『メメメメメメメメメメンヘラぁ・・・』のネタバレ(漫画)!

今回は「栗井茶」先生の『メメメメメメメメメメンヘラぁ・・・』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『メメメメメメメメメメンヘラぁ・・・』はこんな漫画(あらすじ)

大学1年生の山田純一はバス停で一緒になった女子高生の佐々木唯に一目惚れしました。

美少女の女子高生に告白したいと友人たちに相談すると、気持ち悪いからやめた方がいいと言われてしまいます。

しかし気持ち悪いことを自覚している山田は、女子高生に告白することにしました。

勇気を振り絞って大きな一歩を踏み出すことにした山田は、まだ名前も知らない佐々木唯に自分の想いを真正面から伝えます。

すると佐々木唯は山田の告白を受け入れてくれました。

喜ぶ山田だったのですが、佐々木唯は精神状態が不安定なメンヘラ女子だったのです。

地味な大学生とメンヘラ女子高生の恋模様を描いていく『メメメメメメメメメメンヘラぁ・・・』

今回は痛快ラブコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

危険な香りが漂う佐々木唯に振り回される山田の日常をお楽しみください。

 

『メメメメメメメメメメンヘラぁ・・・』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

大学生の山田純一には楽しみにしている特別な時間があります。

山田純一
「バス停留所、7時48分のバスを待つそれまでの数分間、それだけが僕と彼女の時間だった、あの日までは」

停留所で同じバスを待つ女子高生に山田は恋をしました。

そのことを大学の同級生に伝えると、気持ちが悪いと言われます。

またストーカーになるなと注意されました。

山田純一
「俺・・・あの子に告白しようと思います」

女子高生の気持ちになったら可哀想という理由で反対されます。

それでも同級生の女性は素敵な出会いだと言ってくれました。

気持ち悪いことを自覚している山田は、反対されても意思を曲げません。

山田純一
「そして翌日、俺は勇気を振り絞り自分の殻を打ち砕いた、大きな一歩を踏み出し全体重で・・・地雷を踏んだ」

いよいよ告白する瞬間がやって来ました。

女子高生がいつ見てもめちゃっくちゃ可愛いので緊張してきます。

ですがビビっているわけにはいきません。

山田純一
「あの・・・すみません、大学1年山田純一と申します、アナタにひとめぼれしてしまいました、このバス停で初めて見かけたときからずっと好きです」
佐々木唯
「えっ?え?はぁ?」
山田純一
「よかったら僕とメアド交換してください」
佐々木唯
「・・・え・・・あっ・・・ハイ」

信じられないことにメアドを交換することができました。

これまでの人生で山田はモテたことがありません。

それなのにとても可愛い女子高生とメアドを交換したのです。

勇気を出して告白した山田は大きな一歩を踏み出しました。

喜んでいると女子高生からメールが送られてきます。

山田純一
「きた!そうか、あの子佐々木さんっていうのか、メールくれるの早いな、気を使ってくれたのかな」
佐々木唯
「さっきはうろたえてしまってごめんなさい、突然のことだったので上手くお話することができませんでした」

メールは普段からあまり人と話さないという内容でした。

ただしあまりにも長い文章なので読むのに時間がかかってしまいます。

山田純一
「長いなぁー、文章が長いなぁ・・・読み終わらん、タンパクな感じにならないように気を使ってくれたのかな、それとも女の子のメールってこういうもん・・・」
佐々木唯
「佐々木です、どうして返信してくれないんですか?普通メールを確認してから返信するまで2分もかからないと思いますけどもう6分もたっていますよ?ふざけてるんですか?????」
山田純一
「いや・・・違うよなぁー、なんか怖いわ・・・最後の?の連打が特に怖いわ・・・」

佐々木唯のことを面倒くさい人かもしれないと思ってきました。

人は見かけによらないのかもしれません。

ここで山田は自分のことをバカにして変なメールを送っているかもしれないと考え始めました。

もしかしたら女子のグループ内で山田の返信を読み上げて笑うつもりなのかもしれません。

山田純一
「こんなメール・・・そうとしか考えられない・・・ちくしょう・・・そりゃそうか、あんなかわいい子と俺なんかが・・・いや・・・違うわ・・・」
佐々木唯
「佐々木です、ちくしょうってなんですか?まさか私のメールに対して言ったわけじゃないですよね?ていうかどうして返信してくれないんですか?もしからかっているのならこちらにも考えがありますよ?」

どうやら佐々木唯は本物の面倒くさい人物のようです。

その上、山田のことを肉眼で監視していました。

怖くなった山田は周囲を見回します。

山田純一
「あっ、あそこだわ、俺が住んでる寮の俺の部屋からだわ」

悩ましげな顔でこちらを見ながらメールの返信を要求してきます。

怖くなってきた山田は手の震えが止まりません。

佐々木唯
「テメェやっぱり私をからかって、もういい、ぶっころす」
山田純一
「俺の部屋からメールがくるわ、殺害予告がメールで届くわ、すんごい眼力・・・もれそうだわ・・・いやもれたわ・・・」

恋が実らず逆に怖くなってきた山田は、母親に連絡して実家へ戻ることにしました。

 

 

純粋な大学生の恋模様がスタートすると思いきや、恋をした女子高生はとんでもないメンヘラを患っていましたね。

告白した直後に自分が住んでいる寮から殺害予告がメールで届いたシーンには背筋が凍りつきました。

精神状態が不安定な女子高生を彼女にした大学生の悲哀を表現した『メメメメメメメメメメンヘラぁ・・・』

まだまだ佐々木唯の異常な行動はエスカレートしていきます。

モテない山田が彼女の嫉妬や暴力に耐え続ける様子は、不憫なのですが思わず笑ってしまいますよ。

後編

寮から実家に戻った山田は大学に電車で通うようになりました。

帰りも電車だと伝えたら友人にその娘は誰?と聞かれます。

佐々木唯
「来ちゃったッ、友達びっくりしてたね」
山田純一
「あー・・・うん・・・そうだね」
佐々木唯
「山田君もびっくりした?」
山田純一
「うん・・・死ぬかと思った・・・今も思ってる・・・」

佐々木唯から逃れるために実家へ戻りましたが、メンヘラ女子高生から逃げることはできないのかもしれません。

少しだけ山田は死を覚悟するようになっています。

佐々木唯
「ところで今日はどこ連れてってくれるの?」
山田純一
「え?どこも行かないよ?もう帰るよ俺?」
佐々木唯
「はぁ?初デートはもう始まってるのに?」

知らないうちに初デートが始まっていました。

再び恐怖を感じていると、佐々木唯がブツブツと何かを呟きます。

山田純一
「ん?何?なんだって?」
佐々木唯
「西区西町2条4丁目3番9号、西区西町2条4丁目3番9号、西区西町2条4丁目3番9号、西区西町2条4丁目3番9号、西区西町2条4丁目3番9号」

呟いていたのは山田の実家の住所でした。

佐々木唯は山田の実家で遊びたいようです。

山田純一
「やだよ、俺・・・佐々木さんちょー怖いもん、実家ばれてるショックだけで昨日みたいに少しオシッコもらしてんだから・・・ほら見てごらんよ、もれているでしょう?昨日と一緒!」

山田は自分のようなゴミくずが告白したことを謝罪しました。

優しい佐々木唯なら逃がしてくれることを期待します。

佐々木唯
「はぁ?意味わかんないんですけど・・・昨日のことだって別に怒ってたわけじゃなくて・・・」
山田純一
「だまれー!僕は必ず逃げ切ってみせるぞぅー!くそったれー」
佐々木唯
「山田としお51歳公務員、山田幸恵46歳主婦、山田祥子24歳OL」
山田純一
「ちょっと待てー、家族には手を出すなー、なんだーいそのノートはー?殺るなら俺を殺れー」

佐々木唯はコロスリストに山田の家族を記入していました。

メンヘラ女子高生の情報収集力は半端ではありません。

佐々木唯
「じゃあ家連れてけよブターッ!」
山田純一
「つーかなんで知ってんの?なんで俺の家族構成知ってんの?」

持っていたコンパスで山田の顔を突き刺します。

痛みには勝てない山田は佐々木唯を実家に連れて行くことにしました。

怖がりながら佐々木唯とマリオブラザーズをプレイします。

佐々木唯
「もうーアンタばっかりずるいんだけどー、アンタもうPOW禁止ー」
山田純一
「いいけど・・・君はあれな、コンパス禁止ね、住所とか調べるのもなしね・・・怖いから」
佐々木唯
「うん、わかった」

僅かですが二人の関係は進展しました。

しかし佐々木唯の交際には問題が山積しています。

山田純一
「今付き合ってる彼女がいる人に質問!君の彼女はアイドルのポスターを部屋に張るのを許してくれる派?それとも許してくれない派?僕の彼女はね、はがしたりはしないんだけど、なぜか顔の部分だけめっちゃくちゃに黒く塗りつぶす派」

今も山田の隣では彼女の佐々木唯が嫉妬の炎を燃やしながらアイドル雑誌にコンパスを突き刺していました。

彼女の佐々木唯は美少女なのですが、中身は完全にメンヘラ女子高生なのです。

変なスイッチが入ってしまうと佐々木唯は会話が成立しません。

仕方なく山田はコレクションしているアイドルグッズを全部出すことにしました。

佐々木唯
「そうそう、最初から私の言うこと聞けばいいのよ」
山田純一
「あのさぁ・・・サイン色紙だけはかんべんしてくれない?」
佐々木唯
「はぁ?捨てるに決まってるでしょ?アンタちょっとおかしいんじゃないの?」

おかしいことを言っているのは佐々木唯だと思うのですが口に出すことはできません。

佐々木唯の主張は彼女の自分を一番好きなら、彼女よりも可愛くない女の子のグッズを部屋に置く意味がないというものです。

そのためアイドルグッズを捨てさせようとしていました。

山田純一
「こないだー二人で一緒に初代マリオやったじゃないっすかー?そんときからポスターとかは張ってあったんですけどー」

ゲームをした時に佐々木唯は何も言わなかったので、山田はアイドル推しに寛容だと思ったのです。

さすがにサインまで捨てることには納得できません。

山田は勇気を振り絞って今日は帰ってほしいと伝えました。

佐々木唯
「そんなに怒らなくてもいいじゃん・・・だって些細なことでも不安になるんだもん・・・私が悪かったわよ・・・ごめんね、許してくれる?」
山田純一
「え?・・・あ・・・うん、許すっていうか・・・こっちこそゴメン」

熱意が通じたのかは分かりませんが、アイドルグッズの所持を許可してくれます。

喜ぶ山田だったのですがメンヘラ女子高生のことを甘く見ていました。

佐々木唯
「でも私に口答えしたぶんの罪はこれで償ってもらうね?」

罪を償うためコンパスで刺されてしまったのです。

どちらにせよポスターはすでに真っ黒の状態になっていました。

果たして山田には明るい未来が待っているのでしょうか!?

 

『メメメメメメメメメメンヘラぁ・・・』を読んだ感想

人は見かけによらないということをシュールな笑いで表現したコミカルな物語になっていますね。

美少女なのにドSでメンヘラな佐々木唯のとんでもない嫉妬心は山田に対する愛情の裏返しだと感じました。

地味な大学生が女子高生の異常な愛情に振り回されてしまう『メメメメメメメメメメンヘラぁ・・・』

一般人には信じられない展開が連続していきます。

メンヘラ女子高生の異常な行動に慣れていく山田の様子が笑わせてくれますよ。

 

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