アンデッドガール・マーダーファルスのネタバレ(第2話)!

今回は「原作 青崎有吾 漫画 友山ハルカ」先生の『アンデッドガール・マーダーファルス』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『アンデッドガール・マーダーファルス』はこんな漫画(あらすじ)

革命後のフランスで怪物淘汰のあゆみがすすんでいく中、人間を捕食しないという誓約を条件に吸血鬼に人権が与えられました。

しかし人類親和派吸血鬼ゴダール卿ハンナ夫人が何者かに殺害されてしまいます。

人間と怪物の対立が激化することを民衆が危惧する中、事件の真相を解明するため鳥籠使いの輪堂鴉夜(りんどうあや)真打津軽(しんうちつがる)という私立探偵が雇われました。

鳥籠使いの私立探偵は東洋人というだけでなく、鴉夜が生首だったためゴダール卿と家族たちを驚愕させます。

それでも鴉夜と津軽は事件の真相を解明するため名推理を披露し始めました。

怪物が怪物を追い詰めていく『アンデッドガール・マーダーファルス』

今回は目が離せなくなるサスペンス漫画の第2話と第3話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

鴉夜と津軽が導き出す意外な事件の真相に誰もが驚くはずですよ。

 

『アンデッドガール・マーダーファルス』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話

生首の姿を現した輪堂鴉夜が自己紹介すると、ゴダール卿や家族建ちは驚いて言葉を失ってしまいます。

それぞれが困惑していると津軽がお腹を鳴らしてしまいました。

真打津軽
「立ち話もなんですしご飯にしません?」
輪堂鴉夜
「腹の虫くらい躾けとかんか」

鴉夜たちと食事することなど考えられないゴダール卿の長男であるクロードは、次男のラウールを連れて外に出ていってしまいます。

仕方なく残された人たちで昼食を頂くことになりました。

食事を頂きながら津軽はゴダール卿から執事のアルフレッドとメイドのジゼルを紹介してもらいます。

2人とも吸血鬼ではありません。

真打津軽
「ふーむ・・・うんうん、いやーっ、純朴そうで素敵な娘さんですねえ、メイドさんっていってもいろんなタイプがいるもんだ」

津軽がジゼルのことを意味深な言葉で褒めます。

するとその言葉に鴉夜の従者を務めている馳井静句が反応しました。

馳井静句
「・・・死ねばいいのに」
真打津軽
「え?」

犬猿の仲に見える津軽と静句のことを鴉夜が困った様子で見つめています。

するとゴダール卿の末娘で好奇心旺盛なシャルロッテが、どうして鴉夜が生首なのに生きているのか尋ねてきました。

輪堂鴉夜
「私は不死という怪物です、日本の言葉で死なないという意味です、もうかれこれ千年は生きていますね」

吸血鬼であっても五百年生きれば長寿と言われます。

不死の鴉夜はその倍以上生きてきました。

真打津軽
「まー、おかげで悪知恵やら屁理屈やら達者でして」
輪堂鴉夜
「それはおまえだ」

長生きしていることは分かりましたが、探偵をしている理由は分かりません。

ゴダール卿の疑問に津軽が能天気な言葉を使って理由を答えます。

真打津軽
「そりゃ頭しか使えませんからねえ」

確かに言い得ているのですが、鴉夜は静句に制裁を求めました。

鴉夜に従順な静句はフォークで津軽を攻撃しようとします。

輪堂鴉夜
「ゴダール卿、事件当日について・・・教えていただけますか?」

事件当日、洗濯部屋にいたシャルロッテとジゼルの歌声をクロードが聞いていました。

ゴダール卿が最後にハンナ夫人の部屋を訪れると、すでに夫人は亡くなっていたそうです。

家族以外に怪しい人はゴダール卿もラウールも見ていません。

城内にいたクロードもおかしな物音を聞いていないということです。

真打津軽
「ふーん、そりゃあクロードくんが犯人だったら意味はないですよね」
ゴダール卿
「息子が犯人のわけないでしょう!銀にも聖水にも触れないのに!」
真打津軽
「失敬、あくまで仮説です」

津軽がゴダール卿の怒りを買っていた頃、クロードとラウールは森の中を見回りしていました。

するとラウールの左肩に矢が刺さります。

そんなことが起きているとは知らない鴉夜は、食事を済ませるともう一度現場を見せてもらうことにしました。

現場を見ている間は静句に執事とメイドの監視を任せることにします。

輪堂鴉夜
「脱ぎ捨てられたコート、蓋のしてあるガラス瓶、剣のついた壁飾り、まずはコートか、前川は血まみれ、厚手でサイズはかなり大きい・・・ん?ボタンの横に・・・小石か、ポケットには何も入っていないな、ほつれが多い・・・前の持ち主は替えも買えない貧乏人だな」
真打津軽
「そりゃ犯人が文無しってこって?」

コートは犯人の持ち物ではありません。

左側が砂で汚れていますが右側は日焼けしているので、捨てられていた物を拾ったことだと推測できます。

輪堂鴉夜
「袖の折り目あとも犯人が自分の大きさに合わせて着たからだ」
真打津軽
「ん?どうして犯人はサイズの合わないコートを着たんですか?」
輪堂鴉夜
「それは返り血を防ぐためだろう」
真打津軽
「・・・?なんで返り血を防がにゃならんのです?まあ今はいいです」

次にガラス瓶を観察してみると内側に埃が付着していました。

埃はこすっても取れません。

そして蓋には血が付いていました。

恐らく聖水を入れておいてハンナ夫人を殺害した後に蓋を開けて使用したことが推測されます。

輪堂鴉夜
「最後にこの剣はイミテーションですか?」

ゴダール卿によると剣は鉄製で本物だということでした。

他の部屋にも同じようなものがあるそうです。

真打津軽
「でも危なくないですか?ケガでもしたら」
ゴダール卿
「銀ではないので傷ついてもすぐ治ります」

もう少し部屋を見回しているとアンティーク家具を修繕する道具箱が見つかりました。

事件の日は工具箱を使わず、ハンナ夫人は読書をしたまま寝てしまったところを襲われたとゴダール卿は考えているようです。

輪堂鴉夜
「いいえ、犯人はヴァンパイアハンターではありません」

輪堂鴉夜が導き出した殺人事件の真相とは・・・!?

 

 

ふざけているような姿で事件の真相に迫っていく輪堂鴉夜と真打津軽の名推理に圧倒されました。

事件現場から真犯人の姿を捉え始めた2人の姿がとてもカッコ良かったです。

不死の探偵が怪物の事件を解明していく『アンデッドガール・マーダーファルス』

ヴァンパイアハンターが真犯人ではないことを見抜いた根拠が気になりますよね。

輪堂鴉夜が見抜く事件の真相にご注目ください。

第3話

輪堂鴉夜は殺人事件の真犯人がヴァンパイアハンターではないと断言しました。

輪堂鴉夜
「真犯人はあなたたちの中にいます、ゴダール卿すみませんがみなさんを居間に・・・」

ここで執事のアルフレッドがラウールがヴァンパイアハンターに襲われたことを伝えに来ます。

クロードはそのハンターを殺そうとしていました。

ゴダール卿と同じようにクロードもハンナ夫人がハンターの報復によって殺されたと考えているようです。

すぐに鴉夜たちはラウールたちの元へ向かいました。

そこに静句も現れます。

輪堂鴉夜
「静句、使用人は何事もなかったか」
馳井静句
「はい鴉夜様、動きはありませんでした」

執事のアルフレッドもメイドのジゼルに目立った動きはありません。

ここで騒ぎを聞きつけたシャルロッテも姿を現します。

輪堂鴉夜
「ジゼルさん、あどけない子どもに見せるものではない、君が寝かしつけてくるといい」

鴉夜の気遣いによってジゼルがシャルロッテを部屋に連れて行きました。

しかし問題が解決したわけではありません。

真打津軽
「やだー、師匠ったらイッケメーン♡」
輪堂鴉夜
「まあ面しかないからな」

ふざけているとクロードが飾られている剣を手に取りました。

ラウールが止めようとするのですが、そのままハンターに向かって剣を振りかざします。

しかし津軽がクロードの腕を掴んだのでハンターを殺すことはできません。

ゴダール卿
「ばかな・・・いくらクロードが成人前とはいえ吸血鬼の怪力を軽々と止めるなんて・・・」

ゴダール卿だけは津軽の異常な能力に気付いたようです。

クロードが放せと言っても津軽は腕を放しません。

真打津軽
「えー、放したらこの人殺しちゃうんでしょう?」

自分とラウールを襲ったハンターをクロードは殺すつもりです。

ですがクロードは大事なことを見落としていました。

輪堂鴉夜
「だからといって彼がハンナ夫人の犯人とは限りませんよ?彼を責めるには証拠が不十分だ、今回の被害者のラウール君の傷ももう治っている・・・銀の矢でなくて幸いでしたね」

ゴダールの命令でクロードが剣を下ろします。

場が落ちついたところで鴉夜はハンターが今朝ドイツから蒸気機関車でやって来たと説明しました。

信用しないクロードに津軽が証拠を見せます。

真打津軽
「こりゃ煤ですわ」
輪堂鴉夜
「それが証拠です、機関車の窓枠に積もった煤がついたのです、ドイツからフランスの長旅ですから長時間窓枠に右肘をついていたのでしょうね」
真打津軽
「ポケットに切符がありました、日付は今日です」

鴉夜の見立て通りハンターのヨーゼフはドイツからやって来ました。

ヨーゼフが人類親和派の吸血鬼を襲った理由は、ゴダール卿が返り討ちにしたハンターの復讐です。

殺されたフーゴというハンターは半年ほど前、ヨーゼフに準備が整ったと伝えていました。

フランスに信用できる協力者を得たハンターは、その協力者からもらった銀の杭があると話していたそうです。

輪堂鴉夜
「協力者・・・銀の杭・・・ね」
真打津軽
「ふーむ、なるほど、まず協力者を得たフーゴ氏はその人物から手に入れた銀の杭で、協力者が手引きした通りゴダール卿を狙って返り討ちにあった・・・」

事件後、銀の杭はゴダール卿が押収して城内の倉庫で保管していました。

協力者は城内に持ち込まれた銀の杭をハンナ夫人の殺害に使用したと推測できます。

輪堂鴉夜
「まあいいだろう・・・ではフーゴ氏を唆しこの城に銀の杭を持ち込ませた協力者はこの中にいます」

ゴダール卿は使用人を含めて自分たちは家族なので、この中に真犯人がいるなど考えられません。

ラウールも家族には母親を殺せないことを主張します。

ラウール
「ねえ輪堂さん真打さん、母さんの胸を貫いた凶器は純銀の杭・・・でも僕らは吸血鬼だ、触れやしないもの」
輪堂鴉夜
「だからもしこの中に真犯人がいるなら人間である使用人のどちらかだと言いたいのかな?君は本当に浅はかだ、もう少し聡明かと思っていたがね」
ラウール
「・・・どういうこと?」
輪堂鴉夜
「そのままの意味だよラウール君、ハンナ夫人を殺した真犯人は君だよラウール君」

鴉夜の代わりに津軽がラウールを指差しました。

すると諦めたのかラウールが襲いかかってきます。

真打津軽
「女性の話を最後まで聞かないようなセッカチさんはモテませんよ、せっかくかわいらしいお顔なんですから」

化けの皮が剝がれたラウールは殺意をむき出しにしました。

しかし津軽がラウールを軽々と投げ飛ばします。

そして鴉夜を静句に預けました。

輪堂鴉夜
「津軽、このファルスを終わらせるぞ」
真打津軽
「真打登場ってとこですかい」

怪物の事件を解決させるためには頭脳だけが必要な訳ではありません。

屈強な腕力も必要なのです。

鴉夜と津軽はどのようにハンナ夫人殺害事件を解決に導くのでしょうか!?

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アンデッドガール・マーダーファルスのネタバレ(漫画)!

2023.11.15

 

『アンデッドガール・マーダーファルス』はこんな人にオススメ

サスペンスとミステリーが好きな人なら大満足できる作品になっていますよ。

ファンタジーの要素も強いので漫画ファンなら読んでおくべき物語だと感じました。

19世紀末のヨーロッパを舞台にした『アンデッドガール・マーダーファルス』

謎解きの面白さ、格闘シーンの躍動感を楽しめるストーリーです。

ハラハラドキドキできる漫画を読みたい人にもこの作品をオススメしますよ。

 

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