イジメの時間(くにろう)のネタバレ!漫画の魅力をご紹介します!

今回は「くにろう」先生の『イジメの時間』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『イジメの時間』はこんな漫画

どこにでもいる普通の中学生が学校の屋上から飛び降り自殺をしてしまいます。

もう二度と生まれてきたくない、そう願いながら天国へ旅立った天童歩。

彼を死へ追い詰めることとなった壮絶なイジメの実態とはどのようなものだったのでしょうか!?

イジメという社会問題に真正面から迫っていく『イジメの時間』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

あまりにも衝撃的な内容を是非その目で確かめてみてください。

 

『イジメの時間』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

誰もいない学校の屋上で一人佇んでいる天童歩。

「やっと解放される、ここから飛べばもうなにも苦しむ事はないんだ・・・出来る事ならもう二度と生まれてきませんように」

中学生の口から絶対に出てほしくない言葉を残して、歩はそのまま飛び降りてしまいました。

11月4日、彼の葬儀が悲しみの中、ある会館で執り行われます。

そこには歩にとっては見たくもない生徒も参列していました。

「しかし僕が何を思おうとも、もう誰にも伝える事はできない」

歩に対して起きた忌まわしき真実はこのまま闇に葬り去られてしまうのでしょうか!?

物語は歩が命を絶った日から半年前までさかのぼります。

この頃の歩はイジメられている訳でもなく、友人と元気に遊ぶ活発な中学生でした。

いつものように友人の信二から遊びに誘われた歩。

信二
「歩ー!みんなでバスケすんだけど歩もやんね?」
「マジ?やるやる!」

喜びながら教室を出ようとすると、クラスメイトの女子とぶつかりそうになってしまいます。

この女子の名前は平原さんといい、歩が秘かに想いを寄せている女の子でした。

「ごめん」

彼女への想いを知っている信二が告白するようにと冷やかしてくるのですが、まだまだ歩にはそんな勇気がありません。

このようにどこにでもいる何の変哲もない中学生の歩。

彼の運命を変えたのは鈴木山と若保囲という不良たちの存在でした。

この頃、彼らのイジメのターゲットになっていたのは須田という少年です。

彼らは須田を自分のパシリにしてやりたい放題の状態でした。

それは須田が自分の命令したものを買って来られなかった時の事です。

鈴木山
「おまえバカ?俺は見つけるまで戻ってくんなつったハズだが?」

このように暴力を背景に須田を下僕扱いしている鈴木山。

そのため歩は彼らとは関わり合いを持たないようにしていました。

しかしクラスで席替えが行われることになり、歩は地獄への扉を開けることになるのです。

どうにか平原さんの近くの席になりたいと願う歩。

「頼む・・・!残りの17番か24番出てくれ・・・!」

祈りながらクジを引くのですが、残念ながら彼が引いたクジは4番でした。

「真逆かよ、せっかく仲良くなれるチャンスだったのに」

とぼとぼと新しい席に座る歩。

なんとその席は鈴木山の前という最悪の場所だったのでした。

ここから始まる歩にとっての地獄はどのようなものなのでしょうか!?

 

 

ただ普通に友人と中学生活を送っていた歩。

しかしわずか半年という短い間に、彼は自らの命を絶つ決意を固めてしまいます。

いつになってもなくならないイジメという社会派なテーマと向き合う『イジメの時間』

なぜ尊い命が失われなければならないのでしょうか!?

そんな社会問題を真剣に考えながらこの漫画と向き合ってみてください。

後編

新しい席に替わった歩のクラスでは模擬テストが始まろうとしていました。

その中でゴソゴソと自分の机の中を探す鈴木山。

鈴木山
「筆箱がねぇ・・・?なんだ?クソ・・・」

すると鈴木山は前の席に座る歩の机の中に自分の筆箱があることに気が付きます。

この何でもないちょっとした間違いから、歩の命の幕が下りるカウントダウンがスタートしてしまうのでした。

鈴木山はこの件を若保囲のイタズラだと思うのですが、彼に聞いてみても否定されます。

すると鈴木山の怒りの矛先はついに歩へと向いてしまうのでした。

「最初は怖かったけど別に何するわけでもないし・・・次の席替えまで無事過ごせそうだな」

このように安心しきっていた次の瞬間、鈴木山が声をかけてきました。

鈴木山
「許してやってもいいぜ?」

言葉の意味が分からず固まってしまう歩。

しかしそれくらいでやり過ごせるほど鈴木山は甘い相手ではありません。

鈴木山
「オイ、何シカトしてんだ、聞こえてんだろうが、俺の筆箱隠したろうが、こっから見えてんだよ」

彼の言葉に従い机の中を探してみると、本当に見覚えのない筆箱が入っていました。

絶対に自分が机に入れた訳ではないので、歩は動揺してしまいます。

「なんで・・・!いったい誰が・・・まさか鈴木山本人?因縁をつけるために?」

そんな歩に鈴木山はとんでもないことを言い出します。

鈴木山
「テストん時、筆箱ねぇとかありえねぇだろ、絶対内申に響くよな、でも許してやらんでもねぇぜ?」

彼が許す代わりに突き付けてきた条件は、授業中に先生を殴るというものだったのです。

当然ですが歩にそんなことができるはずありません。

何とかこの場を乗り切ったのですが、困り果てた歩は信二にこのことを相談することにします。

「やっぱ分かってもらえるまで話した方がいいかなぁ・・・」
信二
「そうだな・・・鈴木山でもちゃんと話せば分かってくれるさ、なんなら俺も一緒に行こうか?」
「え!?でも・・・そんな事したら信二まで・・・」
信二
「はは、なに言ってんだ、困ったときはお互い様だろ?小1んときからの付き合いじゃん」

しかし鈴木山は彼らの常識が通用するような相手ではなかったのです。

ここから始まる信じられないほどの壮絶なイジメとは!?

この先の理不尽な展開は、実際に漫画を読んで衝撃を受けてみてください。

 

『イジメの時間』はこんな人にオススメ

シリアスなヒューマンドラマを読みたい人にオススメの漫画です。

イジメという社会問題を丁寧に扱った作品になっていますよ。

誰もが目を背けてはいけない問題をテーマにした『イジメの時間』

年齢に関係なく多くの人が読むべき漫画になっています。

是非この漫画から大切なものを感じてみてください。

 

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