棘にくちづけのネタバレ!最新刊の発売日と無料電子書籍情報も!

今回は「如月ひいろ」先生の『棘にくちづけ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

『棘にくちづけ』はこんな漫画(あらすじ)

大学4年生の小山内桜は就職活動に奔走する中、柊グループという大企業の最終面接まで進むことができました。

しかし最終面接で桜を待ち受けていたのは、社長の柊蒼介とマンツーマンの面談だったのです。

どうにかこの面談をパスして念願だった内定を勝ち取った桜。

ですがその後、柊社長が姉の婚約者だということが発覚し事態は急展開を迎えていきます。

両親が決めた婚約が嫌で逃げ出した姉の代わりに、柊の秘書でありながら婚約者となってしまった桜。

運命に導かれるように交錯していく二人のラブロマンスを描いた『棘にくちづけ』

今回は大注目となっている恋愛漫画の魅力や最新刊の発売日情報を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

怒涛の展開で動き始める甘い恋模様をうっとりしながら楽しんでみてください。

『棘にくちづけ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

9月某日、柊グループの最終面接に向かった桜。

「どうぞお座りください、代表取締役社長の柊蒼介です」

桜が案内されたのは最上階にある社長室で、面接官は柊社長だけでした。

「大企業ならもっとこう・・・」

複数の重役たちが待ち受けていると想定していたため、少し意表を突かれているようです。

そんな桜に対してすぐに面接を開始する柊。

「では志望動機ですがそれはもう結構です、一次二次面接でも聞かれたことだろうし今日は別の質問を」

柊は桜が秘書課に配属されたと仮定し、そこでトラブルを起こしたことを想定させます。

そのトラブルに対しどう対処するのか教えてほしいと質問してきました。

意外な質問にどんな答えが正解なのか桜には分かりません。

しかし自分らしく答えることがベストだと判断しました。

「最初からトラブルが起きないようにします」
「具体的にはどうやって?」
「例えば・・・スケジュール表は前日に作成し確認していただけるようにします、当日再確認で二重チェックを行います」
「なるほど、冷静だね、来年の春から期待してます」

こうして桜は念願だった内定をいただくことができたのでした。

柊グループは明治創業の老舗企業で、不動産関係をメインに業績を伸ばしています。

大学のゼミで都市開発を学んだ桜は、関わりのある就職先を探していました。

しかしどの企業からも内定がもらえず、柊グループに最後の望みをかけていたのです。

「あの人、感じのいい若社長だったな、あんな人の下で働けたらやりがいあるかも」

こうして新たなスタートに胸を高鳴らせる桜だったのでした。

その後、月日は流れ3月になったある日、桜のマンションのチャイムが何度も鳴らされます。

少し居眠りをしていたためチャイムに気づかなかったのですが、聞き慣れた声に桜が目を覚ましました。

椿
「桜・・・桜・・・おらへん?」
「椿お姉ちゃん・・・!びっくりしたー、どうしたの?」

玄関を開けると実家の奈良にいるはずの姉が立っていたのです。

久々の再会を喜ぶ桜だったのですが、対照的に姉の表情は沈んでいました。

椿
「桜・・・どうしよう、私、家出してきた」

ここで椿は自分に婚約者がいることを、初めて妹に打ち明けます。

「え・・・婚約者って・・・私、全く知らなかったんだけど」
椿
「直接話そうと思ってたんよ、でも全然奈良の実家に帰ってこうへんし」
「ごめん・・・」

実はこの日、椿は婚約者に会うため奈良から出てきていました。

婚約者はとても素敵な人で、椿は自分にはもったいないくらいだと思っています。

しかし彼女にはどうしてもこの婚約を受け入れられない事情がありました。

椿
「別に好きな人ができたの、今さらって自分に言い聞かせて納得してたはずやのに・・・彼から言われたの、今日、日本を発つからついてきてほしいって」

思い詰めた表情を浮かべる椿を見た桜は、大胆な行動を取っていきます。

「パスポートは!?」
椿
「い・・・一応持ってきてる、でも」
「行こう!」

悩む姉の手を取り空港へ向かうことにしました。

しかし空港に到着しても椿はまだふんぎりがついていません。

椿
「桜!桜ってば、もうええってー」
「よくないくせに!椿お姉ちゃんがここまで行動を起こすなんてよっぽど好きなんでしょ」
椿
「でもみんなに迷惑かかる・・・」
「たまにはかければ?あとは私がなんとかするから、いってらっしゃい!」

こうして姉の背中を後押しし、笑顔で送り出してあげた桜だったのでした。

ですが勢いだけで行動したため、姉の婚約者については何も考えていません。

実家や相手方にどう説明すれば良いのか分からない桜。

果たしてこの事態をどのように解決していくのでしょうか!?

桜の冷静さと情熱的な面を併せ持った性格が見事に表現されていますね。

就職の面接では緊張しながらも見事な回答で合格したところと、姉のために素早く行動できる大胆な点が彼女の魅力だと思いました。

素敵なヒロインが急展開する恋をどのように乗り切っていくかが見所となっている『棘にくちづけ』

ここから物語は桜と柊を中心にテンポよく進んでいきます。

予測困難な柊の行動に振り回されながらも、自分を見失わない桜の姿にご注目ください。

後編

空港で姉を見送り自宅へ戻っていく途中、桜は携帯電話を部屋に忘れてきたことに気がつきます。

「あ、しまった、携帯忘れた、帰ってから実家にかけよう、話すの気が進まないけど椿お姉ちゃんの幸せのためだ」

姉のことを考えながら歩いていると、マンションの入口前にポルシェが停まっていました。

すると車内から柊が顔を出してきます。

「こんばんは」
「こ・・・こんばんは、こちらに何かご用事でも・・・?」
「キミを待ってたんだ」
「え、私を?」

ポルシェから柊が顔を出したことだけでも驚きだったのに、自分に用事があると言われ大きく動揺してしまいます。

しかし対照的に冷静な様子の柊が、桜を車に乗るよう促してきました。

「話があるんだ、乗って」
「あの・・・いったいなんのお話ですか?まさか内定の取り消しとか・・・」
「なんだ、そんなこと思ったんだ、大丈夫、椿さんのことだよ、僕は婚約者だから、じゃあ行こうか」

椿の婚約者が柊だと知り衝撃を受ける桜。

柊は桜を乗せ、そのままポルシェを高級ホテルへ走らせていきました。

慣れた様子でホテル内の洋服店に桜をエスコートし、彼女に見合ったドレスを見繕うよう店員にお願いしていきます。

「あのー、なんなんですかこれ・・・」

ドレスに着替え美しく変身した桜に、柊は思わず見惚れてしまい言葉を失っていました。

しかしすぐ我に返り状況を説明していきます。

「このホテルのレストランはドレスコードがあってね、あの服装じゃダメだったんだ」

姉を慌てて空港に連れて行ったため、桜はスウェット姿でした。

「あ、それで・・・それならそうと最初に言ってくれれば着替えてきたのに、こんな高そうな服・・・」

少し戸惑っている桜の様子に柊が気づきます。

「小山内さん?」
「あの・・・今、手持ちがなくて洋服代、後日でも・・・」
「洋服代?ああ、プレゼントするよ、キミはまだ働いてないでしょ、金銭的余裕があるなら別だけど、それにかわいいし」

金銭的に余裕などない桜は、褒められたこともあり柊の言葉に甘えることにしました。

柊の誉め言葉が本心なのか社交辞令なのか分からない椿だったのですが、今はそんなことを考えている場合ではありません。

椿の婚約者が柊だったことを忘れてはいけない状況だったのです。

レストランでメニューを注文すると、早速その件について柊が口を開きました。

「椿さんは元気そうだった?小山内家から連絡があったんだ、椿さんがご両親と揉めて飛び出したって、キミのところに行ったんだろう?」
「はい・・・姉には色々思うところがあって」

自分のところに椿が来たことはバレていたため、肝心なことは隠しながら状況を説明していきます。

「どうやら僕より魅力的な方と出会いがあったようだしね」

桜が隠し通そうとした事実を、両親が全て柊に伝えてしまっていました。

「どこまでバカ正直に、うちの親は・・・!!」

両親に呆れる桜に対して、さらに柊が質問を続けます。

「椿さんは今どこに?キミは知っているんだよね?」
「言えません、お気持ちはお察しします、でも私姉の力になりたいんです、すみません・・・」

椿が連れ戻されることを心配した桜は頑なに口を閉ざしていました。

しかし柊に椿を連れ戻そうという気持ちはありません。

「あのね、ご両親にお知らせしたいだけなんだ、とても心配しておられてね、まあ僕も心配はしてるけど、冷めるね、食べようか」

あまりにも冷静すぎる柊の態度に、桜は妙な違和感を覚えていました。

「姉とは・・・どういう経緯で、その・・・」
「何も聞かされてない?彼女とは好き合って婚約したわけじゃない、少し昔話になっちゃうけどね、柊家にとって小山内家の娘が相手ならよかったんだ」

小山内家の娘が柊家の嫁になることを決められているかのような言葉に、桜は驚きの色を隠せません。

さらに柊が責任問題について触れたことにより、姉への心配が大きくなっていきます。

「小山内家や椿お姉ちゃんに何かするつもり?まさか、でもこの人の立場ならできる、どうすれば」

色々と考えを巡らせるのですが良いアイディアが浮かびません。

「婚約関係だからってすぐに結婚するわけじゃないから余裕はあったけど」

この言葉によって桜は名案を思いつきます。

「あの小山内家の娘が相手ならいいんですよね?私でも」

差し当たってこの場をしのげれば、姉の恋路を邪魔するものはいなくなると考え付いたのでした。

「おもしろいね、僕なら問題ないよ、婚約しよう、よろしく小山内桜さん」

こうして姉の椿に代わって柊の婚約者となった桜。

しかし柊が婚約者に求めるのは、普通の結婚生活ではなかったのです。

一般人の桜は柊が求める特殊な条件を満たすことができるのでしょうか!?

ここから先の展開と柊の風変わりな要望の中身は、実際に漫画を読んで驚愕してみてください。

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『棘にくちづけ』最新刊の発売日は?

斬新な展開と魅力的な登場人物が話題を集めている『棘にくちづけ』

性別に関係なく楽しめるラブストーリーになっています。

そんな注目作の最新刊となる第3巻は2018年6月8日に発売されました。

次回作となる第4巻は2018年11月4日頃の発売が予想されています。

桜と柊のロマンチックな恋模様の新たな展開に期待しましょう。

ちなみに次回作の発売日はあくまでも予想となっていますので、諸事情により若干のズレが生じた場合はご了承ください。

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