『であいもん』のネタバレ(漫画)!アニメの放送日は?

今回は「浅野りん」先生の『であいもん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『であいもん』はこんな漫画(あらすじ)

東京でバンドマンをしている和(なごむ)に父親の入院を知らせる一報が届きます。

父親が倒れてしまうと実家の和菓子屋は経営を続けることができません。

そこで和は10年ぶりに京都へ戻り、実家が営む緑松という和菓子屋を継ぐと意気込みます。

しかし緑松ではすでに跡継ぎを託された一果(いっか)という少女が看板娘として働いていました。

和菓子屋ではなく一果の父親代わりを任された和の運命は・・・!?

京都を舞台にアットホームな日常を綴っていく『であいもん』

今回は和菓子職人を題材にした漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

心が温まる優しい物語をじっくりとお楽しみください。

 

『であいもん』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

ライブハウスでハード系のバンドが観客を盛り上げています。

続いて栗の被り物をした和のバンドが登場しました。

明るく登場したのですが観客たちのテンションが一気に下がります。

盛り下がったままライブは終了してしまいました。

「きっと疲れててんな観客!ハード系のバンドが続いた後やったし、パァーっと呑みに行こか!」

控室でメンバーを吞みに誘うのですが断られてしまいます。

それだけでなくメンバーがバンドを抜けると言い出しました。

メンバーの脱退でバンドが解散したことで和は大きなショックを受けます。

自宅で落ち込んでいると母親から荷物が送られてきました。

「何やねんこんな時に、いつも年賀状しかやり取りないのに、こ・・・これは・・・!緑松の桜まんじゅう!この色合い、香り、口あたり、そして適度な甘さ・・・うまい!」

実家が営む緑松の和菓子が和の落ち込んでいた気持ちを浄化させていきます。

美しい夕日を眺めながら桜まんじゅうを食べていると、東京で一から頑張ろうという気持ちが込み上げてきました。

しかし和菓子と一緒に入っていた母親からの手紙が事態を急変させます。

母親
「和へ、元気にしてますか?あんたの事思い出したので御菓子でも送ります、追伸、お父さんが入院しました」

手紙は父親が入院したことを知らせるものでした。

父親が倒れてしまったら大好きな和菓子が食べられなくなるかもしれません。

それだけは避けたい和は実家へ戻ることにします。

付き合っていた彼女も実家へ連れて帰りたかったのですが、和菓子よりも洋菓子の方が好きという理由でフラれてしまいました。

彼女にフラれても和の決心は変わりません。

荷物をまとめて京都へ向かう新幹線に乗り込みました。

ウトウトしているうちに京都へ到着したので慌てて新幹線を降ります。

「じいちゃんの夢見るとは、色々整理して残ったんはバッグ一つとギター一本・・・上京した時も同じような荷物やったな」

10年ぶりに和は京都の地に降り立ちました。

さすがに知らない建物が増えているので時間の流れが身に沁みてきます。

すると急に右腕を後ろから引っ張られました。

一果
「パパッ!!」
「だ」
一果
「誰?」
「いやこっちのセリ・・・ちょっと!訊きたい事が・・・速い!」

人違いをした少女があっという間に走り去っていきます。

老けて見られた和だったのですが、気を取り直して実家へ向かうことにしました。

しかし実家の緑松に入った瞬間、父親にぶっ飛ばされます。

父親
「どの面下げて無駄に明るく入ってきとるんじゃッ、びっくりしたか、お前をいつかぶっ飛ばすために鍛えてたんや」
「げ・・・元気やんかぁああ」

ぶっ飛ばされたことよりも父親が元気だったことに驚きました。

嬉しさのあまり父親に抱きついていると母親に頭を叩かれます。

母親
「うるさいッ、大の大人が声はりあげてみっともないッ、近所に丸聞こえやないの!とにかく中入りッ」

父親に引きずられながら実家の中へ入っていきました。

まずは祖父の位牌に手を合わせます。

「じいちゃん久しぶり、俺帰ってきたで、この店継ぐ為に」

この発言で父親が飲んでいたお茶を吹き出しました。

そして和の胸ぐらを掴みます。

父親
「大学まで出といてやりたい事あるいうて飛び出してったっきりマトモな便りも寄こさんと、10年フラフラして菓子にも触ってへんドシロウトが抜かすやないか」
「父さんが入院て聞いてガツンときてん、誰がこの店守るねんって、ここ来るまでに色んな病気考えててんけど、まさか痔やなんてなァ」

母親は滅多に入院しない父親を面白がって手紙を送っていました。

それでも和が帰ってきたので母親は喜んでいます。

しかし父親は和のことを必要としていません。

父親
「お前には頼らん、跡継ぎはもうおる」
「この薯蕷まんじゅううまい・・・」

重大なことを発表したのに、和は饅頭に夢中で話を聞いてくれません。

すると居間に見覚えのある少女が現れました。

一果
「ただいま」

ランドセルを背負った少女が父親の隣に座ります。

和が少女の顔を確認するため覗き込んで見ていると母親に注意されました。

「おっと失礼、、いやさっき駅で人違いされてんけど、その子に似てるなァって・・・」

パパに間違われたことを説明していると、恥ずかしさで少女の顔が真っ赤に染まります。

しかし和が店を捨てて東京に出た息子だと分かると、少女の顔色が変わりました。

一果
「一果です、1年ぐらい前から居候させてもろてます」

一果は家族同然のように緑松でお世話してもらっているそうです。

ですが和のことは良く思っていません。

「えぇーッ、めっちゃにらんでるぅ、なんでぇえ!?こわい!」

初対面の女の子に睨まれる理由が分からず戸惑ってしまいます。

すると父親がとんでもないことを言い始めました。

父親
「和、この子がうちの跡継ぎや」

父親は和ではなく一果に緑松を継がせるつもりだったのです。

10年ぶりに帰省した実家に和の居場所はあるのでしょうか!?

 

 

深く考えずにインスピレーションで行動する和の姿に好感を持ちました。

そんな和を一果が父親と見間違えたシーンには、この先の展開に重要な意味を持つ伏線が張られている気がしますね。

家族の絆と人と人が出会った意味の大切さを教えてくれる『であいもん』

和菓子屋の中で和と一果を中心にしながら登場人物たちが成長していく姿を描いています。

ほんわかな気分になりながら作品の世界観をご堪能ください。

後編

父親は和ではなく一果に緑松を継がせるつもりなのですが、母親を含めた他の従業員にそのつもりはありません。

しかし一果は緑松の後を継ぐつもりです。

一果
「おばさん私もそのつもりです、逃げ出すような勝手な人にはゆずりません、あいさつ終わったんで仕事行っていいですか?」

一果は和を睨みつけると仕事場へ向かっていきました。

和は一果が睨んでくる理由が分かりません。

「仕事?」
母親
「学校終わったら店に立ってくれるんよ、今じゃ看板娘やで」

とりあえず和は一果が働いている様子を観察してみることにします。

一果は母親が言う通り看板娘としてしっかりと働いていました。

その様子を見ているうちに父親が跡継ぎに指名した理由に納得していきます。

「せやなァ、ムサいおっさんより可愛い女の子のがええと思うわ、ムサいおっさん・・・自分でいうて傷ついた」

ショックを受けていると一果が喫煙しようとしている男性客を注意し始めました。

しかし子供だという理由で相手にしてもらえません。

和が代わりに注意しようとすると、一果が毅然とした態度で注意を続けます。

一果
「子供でもケーサツ呼べますよ、営業妨害で泣きつきに行きましょか」

威勢のいい対応で迷惑な客を追い払いました。

ですが和は一果の対応を最善だとは思えません。

「威勢がええのは悪ないけどああいう時は大人に頼った方がええんとちゃうかな」
一果
「あなたには関係ありませんッ」

和の母親によると一果は融通が利かないところもあって、人に頼ろうとしないそうなのです。

一果の父親は彼女を頼むという置手紙を残して失踪しました。

それでも気丈に振る舞う一果のことを緑松で面倒を見ることになったのです。

母親は和が修行を続けるなら一果の親代わりになってほしいと提案してきました。

和が迷っていると緑松によもぎ薯蕷まんじゅう百個の注文が入ります。

電話で注文してきたお客は一果の働きっぷりに感動したと言ってくれました。

明日の夕方、受け取りに来るので従業員たちがよもぎ薯蕷まんじゅうを作り始めます。

「やばい昼間で寝てしもた、お、よもぎのええ匂い、やわらかくて馴染みの深い薯蕷まんじゅうは全国各地で親しまれてて、お祝いやお土産によく選ばれる定番菓子や」

和が目覚めると注文品が完成していました。

タイミング良くそこに一果が学校から帰ってきます。

しかしいつまで経っても注文したお客が現れません。

不安になった和の母親が電話してみると、電話番号は使われていませんでした。

実は薯蕷まんじゅうを注文したのは一果に追い払われた男性客で、彼らは仕返しのためイタズラで噓の注文をしていたのです。

一果
「私が何とかしますッ」
「子供一人で何が出来るねんッ、そんなとこ意地はらんでええやろ」
一果
「意地やない責任やッ、責任はたすのに大人も子供も関係あらへん!」

責任を感じた一果は駅前で薯蕷まんじゅうを販売することにしました。

しかし通行人は誰も立ち止まってくれません。

無力だと感じる一果は父親に子供は邪魔だと言われたことを思い出します。

このまま薯蕷まんじゅうが売れないと緑松に必要ないと思われるかもしれません。

一果
「どうしよう、私またいらん子になってまう・・・」
「待たせたな、よォ一人で頑張ったな、えらいぞ、さァ、ライブの開始やで、疲れた体に甘いもの、一服のお供に馴染みの甘味、一個税込み360円!」

栗の被り物をした和が現れギターを弾きながら薯蕷まんじゅうの宣伝を始めました。

すると面白がったお客が次々とまんじゅうを買ってくれます。

一果
「おおきに」

あっという間にまんじゅうが完売しました。

それでもまだ一果が落ち込んでいます。

「失敗したってええやん、俺ン家の子やろ、こんなん俺からしたらひよっこや、ほらまんじゅう、二個だけくすねといてん」
一果
「・・・720円です」
「ったく、しっかりした跡継ぎやな、人はなうまいもん食べたら元気になるんや」

自分が一果の親代わりになれるのかは分かりません。

しかし自分が力になれるなら挑戦しようという気持ちが沸き上がってきました。

跡取りではありませんが親代わりになることで和は店を守ろうとしているのです。

和の努力によって緑松が繁盛していく様子と、一果が成長していく姿は実際に漫画を読んでお確かめください。

 

『であいもん』テレビアニメの放送日は?

ほのぼのとした雰囲気で人気を集めている『であいもん』

この作品はテレビアニメの放送が決定したことで、読者を大喜びさせてくれました。

「TOKYO MX」では2022年4月6日より毎週水曜25時35分からアニメの放送がスタートします。

また「BS11」では4月8日毎週金曜23時からの放送が決まりました。

漫画と併せてテレビアニメもチェックしておきましょう。

 

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