剣聖の称号を持つ料理人のネタバレ(漫画)!幻想グルメとは?

今回は「原作 天那光汰 漫画 海田ゆた」先生の『剣聖の称号を持つ料理人』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『剣聖の称号を持つ料理人』はこんな漫画(あらすじ)

東京のホテルで料理人をしている新堂春樹は料理コンクールに向かっている途中、交通事故に巻き込まれてしまいます。

気が付くと人間のいない異世界に転生されていました。

そこで剣聖のスキルを入手した春樹は、技術とスキルを活用して理想の料理人を目指すことにします。

異種族が暮らす右も左も分からない世界で春樹に待ち受ける運命とは・・・!?

SFファンタジーとグルメ漫画を融合させた『剣聖の称号を持つ料理人』

今回は人気小説をコミカライズした漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

剣技の能力で最高の料理を作ろうとする主人公の戦いをじっくりとお楽しみください。

 

『剣聖の称号を持つ料理人』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

ワノクニ国オワリ領に“ねこのひげ”という人気の食事処があります。

リン
「いらっしゃいませ!ねこのひげにようこそ!お待ちどおさま!日替わりの定食でーす」

店主のリンが野菜炒め定食を運ぶと、お客が腕を上げたと褒めてくれました。

リンはいつも通りの仕事をしているだけで特に変化したことはありません。

それでもお客が言うように定食の味は格段に美味しくなっていました。

リン
「あ、でも新しい仕込みの人を雇いましたからそれで美味しくなったのかも」

お客が厨房を覗き込むと男性が野菜を切っています。

しかしこの男性には角も尻尾も鱗もありません。

そのためどんな種族なのかリンに尋ねてきます。

リン
「それがわたしもよくわかんなくて、でも真面目だしいい人ですよ、なんでもドラゴンを退治したとかで、宿がないみたいなんで組合から連絡来ましてうちに住み込みで働いてるんですよ」

オワリ領の住人は近辺で暴れ回るドラゴンに悩まされていました。

そんなドラゴンを倒した男性の噂はお客も耳にしています。

しかし調理中の男性がドラゴンを倒すほど強いとは思えません。

リン
「そのへんはわたしも・・・ただ野菜切るのはめっちゃ上手ですね・・・」

ここでリンは注文が入ったため仕事に戻ります。

リンとお客の会話が終わった頃、男性は厨房の中で震えていました。

新堂春樹
「すげえ・・・!根から葉っぱの先までしっかりと水分が通ったみずみずしい個体だ、繊維の一本一本、細胞の一つ一つまでどこをどう切り開けばいいのかが視えるッ、これが剣聖の力・・・!」

新堂春樹という男性が剣聖の力を手に入れたのは1週間前のことです。

東京のホテルで料理人をしていた春樹は、料理コンクールに参加するため会場へ向かっていました。

しかし急な雨の中、信号は青だったのに交通事故に巻き込まれてしまいます。

春樹が意識を取り戻すと目の前には不思議な言葉遣いの少女が座っていました。

事態を吞み込めない春樹に少女がくじを引かせます。

このくじによって得たスキルが剣聖の力でした。

そして少女に額を触られると再び意識を失ってしまいます。

新堂春樹
「スキルが・・・なんだって?俺は・・・俺は本当に・・・」

状況が分からないまま春樹は異世界の森に転生されました。

森の中で遭遇してしまったのが、オワリ領の住人を苦しめるドラゴンだったのです。

今にも襲いかかってきそうなドラゴンを前に、春樹が持っていた武器は包丁だけでした。

新堂春樹
「ふざっ・・・ふざけんなッ、どうしてこうなった?死んだな・・・俺・・・」

自分よりも巨大なドラゴンと対峙してしまったため死を覚悟します。

しかし剣聖の力と本能が春樹の身体を動かしました。

そして気が付くと目の前でドラゴンが倒れていたのです。

新堂春樹
「その時の事をよく覚えている、鋭い爪も牙も全てが止まって見えた、狙うべき急所を知っていたかのように」

くじを引いた時、少女は剣聖の力が当たりだと言っていました。

当たりのスキルを引いたことによって、春樹はドラゴンを倒すことができたのです。

新堂春樹
「俺はあの日確かに死んで・・・そしてこの世界に来た・・・剣聖のスキルと共に」

剣聖のスキルは料理に使うものではありません。

しかし春樹はこのスキルを活用して最高の料理人を目指すことにしたのです。

 

 

剣聖のスキルを料理に活用するアイディアが斬新ですね。

確かに細胞を潰さずに食材を切ると美味しくなることは聞いたことがあるので納得できました。

神に授けられた剣技で美食を作っていく『剣聖の称号を持つ料理人』

ファンタジー漫画の興奮とグルメ漫画の面白さを味わえるストーリーになっています。

異世界で活躍する主人公の雄姿をドキドキしながらご覧ください。

後編

剣聖のスキルを得たことによって春樹の培ってきた包丁の技術は何倍にも高められていました。

新堂春樹
「おそらくは魔王と戦う勇者だとか世界一の剣士だとかそういうものを目指す者に与えられるべきスキルなのだろう、断じて野菜を切るために与えられたスキルではない」

このスキルが必要な職業がどのようなものかは理解しています。

ですが春樹は勇者でも剣士でもありません。

東京のホテルで働いていた料理人なのです。

新堂春樹
「このスキルの効果範囲は刃物まで、鍋の茹で上がりも竃の火加減もいつか自分の店を持つその日のために俺が培ってきた知識と技術だ」

春樹の技術と剣聖のスキルが融合すれば、夢だった自分の店を異世界に開くことができるかもしれません。

そのためにも料理を作るチャンスが必要なのです。

新堂春樹
「力と技術、その二つをもって理想の料理人への道が開ける!」

理想を叶えるためリンが雇ってくれたのは願ってもない出来事でした。

そして現在はリンのお店で力と技術の融合に励んでいるのです。

リン
「ハルキさーん!お野菜がなくなっちゃったんですけど・・・」
新堂春樹
「出来てますよ、はい」
リン
「もうこんなに!?ありがとうございます!今日は野菜炒めがよく出ますねー」

暴れ回るドラゴンに苦しめられていた町の住人たちは、倒してくれた春樹の歓迎してくれました。

その中でもリンは住む場所も仕事もなかった春樹を“ねこのひげ”で雇ってくれたのです。

新堂春樹
「そしてどうやらこの世界には人間は居ないらしい」

エルフやドラゴンなどの異種族しかこの世界には存在していません。

そのため春樹はお客たちから珍しがられています。

しかしここで1人の男性客が文句を言い出しました。

アイゼル
「おいおい、この店は客にこんな不味い飯を出すのかぁ!?このアイゼル様相手にこんな貧相な料理出しやがって!」

野菜炒めを床に捨てながら文句を言ってきたのは、自衛権を認められている領主の上級近衛兵です。

アイゼルは失礼なことをした場合、牢屋に入れるとリンを脅してきます。

ここで2人の間に春樹が割って入りました。

新堂春樹
「リンさんと野菜炒めに謝れ」
アイゼル
「なんだあ?お前・・・黒髪に妙な耳、なるほどお前か、不味い飯に無礼な店員か!反逆罪で営業停止にしてもいいんだぞ、どう落とし前つけてくれるんだ?あぁ?」
新堂春樹
「あんたに美味い料理を食べさせる、それで文句ないだろ」

春樹の提案にアイゼルはこの店にある肉で食べた事のないような美味しいステーキを作れと条件を出してきます。

この世界では肉の質が味の全てを決めるので、アイゼルは巧みな条件を出してきました。

それでも自信がある春樹はリンにブロック肉が用意されているか確認します。

リン
「うちで出せるお肉だとこれが一番いいやつです、でもそこまで良いお肉じゃ・・・上流の方が食べるようなものにはとても・・・」

店にあったのは筋肉質の赤身肉で良い具合に熟成されていました。

このお肉を使って春樹は炭火ステーキを作ることにします。

厚みのある肉は炭の真上で焼くと中に火が通る前に焦げてしまうので、少し火から離れたところで柔らかくなるように焼いていかなければいけません。

さらに美味しく仕上げるために赤外線で効率的かつスピーディーに焼いていき、水分を逃しにくくしながら赤身肉の香りと野性味を余すところなく際立たせていきます。

新堂春樹
「誰が焼いても一緒かどうか味わってもらおうじゃないか」

熟成肉の炭火ステーキが完成しました。

完璧な火入れを行ったので文句を言わせるつもりはありません。

しかしアイゼルが言い掛かりを付けてきます。

アイゼル
「てめぇ・・・っ!コケにしやがって、覚悟は出来てるんだろうな?」

バカにされたと勘違いしたアイゼルが斬りかかってきました。

その攻撃に対して春樹がテーブルナイフで反撃します。

新堂春樹
「・・・帰ってくれないか、これ以上やるとあんたが食材に見えてきそうなんだ」

剣聖のスキルで圧倒すると、恨み言を吐きながらアイゼルが退散していきました。

するとリンが春樹に抱きついてきます。

リン
「すごい!すごいです!ハルキさんとっても強いんですね!」

リンだけでなく店のお客たちも大喜びしてくれました。

そして偉そうにする近衛兵を追い払った祝いとして、お客がお酒を注文してくれます。

新堂春樹
「二度目のこの生はチャンスかもしれない、前世で成し遂げる事の出来なかった夢を叶えるチャンス、自分の店を持ちたい、この世界で料理人として」

前世ではお店を持てなかったので、春樹はこの異世界でもう一度夢を追うことにしました。

春樹の夢が叶うことはあるのでしょうか!?

 

『剣聖の称号を持つ料理人』はこんな人にオススメ

スカッとした気分を味わえるファンタジー漫画が好きな人にオススメです。

また料理の知識も豊富に掲載しているのでグルメ漫画ファンも満足させてくれますよ。

夢を叶えるためう世界の住人として生きることを決めた主人公の半生を描いていく『剣聖の称号を持つ料理人』

様々な登場人物がストーリーを盛り上げていきます。

春樹の冒険劇を心ゆくまでお楽しみください。

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

さらにポイントを使って購入することも可能ですよ!

そのジャンルは幅広く漫画はもちろんのこと、小説やビジネス書、週刊誌からファッション誌、スポーツ誌までも網羅しているんです!

使えるポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

登録時にもらえる600ポイントを使用して無料トライアル期間中でも新作コミックが読めるU-NEXT

最新巻でもポイントを使用して読めるので、こんなにお得なことはありません!

最新漫画は動画も配信しているタイトルも多いので、「原作漫画とアニメや映画」のようにセットで楽しんでみませんか?

さらに大人向けコミック、BLやTLコミック、写真集なども充実!

雑誌も読み放題で成人向けの作品も超充実のU-NEXT

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

無料トライアルはこちらから↓↓↓