今回は「原作 日向夏 作画 倉田三ノ路」先生の『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』はこんな漫画(あらすじ)
薬屋の娘に生まれた猫猫(マオマオ)は、探求心が強く毒や薬に精通した少女です。
しかしある日突然誘拐されてしまい、身代金代わりに後宮へ売りとばされてしまいました。
猫猫は仕方なく後宮で働き始めるのですが、そこで皇帝の子が連続して不審な死を遂げる事件が発生します。
持ち前の探求心と薬の知識でこの不審死を解決しようとしていく猫猫。
ここから彼女の運命が大きく変貌していくことになるのでした。
大人気ライトノベルをコミック化した『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』!
今回はこのミステリー漫画の魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。
ポップなサスペンスストーリーをごゆっくりお楽しみください。
『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
林の中で薬の材料を探している猫猫。
すると急に背後から男性が近づいてきました。
この男性は猫猫の口を塞ぐと、そのまま彼女を抱きかかえどこかへ連れ去ってしまいます。
色々と考え込む猫猫だったのですが、彼女の心配は杞憂に終わりました。
誘拐犯は猫猫の貞操を狙ったわけではなく、彼女を後宮へ売りとばすことが目的だったのです。
後宮とは皇帝の為に用意された宮殿で、そこには二千人の官女と千人の宦官が働いていました。
初めは後宮の様子に戸惑っていた猫猫だったのですが、三カ月が経過すると仕事にも慣れてきたようです。
お茶挽きとはお客のつかない遊女のことを意味する言葉です。
後宮でお茶挽きのような仕事をこなしている猫猫。
二年間の辛抱だと思いながら我慢して仕事をしているようです。
それでも薬を作りたいという気持ちは無くしていませんでした。
すると猫猫の耳にある噂話が入って来ます。
その噂は皇帝の子が連続して不審死したことについてでした。
謎の不審死を遂げた子供たちについて、後宮で働く侍女たちは呪いのせいだと噂していたのです。
自分の仕事ではないため、猫猫は一旦この件を考えないようにします。
しかし持ち前の探求心と、薬師としてのプライドからこの事件の謎を調べたいと思い始めました。
好奇心をくすぐられた猫猫は侍女から詳しい事情を聞いてみることにします。
侍女から得られた情報は亡くなった皇帝の子は次第に衰弱していったことと、頭痛と腹痛に吐き気といった症状が出たということでした。
この症状に猫猫はいくつか原因を思いつくのですが、予測だけで判断する訳にはいきません。
そのため猫猫は偽りの口実を作り皇帝の妃がいる宮に潜入することにしました。
果たして彼女は連続不審死の謎を解明することができるのでしょうか!?
古代中国のような国を舞台にしたミステリー漫画になっていますね。
後宮でやむを得ず働くことになった猫猫だったのですが、強い探求心と鋭い推理力で事件を解決していきます。
その姿がミステリーファンにはたまらない『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』!
大人気ライトノベルを漫画化しただけあって見所が満載になっています。
それでは引き続き猫猫の活躍する姿に胸を躍らせていってください。
後編
嘘の口実で皇帝と妃の住む後宮に潜入した猫猫。
するとそこでは皇帝の妃の梨花と玉葉が言い争いをしていました。
どうやら子を亡くした梨花は、その死を玉葉のせいだとおもっているようです。
しかし玉葉が生んだ子も同じような症状で苦しんでいました。
猫猫は文句を言っている梨花の姿を見つめながら、病の原因を突き止めようとしていきます。
すぐに連続不審死の原因を突き止めた猫猫。
ですがこの事実を知らせる術を彼女は持ち合わせていませんでした。
ブツブツと独り言をつぶやきながら歩く猫猫は、壬氏という宦官の横を通り過ぎて行きます。
壬氏はとても頭が良く皇帝や妃から絶大な信頼を得ていました。
彼が仲裁に入ったことで梨花はようやく怒りを鎮めてくれます。
この出来事が起こってから一か月後、後宮に平穏な日々が訪れました。
不思議なことに玉葉の子が回復し、命を取り留めることができたのです。
しかし梨花の子が回復することはありませんでした。
壬氏はこのことを不思議に思い玉葉の屋敷を訪ねることにします。
すると玉葉から1枚の布を渡されました。
布の切れ端には草を潰した汁で文字が書かれています。
玉葉によるとこの書き付けは壬氏が梨花との言い争いを仲介してくれた日、気がつくと窓辺に置かれていたということでした。
壬氏はこの報告を受けると、すぐに書き付けを残したのが猫猫だと気付きます。
しかし壬氏は猫猫に直球の質問をぶつけるような人間ではありません。
まずは猫猫を含めた数人の侍女を集めた壬氏。
挨拶を済ませると壬氏が紙に文字を書き始め、侍女たちに見せてきました。
その紙には「そばかすの女、お前は居残りだ」と書かれています。
しかし侍女たちは字が読めません。
その中でそばかすのある猫猫だけ少し動揺した様子を見せています。
動揺しながら他の侍女たちと帰ろうとする猫猫。
すると壬氏に肩を掴まれてしまいました。
実は他の侍女たちとは違い猫猫は字が読めるのです。
壬氏は書き付けを置いていったのが猫猫だと見抜いていたため、このような芝居をしていました。
そして猫猫だけが紙に書かれた文字を見て動揺した様子から、壬氏は自分の推理に確信を持ったというわけです。
壬氏はそのまま猫猫を玉葉の元に連れて行くことにしました。
実は玉葉の部屋に「おしろいは毒、赤子に触れさすな」という書き付けを残していった猫猫。
おしろいには鉛白という体内に入ると中毒症状が出る成分が含まれています。
猫猫は言い争いをしている梨花の顔色を見て、おしろいが病の原因だと見抜いていました。
年季が明けるまでの二年間を平穏に暮らしたいため、猫猫は面倒なことに巻き込まれたくありません。
しかし立ち去ろうとする猫猫の手を壬氏が掴んできました。
壬氏の頼みによって猫猫はなりたくもない玉葉の侍女に出世してしまったのです。
ここから思いもよらなかった面倒な事件に巻き込まれていく猫猫。
彼女が薬の知識と推理力で厄介ごとを解決していく姿は、実際にご自身の目で漫画をご覧になってお確かめください。
『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』はこんな人にオススメ
謎解きが好きなミステリー漫画ファンにオススメしたい作品ですね。
薬師としての知識を活かしながらヒロインが事件を解決していく斬新なミステリー漫画となっています。
壬氏との関係性も面白いですし、猫猫の風変わりな性格も魅力的に感じるはずですよ。
ある大国の後宮を舞台にした異色ミステリー作品となっている『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』!
ここでは書き尽くせないほどの魅力がぎっしりと詰まった傑作漫画になっています。
極上のミステリーを読んで好奇心を満足させてみてください。
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