最弱な僕は<壁抜けバグ>で成り上がるのネタバレ(漫画)!

今回は「漫画 畑優以 原作 北川ニキタ」先生の『最弱な僕は<壁抜けバグ>で成り上がる』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『最弱な僕は<壁抜けバグ>で成り上がる』はこんな漫画(あらすじ)

ガラボゾは冒険者が集まる街で、周囲にはダンジョンが密集しています。

強さと金が正義の象徴であるガラボゾでお金を稼ぐためには、モンスターを倒して手に入れたアイテムを換金しなければいけません。

病弱な妹を養うためにお金が必要なアンリ・クリートは、パーティーの荷物持ちをしながらお金を稼いでいました。

しかし敵の攻撃を避ける回避というスキルしか使えないためパーティーをクビにされてしまいます。

攻撃力が弱くレベルアップできないアンリは永遠のレベル1と侮辱されていますが、回避というスキルにはとんでもない可能性が秘められていました。

初回クリア報酬をゲットしながらステータスを爆上げしていく『最弱な僕は<壁抜けバグ>で成り上がる』

今回は異世界を舞台にしたSFファンタジー漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

最弱の主人公が成り上がっていく様子をハラハラドキドキしながらお楽しみください。

 

『最弱な僕は<壁抜けバグ>で成り上がる』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

13歳のアンリ・クリートには秘密があります。

アンリ
「モンスターに一撃で大ダメージを与えられる強力な武器、チート級の魔法が記されている魔術書、それはダンジョンのボスを倒した時に一度だけ貰えるクリア報酬、初回クリア報酬、僕だけがそれを無限に回収できる」

まだ秘密に気が付いていないアンリは、パーティーから敵をおびき寄せる役を任されていました。

パーティーのメンバーからはアンリの役に立たないスキルは、この時にしか役立たないとバカにされています。

ギジェルモ
「おい役立たず、仕事だぞー、敵おびき寄せてこい、お前の役に立たねぇスキルが役に立つ時間だ」
アンリ
「僕の役に立たないスキル・・・それは回避ぃーっだ」

回避というスキルを発動させたアンリがモンスターの攻撃を避けました。

このスキルは敵の攻撃に対し一時的に体を加速させることで回避することができます。

しかしそれだけのスキルなので戦うことはできません。

アンリがおびき寄せた敵をギジェルモが討伐しました。

ギジェルモ
「ほらよ、お前の取り分だ、惨めな野郎だ」

大漁だった報酬の中から1枚のコインを渡されます。

この世界では戦うスキルがなければお金を稼ぐことはできません。

戦うスキルのないアンリですが、病弱な妹を養うためにお金が必要なのです。

アンリ
「ただいまっエレレート、よいしょ・・・それと今日は敵をおびき寄せて宝がザックザク!大活躍さっ、荒っぽい人達だけどパーティーに認められればもっと報酬もらえるよっ!よしっ!綺麗になった!さっ!回復薬飲もうかっ」

エレレートの体を拭いてあげてから回復薬を飲ませてあげました。

妹のエレレートは回復薬を毎日飲まないと生き続けることができません。

高価な回復薬を買うためアンリはお金を稼がなければならないのです。

アンリ
「心配いらないよ!エレレート、お兄ちゃんがちゃんとお金を稼ぐからなっ!」

普通の仕事をしていても高価な回復薬は買えません。

そのためこき使われて大変ですがギジェルモの下で頑張っているのです。

しかし不測の事態が起きてしまいました。

ギジェルモ
「お前はクビだ、荷物持ちがそれじゃ荷物を運べねぇだろ」

いつもより荷物が多いため左腕を怪我したアンリにクビが宣告されます。

敵の攻撃を避けきれなかった自分が悪いことは認めますが、このままでは回復薬を買うことができません。

アンリ
「で・・・でも・・・ちゃんと荷物は全部運んだじゃないですか・・・」
ギジェルモ
「俺がクビって言ったらクビだ」
アンリ
「お願いします!パーティーに入れて下さい・・・っ!アンリ・クリート13歳っ!荷物持ちでも何でもやります・・・っ!」

ぶっ飛ばされたアンリが別のパーティーに土下座でお願いします。

ギジェルモはアンリの行動が気に入りません。

ギジェルモ
「おいアンリ、お前自分がなんて呼ばれてるか忘れたんじゃねぇだろうなぁー・・・永遠のレベル1!コイツはレベルを上げたくてもモンスターを倒せねぇ!攻撃力が10しかねぇからだっ!」

役立たずのアンリをパーティーに入れたい人など存在しないと言われます。

冒険者たちはギジェルモに怯えてしまいパーティーに入れてくれる人など現れません。

酒場を追い出されたアンリは途方に暮れてしまいます。

しかしエレレートのためにも諦めるわけにはいきません。

お金を稼ぐためアンリは1人でダンジョンに入ることを決意しました。

アンリ
「今の僕でも出来る金策・・・普通の冒険者なら敵を倒してドロップアイテムを換金すればお金が作れる、でも一人じゃそれが出来ない、唯一・・・唯一可能性が有るとすれば・・・ここだ!駆け出し冒険者が来るダンジョン、ファッシルダンジョンっ!」

スライムも切れないアンリはファッシルダンジョンでどのようにお金を稼ぐのでしょうか!?

 

 

妹のためにお金を稼がなければならないのに、最弱なスキルしか持っていないアンリが不憫でした。

クビを宣告したギジェルモの残酷さがアンリを成長させるかもしれませんね。

孤独な戦いに挑むアンリが特殊な能力を開花させていく『最弱な僕は<壁抜けバグ>で成り上がる』

困難を乗り越えていくうちに回避の凄さが明らかになっていきます。

アンリの勇気と行動力が奇跡を起こしますよ。

後編

生きた心地がしないままダンジョンの中を歩いていくと狼を見かけました。

アンリ
「ココですら探索推奨レベルは4・・・レベル1の僕がダンジョンでお金を稼ぐ方法っ!それはーっ!回避ぃいいいっ!」

襲い掛かってきた狼の攻撃を回避します。

そのまま物陰に身を隠していると狼はどこかへ行ってくれました。

アンリ
「きっとこの辺りに・・・あった・・・!毒消し草っ、これを換金すれば5イェールっ!やったぁ!」

宝箱の中から毒気し草を見つけましたが、回復薬を購入するためには5000イェールが必要です。

手持ちのお金と併せてもまだまだ足りませんが、レベル1のアンリでもお金を稼げることが分かりました。

ファッシルダンジョンの敵なら逃げきれるので問題ありません。

回避を繰り返しながら宝箱を探していきます。

アンリ
「もしかして!もしかしてっ!みんな一度は来る所の宝箱なんて全部取り尽くされてる!?」

宝箱はどれも中身が空っぽでした。

アンリは何も見つけられないままボス部屋の前に辿り着いてしまいます。

アンリ
「このままじゃ帰れない・・・あった、まだ探してない場所・・・ダンジョン最深部にあるボス部屋、そのさらに奥、ボスを倒した者だけが入る事を許された部屋、報酬エリア、そこには必ず宝箱がある・・・っ!」

そのダンジョンで最もレア宝物のクリア報酬は、売れば高値が付くことは間違いありません。

回復薬を買うためにはクリア報酬に賭けるしかないのです。

ボスの部屋に入るか迷っていると狼が集まってきました。

狼の数が多すぎるので1人では手に負えません。

アンリ
「回避っ!・・・え?忘れてた・・・回避は背後がボス部屋でも容赦なく最善の回避行動を自動で実行するスキルだった!まだ心の準備が出来てないよぉおおっ!」

覚悟が決まっていない状態のままボス部屋に入ってしまいます。

ボス部屋は入ったら部屋の主を倒すまでは出ることができません。

ファッシルダンジョンのボスは討伐推奨レベル8のウェアウルフです。

アンリ
「これが・・・ボス・・・!勝てる要素が何一つ無い・・・撫でられただけで死ねる・・・でも絶対に死ねない・・・僕がレベル1だとか一人だとっか・・・関係ないっ!生きて帰るーっ!」

アンリにとってウェアウルフの攻撃は全てが致命傷なのでとにかく避けなければいけません。

回避を使いながらウェアウルフの攻撃を避けていきます。

避けているうちにウェアウルフの攻撃が解ってきました。

振りかぶったら横に移動すれば射線から外れることができ、両手を広げたら範囲外に回避すれば避けられます。

集中力を保ち続ければウェアウルフの攻撃を回避できることが分かりました。

攻撃を避けながらウェアウルフの隙を狙います。

アンリ
「ここだっ!僕は生きて帰るーっ!エレレートが待ってる家にっ!」

ウェアウルフが技を出した直後に硬直する時を狙ってナイフを突き刺しました。

しかし攻撃力が10なのでナイフはウェアウルフの皮膚に刺さってくれません。

ダメージが少しでもあればウェアウルフが倒れるまで体を削り切るつもりでした。

それなのにダメージが0では勝つチャンスすらありません。

アンリ
「もうお前の攻撃は完全に見切ってるのに・・・全部避けられるのに!これじゃいくら頑張っても勝ちようがないじゃないか・・・!やっぱり回避は最弱スキルだ・・・っ!」

体を掴まれたアンリは壁に向かって投げ飛ばされてしまいます。

父親の形見であるナイフも砕け散りました。

アンリ
「ダンジョンの攻略中に死んだ父さんもこんな感じだったのかな・・・エレレート・・・ごめん・・・本当にごめん・・・お前の声をまた聞きたかった・・・」

死を覚悟したアンリの耳にエレレートの声が聞こえてきます。

幻聴かもしれませんがこのまま壁に叩きつけられると、もう二度とエレレートの声を聞くことはできません。

妹のためにも死にたくないアンリは無我夢中で回避を使いました。

次の瞬間、アンリの体がボス部屋の壁をすり抜けます。

アンリ
「今一瞬・・・体が壁にめり込んだ様な・・・ここはまさか・・・旅立ちの剣、ファッシルダンジョンの初回クリア報酬、換金すれば回復薬が買えるかも・・・っ!」

目の前にあるのがクリア報酬だったことで、アンリはボス部屋の奥に移動したことを確信しました。

しかし攻撃を避けましたがボスを倒せたわけではありません。

それでも壁をすり抜けてクリア報酬を手に入れることができました。

アンリ
「今までそれはさんざん馬鹿にされて来たのに・・・だけど僕はクリア報酬を手に入れた・・・回避はすごいスキルかもしれないっ!!」

大ピンチに陥りながらも生きることを諦めなかったアンリは、回避に秘められたポテンシャルを知ることができたのです。

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最弱な僕は<壁抜けバグ>で成り上がるのネタバレ(第2話)!

2024.09.18

 

『最弱な僕は<壁抜けバグ>で成り上がる』を読んだ感想

命を失いそうになってもエレレートのために生きようとするアンリの姿から勇気を貰えました。

レベル1のままダンジョンを攻略しようとする挑戦心も素晴らしいですね。

敵の攻撃を避ける能力で周囲を見返していく『最弱な僕は<壁抜けバグ>で成り上がる』

小さな主人公が真正面から敵と対峙するアクションシーンが見所になっています。

アンリと敵対するギジェルモだけでなく、サポートしてくれる人物も現れますよ。

 

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