不器用な先輩。のネタバレ(漫画)!第4話からの見所は?

今回は「工藤マコト」先生の『不器用な先輩。』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『不器用な先輩。』はこんな漫画(あらすじ)

鉄輪梓(かんなわあずさ)は後輩の亀川侑(かめがわゆう)を教育する係に任命されました。

美人なのですが不器用な鉄輪は優しく接してあげることができず、いつも厳しい態度で指導してしまいます。

周囲からはキツイと思われているのですが、亀川だけは鉄輪の優しい一面に気づいていました。

そのため2人の距離が少しずつ縮まっていきます。

不器用な先輩と優しい後輩の関係性は恋人まで進展するのでしょうか!?

2人のやり取りから目が離せなくなる『不器用な先輩。』

今回はオフィスラブを題材にした恋愛漫画の第4話からネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

鉄輪が見せる厳しい表情と照れた表情のギャップに胸キュンしてください。

 

『不器用な先輩。』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第4話

鉄輪がエレベーターで移動していると後ろに立っている亀川の視線が気になります。

鉄輪梓
「おい、あまりジロジロ見るな、セクハラだぞ」
亀川侑
「うぇ!?あ、いや俺は・・・」
鉄輪梓
「まぁ分からんでもないがな・・・確かにあの人の背中綺麗だもんな、思わず見ちゃう気持ちは分かる」

2人の前にいる女性は背中が大きく出ている服装でした。

女性の鉄輪も女性の背中が綺麗だと感心します。

しかし自分の年齢では背中を出す勇気が出てきません。

それでも亀川が見つめているので背中を出したい気持ちが沸き起こってきました。

亀川侑
「あの・・・先輩、俺別にあの人の背中を見てたわけではなくって・・・」
鉄輪梓
「いい、別に隠さんでも私だって見てた」
亀川侑
「いやっ・・・ですから先輩・・・ポニーテール似合うなぁ・・・と思ってただけで・・・あっ・・・いやこれもセクハラになってしまう・・・?え?」

亀川は女性の背中ではなく鉄輪のポニーテールに見惚れていたのです。

この日の朝は時間がなくて軽くまとめただけなのにポニーテールを褒められました。

嬉しくなった鉄輪はポニーテールで出勤することを増やすことにします。

後日、教育係として鉄輪が亀川に声をかけました。

鉄輪梓
「おい、分からない事があるならすぐ聞け、そのままにすると・・・」
亀川侑
「はい!でも大丈夫です、このくらい一人で出来るようになりたいんでお気遣いありがとうございます」
鉄輪梓
「そ・・・そうか・・・いい事だな、うん・・・」

本当は色々と聞いてもらいたいのですが、待てど暮らせど質問はきません。

鉄輪がじれったく感じているとようやく亀川が話しかけてくれます。

亀川侑
「あ・・・あの先輩少しいいですか?」
鉄輪梓
「なっなんだ」
亀川侑
「ここちょっと分かんなくて教えてもらえ・・・ます?」

ようやく質問してもらえたので鉄輪がキラキラした表情に変わりました。

不器用な先輩の鉄輪は質問を上手く引き出すこともできないのです。

鉄輪梓
「・・・どこだ?」
亀川侑
「あ、えっとここの・・・」

まだまだぎこちありませんが先輩と後輩の関係性は確立できてきました。

そんなある日、鉄輪はランチにカップラーメンを食べようとしている亀川の姿を見かけます。

亀川は金欠になってしまったので給料日までカップラーメンでしのぐつもりでした。

ここで鉄輪は先輩としてずっとやってみたかったことを実行することにします。

鉄輪梓
「おっ、おごってやる、そんな貧相なもん食って体壊したらどーする?なんか食いに行くぞ」
亀川侑
「いっいえいえ、そんな、これは俺の自己責任ですしっ・・・」
鉄輪梓
「あのな、お前がもし体調崩して仕事が遅れてみろ、教育係の私の責任になる、分かったら黙ってついてこい」
亀川侑
「・・・は、はい・・・」

ようやく鉄輪は後輩の亀川をランチに誘うことができました。

決して上手くはありませんでしたが、鉄輪は新人の頃に先輩からランチによく誘われていたので、後輩ができたら自分もランチに誘いたいと思っていたのです。

先輩は何も知らない鉄輪に新人としての身の振り方を一から教えてくれました。

鉄輪梓
「でもそう指導しつつ二人でランチに行く時はさっと水を取ってきてくれたり・・・いわば亀川はあの頃の私、私にもついに教育係として先輩と同じように後輩を指導する日が・・・」
亀川侑
「鉄輪先輩、お水とおしぼりです」

気が利く亀川に自分がやりたかったことを先回りされてしまいます。

ショックを受けながらランチをオーダーすると、さらに亀川が予想外の行動をとりました。

鉄輪梓
「おごるっつってんだから肉食えよっ!肉!」
亀川侑
「いや、だってあまり高いものは・・・」
鉄輪梓
「だからってサラダ頼むやつがいるか!女子かお前は!」

結局自分が食べたメニューをほとんどあげてしまった鉄輪だったのです。

 

 

第4話から鉄輪先輩のチャーミングな魅力が際立っていますね。

後輩を大切にする優しさと、不器用なので上手く感情を表に出せない可愛らしさがとても素敵でした。

言葉遣いはキツイのにヒロインが魅力的すぎる『不器用な先輩。』

気を遣う亀川の純朴なキャラクターにも好感が持てますね。

人間性の良さが際立つ2人の距離がどんな風に縮まっていくのかドキドキしながらお楽しみください。

第7話

喫茶店に入った鉄輪がブラックのコーヒーを注文しました。

鉄輪梓
「砂糖なんぞ入れたら本来の味が薄れるだろう、邪道だ」
亀川侑
「え?そうですか?少し入れた方がおいしい気が・・・」

砂糖など必要ないと言い切ります。

しかしこれはただ見栄を張っただけでした。

鉄輪が新人の頃、先輩はいつもブラックで飲んでいたので真似をしたくなったのです。

鉄輪梓
「コーヒーなんぞそもそも眠気覚まし用に飲めりゃそれで・・・」
亀川侑
「なるほど・・・先輩甘い物をよく食べるからてっきり・・・」
鉄輪梓
「んう、みゃああ!」

本当は甘い物が好きなので鉄輪はコーヒーを一口飲むとむせてしまいました。

ですが苦かったとは口が裂けても言えません。

すると亀川が気を遣ってくれました。

亀川侑
「・・・ここちょっと酸味強いんで・・・砂糖かミルク・・・どうですか?」
鉄輪梓
「・・・両方よこせ」
亀川侑
「はい」

結局ブラックのコーヒーは口に合わなかったのです。

数日後、鉄輪は仕事中にゲームをしている亀川を注意することにしました。」

鉄輪梓
「レーシングゲーム?仕事中に何してんだお前・・・
亀川侑
「こ、これも立派な仕事ですよ、今度の取引先に関係あるんで」

亀川はゲームがあまり得意ではありません。

取引先との仕事を潤滑に進めるため練習していました。

鉄輪梓
「なるほど、そーゆー事なら私が教えてやる」
亀川侑
「えっ!?ホントですか!?」

鉄輪は様々なゲームをしてきたので自信満々です。

そのため亀川にゲームを指導することにしました。

鉄輪梓
「たかがレーシングゲームの一つや二つ・・・」

自信満々だったのですが思っていたほど上手にプレイできません。

しかしカッコ良いところを見せたいのでゲームを続けようとします。

亀川侑
「あ、あの・・・じゃあ・・・しょ初心者コースあるらしいので・・・一緒に練習しませんか?」

亀川の提案を受け入れる事しかできませんでした。

それでもまだまだ不器用な鉄輪はカッコ良い先輩になろうと行動を続けていきます。

鉄輪梓
「結婚祝いに何をあげたらいいか?」
亀川侑
「はい、来月高校の時の友人が結婚するんで・・・何をあげたらいいのか・・・出産祝いならベビー用品とか分かりやすいけど・・・」
鉄輪梓
「なんだそんな事か、冠婚葬祭ひいては贈答品は社会人の基本だ、私に任せろ」
亀川侑
「あ、はいっ、ありがとうございま・・・す?」

社会人としての基本に自信がある鉄輪は、仕事帰りに亀川とギフトショップへ立ち寄ることにしました。

しかし実は結婚祝いに何をプレゼントすればいいのかさっぱり分かっていません。

コミュ障の鉄輪はそもそも結婚式などにあまり呼ばれることがないのです。

鉄輪梓
「でもここは一つ先輩として困ってる後輩をなんとか・・・」

ネコ柄が可愛らしいペアのマグカップが目に留まりました。

その様子に気づいた亀川が声をかけてきたので、驚いた鉄輪はマグカップを割ってしまいます。

亀川侑
「すっ、すみません、俺が急に声かけたから・・・」

仕方なく鉄輪は弁償しようとするのですが、お店から弁償しなくてもいいと断られてしまいました。

すると亀川がペアのマグカップに在庫があるなら買いたいと言い出します。

鉄輪梓
「おい!待て!私をフォローする為に無理に買うならやめろ!」
亀川侑
「違いますって!本当にすごくいいマグカップだと思ったんです!個人用に使いたいので自分で買おうと思います」

結局この日はインターネットの情報を頼りにした無難なタオルセットを結婚祝いにお勧めすることしかできませんでした。

翌日、自分を不甲斐ないと感じながら出社すると、鉄輪のデスクにネコ柄のマグカップが置いてあります。

鉄輪梓
「ん?これって昨日の・・・」
亀川侑
「あ・・・えーとです・・・ね、買って帰ってみたものの男一人暮らしにマグカップは一つで十分ですし、それに・・・それすごく気に入ってたみたいなんで・・・昨日付き合って頂いたお礼です、もし良かったら使って下さい」

亀川はまるで少女のような表情で嬉しそうにマグカップを見つめる鉄輪を姿を見逃していませんでした。

鉄輪に喜んでもらいたいのでマグカップを購入したのです。

鉄輪梓
「・・・歯ブラシ入れに・・・使ってやる・・・」

不器用な鉄輪先輩はここでも素直に感情を表現できませんでした。

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不器用な先輩。のネタバレ(漫画)!感想と無料の試し読み情報も!

2023.03.30

 

『不器用な先輩。』はこんな人にオススメ

ニヤニヤしてしまうくらい幸せそうな恋愛漫画を読みたい人にオススメです。

オフィスラブをテーマにしながら大人の純愛が楽しめる初々しいラブストーリーに仕上がっていますよ。

性別に関係なく楽しめる恋模様を描写した『不器用な先輩。』

男性読者は鉄輪先輩のキュートな姿に魅了されるはずです。

女性の読者は亀川の誠実で優しい姿の虜にされてください。

 

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