恋唄う蝶は四つ花に舞うのネタバレ(漫画)!第2話の見所は?

今回は「かづか将来」先生の『恋唄う蝶は四つ花に舞う』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『恋唄う蝶は四つ花に舞う』はこんな漫画(あらすじ)

前世の記憶を失ったまま四つ花に転生したカーネリアは、大地の神脈と繋がりを持つ神子に選ばれました。

祝祭に参加するため従者のセンリと南花アルガリア王国に到着したカーネリアを、国王と2人の王子が出迎えてくれます。

そこで第二王子のレイブラントにセンリだけが知っている香菜という名前で呼ばれました。

記憶がないため呆然としているカーネリアの事情を察したユークリッドは、記憶を思い出させるきっかけを考えることにします。

ユークリッドが考えた花火の催しと不慮のアクシデントによって、カーネリアは前世の記憶を思い出しました。

記憶が蘇ったことから始まる異世界での運命的な出会いを描いていく『恋唄う蝶は四つ花に舞う』

今回は素敵な人間ドラマを表現していくSFファンタジー漫画の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

前世の記憶を取り戻したカーネリアの新たな人生が幕を開けますよ。

 

『恋唄う蝶は四つ花に舞う』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話前編

夜会で意識を失ったカーネリアが夢を見ています。

カーネリア
「その日はとても綺麗な夕暮れで隣の家に住んでる二つ年上のユーキ君と、一つ年下の弟の怜斗といつものように並んで歩いていた、それはいつもと同じ風景、だけどその日はちょっと違って、ユーキ君が他県の大学に合格したって聞いて」

いつもの日常が永遠ではないことを実感しました。

その時の寂しさを思い出しながら目を覚まします。

目を覚ますと従者のセンリが心配そうにカーネリアを見つめていました。

センリ
「カナ様・・・よかった・・・ご気分はどうですか?」
カーネリア
「あれ?私は・・・」

魔法を使った花火の演目中に倒れたことをセンリに教えてもらいます。

センリのおかげで花火がテラスに向かって放たれてしまった事故を思い出しました。

センリ
「あの時、魔法の爆音に動けなくて・・・私・・・申し訳ありませんでした・・・護衛失格です・・・」
カーネリア
「いいのよセンリ、確かにすごかったものね」
センリ
「ユークリッド様とレイブラント様が倒れられた時に居合わせておられて・・・先ほど心配してお越しくださったんです、目覚めたらお呼びすることになっているんですけど・・・どうしますか?」

花火の事故によってカーネリアは前世の記憶を思い出しています。

幼なじみのユーキはユークリッド、弟の怜斗はレイブラントとしてこの異世界に転生していました。

カーネリア
「あの夢は私の記憶だった、昨日意識が途切れる前に見た映像と衝撃、あの後私は、いや私たちは・・・だって今の私は菱田香菜じゃなくてカーネリアだ・・・」

まだ前世で何が起こったのかは分かっていません。

そのことを考えながら着替えているとユークリッドたちが訪ねてきました。

ユークリッド
「カーネリア体調の方はいかがですか?」
カーネリア
「ユーキ君・・・怜・・・」

思わず前世の名前で2人のことを呼んでしまいます。

センリに驚かれてしまいますが、ユークリッドが会話を続けてくれました。

ユークリッド
「どうぞおかけになったままで、センリ君と言ったね、カーネリアが起きたばかりで心配でしょうが・・・昨日の謝罪と少し蝶同士で話がしたいので席を外していてもらえますか?」

護衛の役目を任されているためセンリはこの場から離れることに躊躇します。

これ以上カーネリアの身に危険が及ぶことは許されません。

カーネリア
「私は大丈夫よ、センリ待ってて」

カーネリアに促されたので扉の外で待っていることにします。

センリが出て行くとユークリッドとレイブラントが改めて謝罪しました。

ユークリッド
「昨晩は不慮の事故とはいえ我が宮廷魔術師団がご迷惑をおかけしました、深くお詫び申し上げます、カーネリア・・・いや香菜」
レイブラント
「・・・まだ座っていた方がいい、香菜」
カーネリア
「怜・・・怜斗だよね?」
レイブラント
「・・・ああ、やっと会えた、姉さん・・・」

ようやく2人が幼なじみと弟だということを確認できます。

まだ混乱している香菜にユーキと怜斗が現状の説明を始めました。

カーネリア
「そっか・・・私たちやっぱり死んじゃったんだ・・・これって転生って言うんだよね・・・?」
ユークリッド
「ここが日本っつーか地球じゃなさそうなのがアレだけどな、とにかく三人とも同じ世界に生まれ変われてよかったよ」
カーネリア
「二人はいつ頃から・・・思い出していたの?」
ユークリッド
「俺は5歳の時に突然な、その後異母兄弟の怜斗と巡り会ってその時に怜斗は記憶が蘇ったんだ」

怜斗の記憶が蘇ったのは8歳の時だったそうです。

そして現在はユーキがアルガリア王国の第一王子、怜斗が第二王子となっていました。

前世とは違ってユーキと怜斗は兄弟なのです。

カーネリア
「はっっ・・・怜、今何歳?」
レイブラント
「18」
カーネリア
「怜でかっ・・・!?うそ・・・私が年下になってる・・・私の怜はいっこ下の可愛い弟で・・・うそやだ・・・でっかい怜になってる・・・髪も金髪になっちゃったし・・・」

16歳の香菜は弟だった怜斗よりも年下になっていました。

2つ年上だったユーキが20歳だということにもショックを受けます。

ユークリッド
「昨日の怜斗の取り乱し方はすごかったんだぞ、おまえ倒れる直前になんて言ったか覚えてるか?肉まんだぞ?」
カーネリア
「それはその・・・一緒に思い出したから・・・ひどっ、そんなに笑わなくても・・・!」

前世のことや異世界のことが良く分からずカーネリアの頭は混乱していました。

それでも3人で笑い合うこの風景はよく知っています。

カーネリアたちはここから前世のような関係性に戻れるのでしょうか!?

 

 

前世の記憶を取り戻したカーネリアに対して、現状を優しく説明してくれるユークリッドとレイブラントが素敵でした。

それでもまだ混乱しているカーネリアの姿にリアリティを感じますね。

異世界で再会した3人の運命を綴っていく『恋唄う蝶は四つ花に舞う』

まだ3人は前世のような関係性に戻れていません。

王族の立場を乗り越えられるのかが注目ポイントになっていますよ。

第2話後編

久しぶりに笑い合うことができましたが、ユークリッドにはあまり時間がありません。

ユークリッド
「おっと、俺はそろそろ用事があるから抜けるぞ、香菜、前世はどうであれ今この世界で生きてるのは俺たちだ、人前で俺のことユーキ君とか呼ぶなよ?」
カーネリア
「わ、わかってるから!」

ユーキは第一王子で次期国王なので毎日忙しくしているそうです。

香菜は怜斗の忙しさも気になっていました。

レイブラント
「俺は公務時以外は王宮よりも魔法の研究機関にいる方が長いから今度案内するよ、どうした?まだ気分が悪いなら休んだ方が」
カーネリア
「ううん、違うの・・・私たち本当に死んじゃったんだなって思って・・・」
レイブラント
「ああ・・・しばらく混乱するのは仕方ない、俺もそうだった」

記憶がグチャグチャの中、前世で両親を悲しませたことが悔やまれます。

ただこの世界にも両親が存在するので複雑な気持ちになってきました。

考えているうちに涙が溢れてきます。

カーネリア
「怜ぃー・・・よかった・・・怜たちがここにいてよかった・・・」

怜斗も香菜をこの世界で1人にしなくて良かったと思っていました。

そんな怜斗の胸を借りて泣いていますが、弟の身体が大きくてごついので引いてしまいます。

レイブラント
「俺たちは今、他国の王族同士なんだからこんなところ人に見られるわけにはいかないんだからな?今だけだから!」
カーネリア
「ええ・・・なんでひどい・・・」
レイブラント
「俺と勇希は前世のことは隠してこの世界で生きてる、もしも俺たち以外にも同じような境遇の人がいたとしても見つけたりするのは多分不可能だし、いたところで意味もない」

香菜にも前世のことを隠しておくようにアドバイスしました。

ただし困ったことがあれば相談に乗るつもりです。

また祝祭は北の蝶が到着してから仕切り直しになるので、それまでは自由に過ごして構わないと言ってもらえました。

カーネリア
「ユーキ君と怜には毎日会える?」
レイブラント
「勇希はわからないけど俺は会いに来れるよ、でもその・・・変に慣れ合うのはまずいから・・・」
カーネリア
「二人ともこの国の王子様だもんね、わかった!無理は言わないね」

忙しそうな2人に無理を言うことは出来ません。

怜斗はもう家族ではありませんし、次期国王のユーキは天上人のような存在です。

遠い存在になった2人のことを考えると寂しくなってきました。

ユークリッド
「カーネリアの元気がない?」
センリ
「はい・・・こちらに来て数日ですが今日は朝からずっとお部屋に閉じこもって・・・普段はとても活発な御方なので少し心配で・・・」

従者のセンリから報告を受けたユーキと怜斗は、少し時間をおいてから面会することにします。

2つの記憶が重なる経験をした2人には香菜の辛さが痛いほどよく理解できました。

もしかしたら子供の頃に前世の記憶を思い出した自分たちよりも香菜の方が辛いのかもしれません。

ユークリッド
「どうすっかな・・・なんか旨いものでも食って元気出せとか、男相手じゃないしなぁー」
レイブラント
「あ、香菜の好物といえば・・・」
ユークリッド
「あんなもんこの世界にはないぞ、他国の料理でも見たことないぜ?」
レイブラント
「作ればいいじゃないか、似た食材なら目星が付く、ここは俺に任せてもらおうか」

怜斗は香菜の好物を手作りすることにしました。

数分後、ユーキとセンリが香菜を厨房に連れて行きます。

厨房で待っていた怜斗は提供してもらいたいものが完成するにはまだ時間がかかると説明しました。

待っている間、ユーキから怜斗が百年に一度と言われるほど魔法の才能が優れていることを教わります。

怜斗は魔法の研究だけでなく、薬草学や栄養学の研究にも携わっていました。

ユークリッド
「だからああして王国の厨房を使ってよく料理の研究もしてるんですよ、器用でしょう?」
カーネリア
「知ってただろう?って顔するのずるい、うん、知ってる、怜は昔からお料理得意だった、生まれ変わってもしっかり者なところかわってないんだなあ・・・」

ユーキにからかわれているような気分になります。

話をしていると怜斗が料理を運んできました。

蓋を開けると肉まんのようなものが入っています。

レイブラント
「慣れぬ環境に気持ちが塞がりがちかと思いましたので私が考案した新作料理です、どこか懐かしい味がすると思いますよ」

香菜はすぐに怜斗とユーキが自分を元気づけようとしてくれているのだと気づきました。

異世界に転生しましたが2人の優しさは変わっていません。

カーネリア
「あ・・・ありがとうございます・・・!」

2人の優しさに感謝しながら肉まんを頂きます。

すると香菜よりもセンリが美味しさに感激しました。

センリ
「美味しいー!このような不思議なふわふわしたお肉料理初めていただきましたよー!カナ様!」
ユークリッド
「カナ様?」
センリ
「こっこれは・・・幼いころに私がカーネリア様のお名前がうまく発音できなくて・・・畏れ多くも愛称でお呼びすることをお許しいただいたものでっ・・・」

興奮したセンリが思わずカナと呼んでしまいます。

ユーキはこれをチャンスと捉えました。

ユークリッド
「ほほう、では私たちもカーネリアのことをカナと呼んでも?」
レイブラント
「そうですね、是非」

センリは愛称で呼ぶ幼なじみの特権を他の人には渡したくありません。

ですが麗しい2人の王子にわがままを通せませんでした。

ユークリッド
「では私のことはこれからユーキと愛称で呼んでください」
レイブラント
「私のことはレイで」

愛称で呼び合うことにしただけでなく、敬語で会話することもやめます。

同じ蝶同士なので堅苦しいことは抜きにしました。

ユーキと怜斗は自分たちが遠い存在ではないことを香菜に伝えたのです。

カーネリア
「あの夕暮れの日、離れ離れになるのを寂しいと思っていた、だけどまたこうしてつながることができた、この世界でも二人がそばにいてくれるんだ」

前世と同じような関係性に戻ることができました。

そんな3人の蝶に明日、北の蝶がアルガリア王国に到着することが報告されます。

いよいよ四つ花の祝祭が幕を開けることになりました。

到着が遅れた北の蝶はどんな人物なのでしょうか!?

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『恋唄う蝶は四つ花に舞う』はこんな人にオススメ

感動できる優しい物語が好きな人にオススメの作品です。

友情や姉弟愛などの絆と、胸が躍る完成度の高いストーリーが見所になっていますよ。

前世と異世界で繋がった運命の物語を紡いでいく『恋唄う蝶は四つ花に舞う』

個性的なキャラクター達もこの作品の魅力だと感じました。

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