ワンオペJOKERのネタバレ(漫画)!第3話の見所は?

今回は「原作 宮川サトシ 作画 後藤慶介」先生の『ワンオペJOKER』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ワンオペJOKER』はこんな漫画(あらすじ)

極悪非道で血も涙もないジョーカーは、ゴッサムシティを舞台に正義のバットマンと激しいバトルを繰り広げてきました。

しかし不慮の事故で赤ん坊となったバットマンのことを育て上げることになってしまいます。

子育ての経験がないジョーカーはオムツ替えや赤ん坊の夜泣きに四苦八苦しながらも、ライバルのバットマンを正義のヒーローに成長させなければなりません。

正義が脆く崩れ去ることを証明したいジョーカーはワンオペで子育てに励んでいきます。

ただ子育ては1人でできるほど甘いものではありませんでした。

そんなジョーカーに部下のジョニー・フロストが助け舟を出してくれます。

ジョニーの協力を得たジョーカーは赤ん坊を立派な正義の味方に育て上げられるのでしょうか!?

映画ファンなら誰もが知っている極悪キャラが育児に奮闘していく『ワンオペJOKER』

今回は笑いどころが満載のコメディ漫画の第3話と第4話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

メイクをしていないジョーカーを見られる希少な第3話になっていますよ。

 

『ワンオペJOKER』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第3話

ジョーカーと命を削る死闘の中で、バットマンは謎の化学薬品が入ったタンクに転落してしまいました。

その結果、バットマンが赤子に変貌してしまいます。

バットマンが存在しなければジョーカーは正義が脆く崩れ去ることを証明できません。

思い悩んだジョーカーは赤ん坊を再びバットマンにするため、子育てすることを決意しました。

21時18分、ジョーカーが暮らしているゴッサムシティに1台の車がやってきます。

ジョニー
「誰かが言った、悪意ってのは病みてぇなもんだと、だとすれば俺はすっかりその病に冒されてしまったんだろう、ジョーカーというとんでもない病に蝕まれた哀れな患者・・・それが俺さ」

やってきたのは部下でジョーカーを崇拝しているジョニー・フロストでした。

ジョーカーとは一昨日から連絡が取れていません。

心配性のジョニーはカリスマと崇めているジョーカーの下でビッグになりたいと思っています。

ジョニー
「・・・ん?ドアが開いてる・・・?どういうことだ・・・これは・・・宅配ボックス、前に来た時はこんなものはなかったが・・・嫌な予感がする・・・」

宅配ボックスには玄関のドアベルを鳴らさないようお願いするメモが貼ってありました。

嫌な予感がするジョニーは部屋の中へ入ってみることにします。

しかし部屋の中には誰もいません。

荒らされているように見えるのですが、何者かと争ったようなわけではなさそうです。

壁を見るとひらがな表が貼られていて暗号かもしれないと思うのですが解読はできません。

異様な光景に驚いたジョニーはこの部屋には長居しない方が良さそうだと感じてきます。

帰ろうか迷っていると何かを踏んづけて転んでしまいました。

ジョニー
「トミカ・・・?なんでトミカが床に落ちてるんだ・・・この部屋なんなんだッ!確実にこの部屋で何かが起きてる・・・ジョーカーさんはどこ・・・」
ジョーカー
「しーっ・・・ジョニージョニー・・・少し静かにしてくれないかなァ?今ようやくウトウトしてきたところなんだ・・・」

急に背後からジョーカーがジョニーの頬に哺乳瓶を押し付けてきます。

しかしメイクをしていないのでジョニーは背後に現れた人物をジョーカーだと認識できません。

ジョニー
「き、貴様は誰だッ!ジョーカーさんをどこへやったッ!」
ジョーカー
「おい待て・・・俺だ、よく見ろ・・・ちゃんとメイクしてねぇだけでこんな緑髪のしゃくれ他であんまり見たことねえだろ」
ジョニー
「ほ、本当だ・・・全然わかんなかったです・・・でもなんですっぴんなんですか?」
ジョーカー
「なぜすっぴんかって?ガキがいるとゆっくりメイクもできなくてなァ・・・」

ここでジョニーは初めてジョーカーが赤ん坊を抱っこしていることに気付きます。

ジョニーはバットマンの頭巾を被った赤ん坊について説明を求めました。

ジョニー
「その赤ん坊がバットマン・・・なるほど、そんなことがあったんですね」
ジョーカー
「あまりにバットマンを愛しすぎてついにイカレちまった、そう思ってるだろ?」

にわかには信じがたいのですが、ジョニーは頼まれていた調査結果と赤ん坊の繋がりに気付きます。

先日、ジョーカーとバットマンが争った薬品工場ではアンチエイジングの特効薬を開発していました。

若返りの特効薬を入れたタンクに沈んだためバットマンは赤ん坊になってしまったのかもしれません。

調査結果を報告したジョニーは赤ん坊のバットマンをあやし始めます。

ジョニーには小学生と高校生の子供がいるので赤ちゃんの扱いには慣れていました。

赤ん坊をあやしながらジョニーが言葉を話し始めると赤ん坊の可愛さが想像を超えてくると言ってきます。

ジョニー
「そのうちパパーとか言って付いて歩いてくるのがたまんないんですよねーっ」
ジョーカー
「馬鹿野郎!どうせてめぇは一番面倒くせぇ時期を終えたからもう良い思い出しかねぇんだろうけどなァーっ、こっちは育児修羅場の真っ最中なんだよォ!あれか?育児マウンティングか?まったく反吐が出るぜ!この見所のねぇ小物がーっ!」

ジョニーは育児ストレスに悩まされているジョーカーの逆鱗に触れてしまいました。

すぐに土下座をして謝ります。

ただジョーカーに伝えたい大切なことが残されていました。

ジョニー
「出すぎたついでに殺される覚悟で一つだけ言わせてください・・・保育園に預けたほうがいいですよ・・・!ゴッサムシティにも保育園はあります、このままじゃこの子が小学校に上がるまで銀行一つ襲えないですよ・・・」

保育園に赤ん坊を預けなければこれまでのように悪事を働く事はできません。

果たしてジョーカーはゴッサムシティで赤ん坊を受け入れてくれる保育園を見つけることができるのでしょうか!?

 

 

子供がいるジョニー・フロストの登場によって子育ての難しさをより一層表現した第3話になっていますね。

乳幼児の子育てを体験している人のリアルなストレスもしっかりと描かれていると思いました。

苦難続きの子育てをユーモアたっぷりに描写していく『ワンオペJOKER』

どんどんジョーカーが普通の父親に見えてくる不思議な物語です。

悪役の大きな愛に包まれながら育っていく赤ん坊の姿を読み逃してはいけませんよ。

第4話

8時50分、ジョニーに赤ん坊を保育園に預けることを勧めれたジョーカーが、ゴッサムシティのホワイト保育園にやって来ました。

ホワイト保育園は広い庭園と遊具が充実していて、セキュリティ対策も万全なので地元で人気を集めています。

ジョーカー
「・・・くだらねぇ、俺に言わせりゃまるでクソ溜めか刑務所だな・・・」
ジョニー
「いや全然違うと思いますよ・・・その名の通り建物自体も白を基調として清潔感もある・・・正義の象徴であるバットちゃんを通わせるにはうってつけかと、何よりホワイト保育園は認可保育園なんですよ」

ジョニーが説明してくれるのですがジョーカーは認可保育園がどういったものなのか分かりません。

認証保育園はゴッサムシティが、認可保育園は国が定めた基準をクリアした保育園です。

最近では保育園不足なので認証でも認可でも入れればいいという親も少なくありません。

しかし認可保育園は無償で入ることができるのです。

ジョーカー
「貧乏くせえ話はやめろジョニー・・・バットちゃんに貧乏がうつっちまう、それにな・・・白ってのが気に入らねぇ、あいつに似合うのは黒一色だ」
ジョニー
「いやそんな真っ黒な保育園なんてないですから・・・あと非常に言いづらいんですが・・・ジョーカーさん・・・預金残高もうほとんど残ってないのご存知ですか?認可じゃないと保育園は通わせられないんですよ・・・」

ジョーカーは預金残高が残っていないことに気付いていませんでした。

その事実を伝えられてもすぐには信用できません。

ジョーカー
「おいおい・・・嘘だろジョニー・・・先月でけぇ銀行を襲ったじゃねぇか、あの時の金はどうなっ・・・は!そうだ・・・銀行強盗したあとテンション上がっちゃって札束の山に豪快にガソリンぶっかけて全部燃やしちまったんだった・・・」

ジョーカーは子分たちの前でお金を燃やすのが好きなのです。

自分でも理由は分かりませんが、体制に屈しない自分をアピールしたいのかもしれません。

ジョニー
「ともかく・・・育児には金がかかります、保育園の資料と申請書を取り寄せておきました、えんぴつで囲ってある部分に記入しておいてください」

申請書を書いてから役所に持っていき、独り身で仕事が忙しくて子育てに手が回らないことをアピールするよう助言します。

もしも保育園に入れずバットマンが待機児童になってしまうことはジョーカーの終わりを意味していました。

3日後、ジョーカーが保育園の申請をするため市役所の子育て支援課を訪ねます。

ジョーカー
「さてはこいつら・・・全員同じ目的だな?クソが・・・目障りな連中だぜ」

周りにはジョーカーと同じ目的の母親たちが座っていました。

目的遂行の邪魔となる母親たちへの殺意を抑えながらジョニーのアドバイスを思い出します。

まず認可保育園に入園するためには優先度を数値化した基準指数のボーダーラインをクリアしなければいけません。

ジョニー
「自営のジョーカーさんは外勤に比べ不利です、自宅で面倒見ろって話ですからね・・・ですから提出する就労スケジュール表は週5勤かつ40時間以上の就労で埋めておくのがマストです」

これでようやくライバルとなる保護者達と並べるのです。

きっちりと就労スケジュール表を完成させたジョーカーが係員に呼ばれました。

しかし徹夜で完成させた就労スケジュール表に疑問を抱かれます。

まず銀行と書いたスケジュールを意味が分からないと言われました。

本当は銀行強盗の予定ですがスケジュール表に書けるわけがありません。

また想像通り外勤の方を自営業より優先することも伝えられます。

ですが自宅の作業場の写真に危険物が写り込んでいたことで状況が変わりました。

自宅で危険物を取り扱っている場合、基準指数に加点される仕組みがあったのです。

加点されたジョーカーは入園を信じながら帰宅しました。

ジョーカー
「申し込みのありました・・・保育所につきましては・・・」
ジョニー
「まさか全落ちとは・・・まぁ落ちたものは仕方ないですよジョーカーさん、ウチのガキの時も7つ受けてやっと1つって感じでしたからね・・・」

とりあえず5月の欠員を待つしかありません。

ゴッサムシティが腐っていることを改めて実感したジョーカーは反吐が出そうになってきます。

ジョーカー
「なんで俺ばっかり・・・はぁっ・・・うぐっ・・・保育園落ちたッ!ゴッサム死ねッ!保育園落ちたッ!!ゴッサム死ねッ!!」

ジョーカーの怒りが周囲に響き渡りました。

理不尽な現実を突きつけられたジョーカーの子育てはどうなってしまうのでしょうか!?

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ワンオペJOKERのネタバレ(漫画)!試し読み情報も!

2023.05.05

 

『ワンオペJOKER』はこんな人にオススメ

コミカルに社会を風刺していくギャグ漫画が読みたい人にオススメです。

話題になったニュースや情報を巧みに取り入れた完成度の高いストーリーに仕上がっていますよ。

極悪と子育てをミックスさせた『ワンオペJOKER』

第3話からは待機児童という社会問題にジョーカーが翻弄される展開でした。

次はどんな社会問題にメスを入れていくのでしょうか!?

 

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