『花と悪魔』のネタバレ(漫画)!最終回のラストはどうなるの?

今回は「音久無」先生の『花と悪魔』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『花と悪魔』はこんな漫画

大悪魔のビビは自分に媚びへつらう周囲の環境に飽きてしまい、人間界に棲みつくことにしました。

しかし人間界にも彼が望むものはなく、ここでの暮らしにも退屈してしまいます。

そんな時、ビビのお屋敷の前に人間の赤ちゃんが捨てられていました。

暇つぶしにこの赤ん坊を育てることにしたビビ。

はなと名付けたこの少女が成長していくと、ビビの心にある感情が生まれ始めます。

種族の異なる二人によるラブロマンスを美しく表現した『花と悪魔』

今回はこのファンタジーラブストーリーの魅力を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

天使と悪魔の儚く切ない恋物語をじっくりとご堪能ください。

 

『花と悪魔』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

ビビが人間の世界にやって来てから二度目の冬を迎えた頃、彼の屋敷の前に赤ん坊が捨てられていました。

ビビ
「なんだ、この小っこいのは」

ほんの暇つぶしのつもりで赤ん坊を屋敷の中に連れ帰ることにしました。

すると執事のトーニが驚いた様子でビビを迎え入れます。

トーニ
「お帰りなさいませビビ様、それは人間の赤ん坊!?どうされたのです!?」
ビビ
「門の前に落ちていたので拾ってきた」
トーニ
「こっこの寒空の下に!?捨て子でしょうか・・・」

興味本位で拾ってきたのですが、泣きわめく赤ん坊の姿を見てビビは早くも後悔していました。

しかしトーニがあやすと、赤ん坊が泣き止み笑顔になります。

ビビ
「ほう、悪魔に笑いかけるとは肝の据わったガキだ」
トーニ
「花のような笑顔とはこのことですねー」
ビビ
「ふーん花か・・・よし決めた、お前の名は”はな”だ、今日から此処で暮らすが良い」
トーニ
「えー!!またそんなテキトーな!!」

人間界での生活に飽きていたビビは、良い暇つぶしになると思い赤ん坊を育てることにしました。

邪魔になれば捨てればいいと思ってたのですが、ここから14年という月日が流れます。

ビビ
「・・・眩しい、なんで俺がこんな昼間っから茶を飲まなきゃならないんだ」
トーニ
「はぁ・・・しかしはな様がどうしてもと駄々をこねられて・・・」
ビビ
「甘やかすな!」

悪魔は昼間が苦手なため不機嫌なビビを、トーニがなだめていました。

するとそこにバラの花をたくさん抱えたはながやって来ます。

はな
「ビビー見て見てー、お花いっぱい!きれーい、ビビにあげる!」

しかし悪魔のビビが触れるとバラは一瞬のうちに枯れてしまいました。

ビビ
「はな・・・お前はわかっているのか、俺たち悪魔に触れれば花は枯れてしまうんだぞ」
はな
「知ってるよー、ビビ悪魔!はなが小さい時から歳とってないけど本当は200歳のおじいちゃん!」
ビビ
「誰がじじいだ!悪魔と人間では歳をとる速度が違うんだよ、わかっているならなんでわざわざ花を持ってくる」
はな
「いいの、はながビビにあげたいんだもん!」

その後、風が強くなってきたため、はなに上着をかけてからビビが屋敷の中に戻っていきます。

日光が苦手なビビが自室で休んでいると、はなが来客を知らせにやって来ました。

この日ビビを訪ねてきたのは同じ悪魔のフェルテンです。

ビビ
「お前か、フェルテン」
フェルテン
「やあビビ!なんだ50年ぶりくらいか?相変わらず陰気だねぇ君は!いい加減太陽にも慣れたまえ」

フェルテンをあまり歓迎していない様子のビビは、ソファーで寝始めていました。

彼の態度を見たフェルテンがぼやき始めます。

フェルテン
「なんだよ、もー、こうして旧友がわざわざ遊びに来てやったっていうのに!」
ビビ
「お前のような阿呆を友だと思った覚えはない、帰れ」

するとここでフェルテンがはなの存在に気がつきます。

フェルテン
「ぬおっ!?へー君かぁ、ビビの所にいる女のコって!初めまして、僕はフェルテン、ビビの友達だよ、可愛らしいお嬢さん、お名前は?」

しかし自己紹介しようとするはなの前にビビが割って入りました。

ビビ
「はな、コイツに近付くと阿呆が伝染る、あっち逃げてろ、ドアの所」

はながいなくなると、フェルテンが用件を伝え始めます。

彼が魔界から来た理由は、大悪魔のビビが人間の子供と暮らし始めたことを面白くないと思う長老たちの声を伝えるためでした。

フェルテン
「人間の子供は速やかに人間の下へ返して来いと、そう仰せつかったよ」

フェルテンの忠告を聞きながら、ビビは魔界を飛び出してきた時のことを思い出しています。

当時のビビは魔界の取り巻きたちが媚びへつらってくることに窮屈さを感じていました。

そのため彼らの反対を押し切り人間界へやって来たのです。

ですが人間界での生活にも1年ほどで飽きてしまいました。

そんな時に出会ったのがはなだったのです。

最初は暇つぶしのつもりだったのですが、少しずつ成長していくはなはビビに媚びへつらうことはありませんでした。

ただビビの後をついて回りニコニコと笑っていたはな。

そんな彼女の事を見ているうちに、ビビの心の中に戸惑いという感情が生まれます。

ビビ
「そんな風に無邪気に俺に笑いかける者など、今まで居なかったから」

この感情がどうして生まれたのか、今のビビには分かっていませんでした。

果たして彼がこの気持ちを恋だと気がつくことはあるのでしょうか!?

 

 

無邪気な少女としてビビに懐いているはな。

そんな彼女の事をビビは徐々にですが愛おしい存在だと感じていきます。

悪魔と人間の種族を越えた愛を描いていく『花と悪魔』

ここからビビはさらにはなの事をかけがえのない存在だと思い始めます。

メルヘンチックな恋物語を引き続きお楽しみください。

後編

フェルテンが訪れた日の夜、はながビビの寝室に向かっていました。

どうやらビビと一緒に寝たいと思っているようです。

しかしこの時、ビビは女性の生き血を吸っている真っ最中でした。

ビビ
「・・・なんだはな、入る時はいつもノックをしろと言ってるだろ」
はな
「なにしてるの」

はなにとってビビが女性の生き血を吸う姿は、まるで二人が愛し合っているように見えたのです。

そのため嫉妬心が沸き上がっていました。

ビビ
「悪魔は人の生き血が好きなの知ってるだろ」
はな
「そんなのっ、別にはなの血でもいいじゃん!何あの女!?はなには触らないクセに・・・ビビの助平!」
ビビ
「なんだ突然、お前の血なんか飲まないよ、用が無いなら部屋に戻れ」
はな
「やっ・・・行っちゃやだ、ビビ!」

しかしはなに触られることを拒むビビ。

その様子にショックを受けるはなだったのですが、これには深い事情があったのです。

ビビ
「はな、俺は恐ろしいのだ、花のように笑うお前は、俺が触れたら儚く脆く花のように崩れてしまうのではないかと」

ビビは彼女の事を失うことが何よりも恐ろしいと感じていました。

そのためはなに触れないよう細心の注意を払っていたのです。

ですがこの事を言葉にしないため、はなにはビビの気持ちが伝わっていません。

彼女はただ拒否されていると感じ、深く傷ついていました。

翌日になると、再び屋敷を訪れたフェルテンがはなを散歩に誘ってきます。

傷心状態のはなは、この誘いを受け入れ外出していきました。

しかし誰にも告げなかったため、屋敷の中は大混乱してしまいます。

トーニ
「ビビ様、フェルテン様は長老方の使者・・・もしやはな様を・・・!」

ここでビビはフェルテンが長老たちにはなを人間の下へ返してこいと命令されていたことを思い出しました。

一方その頃、フェルテンに自らの想いを打ち明けていたはな。

はな
「昨日ビビが人の血飲んでるの初めて見た・・・ちょっと怖かった、でもそれよりも悲しかった、はなに触ってくれないのが悲しかった」

はなはただビビと手を繋ぎたいだけだったのです。

泣きながら自分の想いを訴えるはな。

すると昼間であるにも関わらず、太陽が苦手なビビが姿を現しました。

ビビ
「あまり手間を掛けさせるな」
はな
「なんで・・・ビビ・・・」

ビビの姿を見ると、倒れ込むようにはなが彼に抱きつきます。

そんな彼女を優しく受け止めるビビ。

ビビ
「この悪魔の手の中で枯れない花などあるのだろうか」

そのままビビははなを屋敷へ連れて帰りました。

屋敷へ戻るとビビが寝不足と少し風邪気味なはなの看病をすることにします。

はな
「ビビ、手ェ繋いで?」
ビビ
「俺は悪魔でお前は人間なんだよ」
はな
「でもはなはビビが悪魔でも大好きなの、ずっとずっと一緒にいたいの」
ビビ
「そうか・・・」

花のような彼女の笑顔を愛しいと思いながら、そっと手を繋ぐビビだったのでした。

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2018.05.21

 

『花と悪魔』最終回のラストはどうなるの?

お互いのことを大切な存在だと認め合っていくビビとはな。

様々な障害を乗り越えながら二人は愛を育んでいきます。

ビビが魔界に戻ることになったりする中、ついにめでたく結婚することになった二人。

そしてビビとはなの間には、人間と悪魔のハーフが二人誕生しました。

しかし人間と悪魔には寿命に大きな差があったのです。

そのため最終回のラストでは、涙なしでは語れないストーリーが描かれているんですよ。

このラストシーンは多くの読者が大満足したという評価を受けています。

儚くて切ない結末はネタバレする訳にはいきません。

人間と悪魔だからこその感動的な結末は、実際に漫画を読んで確かめてくださいね。

 

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