鬼滅の刃(漫画)のネタバレ!ねずこの運命はどうなるの?

今回は「吾峠呼世晴」先生の『鬼滅の刃』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

『鬼滅の刃』はこんな漫画

大正時代の日本に家族のために炭を売る心優しき炭治郎(たんじろう)という少年がいました。

しかし幸せな家族を鬼が皆殺しにしてしまいます。

唯一生き残った妹の禰豆子(ねずこ)は少しずつ鬼へと変貌していくことに・・・!!

愛する妹を救うために旅する炭治郎の姿を描いた『鬼滅の刃』

今回はそんなSFファンタジー漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

あなたも炭治郎と禰豆子の運命を見届けてみてくださいね。

『鬼滅の刃』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

雪が降りしきる中、家族のために炭を売りに行く炭治郎。

そんな息子に母親が感謝していると、弟や妹たちが一緒に行きたいと駄々をこね始めます。

しかし雪道を歩くにはまだ幼いため、弟たちの世話は妹の禰豆子に任せることにしました。

炭治郎
「生活は楽じゃないけど幸せだな、でも人生には空模様があるからな、移ろって動いていく、ずっと晴れ続けることはないしずっと雨が降り続けることもない」

炭治郎にはこの幸せが壊れる時には血の匂いのすることが理解できていました。

そんな彼に町人が鬼についての噂話をしてきます。

この辺りでは夜になると人食い鬼が現れるため、この日は町人の家に泊まらせてもらうことにしました。

ひとまず安心して眠りにつく炭治郎なのですが、頭の中にはある言葉が浮かんでいます。

炭治郎
「幸せが壊れる時にはいつも血の匂いがする」

予感のように頭に浮かんだ言葉は、翌日に現実のものとなってしまうのでした。

家に帰った炭治郎が見た光景は、惨殺された家族の姿だったのです。

炭治郎
「どうしたっ、どうしたんだ!!何があった・・・」

血まみれになった家の中を見た炭治郎は言葉を失ってしまいました。

しかし皆殺しにされたと思っていた家族の中に、唯一息のある禰豆子の姿を発見します。

彼はすぐに禰豆子を背負って山を下り始めました。

炭治郎
「禰豆子だけまだ体にぬくもりがある、医者に診せれば助かるかもしれない、なんでこんなことになったんだ、熊か?冬眠できなかった熊が出たのか?」

混乱する中、必死に頭を回転させる炭治郎。

そんな中、妹を背負っているため徐々に体力が失われていきます。

どんどんと息が苦しくなるのですが、炭治郎は禰豆子のため一歩ずつ足を前に進めていきました。

炭治郎
「死なせないからな、絶対助ける、兄ちゃんが助けてやる」

炭治郎が必死に前に進んでいた次の瞬間、突然背負っていた禰豆子が叫び始めました。

「グオオオオオオオ」という激しい叫び声を上げた禰豆子。

その声に驚いた炭治郎は雪に足を取られ転んでしまいます。

必死に起き上がると瀕死の状態だった禰豆子が立ち上がっていました。

炭治郎
「禰豆子、大丈夫か、歩かなくていい、俺が町まで運んでやるから」

必死に声をかけたのですが、この時の禰豆子はすでに炭治郎の知っている妹ではなかったのです。

目を見開き牙をむき出しにして襲い掛かる禰豆子。

彼女の身にいったい何が起きてしまったのでしょうか!?

家族思いの優しい兄に突如巻き起こってしまう人食い鬼による惨劇。

貧しいながらも幸せな家庭の中で暮らしていた炭治郎にとってはあまりにも残酷な出来事でした。

しかし彼にとっての本当の不幸はこれからだったのです。

人食い鬼に襲われた人間の恐ろしさがここから分かり始める『鬼滅の刃』

見所はまだまだこれからになりますので、人食い鬼の恐ろしさと炭治郎の優しさに注目しながら続きをご覧ください。

後編

突如襲い掛かって来た禰豆子。

彼女の鬼のような形相に炭治郎は戸惑ってしまいます。

しかし妹が鬼になったとは信じたくありません。

炭治郎
「禰豆子が人食い鬼?いや違う、禰豆子は人間だ、生まれた時から」

妹を信じたい炭治郎なのですが、禰豆子はもの凄い力で彼を押し倒してきました。

それでも妹の命だけは救ってあげたい炭治郎。

炭治郎
「禰豆子、頑張れ禰豆子、こらえろ、頑張ってくれ、鬼なんかになるな、しっかりするんだ、頑張れ!!」

すると兄の言葉に答えるように禰豆子の目から涙がこぼれてきました。

ですが次の瞬間、何者かが背後から禰豆子を襲います。

それに気付いた炭治郎は間一髪で禰豆子を救いました。

背後から襲った男は鋭い刀を持ちながらこちらを睨みつけてきます。

義勇
「なぜかばう」
炭治郎
「妹だ、俺の妹なんだ」
義勇
「それが妹か?」

義勇と名乗るこの男の言う通り禰豆子はさらに鬼のような形相になっていました。

炭治郎
「禰豆子!!」
義勇
「動くな、俺の仕事は鬼を斬る仕事だ、勿論お前の妹の首も刎ねる」
炭治郎
「待ってくれ、禰豆子は誰も殺してない!俺の家にはもう一つ嗅いだことのない誰かの匂いがした、みんなを殺したのは多分そいつだ」

必死に妹をかばう炭治郎なのですが、ここで義勇から信じられないことを聞いてしまいます。

義勇
「簡単な話だ、傷口に鬼の血を浴びたから鬼になった、人食い鬼はそうやって増える」
炭治郎
「禰豆子は人を喰ったりしない!!」
義勇
「よくもまあ今しがた己が喰われそうになっておいて」
炭治郎
「違う!!俺のことはちゃんとわかってるはずだ」

どうしても禰豆子を救いたい炭治郎。

しかし義勇は容赦なく妹の首を刎ねようとします。

炭治郎は必死に土下座をしてまで人食い鬼になった禰豆子をかばいました。

するとここで奇跡が起こります。

今まで炭治郎を襲っていた禰豆子が、突然彼の身を守り始めたのでした。

鬼となった今でも兄を慕う心を失っていなかった禰豆子。

その兄弟愛に心を打たれた義勇は彼女の首を刎ねることをやめ、この場を立ち去ることにします。

こうして窮地を脱した炭治郎は妹を連れ、彼女を人間に戻す旅へと出かけていくのでした。

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2020.12.06

『鬼滅の刃』を読んだ感想

人食い鬼の恐ろしさに驚愕してしまいました。

しかしそれ以上に炭治郎と禰豆子の兄弟愛に感動することができて大満足です。

ここから始まる彼らの旅の行方が気になって仕方ありません。

そのくらい続きが読みたくなってしまう物語ですね。

誰もが感動できるこの漫画は一人でも多くの人が読むべきだと思いますよ。

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