『服を着るならこんなふうに』のネタバレ(漫画)!感想も!

今回は「縞野やえ」先生の『服を着るならこんなふうに』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『服を着るならこんなふうに』はこんな漫画(あらすじ)

22歳の時に両親が田舎へ引っ越したため、佐藤祐介は大学生だったこともあり妹のと2人で地元に残ることを決めました。

最初は不安もあったのですが5年が経った現在は、社会人になった祐介と女子大生の環の2人暮らしは順調です。

憎まれ口を叩き合いながらも仲良く暮らす兄妹だったのですが、環はファッションに興味が無さすぎる祐介に我慢ができなくなってきました。

帰宅した兄が靴下を脱いだままにすることも許せません。

そこで環は祐介にオシャレすることの楽しさを覚えさせることにしました。

ゲームが趣味で仕事人間のダサい祐介は、環のコーディネイト理論によって生まれ変われるのでしょうか!?

メンズのカジュアルなファッションをテーマにした『服を着るならこんなふうに』

今回はオシャレした男性が参考書として使える漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

環の的確な理論と分かりやすい解説は日々のコーディネイトに役立つはずですよ。

 

『服を着るならこんなふうに』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

営業に出かけていた佐藤祐介が会社に戻ってきました。

祐介
「課長!契約とってきました!」

契約書を課長に渡そうとするのですが別の書類を渡してしまいます。

このように裕介は抜けているところもありますが、真面目で爽やかなので社内では高く評価されるようになっていました。

しかし妹の環と暮らす自宅に戻るとだらしない一面が顔を出します。

「もおーお兄ちゃん!何回言えばわかるのよ!靴下脱いだら洗濯カゴに入れてって何度も言ってるでしょ!?」

休日になると裕介はゴロゴロしてばかりで家事を手伝ってくれません。

環は社会人としてもう少し兄にしっかりしてほしいと思っています。

祐介
「それは違うぞ、環、俺は社会人としてはしっかりしてるんだよ」
「社畜だからな!」

身を粉にして社畜のように働いている裕介は、休日の時間を趣味に使うと決めていました。

環は料理や掃除を趣味にしてほしいのですが、裕介はゲームにしか興味がありません。

2人は祐介が大学生、環が高校生の頃に両親が田舎へ引っ込んだことをきっかけに地元で2人暮らしを始めました。

最初は不安もあったのですが元から住んでた家に残っただけなので、何のトラブルもなく現在に至っています。

憎まれ口を叩き合うこともありますが兄妹仲にも問題はありません。

祐介
「五年かぁ・・・環もすっかり・・・おばさんっぽくなったなぁ」
「お兄ちゃんが全然家事しないせいでしょ!?ていうか休日に全身スウェットでだらだらゲームって!むしろお兄ちゃんの方がリアルにおっさんだから!」

環は流行しているルームウェアを身に纏っています。

ですが誰に見せるわけでもない部屋着にこだわる理由が祐介には理解できません。

祐介
「なんだよ、流行ってる部屋着って、誰にでも見せるわけでもないし、もしや俺に見せるためとか、違うよね、知ってる知ってる」
「デートの予定とかないの?」
祐介
「お前はどうなんだよ」

2人ともデートの予定などありませんでした。

しかし環は祐介と一緒にしてほしくはありません。

「私学生の間は勉強と趣味をエンジョイするのよ、社会人になったら結婚を前提とした尊敬できる恋人をつくって、いつかこの家を出て私はお兄ちゃんの靴下を拾わないで済むようになるのよ・・・」
祐介
「甘いんだよ環、学生時代に青春を謳歌できなかったヤツは社会に出ても同じなんだよ、俺を見ろ!つーかお前の趣味ってなんだ?そんなもんあったのか」
「それは・・・ファッション・・・」

趣味を打ち明けると祐介に笑われてしまいました。

ここで環は友人と飲みに行く時間となってしまいます。

珍しくこの日は祐介も出かける用事がありました。

祐介
「ま、用意といっても地元仲間に会うだけだし、下ジーパンに穿き替えればいっか」

小学校の同窓会の打ち合わせなので特別な用意は必要ありません。

しかし出かけようとすると環に止められました。

「えっお兄ちゃん・・・その格好で行くの?さっきと同じ服じゃん」

ジーパンを穿いたのですが上半身は部屋着のままです。

オシャレに関心が無い祐介は昔馴染みと会うだけなので服装に気を遣う必要などないと考えていました。

しかし待ち合わせ場所に行ってみると、昔馴染みの友人たちはみんなオシャレな格好をしています。

場違いな格好をしている祐介はソワソワしてきました。

それでも友人たちは自分も休日は同じような格好をしていると言ってくれます。

祐介
「お・・・お前ら・・・俺を責めないのか・・・優しいヤツらだな!そうだよな、家では皆こんな感じだよな!スウェット大好きだよな!でもここは家じゃない」

大切なことに気付かされました。

その後も友人の腕時計が高級だったことなど、ショッキングな事実を突きつけられます。

「はい、マジでキレました、だからぁ靴下はぁ!洗濯カゴにぃ入れてって言ってるでしょ!?」

キレた環がリビングに入ると祐介がぐったりしていました。

飲み過ぎたのかと思ったのですがそうではありません。

祐介
「楽しくなくて全く飲まなかった、みんなさぁちゃんとした大人って感じの服着てたんだよ、歳相応で・・・様になってて・・・なのに俺だけコンビニ行くみたいな服でさぁ」

自分にはファッションセンスがないことを改めて実感させられたのです。

こんな思いをするくらいなら外に出たくありません。

環はこれ以上落ち込む兄を見ていられなくなりました。

「わかった、私がお兄ちゃんにコーディネイトを教えてあげる」

こうして兄のためオシャレな妹が動き始めたのです。

 

 

ファッションに興味が無い男性は少なくないと思います。

そんな男性たちも周囲との差を見せつけられた祐介の落ち込む姿には共感するのではないでしょうか?

難しいと思われているコーディネイトを分かりやすく教えてくれる『服を着るならこんなふうに』

ブランド品や高級な服を身に纏うだけがファッションの面白さではありません。

環が提唱する誰でもマネできるコーディネイト理論をかなり参考になりますよ。

後編

翌日、環は早速コーディネイトを教えるため祐介を洋服屋に連れて行こうとします。

祐介
「洋服屋に行く!?おい妹よ・・・俺がなんで昨日ネットで服見てたかわかっているのか・・・?服を買いに行く服がないからだよ!」

ブランドのイメージが強い洋服屋に祐介が行ってしまうと店員に笑われるかもしれません。

カモにされるのも嫌なので祐介は洋服屋に行く勇気が出ないのです。

「いちいちネガティブになりすぎ・・・だから昨日も言ったでしょ?高い服やブランドが格好いいわけじゃないって、全身のコーディネイトが人をバランスよく見せるのよ」

環は祐介が気負わずに済むショップへ連れて行くと言ってくれました。

そんな2人がやって来たのはユニクロです。

たしかに気負うことはありませんがユニクロにオシャレはイメージはありません。

しかしそれはファッションに興味が無い祐介がユニクロを甘く見ていたためでした。

ユニクロには癖のないベーシックな物もラインナップされていて、上手に使えばオシャレの基盤を簡単に作れるのです。

またお手頃な価格も祐介には最適でした。

環はまずメンズフロアで最初に買うべき基本アイテムを探させることにします。

祐介
「えー、なんだよそれ!面倒くさいな、パッと教えろよー」
「NoNoNo、自分で考えてみるのもファッションの楽しみのひとつなんだからね、さあ行って行って!」

悩みながらフロアの中を歩き回ると、コラボTシャツを見つけました。

ユニクロのTシャツはセンスが良いので祐介も大好きです。

祐介
「Tシャツを着ない奴なんかいない!Tシャツは基本のきだろ!」

しかしTシャツは基本アイテムではありません。

続いて祐介は白いシャツを持ってくるのですがこれも不正解でした。

「じゃあひとつだけヒントね、トップスではありません」
祐介
「トップスではない・・・ということは上に着るやつじゃないってことか」
「そこからかぁ」

ユニクロで下に穿く定番のアイテムといえばジーパンです。

しかし山ほど種類が多いので選ぶことができません。

祐介
「どうせ何持ってっても違うって言われるんだ、なんか適当に・・・」

適当に選んでいるとマネキンが穿いているジーパンが目に留まります。

気になった祐介はそのジーパンを環のところに持っていきました。

「スキニーフィット・・・テーパードジーンズ・・・色は黒・・・だい・・・っ正解!お兄ちゃん凄い!絶対ゆるいデニム持ってくると思ってたのに!どうしてわかったの!?」
祐介
「あそこに飾ってあってなんか形がいいなーって思って・・・」
「そうなのー、お兄ちゃんでもわかるくらいユニクロのスキニーは綺麗なのよー!これ一本持っておけば上がブカブカでもバランスよく見えるんだから」

印象のベースはボトムにかかっているので、ユニクロのスキニージーンズならトップスもオシャレに見せてくれます。

さらに黒はカジュアルにもドレスになるので、おさえておきたい有能な1品として基本アイテムに選びました。

環はスキニージーンズを購入するため祐介に試着をお願いします。

しかし祐介は気が進みません。

祐介
「試着ってなんか・・・しんどいだろ・・・試したら全部買わないといけない気がするだろ・・・カーテン越しに店員が待ってるのに・・・試すだけ試して買わないとか気まずいだろ・・・」
「そんなことない!自分で着る服なんだからちょうどいいのを選ばないと駄目でしょ!自分の体に一番合う服がおしゃれである、バイ環」

環に無理やり試着室に入れられました。

最初は嫌がっていたのですが試着してみると着心地の良さを感じられます。

祐介
「っこれは確かに・・・結構・・・いいのでは・・・」

姿見に映った自分の姿に満足していると、カーテンを開けた環が裾を折ってくれました。

少し時間はかかりますが無料の裾上げも頼むことにします。

「一気に全身新しい服揃える余裕なんて普通ないでしょ?だからまず優秀なボトムを一本ってこと」
祐介
「確かに・・・正直環に何も期待してなかったんだけど、昔買ったままのジーパンよりシルエットが綺麗だし、色も黒だとしゅっとして見えるし抵抗なく穿けそう・・・」
「それ!このジーンズなら既に持ってる服とも合わせやすい上にいつもよりちゃんとして見えるでしょ?突然頑張りすぎたって心もお財布も続かないし少しずつ全身コーディネイトしていこ!」

環のおかげで久しぶりにちゃんと服を買うことができました。

そのお礼に裾上げを待つ間、タコ焼きを奢ってあげることにした祐介だったのです。

 

『服を着るならこんなふうに』を読んだ感想

仕事で忙しい社会人の男性は祐介と同じようにファッションへのこだわりが少なくなってしまうかもしれませんね。

そんな男性たちもファッションを楽しめるような演出が満載だと感じました。

全ての男性に読んでもらいたい『服を着るならこんなふうに』

環のコーディネイト理論だけでなく、エピソードごとに丁寧な説明も掲載されています。

服装選びに悩んだ経験がある男性はこの漫画を参考にしてみて下さい。

 

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