春駒~吉原花魁残酷日記~のネタバレ!実話に基づく漫画の魅力は?

今回は「望月帝」先生の春駒~吉原花魁残酷日記~という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

春駒~吉原花魁残酷日記~』はこんな漫画(あらすじ)

大正13年の師走、19歳の光子は親が作った借金を返済するため吉原に売られることになりました。

何も知らぬまま吉原へ向かった光子は、春駒という源氏名で花魁として生きていくことになります。

自分に花魁が務まるとは思わない光子は少しずつ仕事の内容を学んでいくのですが、花魁の裏側までは知ることができません。

そんな彼女に初めての客が求めてきた接客内容とは!?

実在した花魁の日記を基にしながら大正時代の日本を描いていく『春駒~吉原花魁残酷日記~』

今回は女性が蔑視されていた時代を赤裸々に描写したヒューマンドラマについて、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

激動の時代を生き抜いた花魁の姿から大切なものを学んでみてください。

 

春駒~吉原花魁残酷日記~』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

大正13年、雪の降りしきる中、光子が東京へ向かう準備をしています。

光子が東京へ行く理由は親が作った借金を返済するためで、母親は申し訳なさそうな表情で娘を見送っていました。

春駒
「母さん、妾はしっかりやりますから決して心配しないで下さい」

事情を何も知らない妹は光子にお土産を頼んできます。

家族が別れを惜しんでいると、光子を吉原へ紹介してくれる周旋屋が迎えに来ました。

周旋屋
「光子さんそろそろ行きましょう」
春駒
「周旋屋さん・・・」

大正時代の日本では都市部と農村部の格差が広がっていて、貧困な家庭が娘を売りに出すことは珍しいことではありません。

光子もそんな境遇に立たされた1人なのです。

しかし気丈に振る舞う光子にも不安がない訳ではありません。

東京に向かう車内で不安な表情を浮かべていると、周旋屋が光子の気持ちを察します。

周旋屋
「花魁なんて怖い事はちっともありませんよ、男の客は幾人も相手にするけれど、騒いで酒のお酌でもしていればそれでよいのだから」
春駒
「本当に2・3年過ったら帰れるのでしょうか」
周旋屋
「もちろん!まるで御殿のような生活ですよ、喰物は東京の腕利きの御馳走ばかり、着物はきられるしお金にも不自由しない!」
春駒
「そんなものでしょうか・・・」

まるで天国のようだと語る周旋屋なのですが、光子はにわかに信じることができません。

そんな会話をしているうちに上野駅へ到着しました。

ここから車を乗り替えて吉原へ向かうことになります。

移動中の車からは華やかな格好に身を包んだ女性の姿が見えました。

その女性を光子が花魁だと思っていると、車は目的地の長金花楼に到着します。

周旋屋
「ご主人は?」

まず食堂にいるというご主人に挨拶をすることになりました。

ご主人は先ほど見た花魁のように豪華な服装をしています。

春駒
「随分贅沢な暮らしをしていそう・・・ここにいる花魁もきっとこうなんだわ」

華やかな生活を想像していると、店の花魁たちが夕食のため集まってきました。

しかし光子の想像とは違い花魁たちは疲れ切った表情を浮かべています。

光子が不気味に感じていると周旋屋が帰る準備を始めました。

周旋屋
「光子さん、これからは何でも男に欺されないようにして、こっちからうまく欺すようにしなければ駄目ですよ、それと・・・」
春駒
「えっ・・・」
周旋屋
「では」

周旋屋は花魁として生き抜くための重大なアドバイスを言い残して去って行きます。

果たして吉原ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか!?

 

 

実際に存在した花魁の手記に基づいているからこそリアリティーがある物語になっていますね。

映画やドラマで描かれる吉原とは違った事実を知ることができました。

男女が大きく差別されていた時代を丁寧に描いていく『春駒~吉原花魁残酷日記~』

ここから光子は吉原の真実を少しずつ知っていくことになります。

吉原の裏に隠された事実を驚きながら学んでみてください。

後編

周旋屋が帰ると光子は花魁たちが寝泊まりする屋敷内を案内してもらうことになります。

その後、気を遣ってくれたご主人の計らいで、早めに就寝させてもらえました。

しかし分からないことだらけの光子はなかなか眠ることができません。

春駒
「寝つけない、あれが花魁・・・みんなねぼけ顔で白粉はまだらで、妾もいまにあの人達のようになるのだろうか」

不安が渦巻くことと、12時を過ぎても屋敷の中が騒がしいため考え事をしています。

翌日、なんとか眠れた光子は警察へ向かうことにしました。

当時の吉原では花魁として働く女性は所轄警察署の名簿へ登録することが義務付けられていたのです。

また登録だけでなく花魁は吉原病院で健康診断を受けなければなりません。

春駒
「あの・・・これって・・・」

病院を訪れた光子は下半身を診察する検査台を見て驚いてしまいます。

しかし医者は商売に必要だと光子を検査台に座らせました。

言う通りにする光子なのですが、なぜ下半身の診察が必要なのか理解できません。

春駒
「どうも変だ、でも周旋屋さんが・・・」

ここで光子は周旋屋が言い残した言葉を思い返します。

周旋屋
「客も男だもの、性欲が起こるのはあたり前です、それをうまくかわすのが花魁なんだ」

ひとまず周旋屋のアドバイスを信じることにしました。

そして光子がお店に出る日がやってきます。

まだ仕事の内容は分からないのですが、とりあえず光子には源氏名が与えられることになりました。

楼主は光子に三種類の名前を用意してくれます。

一つ目は“小光”なのですが自分の名前の漢字が入っているため使いたくありません。

二つ目は“花里”でしたが、光子は花という字に縁起の悪さを感じました。

春駒
「三つ目は春駒、妾はその名を選んだ、春のように清く駒のように強くありたかったから」

こうして花魁“春駒”が誕生したのです。

まず春駒が連れて行かれたのは張見世と呼ばれる場所でした。

張見世とは花魁たちがお客をとるまで待機する部屋です。

昔はお客が格子越しに花魁を見ることができました。

しかし大正5年にこの商法は警視庁によって禁止されています。

そして初めて張見世にやってきた花魁には初会のお客をつけるしきたりになっていました。

春駒が張見世に入るとすぐにお客がやって来ます。

まずお客にお酒を注ぐと、お客から花魁部屋へ案内してほしいと頼まれました。

花魁部屋はお客と花魁が寝る場所だと知った春駒は愕然としています。

春駒
「聞いておりませんっ・・・客のお酌をする仕事では・・・」

取り乱す春駒に対して女将はお客の要望を断ることはできないと注意してきました。

春駒は知らなかったのですがこれが吉原で働く花魁の仕事なのです。

無知だった春駒はここからどのように花魁として成長していくのでしょうか!?

 

春駒~吉原花魁残酷日記~はこんな人にオススメ

歴史時代劇が好きな人にオススメの作品となっています。

また実話に基づいたストーリーなのでヒューマンドラマが好きな人も熱中できると思いますよ。

花魁の姿を通じて女性の壮絶な生き様を描いていく『春駒~吉原花魁残酷日記~』

読み応え抜群の物語をじっくりとお楽しみください。

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