PYGMALION-ピグマリオン-(漫画)のネタバレと感想!

今回は「渡辺千紘」先生の『PYGMALION-ピグマリオン-』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『PYGMALION-ピグマリオン-』はこんな漫画

高校生の綾原ケイゴは幼なじみの瀬島アコと弟のマコトと一緒に、大阪で開催されているイベントに参加します。

全国ご当地マスコット祭りというこのイベントは、多くの人が集まり賑わいを見せていました。

しかし突如流れ始めたアナウンスにより、会場は地獄絵図と化していきます。

命を吹き込まれた着ぐるみが人間を襲いだす狂気の物語となっている『PYGMALION-ピグマリオン-』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

圧倒的な恐怖を描くパニックホラーを読んで、全身を震わせてみてください。

 

『PYGMALION-ピグマリオン-』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

父親が全国マスコット祭りの運営委員に選ばれた瀬島アコ。

そのため大阪で開かれるこのイベントに、幼なじみのケイゴとマコトを誘いにやって来ました。

アコ
「あたしのパパが大阪地区の運営委員に選ばれてね、よかったらみんなも遊びにこないかって、マーくんキャラクターものとか好きだから喜ぶと思うんだけど」

ケイゴの母親にお願いしているのですが、仕事を休めないと言われます。

そこにケイゴとマコトがやって来ました。

ケイゴ
「お?なんだ、アコきてたのか」
アコ
「よっす!今みんなで大阪に行かないかって話してたの」

アコは食事をご馳走になりながら、詳しい話をすることになりました。

するとケイゴの母親が子供たちだけで大阪に行くことを勧めてきます。

ケイゴ
「大丈夫なのかよそれ?母さん一人残して行くのも悪いし・・・つーか子供だけで旅行させてもいいのかよ?」

自分の事は気にしなくていいと言う母親。

アコとマコトの事は全てケイゴに任せました。

アコ
「決まりだね!ボディーガードよろしく!」

こうして大阪に向かうことになった三人。

現地に到着するとイベント会場は多くの人で賑わっていました。

このイベントは各都道府県のご当地マスコット総勢4320体が、ファンと交流をするというものです。

各メディアも取材するほど、大人気のイベントとなっていました。

ケイゴ
「賑わいすぎだろ・・・ったく・・・どこもかしこもきぐるみ、キグルミ、人、ひと・・・暑苦しいことこの上ねぇ」

人ごみの多さにケイゴがうんざりしていると、アコが飲み物を買ってきてくれました。

そこにマスコットと遊んでいたマコトも駆けつけます。

そのままケイゴに飛びつくマコト。

マコト
「にーちゃんっ、見てみてにーちゃん、ほらこれ見てホラっ!すっげーんだよー!」

人気マスコットと握手をしてもらい、着ぐるみの一部をプレゼントしてもらい大喜びしています。

イベントを満喫している弟の姿を、ケイゴは嬉しそうに見つめていました。

アコ
「ねぇケーちゃん、お父さんがいなくて・・・淋しい?」
ケイゴ
「は!?なんだよいきなり・・・そんな淋しそうな奴に見えんのか俺?」
アコ
「・・・うん、たまに」

しかしケイゴは淋しいとは思っていませんでした。

自分たちのために働いてくれる母親といつも明るいマコト、そして幼なじみのアコがいるためケイゴは寂しいとは思っていなかったのです。

その姿に安心するアコ。

こうしてそれぞれの想いを抱きながらイベントを楽しむ三人。

しかしここからイベント会場は、誰も想像していなかった大惨劇の現場となってしまいます。

果たしてケイゴたちに襲い掛かる戦慄の恐怖とは・・・!?

 

 

元気が有り余っている弟と、自分の事を気にかけてくれる幼なじみに囲まれ幸せそうなケイゴ。

三人の楽しそうな姿が微笑ましいですね。

ですが三人の平和な日常はここで終わりを告げてしまいます。

ここから一気にスピードを上げて読者を恐怖の世界に招き入れる『PYGMALION-ピグマリオン-』

大迫力の恐ろしさを体感してみてください。

後編

三人はイベント会場でアコの父親と合流します。

すると父親からサプライズイベントがあることを教えてもらいました。

サプライズを待つ間、ケイゴはトイレに行くことにします。

ケイゴを待っていると、珍しいマスコットを見つけたマコトが急に走り出してしまいました。

アコ
「あっちょ・・・ちょっと!マーくん!?」

三人がはぐれてしまった次の瞬間、キィィィーンという耳をつんざく音が会場に流れました。

その音に続き場内アナウンスが流れ始めます。

「人間は嘘でできている、しかし嘘とは美しいもの、ワタシはマスコットが大好きです、人間が創った最も美しい嘘の形だから」

謎のアナウンスは大阪だけでなく全国の会場で放送されていました。

「そしてワタシは嘘を現実にする方法を発見しました、それをこれから皆さんにご覧いただきます、それでは皆さんどうぞごゆっくり」

アナウンスが終了すると、会場に一瞬の静寂が訪れます。

その静寂を切り裂いたのは、突如人間を襲い始めたマスコットたちでした。

ケイゴは目の前の光景が信じられず固まってしまいます。

ケイゴ
「・・・待て、待てって・・・なんだこれ、人が死んだ・・・?」

身体が動かなくなったケイゴの目の前に、マスコットが迫ってきています。

ケイゴ
「やべぇ何してんだよ、動け俺・・・動けよ、どうすりゃいい、決まってんだろ、逃げろ!!おおおおおおっ!」

ようやく動くことができたケイゴは、間一髪のところでマスコットからの襲撃をかわすことができました。

とにかくアコとマコトを捜すため、会場中を走り回ります。

するとそこは大量のマスコットが殺人鬼となり、大勢の人間の命を奪う惨劇の現場となっていました。

ケイゴ
「クソッ・・・無事なのか!?」

二人の身を案じながら歯を食いしばるケイゴ。

ひとまず周囲を見渡せる公園に移動することにしました。

その頃、怪我した父親を連れたアコもその公園に向かっていたため合流できた二人。

アコ
「ケーちゃん!よかった」
ケイゴ
「アコ!おじさん怪我してんのか!?・・・あれ?マコトは・・・」
アコ
「ごめんっ!あの放送の前にはぐれちゃって・・・捜したんだけど・・・!」

しかし二人に再会を喜んでる時間はありませんでした。

すぐ近くに目を見開いたマスコットが立っていたのです。

そのマスコットは突如ものすごい雄叫びを上げ始めました。

ケイゴ
「それはきぐるみと呼ぶにはあまりにも生々しく、まるでひとつの生命体のような」

生命体となってしまったマスコットたち。

ケイゴとアコは彼らの魔の手から逃げ延びることができるのでしょうか!?

そしてマコトの運命とは・・・!?

手に汗握るこの続きは、実際に漫画を読んで楽しんでみてください。

渡辺千紘先生の他の漫画に関する記事はこちらです↓↓↓

『葬-はぶり-』のネタバレ!渡辺千紘が描く漫画の面白さとは?

2019.05.04

 

『PYGMALION-ピグマリオン-』を読んだ感想

神話のピグマリオンをモチーフにしたこの作品。

ホラー漫画ファンにイチオシの物語となっていますよ。

大迫力のパニックシーンは読んでいるだけで汗をかいてしまうほどです。

想像を絶する恐怖で読者を飲み込む『PYGMALION-ピグマリオン-』

パニックホラー漫画の魅力を存分に堪能してみてください。

 

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