Classi9のネタバレ(漫画)!感想と無料の試し読み情報も!

今回は「吉村旋」先生の『Classi9』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

Classi9』はこんな漫画(あらすじ)

女性音楽家を目指している滝廉は日本を離れウィーンの音楽学校に留学することにします。

音楽の都で勉強できることで期待に胸を膨らませる廉だったのですが、彼女が入学選考を突破したメリテ音楽院は男子校でした。

始めは入学を拒否されたのですが学院長は仕方なく廉に男装をさせることで入学を許可します。

こうして始まった廉の留学生活はモーツアルトやベートーヴェンなどの天才音楽家に囲まれた刺激的な日々でした。

日本の著名な作曲家が女性だったという設定にした『Classi9』

今回は音楽を題材にしたヒューマンドラマの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

吉村旋先生らしい大胆な発想の物語に魅了されてみてください。

 

Classi9』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

滝廉が日本からはるばるウィーンへやって来ました。

滝廉
「拝啓父上様、私はようやくここにたどり着く事が出来ました、楽都ウィーンに!」

ウィーンは音楽家を目指す者なら誰もが憧れる音楽の都です。

廉はここで本格的な音楽を学ぶため数々の難関を突破して音楽院の選考をクリアしました。

滝廉
「あ、そうだ、学校の場所・・・ダメだ、さっぱり分からない・・・建物がどれも高すぎて何がなんだか・・・」

意気込んでやって来たのですが音楽院の場所が分かりません。

廉が困り果てているとドイツ人の男性が声をかけてきます。

音楽家の端くれだと言う男性は廉が入学予定のメリテ音楽院に案内すると言ってくれました。

しかし廉はこの男性にいかがわしそうな喫茶店へ連れて行かれてしまいます。

男性はこの喫茶店が音楽家の集まる場所だと言うのですが廉は納得することができません。

滝廉
「待って下さい!こんな所に作曲家が集まるなんて変です!あなただって本当に作曲家かどうか・・・」

疑う廉に対して男性はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンだと名乗りました。

音楽界の寵児として知られているルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは日本までその名を轟かせています。

しかしここで2人の間にイケメンの男性が割って入りました。

モーツァルト
「ハーイ、少しいいかな?今すごい名前を聞いたんだけどこちらで間違いない?」

イケメンが割って入ったことでベートーヴェンと名乗った男性が動揺します。

男性とは対照的に廉はあることに驚いていました。

滝廉
「この人の着てる制服・・・メリテの制服だ!」

驚く廉を無視するようにイケメンが会話を続けていきます。

モーツァルト
「君があのベートーヴェンだって?いやぁ天下の奇才”楽聖”と謳われるベートーヴェンがこんなクズとは笑わずにいられんだろ」

男性をクズ呼ばわりしたイケメンは作曲家らしく音楽で勝負を付けようと提案しました。

勝負を仕掛けたイケメンは店のピアノで美しいメロディを奏でます。

その姿を眺めていた廉に店の客がイケメンの名前を教えてくれました。

実はこのイケメンは5歳の頃から神童と崇められてきたヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトだったのです。

天から二物をあたえられたモーツァルトは圧巻の演奏で男性を黙らせました。

モーツァルト
「偽物のベートーヴェンさん、我が友ルートヴィヒは耳の聞こえぬ男、そんな事も知らずに名を騙るとは片腹痛いわ」

モーツァルトはベートーヴェンの友人だったのです。

こうして廉はベートーヴェンの名を騙る男性に騙されずに済みました。

滝廉
「おかげさまでありがとうございました」
モーツァルト
「いえいえ、乙女を助けるのは紳士のたしなみ、他にも何かあればなんなりとどうぞ!」
滝廉
「ではお言葉に甘えて・・・その制服メリテ音楽院のものですよね?学校の場所を教えて頂けませんか?私今期からそこの学生なんです!」

モーツァルトは廉の言葉を間違いだと思ってしまいます。

しかし廉はメリテ音楽院の合格通知書を持っていました。

モーツァルト
「本当だ、うちの学校だ」
滝廉
「モーツァルトさんに比べれば実力は及びませんが・・・」

廉は自分の実力を過大評価していません。

ですがそのことが問題ではありませんでした。

モーツァルト
「あぁそういう意味じゃなくってね、とりあえず案内はするけど多分無理だと思うよ?」
滝廉
「どうしてですか!?」
モーツァルト
「どうしてってそりゃだってウチ男子校だもん」

廉はメリテ音楽院が男子校だとは知らずにウィーンまでやって来てしまったのです。

果たして彼女は男子校の音楽院に入学する事ができるのでしょうか!?

 

 

音楽家を目指している廉がいきなりモーツァルトに出会ったシーンが衝撃的でした。

さらに驚きなのは入学希望の音楽院が男子校だったことですね。

歴史上の偉大な音楽家が次々と登場していく『Classi9』

クラシックに精通してない人でも楽しめる作品になっています。

それでは偉大な音楽家たちに肩を並べる廉の正体に注目しながら続きをご覧ください。

後編

メリテ音楽院が男子校だと知らされた廉はとりあえずモーツァルトに学校まで案内してもらうことにしました。

しかし学院長からは選考のクリアが手違いだと即答されてしまいます。

滝廉
「そこをなんとかなりませんかぁぁぁ」

廉は帰りの船賃がありません。

そのため必死にお願いをするのですが男子校への入学は認めてもらえませんでした。

モーツァルト
「レン、諦めたら?他にも学校あるしさ」

他の学校への入学を勧められるのですが廉にはメリテ音楽院に入学しなければいけない理由があるのです。

滝廉
「ここじゃなきゃダメなんです・・・私は絶対この学校でやり遂げるって父と約束したんです!」

入学を認めてもらおうとする廉に対して学院長は条件付きで入学を許可してくれました。

モーツァルト
「えっ、うっそ!」
滝廉
「ほっ、本当ですか!?」

条件を受け入れた廉はモーツァルトと一緒に教室へ案内されます。

すると教室内には8人の天才音楽家が顔を揃えていました。

クラシックに疎い方でもその名を知っている8人の名前は・・・

“フランツ・ヨーゼフ・ハイドン”

“フランツ・リスト”

“フレデリック・フランソワ・ショパン”

“ヨハン・セバスティアン・バッハ”

“ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン”

“ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー”

“ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー”

“ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト”

この8人が顔を揃える音楽院に廉は入学することになったのです。

学院長は廉のことを遠いアジアから異国の文化を学びに来た音楽家と紹介しました。

続いて廉が自己紹介を始めます。

滝廉
「えっと・・・はじめまして、本日より一緒に学ばせて頂く事になりました、海外は初めてなので色々と教えて頂けるとうれしいです・・・名前を・・・滝廉太郎と言います、よろしくお願いします!」

学院長が入学の条件として提示したのは男子学生として変装することでした。

またモーツァルト以外の生徒に女性だと気付かれることは許されません。

こうして滝廉太郎という男性音楽家として歩み始めた廉。

性別に関係なく誰もが認める音楽家になることを決心しました。

滝廉
「拝啓父上様、私、滝廉改めまして廉太郎は今日からこの地で精一杯励んでいきたいと思います」

男装していることがバレてしまうと音楽院を退学になってしまいます。

果たして廉はバレずに音楽家として成長していくことができるのでしょうか!?

ハラハラドキドキするここから先の展開は実際に漫画を読んでお確かめください。

吉村旋先生の他の漫画に関する記事はこちらです↓↓↓

性別「モナリザ」の君へ。のネタバレ!漫画無料試し読み情報も!

2020.02.15

 

Classi9を読んだ感想

男装してメリテ音楽院に入学することになった廉の名前が滝廉太郎だという事実に多くの読者が驚いたことだと思います。

また一緒に音楽を学ぶクラスメイトが全員著名な作曲家だという設定も衝撃的ですね。

クラスメイトたちに廉が加わったことで作品タイトルの意味が理解できる点も見事なストーリー展開だと感じました。

意表を突いた設定とユーモア溢れる物語で漫画ファンを魅了していく『Classi9』

廉が女性だとバレてはいけないドキドキ感と、個性的なキャラクターの魅力を楽しめる素敵な作品になっています。

音楽の都で切磋琢磨していく若き作曲家の物語を存分に堪能してみてください。

もしもこの漫画を含めた電子書籍や映画などの動画を無料で視聴してみたい人にはこちらの方法がオススメとなっています↓↓↓

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

無料トライアルはこちらから↓↓↓