『監獄実験 プリズンラボ』のネタバレ(漫画)!感想も!

今回は「作画 水瀬チホ 原作 貫徹」先生の『監獄実験 プリズンラボ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『監獄実験 プリズンラボ』はこんな漫画

理不尽で残酷なイジメに人生を狂わされた高校生の江山藍都(えやまあいと)。

夏休みが前日に迫った彼の元に監禁ゲームへの招待状が届きます。

このゲームは自分が指名した相手を1ヶ月間監禁でき、殺人以外の全ての行為が許されるものでした。

相手に自分の正体を気付かれなければ、賞金まで獲得できるこのゲーム。

藍都は悩みながらも自分に対するイジメの首謀者である桐島彩を監禁していきます。

絶望を味わった藍都の復讐劇を描いていく『監獄実験 プリズンラボ』

今回は高度な心理戦が印象的なこのサスペンス漫画の魅力を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

身の毛がよだつ恐ろしいストーリーを存分にご堪能ください。

 

『監獄実験 プリズンラボ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

自分が生きている世界が理不尽で満ち溢れていると思っている藍都。

江山藍都
「お待たせ彩ちゃん」
桐島彩
「ちゃん付けしてんじゃねぇよ・・・気持ち悪りぃ・・・」
江山藍都
「強気だね、でもそれでいい・・・もっと苦しむ顔を見せてくれ・・・桐島彩・・・!」

自分に対してイジメを行っていた桐島彩に、理不尽な思いをさせている藍都。

二人の立場がこのように逆転したのは、夏休みを前日にした日のことでした。

この日の藍都はトイレの中で壮絶なイジメを受けています。

便器の中に頭を入れられたり、モップで叩かれてしまい血まみれになっている藍都。

その様子を無表情で眺めていたのが桐島彩でした。

彼女の命令でクラスメイトの男子たちは、藍都に対して暴行を加えていたのです。

江山藍都
「”理不尽”この言葉を作った人はきっとこんな思いをしていたのだろう・・・」

理不尽という言葉を誰が作ったのかは分かりませんが、その人に感謝をしている藍都。

江山藍都
「おかげで僕はこの状況を”理不尽”と思えるのだから・・・」

トイレの鏡で自分の顔を見てみると無残な姿に変わっていました。

その姿に死にたいと思うのですがそれもできません。

劣等感に襲われながら藍都は教室に戻っていきます。

するとそこに桐島彩が現れました。

桐島彩
「あれ・・・?江山じゃん、まだ教室に残ってたの?ちゃんとトイレ掃除したの?変なコトしてたワケじゃないでしょうね?」

イジメの張本人でありながら、彩は笑いながら藍都に声をかけてきます。

自分の人生を狂わせた相手を無言で眺める藍都。

桐島彩
「私は優等生でクラスのリーダー、教師も私を信用してる・・・誰も私がイジメの主犯なんて思わない・・・本が友達の根暗オタなアンタとは違うの」

彼女は藍都の他に今村という男子生徒もイジメの対象にしていました。

この日の彼女は今村を体育倉庫で裸の状態で拘束していたのです。

桐島彩
「あ・・・江山・・・今ちょっと安心したでしょ?イジメの対象が自分から今村になったんだ・・・とか思った?」

まだまだイジメの対象だったため、藍都のかすかな望みは無残にも打ち砕かれてしまいます。

藍都は恐怖に怯えているため、彩に何も言い返すことができません。

桐島彩
「あんたはさ・・・ずーっと私のオモチャなの、ストレス解消の道具なの・・・だってあなた弱いから」

こうして理不尽な現実がこれからも続いてしまうことを実感した藍都。

江山藍都
「ああ・・・理不尽だ・・・神様どうか彼女を・・・もしくは僕を消してください」

絶望の淵に立たされてしまった藍都は、自らの命を奪ってしまいたくなるほど苦しめられていました。

秘かな復讐心が藍都の胸の中に芽生え始めていたのです。

しかし彼にはイジメに対抗する手段がありません。

そんな彼に夢のような手紙が送られてくることになります。

果たして藍都が手にした最後の切り札とはどのようなものなのでしょうか!?

 

 

冒頭から目を覆いたくなるようなイジメを描いていますね。

迫力が感じられるのですが、あまりいい気分はしませんでした。

しかしここで壮絶な現場を描くことによって、この後の展開が楽しめる物語になっています。

イジメに抗う方法を持ち合わせていなかった主人公が、千載一遇のチャンスを手に入れる姿を描く『監獄実験 プリズンラボ』

ただのサスペンス漫画にとどまらない魅力的な作品です。

色々と考えさせられるストーリーを引き続きお楽しみください。

後編

桐島彩からのイジメがこれからも続くことを実感した藍都。

そんな彼が家に帰ると、自分宛の郵便物が届いていました。

江山藍都
「誰からだろう・・・”九字間”・・・?聞いたことない名前だな・・・監禁ゲーム?なんだこれ・・・」

藍都が不思議な郵便物を開けてみると、そこには監禁ゲームへの招待状という内容が書かれていました。

理不尽な人生を送っている人に対して、人生を変えるチャンスだと説明するこの招待状。

イタズラだと思いながらも、藍都は内容を読んでみることにしました。

招待状に書かれていたのは以下のルールです。

1、監禁ゲームの期間は1ヶ月間です。

2、参加者は監禁する相手を指名することができます。

3、相手を殺さなければ何をしても構いません。

4、相手が死亡した場合は、1000万円の罰金となります。

5、監禁する者は自分の名前が相手に1ヶ月間見破られなければ1000万円の賞金が与えられます。

しかしバカげたルールを信じることができない藍都。

江山藍都
「あー・・・くだらない、桐島あたりが考えそうな単純なゲームだな・・・どうでもいい・・・明日からイジメられなくて済む・・・」

そのままベッドで横になる藍都だったのですが、気がつくと夢に彩が出てきていました。

夢の中でも彼女にイジメられる藍都は、苦しみながら目を覚まします。

江山藍都
「ダメだ・・・もう限界だ・・・桐島彩をなんとかしないと・・・僕が壊れる・・・人生を変えるチャンス・・・」

藍都は一縷の望みを監禁ゲームへの招待状にかけることにしました。

半信半疑でこのゲームへの参加を決断した藍都。

すると本当に監禁ゲームが開始されることになりました。

覆面を被りボイスチェンジャーで声を変えた藍都は、手足を拘束された彩の前に姿を現します。

桐島彩
「・・・うっあっ・・・え?誰・・・?」
江山藍都
「こんにちは」
桐島彩
「あんた誰よ・・・こんなことして・・・タダで済むと思ってるワケ・・・?」
江山藍都
「あいさつされたら返事しなきゃダメだろ?彩ちゃん」

完全に立場が逆転した二人。

正体のわからない監禁者を罵倒する彩なのですが、少しずつ動揺する姿を見せ始めます。

一方の藍都も彼女に対する恐怖感が無くなった訳ではありません。

そのため自分の思うような行動がなかなか取れずにいました。

しかし壮絶なイジメを受けていた藍都は、少しずつですが彼女に対して復讐を開始していきます。

桐島彩を地獄に落とす為ならどんなことでもすると決めた藍都。

しかし彼女も自分をこんな目に遭わせている相手を、徐々に見抜き始めていくのでした。

高度な心理戦を展開していく藍都と彩。

お互いの心理状況を見破られないように、巧みな話術で争い始めていきます。

果たして二人のバトルはどのような結末を迎えるのでしょうか!?

この続きは実際に漫画を読んでドキドキ感を味わってみてください。

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2018.02.25

 

『監獄実験 プリズンラボ』を読んだ感想

ストーリーの面白さと上手な絵に文句の付け所がありませんでした。

イジメの被害者と加害者が対峙していく物語の緊迫感がたまりませんね。

単純な復讐劇ではなく、幾重にも謎が張り巡らされているので読み応えが抜群の作品ですよ。

読み始めるとすぐに夢中になってしまう『監獄実験 プリズンラボ』

サスペンス漫画とミステリー漫画がお好きな人にイチオシの作品です。

圧倒的な面白さの虜になってみてください。

 

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