リアデイルの大地にてのネタバレ(漫画)!アニメのキャストは?

今回は「著者 月見だしお 原作 Ceez」先生の『リアデイルの大地にて』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『リアデイルの大地にて』はこんな漫画(あらすじ)

各務桂菜(かがみけいな)は不慮の事故によって生命維持装置がないと生きられなくなってしまいました。

療養中の桂菜が唯一自由でいられるのはVRMMORPG“リアデイル”の中だけです。

しかし停電によって生命維持装置が止まってしまい命を失った桂菜は、200年が経過したリアデイルの世界で目を覚ましました。

リアデイルの中で限界突破していた桂菜は自信のアバターであるハイエルフのケーナとして新たな人生を歩み始めます。

自然豊かな200年後のリアデイルでケーナを待ち受けている運命とは・・・!?

VRMMORPGの世界に転生した少女と仲間たちののんびりとした冒険譚を描いていく『リアデイルの大地にて』

今回はアニメも人気を集めたSFファンタジー漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

200年の間に何が起こったのかを調べるケーナの冒険と人々との交流が醍醐味の作品になっていますよ。

 

『リアデイルの大地にて』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

朝になると眠っていたケーナを宿屋の手伝いをしている少女が起こしてくれました。

少女の声と鳥のさえずりでケーナが目を覚まします。

ケーナ
「朝日が射す・・・木造の・・・部屋・・・?」

病室で寝ていたはずなのに見覚えのない部屋で寝ていました。

戸惑っていると目の前にアイテムボックスの表示が出現します。

ケーナはその中から真実の鏡を選びました。

加賀美の中に映った自分の姿はとがった耳、金色の髪の毛、健康的な肌になっています。

ケーナ
「どういうことなの・・・この見た目・・・やっぱりコレって・・・」

少しずつ事情が理解できてきたのですが、動揺と不安を少女に見透かされてしまいました。

心配そうにする少女を安心させるため、ケーナはアイテムボックスから出したアメをプレゼントします。

安心した少女は朝食ができていることを伝えて部屋を出ていきました。

ケーナ
「自由に動く手、視界も良好、あの子に触れた感触もちゃんとある・・・」

見えているものと触れたものが現実であることを実感します。

落ち着いたところでステータスを確認してみました。

ケーナ
「ケーナ・・・レベル1100、種族はハイエルフ・・・スキルマスターNo.3の称号に・・・見慣れたアバター・・・使い慣れたメニュー・・・つまりここは・・・リアデイル・・・」

リアデイルとは大規模な仮想現実の中で大人数がプレイするオンラインRPGゲームです。

日本を中心に展開されているリアデイルの総プレイヤー人口は数千万人を超え、イベントなども定期的に開かれる超人気ゲームへ成長しました。

リアデイルには一般的なRPGのように戦士や神官、魔術師などの決まった職種は存在していません。

その代わりに種族と装備、4千種類の技能から希望するアバターを自由に作成することが可能です。

ですがあまりにも自由にアバターを選択できるので放任世界と揶揄されるようになっていました。

真実の鏡に映ったケーナはリアデイルにおける各務桂菜のアバターです。

ケーナ
「けどこれは・・・どう考えてもおかしいでしょ、更新された新しい機能・・・!?それともバグ!?いったい何が起こってるの」

気が付いたら各務桂菜はリアデイルのアバターに転生していました。

しかし現実的に転生したことなど受け入れられるわけがありません。

ケーナはとりあえずゲームからログアウトすることにします。

ケーナ
「えーと・・・ログアウト、ログアウト・・・ログアウトの項目・・・がない」

困り果てたケーナは運営に連絡しようとするのですが、連絡する項目も見当たりません。

この状況が夢かもしれないと疑うケーナはアイテムボックスからマジックハンドを取り出しました。

マジックハンドで頬をつねってみると確かに痛みを感じます。

夢ではなく現実だと実感したところで少女が朝ご飯ができてると声をかけてくれました。

ケーナ
「お腹は空く・・・か、腹が減っては戦はできぬ、よし!今いきまーす!」

ここからケーナの冒険劇が幕を開けることになったのです。

 

 

ゲームのアバターに転生したケーナの戸惑う様子を丁寧に描いているので、物語の世界観がとても分かりやすかったです。

リアデイルの設定をシンプルに伝えてくれていることで、今後のストーリー展開に期待が持てますね。

VRMMORPGの中で生きることになった少女の運命を描写していく『リアデイルの大地にて』

実体験していたゲームの世界とは異なる環境にケーナがどのように対応していくのかが注目ポイントになっています。

冷静に状況を分析するケーナの頼もしさがリアルに表現されていきますよ。

後編

お腹が減っては何もできないのでケーナは朝食のパンとスープを頂くことにします。

現実の世界では入院中だったのでこの世界の朝食はとても美味しく感じられました。

美味しそうに食べるケーナに宿屋の女将をしているマレールも喜んでくれます。

マレール
「このくらいでそんな反応するなんて今までどんな貧しい食事をしてきたんだか」
ケーナ
「あー・・・まぁ進んで食べたいものではなかったですね」
マレール
「なんだいそりゃ、食事がわびしくちゃあ人生半分は損してるよ!どんどんおかわりしとくれ!」

上機嫌のマレールは食事をサービスしてくれました。

おかわりまでしたケーナは満腹になったところで現状を把握することにします。

まずリアデイルの世界観と設定は忠実に再現されていますが、明らかにここはゲームとは異なる世界だということが分かりました。

その理由は少女の髪を撫でた感触も、頬をつねった痛みも、食べ終えたばかりのスープとパンが全部本物だったためです。

ケーナ
「最後にこの村でゲームを終えた時は・・・たしかあちこちにNPCがいて賑わっていたはず・・・辺境だけど大河の近くで交易路もあったし・・・まあNPCはあんな流暢にしゃべったり動いたりしないか・・・」

今はNPCの姿は少なく宿屋は賑わっているとはいえません。

とりあえずケーナはこの世界で自分が生きていけるのか情報を集めることにします。

まずしばらく泊まりたいのでマレールに銀貨20枚が使えるかどうか聞いてみました。

マレール
「アンタ!こんな大金!おいそれと広げるんじゃないよ!いいかい?銀貨20枚あればこのくらい泊まれるよ」
ケーナ
「えっ、5泊も!?」
マレール
「50泊だよ!どんな金銭感覚してんだい」

マレールが手の平を出したので5泊と勘違いしましたが、これで当面の間は宿の心配をする必要はなさそうです。

金銭感覚のズレを誤魔化すようにケーナは気になっていることを質問してみました。

ケーナ
「と、ところでこの村なんですけど前はもっと賑わってませんでした?」
マレール
「?いつの時代の話だい、賑わってたとしたらたぶん先々々代、いやもっと前の話になるか、だいたい4代前くらいかねえ、フェルスケイロが建国されてからは廃れちまってお嬢ちゃんみたいな冒険者も珍しいもんさ」

ケーナの知っているリアデイルにはフェルスケイロという国は存在していません。

マレールによると200年ほど前にリアデイルは7つの国々が戦争を始めてしまい、土地も人々も荒れ果ててしまったそうです。

荒廃した状況を見かねた神様は争いを鎮めるため、人々の中から3人の指導者を選出しました。

指導者たちが国を3つにまとめたことで平和な現在に至っているそうです。

ケーナ
「7つの国って・・・リアデイルにもある七国のことだよね、でも200年前って・・・」

この世界の常識を理解しないと前には進めません。

とにかくしばらくの間はマレールの宿でお世話になることを決めました。

部屋に戻ったケーナはステータスを再確認しておきます。

チートな装備を身に纏っていますがケーナは、リアデイルの最高レベルは1000なのですが限界突破クエストを攻略しているのでレベルは1100に到達していました。

また2500の技術技能と1500の魔法技能を習得しているので、スキルマスターの称号も与えられています。

スキルマスターは修めたスキルを他のプレイヤーに習得させることができるのですが、それによって他プレイヤーのクレクレ攻撃に悩まされる事態が勃発しました。

ケーナ
「私が辺境にいる理由もクレクレ厨が殺到したからだし・・・運営が対応してくれなかったらどうなっていたか・・・とにかくいったん拠点に戻って道具箱をあらためないとなぁ」

しかし200年が経過した現在のワールドマップが表示されません。

頭を悩ませているとAIのキーちゃんが声をかけてくれます。

キーちゃんは事故に遭ってから寝たきりになったケーナを補助するため叔父が特注で作ってくれました。

AIのキーちゃんは緊急の案件として病院のシステムと切り離されたことと、リアデイルののマスターシステムとのリンクが切断されたことを報告してくれます。

ケーナ
「そんな気はしてたけどでも私がここにいる理由は何?最後の記憶は叔父たちと談笑したあとリアデイルにログインして・・・そのまま寝落ちた・・・?」

そこから何があったのか分かりません。

キーちゃんに昨夜何か異常があったか聞いてみると約2秒間の停電が発生したそうです。

停電によってシステムの遮断が発生していました。

その報告を知らされたケーナは体の震えが止まらなくなります。

ケーナ
「私は機械がなければ生きてはいけない身体だ、落雷かそれとも機器の不具合か、なんらかの要因で電力の供給が途切れ、その約2秒間で私の精神はこちらの世界へと逃げ延びたのだろう、つまり各務桂菜という肉体の死である」

このままケーナはリアデイルの大地で生きていくことになるのでしょうか!?

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リアデイルの大地にてのネタバレ(漫画)!第2話の見所は?

2023.05.08

 

『リアデイルの大地にて』アニメのキャストは?

2022年1月から3月までTOKYO MXほかにて放送された『リアデイルの大地にて』

ケーナと各務桂菜役を幸村恵理さんが務めています。

インターネットでは2022年1月5日23時よりdアニメストアにて独占・地上波先行配信されましたよ。

2023年現在はU-NEXTでも無料のお試し体験で視聴できるようです。

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