シャトゥーン～ヒグマの森～のネタバレ！結末と物語の魅力は？

今回は「原作 増田俊也　漫画 奥谷通教」先生の『シャトゥーン～ヒグマの森～』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『シャトゥーン～ヒグマの森～』はこんな漫画

冬眠に失敗して空腹のまま雪山を歩き回る凶暴なヒグマを、現地の人間は『シャトゥーン』と名付け恐れていました。

この物語は非力な人間と暴走する『シャトゥーン』との絶望的な戦いを描くホラー漫画です。

今回はそんな『シャトゥーン～ヒグマの森～』の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

マイナス40℃の大森林を舞台に繰り広げられる大惨劇の恐怖にあなたは耐えられますか！？

背筋を凍らせながらじっくりとこの作品をお楽しみください。

『シャトゥーン～ヒグマの森～』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

北海道大学天塩研究林は、神奈川県とほぼ同じ大きさの大森林の中にあります。

その森では2年前の夏、行方不明者が2人出てしまいました。

1人の骨は猟師が撃ち殺したヒグマの胃の中から発見されたのですが、残る1人はいまだに発見されていません。

そして時は流れ真冬のこの大森林に2人の密猟者の姿がありました。

彼らの狙いはエゾフクロウで次々と密猟をしています。

すると密猟者の1人が親子連れのクマの足跡に気が付きました。

コグマはエゾフクロウに並ぶほど貴重なので、剥製にして密売することを思いつきます。

猟銃を持っていることで安心しきっている彼らは、この足跡を追いながら森の中へと入っていきました。

しかし歩いても歩いてもクマの姿は見当たりません。

すると1時間ほど歩いた時のことでした。

追っていたはずのクマが突如彼らの後ろから現れ、一瞬にして密猟者の1人を八つ裂きにしてしまいます。

クマはそのまま1人を口にくわえ巣穴へと持ち帰っていきました。

その後ろ姿を呆然と眺める残された密猟者。

彼はただただ震えながら見つめることしか出来なかったのでした。

その1時間後、現場の近くを1台の4WDが天塩研究林に向かい山道を走っていました。

車にはテレビ局報道記者の土佐薫と瀬戸祐介、そして薫の娘の美々が乗っています。

「やースゴイ景色、ねえママ、やっぱり札幌とは違うね」

「そうよ、これほど多種多様な動物と自然が今でも残されているのは、知床半島の奥地とこの天塩研究所だけなのよ」

「さすが元北大の研究員ですね、動物学ですよね」

「うん鳥類、専門はオオワシ、学生時代は休みのほとんどをこの森で過ごしたわ」

年末年始の休みを利用して北海道に来ている3人。

その中でも瀬戸は薫と一緒に居たいため、無理やり5連休を取っていました。

3人が談笑しながら山道を走っていると、瀬戸が前方に落下物を発見します。

「ん！？先に何か落ちてる」

「何かしら？ゴミかな？」

「ちょっとしたゴミくらい4ＷＤなら楽勝ですよ」

「瀬戸くん違う！人間よっ！！」

薫の大声と人の足を発見した驚きでパニックになった瀬戸。

車はそのまま雪山の中で横転してしまったのでした。

巨大なヒグマに襲われた密猟者たちと、それを知らずに雪山へ入り込んでしまった薫たち。

冒頭からヒグマの恐怖をリアルに描いていますね。

このリアリティーが『シャトゥーン～ヒグマの森～』の魅力の1つなんですよ。

ヒグマと人間の圧倒的な力の差を見せることにより、物語の恐怖感は2倍3倍と膨れ上がっていきます。

ここからさらに恐怖感は倍増していきますので、気を引き締めて続きをお読みください。

後編

横転した車内でゆっくりと目を覚ます薫たち。

「み・・・美々大丈夫！？」

「大丈夫、ママがクッションになってくれたから」

「よかった・・・瀬戸くんは？」

「シートベルトのおかげで助かりました、すいません運転ヘタで」

どうやら道端にあった笹がクッションとなり衝撃を緩和してくれていたようです。

全員の無事を確認した薫はなんとか窓から外に出ることが出来ました。

「倒れた人の様子見てくる、美々をお願いね！」

「はい」

雪道を歩きながら倒れていた人に近付いていくと、車で轢いたわけではなかったので一安心します。

「あの大丈夫ですか？どのくらい倒れていたんだろう？この寒さじゃ凍死するわ」

薫が倒れている人を助けようとすると、大量のカラスが一斉に飛び始めました。

「カラス、この数ってまさか・・・これはヒグマ・・・しかも最も危険な仔連れ・・・」

死体だと分かりすぐに車へ戻った薫は2人に事態の説明をします。

瀬戸が大至急警察に電話をしようとするのですが、圏外のため携帯電話が使えません。

仕方なく車を諦め歩いて山小屋に向かうことにしました。

「クマに会ったら食べられちゃうの？」

「大丈夫よ、クマはもういないから」

「美々ちゃん、クマが出たら僕が追っぱらってやるさ、ねぇ薫さん」

明るく振る舞う瀬戸なのですが、薫の表情は曇ったままでした。

いつも気丈な薫からは信じられないほど弱気な様子です。

「あのヒグマってそんなに危険なんですか？」

「この時期に冬眠してないってことは、このヒグマ『シャトゥーン』の可能性があるの」

「シャトゥーン・・・」

「日本では穴持たずと呼ぶんだけど、冬ごもりに失敗して雪山を徘徊するヒグマの事よ、雪山じゃ食料が無いため飢えて次第に凶暴化するわ」

家畜を襲いやがては人を襲うようになる『シャトゥーン』。

恐ろしいことに人間の味を覚えたヒグマは、際限なく人を襲い続けるのでした。

果たして『シャトゥーン』が暴れまわる森の中に入り込んでしまった薫たちはどうなってしまうのでしょうか！？

無力な人間たちの叫びとさらに凶暴化する『シャトゥーン』の恐怖は、漫画を読んでじっくりと味わってみてください。

『シャトゥーン～ヒグマの森～』結末はどうなるの？

横転した車を諦め山小屋へ向かった薫たちは、そこで夫との合流を果たします。

その小屋には密猟者もいたのですが、生き延びるため全員が協力することにしました。

しかしそんな彼らをあざ笑うかのように、再び『シャトゥーン』の魔の手が忍び寄っていきます。

次々と犠牲者を出してしまう中、生き残る手段が見つからない薫たち。

彼らの命運を分けることになるある出来事と、壮絶な結末は是非ご自身の目でお確かめください。

電子書籍を無料で読んでみませんか？

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです！

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT！

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか？

U-NEXTでは電子書籍を20万冊以上配信しているんです。

さらにポイントを使って購入することも可能ですよ！

そのジャンルは幅広く漫画はもちろんのこと、小説やビジネス書、週刊誌からファッション誌、スポーツ誌までも網羅しているんです！

使えるポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています！

登録時にもらえる600ポイントを使用して無料トライアル期間中でも新作コミックが読めるU-NEXT！

最新巻でもポイントを使用して読めるので、こんなにお得なことはありません！

最新漫画は動画も配信しているタイトルも多いので、「原作漫画とアニメや映画」のようにセットで楽しんでみませんか？

さらに大人向けコミック、BLやTLコミック、写真集なども充実！

雑誌も読み放題で成人向けの作品も超充実のU-NEXT

しかも新規登録から31日間は無料なんです！

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか？

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ！

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上！

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください！

無料トライアルはこちらから↓↓↓