ある殺し屋の閑話のネタバレ(漫画)!無料の試し読み情報も!

今回は「穂嶺灯」先生の『ある殺し屋の閑話』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ある殺し屋の閑話』はこんな漫画(あらすじ)

都内郊外に建てられたレジデンス・アエテルニタスは最先端のセキュリティシステムによって住人の安全を守るセレブリティマンションです。

ここは犯罪者専用マンションと呼ばれていて、敷地内での犯罪行為は許されていません。

資産家令嬢の常盤永遠(ときわとわ)は事故死した父親の言いつけに従って、このマンションで身を隠すことにします。

都市伝説的な殺し屋スカルになりすました永遠だったのですが、遺産を狙う叔母がスカルに永遠の殺害を依頼しました。

伝説の殺し屋スカルもマンション内で永遠を殺すことはできません。

敷地外に出た瞬間殺されてしまう運命に永遠はどのように立ち向かうのでしょうか!?

命懸けの鬼ごっこを題材にした『ある殺し屋の閑話』

今回はスリリングなラブコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

悪魔と契約を結んだお嬢様の復讐劇がスタートしますよ。

 

『ある殺し屋の閑話』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

1週間前、両親の事故死によって常盤永遠の世界はひっくり返ってしまいました。

常盤永遠
「たぶん今この瞬間も、そして私は悪魔の手を取った」

レジデンス・アエテルニタスの住人たちが騒然としています。

その理由は幻の殺し屋スカルが入居すると伝えられたためでした。

スカルが表舞台に姿を現すのか住人たちは半信半疑の様子です。

最先端のセキュリティシステムによって住人の安全を守る要塞とも言えるセレブリティマンションのレジデンス・アエテルニタスは都内郊外に建てられました。

ここは指名手配犯やプロの殺し屋が生活している犯罪者専用マンションです。

マンション内での犯罪行為は一切禁止で、殺人はもちろん賭博や詐欺も例外はありません。

スカルが現れると爆弾魔が命を狙ってきましたが、管理人に即刻排除されてしまいます。

常盤永遠
「や・・・やっぱり無理かもです、お父様ー!言いつけ通り来てはみましたけどなんですかここは!犯罪者マンション!?もっと普通の隠れ家じゃダメだったんですか!?それに殺し屋のフリをしろって・・・確かに殺し屋スカルは誰も顔を知らない都市伝説的な存在らしいですけど」
スカル
「ああ、だから簡単に成りすませると思っちゃったんだ?」
常盤永遠
「え・・・誰?」
スカル
「初めまして、それとさようならお嬢様、ご本人登場ー、なんちゃって、あ!やっべ、敷地内で殺しちゃダメなんだった」

いきなり現れた本物のスカルがソファーを窓の外に放り投げました。

殺し屋スカルは法外な依頼料と引き換えにどんな危険な仕事もこなすと言われています。

世界各国で指名手配されていますが、容姿だけでなく年齢も性別も明らかになっていません。

分かっているのは体のどこかにドクロのタトゥーがあることだけです。

永遠は腹のタトゥーを見たことで、目の前の人物がスカルだと理解しました。

常盤永遠
「つまり勝手に名前を騙ったことに怒って制裁を・・・!?」
スカル
「制裁ー?ははっ、それって金になんの?俺があんたを殺したいのはもっと楽しい理由、俺は1億であんたの叔母にあんたを殺せと依頼を受けたんだ」

永遠は国内一の資産家である常盤社長夫妻の愛娘です。

1週間前に両親が事故死したせいで、永遠は遺産争いに巻き込まれていました。

常盤永遠
「嘘はやめてください、いくらあの人でも姪を殺すはずが」
スカル
「この世の殺人の大半は身内じゃん、あんたの場合オプションなしだから苦しめて殺す必要もないし、優しい叔母でよかったね」
常盤永遠
「殺し屋の基準で語らないで」

叔母は遺産の独占を狙っているそうです。

永遠は唯一の直系なので邪魔な存在になっていました。

スカル
「両親の死後、身の危険を感じるようになったあんたは、父親が生前遺した指示に従ってこのマンションにかくれんぼしに来たんでしょ?でもよりによってスカルになりすますって!」

父親が遺してくれた指示について、永遠は誰かに打ち明けたことはありません。

秘密を知られていることで危険を感じてきました。

常盤永遠
「ご忠告ありがとうございました、私はこの部屋で大人しくしていますので今後一切」
スカル
「忠告!?俺が?まさか!せっかく俺が追っかけるんだからせいぜい足掻いて楽しませてね、子鼠ちゃん」

新生活が始まったばかりなのに、永遠は世界で最も危険な殺し屋に目をつけられてしまったのです。

父親は永遠を後継者にするつもりでした。

それに猛反対したのが叔母だったのです。

常盤永遠
「・・・だいじょうぶ、私はかくれんぼが得意なので」
スカル
「あー!みーっけ!今日の晩飯ゲットー!」
常盤永遠
「なぜ食料カウント!?化物ですか、あなたは!?」
スカル
「前金全部スっちゃって腹ペコなんだもん、いいじゃん、ちょっと囓るくらい」

化物のような伝説的な殺し屋のスカルは古賀一と名乗りました。

もちろん古賀は偽名です。

常盤永遠
「いくら彼でもマンションの掟は破れないらしく、敷地内にいればとりあえず殺されることはないらしい、つまり彼が諦めるまで一歩も外には出られないということ」

永遠はこの不自由な状況をどうやって打開するのでしょうか!?

 

 

マンションの敷地内で犯罪行為が一切禁止されているので永遠は命拾いできましたね。

それでも伝説の殺し屋に目を付けられたことで永遠の苦難が始まってしまいました。

逃げ場がなくなったヒロインの苦悩を表現した『ある殺し屋の閑話』

人間離れした殺し屋の恐ろしさが少しずつ垣間見えてきます。

遺産相続を巡る骨肉の争いも本格化し始めますよ。

後編

伝説の殺し屋に命を狙われている永遠は、逃げ場がないのでしんどくなってきました。

常盤永遠
「あれからひたひたとチャンスを伺いながら、四六時中逃げても隠れてもどこまでも追いかけられて全く心安まらない、どうすれば叔母も彼も諦めてくれるんだろう」

ラウンジで食事しているとスカルについての噂話が聞こえてきます。

スカルには先月発生した大統領誘拐にも関わっているという噂がありました。

1万人の捜索隊からもナイフ1本で逃げ切ったそうです。

その前はロシアンマフィアをたった1人で壊滅していました。

常盤永遠
「あの人本当に人間じゃないんだ・・・やっぱりここは私の居場所じゃない」

落ち込んでいると義理の兄から電話がかかってきます。

義理の兄は連絡もせずに家出した永遠のことを心配してくれていました。

唯一変わらない優しい声に安心した永遠は、義理の兄に頼るため居場所を話しそうになります。

スカル
「居場所は言わない方がいいと思うよ、誰が味方かもわからないのに、本当は死にたいのかな?」
常盤永遠
「兄さんが私を裏切るはずありません!」

急に現れたスカルに電話を切られてしまいました。

すぐに電話を取り返すとエレベーターの中に引きずり込まれます。

永遠を壁に押し付けるとスカルは敷地外に連れ出す方法がいくらでもあることを教えました。

もしも永遠のことを一般人だと言い触らせばマンションから追い出せます。

スカル
「それとも大好きなお兄ちゃんを人質にする?楽しみだなあ、そのときになったらさ、私のこと殺してくださいって言ってくれる?」

残酷なスカルの表情に背筋が凍りそうになりました。

それでも気丈な永遠は脛を蹴ってスカルを遠ざけます。

常盤永遠
「私は常盤の娘よ、保身のためにあなたに屈するくらいなら、私は自ら死を選びます、私のことは言いふらすなりなんなり好きに」
スカル
「出たー、金や命よりプライドを選ぶタイプの人間!いいよ、もうちょっと楽しめそうだしその虚勢に免じてあんたの正体は黙っててあげる、それに俺にも目的があるからね」

怖い思いはしましたが永遠はこの場を何とか逃げ切ることができました。

その上で改めてスカルの恐ろしさを再認識します。

常盤永遠
「どんなに人懐っこく見えても彼は殺し屋、標的が依頼主より大金を出すなら鞍替えして逆に依頼主を殺すこともあるという金の亡者、生粋の犯罪者、絶対に気を許してはいけない」

ここで義理の兄から迎えに行くとメールが届きました。

敷地内であればスカルも手を出せないので、永遠は少しだけ義理の兄に甘えることにします。

しかし義理の兄の目的は永遠を殺害することでした。

永遠の父親は全財産を実の娘に譲ると遺言状に書いていて、このままでは叔母も義理の兄も遺産を受け取ることができません。

ただ遺言には永遠が遺産を相続するのは18歳になった時で、永遠の身に何かあった場合は親族が平等に分けることになっていました。

そこで義理の兄は永遠を殺害することにしたのです。

スカル
「ああ、だめですよ坊ちゃん、横取りはお行儀が悪いなあ」

義理の兄が永遠の首を絞めたところで、運転手に扮していたスカルが車を急発進させて木に衝突させました。

衝撃で義理の兄が永遠の首から手を離します。

常盤永遠
「ごほっ、ごほっ」

混乱する義理の兄にスカルがナイフを突き刺しました。

義理の兄を動けなくすると拳銃を取り出します。

スカル
「さーて今ならあんたを殺せるけど・・・それじゃ俺の目的も半端になっちゃうしチャンスをあげようか、常盤永遠あんたの首にかけられた金は1億とちょっと、だけどあんたがそれ以上に俺を満足させてくれるなら俺が彼も叔母も殺してあげる、どうする?」

ここで永遠は自分の世界が全てひっくり返っていることを思い出しました。

両親が亡くなったことでひっくり返った世界は元には戻らないのです。

常盤永遠
「・・・古賀、私と契約を」
スカル
「いいよ、いくら出す?2億?3億・・・」
常盤永遠
「私が受け継ぐ遺産の全て、ただし殺しじゃないわ、私が18歳になるまで私を守る護衛契約よ、あんたたちが私を殺してまで欲しがったもの全て賭けて生き残って、私の命も遺産も何一つ手を出させない、それが私の復讐よ!」

世界がひっくり返ったのならかくれんぼはもうやめることにしました。

永遠は自分が生きるために悪魔を利用することにしたのです。

スカル
「常盤社長の全財産なら小さい国の一個は買えちゃうだろうに、さすが太っ腹だな!泣いてなければもうちょっとかっこよかったけど」
常盤永遠
「いいから受けるの?受けないの?」

ここで義理の兄が永遠に襲い掛かってきました。

しかしスカルが永遠を抱えながら義理の兄を蹴飛ばします。

スカル
「いいよ、あんたといれば少しは退屈しなくてすみそうだ、よろしく、永遠お嬢様」

永遠は契約を交わした悪魔に命を救ってもらいました。

ですが危険を全て回避できたわけではありません。

常盤永遠
「そして私は手に入れた、手に負えないほど危険で、追いつけないほど自由で美しくて恐ろしい、いつか私を裏切るただの殺し屋」

お嬢様と殺し屋の物語はどのような結末を迎えるのでしょうか!?

 

『ある殺し屋の閑話』を読んだ感想

身内に命を狙われたことが永遠を強くさせましたね。

復讐のため殺し屋と契約を交わしたシーンから永遠の覚悟が伝わってきました。

生き抜くために悪魔と手を組んだ少女の物語を綴っていく『ある殺し屋の閑話』

新たな敵の出現にも期待が持てますね。

永遠の運命を見守りたくなりましたよ。

 

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