東千石さんのメイクアップドールのネタバレ(漫画)!あらすじも!

今回は「ことぶきりー」先生の『東千石さんのメイクアップドール』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『東千石さんのメイクアップドール』はこんな漫画(あらすじ)

幼い頃から周りの子より体が大きく力も強かった女子大生の真砂玲(まさごあきら)は、義理人情に厚いこともあって頼れるオカンと呼ばれています。

似合わないと笑われたことでオシャレを避けてきた玲は自分が可愛くなれるとは思っていません。

そんな玲だったのですがひょんなことから美容学校に通っている東千石那緒(ひがしせんごくなお)のメイクモデルを務めることになりました。

クールでイケメンの東千石さんによって玲は見たこともない自分に変身していきます。

メイクアップドールになった玲はどこまで可愛くなれるのでしょうか!?

どんどん綺麗になっていく玲の恋模様を描いていく『東千石さんのメイクアップドール』

今回は女子の夢が詰まったシンデレララブストーリーの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

誰でも変われるという素敵なメッセージが込められた作品になっていますよ。

 

『東千石さんのメイクアップドール』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

カフェで玲が頭を抱えています。

真砂玲
「ヤバい・・・なにをどうしたら・・・誰か助けてっっ」

事の始まりは1時間前、大学構内の体育館で起こりました。

足をひねってしまった同級生を背負った玲が保健室へ向かいます。

同級生のためにたくましく尽力する玲は頼れるオカンと呼ばれるようになっていました。

保健室へ行くと同級生が先生から念のため病院に行くことを勧められます。

真砂玲
「ひとりで行ける?なんかできることあったらなんでも言ってねっ」

義理人情に厚いので玲が同級生をサポートしようとすると、夜に開催されるサークルの集まりに代理で参加してほしいと頼まれました。

ただの集まりだと思った玲は何も考えずに引き受けてしまいます。

しかし招待状に記載されていた内容は、オシャレとは無縁の自分には場違いなホテルでのパーティーでした。

真砂玲
「引き受けたものの・・・サークルのパーティーにどんだけお金かけてるのこれ・・・このホテルちゃんとした格好しないと入れないところだし、万年ジャージのわたしにはハードル高すぎ・・・そもそもこのドレスコード・・・インフォーマルってなんですかっ!?」

パニックになった玲は体を大きくのけ反らします。

すると後ろを歩いていた男性客とぶつかってしまいました。

東千石那緒
「・・・痛ぇし、あっつ」
真砂玲
「す、すみませんっっ、考え事してたらつい」
東千石那緒
「人、吹っ飛ばすくらいの考え事ってなんだよ・・・」

ぶつかった衝撃で男性客の持っていた飲み物がこぼれています。

店員と床を拭きながら男性客を見ると、綺麗な顔をしていてオシャレなので自分とは住む世界が違うと感じました。

真砂玲
「あれ・・・もしかして美容専門学校に通われてますか・・・?」
東千石那緒
「・・・だったらなに」

玲は美容学生に対して全てのオシャレを熟知した猛者という勝手なイメージを持っています。

もしかしたらこの出会いは不幸中の幸いなのかもしれません。

真砂玲
「・・・お願いします、わたしにおしゃれを教えていただけませんかっ」

いきなり土下座されたので男性客は引いてしまいます。

それでも詳しい事情を聞いてくれました。

東千石那緒
「・・・事情はわかった、ただ追い詰められてもカフェで土下座はやめてくれない?俺がさせたみたいじゃん、店員引いてたし」
真砂玲
「すみませんっ」

男性客の名前は東千石那緒といい、美容専門学校の2年生だということです。

東千石さんは玲と同い年なのに圧が凄く、和やかに話せる雰囲気ではありません。

東千石那緒
「てかさ、難しいなら今からでも断れば済む話だろ」
真砂玲
「え・・・友情は義理と人情、一度、一度受けたことは断れません、なので・・・簡単で構わないので美容学生さんのアドバイスいただけないでしょうか、かわいいとかおしゃれとかに無知すぎて・・・」
東千石那緒
「でもこういうの持ってるし、かわいいのが好きなんじゃないの?」

玲は小さいアイテムでオシャレを楽しんでいます。

ただしこれらのアイテムが精一杯のオシャレでした。

玲は昔から周りの子より大きくて力も強かったせいか、頼れるオカンと呼ばれることが多くなっています。

ある日、親に買ってもらった可愛らしい服を着て登校したら似合わないと大笑いされたことがありました。

真砂玲
「それからなんとなくかわいいを避けて生きていたら・・・こんなおしゃれと無縁な女になってしまいました、あっあの慌てたところでなにやっても変わらないんですが」
東千石那緒
「は?」
真砂玲
「いやっほんと、わたしなんかおしゃれに変われるわけがな・・・」
東千石那緒
「ちょっと来い」

急に東千石さんの機嫌が悪くなります。

そのまま何も説明せず玲をカラオケ店に連れて行くと、豊富な種類のメイク道具を並べました。

真砂玲
「てっ、展開が読めないのですが・・・なにをなさろうと・・・」
東千石那緒
「あんたの態度にムカついた、証明してやるよ、変われるって」

知らず知らずのうちに玲は東千石さんの地雷を踏んでいたようです。

いったい東千石さんはどんなテクニックを使って玲を変身させるのでしょうか!?

 

 

かわいい服を笑われたトラウマが現在の玲を構築してしまったようですね。

その話を聞いても変われることを証明すると言った東千石さんがカッコ良かったです。

オシャレとは無縁だった女子大生のシンデレラストーリーを表現した『東千石さんのメイクアップドール』

美しいことを自覚していない玲が東千石さんのおかげでどんどん変わっていきます。

玲の変化とメイクアップドールになる過程をお楽しみください。

後編

まず東千石さんはホテルのパーティーのいマッチさせるため、艶感を出したしっかりメイクを施します。

逆にリップは抜け感が出てオシャレに見えるようセミマットくらいの質感を選びました。

東千石那緒
「あんた丸顔だからヘアは額出して縦のライン強調させたほうが大人っぽくなる、ヘアパームで毛先保湿しながら束感とボリューム出しつつ・・・仕上げに前髪立ち上げる、はい、できた」
真砂玲
「これわたしですか!?え!え!え!髪ふわふわ・・・メイクもかわいい・・・嘘みたい・・・あっ・・・でもアドバイスいただくだけで十分だったんですけど、なんでわざわざ・・・」
東千石那緒
「あんたセンスなさそうだし俺がやったほうが100倍いいだろ」

サラッと嫌味を言われてしまいます。

それでも別の世界に住む苦手な人だと思っていた東千石さんは、玲にも手を貸してくれる親切な人だということが分かりました。

続いて東千石さんが兄の経営するアパレルショップに玲を連れて行きます。

そして強引にシースルーでフリルのついたドレスを試着させることにしました。

ですが大笑いされたトラウマがあるのでドレスを着る気になれません。

真砂玲
「あの・・・やっぱりあたしジャージのままでいいかなーって・・・シースルーにフリフリってわたしにはギャグですよ」
東千石那緒
「俺の見立てをなめんなよ」

不思議なことに東千石さんが自信満々に言うと大丈夫だと思えてきます。

言われる通りにドレスを試着しました。

真砂玲
「お待たせしました・・・おかしくないでしょうか・・・?」
東千石那緒
「・・・問題ない、フリルはついてる位置と大きさで印象が変わるもんなんだよ、そこ座れ」
真砂玲
「はいっ」

よく似合っているので東千石さんが笑うようなことはありません。

そのままブレスレットを付けてからヒールを履かせます。

初めての体験なので玲は頭がおかしくなりそうでした。

着替え終わった玲が料金を支払おうとしても、東千石さんが兄の店でバイトするから支払いは不要だと言われます。

東千石那緒
「これメイク直し用のポーチ、念のため、さっき使ったコスメ一式入ってる、連絡先書いたから終わったら返して」
真砂玲
「ここまでしてもらって・・・どうお礼をしたら・・・」
東千石那緒
「人が変わるのが好きで勝手にやっただけ・・・にしてもこうも変わるとは・・・あんたいい素材だと思う」

褒めてもらえましたが自分では素材が良いとは思えません。

あくまでも東千石さんのおかげなのです。

真砂玲
「いやそれわたしじゃなくて上手にメイクしてくださったおかげじゃないですかっ、東千石さんはかわいいを作れる救世主ですねっ、ありがとうございましたっ、こんな変身させてもらえる機会なんて二度とないので楽しんできます」
東千石那緒
「二度と・・・ね・・・」

楽しむと言ったものの、いざ会場に到着すると緊張で動けません。

所属サークルでもないので1人ぼっちの玲は周囲の視線を集めています。

さらにシステムが分からず何も食べていないのでお腹が空いてきました。

すると男性陣が食事を運んできてくれます。

玲には自覚がありませんが、男性たちはオシャレで可愛いと思ったので玲に食事を渡しました。

合流した友達も身長が高いのでドレスが似合うし、キレイでセクシーだと褒めてくれます。

真砂玲
「褒めてもらえた・・・自分には一生無理だと思ってたおしゃれな格好で友達とこんなに楽しく過ごせて、全部東千石さんのおかげだな」

あっという間にパーティーは終了しました。

帰宅して顔を洗うと魔法が解けたような気分になります。

素敵な夢を見た玲はポーチを返すため東千石さんに連絡しました。

東千石さんとは近所の駅で待ち合わせします。

真砂玲
「ポーチ、ポーチ・・・ん?あれ・・・ちょっ、ないっ」

ホテルまでは確かにポーチを持っていました。

とりあえずホテルに戻ってポーチを探す前に、東千石さんと会って謝罪することにします。

慌ててドアを開けると隣の部屋から東千石さんが出てきました。

東千石那緒
「は?ウケる」
真砂玲
「全然ウケないです」

隣人だったことだけでも驚きなのに、タイミングが悪すぎるので笑えません。

驚きと恐怖で玲は固まってしまいます。

東千石那緒
「で、どうだったわけ、パーティーは」
真砂玲
「なんか・・・ご飯とか持ってきてくれる人がいて・・・ちゃんと美味しくて・・・友達とも・・・」
東千石那緒
「モテてんじゃん」
真砂玲
「あの・・・ごっごめんなさいっ・・・実は東千石さんのポーチをなくしてしまって、でも今から移動したところ捜しに行きますのでちょっとお時間を・・・」

出会ってから早くも2度目の土下座で謝りました。

しかし東千石さんは玲を無視してスマホを操作しています。

東千石那緒
「見てみ、ポーチの中の総額」
真砂玲
「高っ」

ポーチに入れていたのはデパコスだったので総額63000円になっていました。

今月は出費が多いので玲はすぐに弁償することはできません。

そこで待ってもらう間に力仕事なら何でもすることを提案します。

東千石那緒
「力じゃなくて体がいい」
真砂玲
「・・・へぃ?それはあの・・・」

東千石さんのことを少しでも親切な人だと思った自分を殴りたくなってきました。

彼の本性はどんな女性でも抱けちゃうチャラ男なのかもしれません。

東千石那緒
「1カ月体貸してくれたら弁償代もチャラにするわ、いいじゃん、来月まで俺のモデルになってよ、俺の技術練習のために体を提供するってこと、簡単だろ?あんたみたいないい素材がずっと欲しかった」

東千石さんはチャラ男ではなく美容と真剣に向き合っているだけだったのです。

そのため玲をメイクアップドールにしたいと考えていました。

真砂玲
「そ、そんなことで許していただけるなら・・・」
東千石那緒
「交渉成立ってことで、よろしく玲」

真砂玲は本日より東千石さんのメイクアップドールになることが決定したのです。

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『東千石さんのメイクアップドール』を読んだ感想

美しく変身したことを一夜限りの夢だと思う玲の謙虚さに好感を抱きました。

素材が素晴らしい玲をモデルにすると決めた東千石さんは、クールに見えますが情熱的な人物ですね。

ウィンウィンな関係の男女が恋に落ちていく『東千石さんのメイクアップドール』

性格が良い玲と多くを語らない東千石さんのギャップが物語を面白くさせています。

恋愛事情だけでなく2人の成長も描かれていきますよ。

 

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