリニックへ連れて行くことにしました。
混んでいるため待合室で座っていると多くのLINEが届きます。
その中にはケンタロウが企画した妊夫カフェの閉店が会議の議題に上がっているというものがありました。

翌日、ケンタロウが仕事をしていると、社内の女性社員がソワソワしています。
後輩に理由を聞いてみると社内報のインタビューで青柳聖也という男性アイドルが来ているためでした。
ケンタロウもインタビューを覗きに行ってみると、青柳が芸能人オーラを出しています。

トイレで青柳のイケメンっぷりに感心していると慌てた様子の男性がトイレに入ってきました。
よく見てみると男性は青柳で、個室に入った彼は嘔吐しています。
もしかして青柳に妊娠の可能性があるかもしれないと思うのですが、アイドルの彼が妊娠している訳がありません。
ケンタロウが妊娠の可能性を否定していると青柳が個室から出てきました。



ケンタロウであることを確認した青柳はトイレの外に誰もいないことを見に行きます。
誰もいないことを確認するとケンタロウに重大な秘密を明かしました。



妊娠しているだけでなく青柳はケンタロウのように出産する決意を固めていると言うのです。
詳しく話を聞いてみると青柳のお相手はアイドルグループに所属している女性だということでした。
女性に出産する意思を伝えた青柳なのですが、アイドルは恋愛禁止のため賛成してもらえません。
しかし青柳はシングルファザーになったとしても出産したいと思っています。




出産したいと言う割に青柳が無知だったためケンタロウは少し呆れてしまいました。
また帝王切開以外にも男性の出産には苦労することがまだあるのです。


素性を隠しながら通院することは不可能と言っても過言ではありません。
そのためケンタロウは青柳がどこまでの覚悟を持っているか確認してみます。



ケンタロウから紹介してもらった病院に行くと、予想通り青柳だということがバレてしまいました。
そして噂はネットで拡散されてしまいます。
すぐに噂を聞きつけた事務所の社長から青柳が呼び出されました。
事務所側はマスコミに記事が出ないよう根回しをしていたのですが青柳はそんなことを望んでいません。

実は一連の出来事は病院を紹介したケンタロウの作戦だったのです。

作戦は的中したのですがここで予想外の事態が起こりました。
事務所は青柳を解雇するだけでなく、スポンサーやテレビ局からの違約金を要求してきたのです。
違約金は少なく見積もっても10億円を超えていました。
果たしてこの状況の中で青柳は出産することができるのでしょうか!?
そしてケンタロウは悩む青柳をどのようにサポートしていくのでしょうか!?
目が離せないここから先の展開は実際に漫画を読んでお確かめください。
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『ヒヤマケンタロウの妊娠 育児編』を読んだ感想
前作と同じように妊娠と出産について色々と考えるきっかけになる作品ですね。
現代社会には妊娠や出産にまだまだ偏見が残されていると思います。
さらに男性が妊娠するという設定によって、少数派を色眼鏡で見る人間の愚かさを表現していると思いました。
性別の垣根を取り払って妊娠と出産の問題点をあぶり出していく『ヒヤマケンタロウの妊娠 育児編』!
男性はもしも自分が妊娠した時のことを想像しながら、女性はマタハラについて共感しながら物語を読んでみてください。
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