悪役令嬢の矜持のネタバレ(漫画)!ウェルミィの狙いとは?

今回は「原作 メアリー=ドゥ久賀フーナ 漫画 星樹スズカ」先生の『悪役令嬢の矜持』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『悪役令嬢の矜持』はこんな漫画(あらすじ)

平民の生まれだったウェルミィは、母親がエルネスト伯爵の後妻になったことで伯爵令嬢の地位を手に入れました。

お義姉様のイオーラは妾の娘に産ませた異母姉妹のウェルミィを温かく受け入れてくれます。

伯爵家に向かい入れられたウェルミィは、ある目的のため美しくて優しいイオーラから全てを奪い取ることにしました。

成長してイオーラから婚約者を奪い取ったウェルミィだったのですが、イオーラを売ったエイデス魔導卿に過去の罪を断罪されることになります。

全ての証拠を集めているエイデスの前で絶体絶命のピンチに陥ったウェルミィは何故か笑顔を浮かべていました。

その理由は断罪されることまでウェルミィの狙い通りだったためです。

己の策略を成功させるため計算し尽くされた人生を歩んだヒロインの半生を描いていく『悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。』

今回は予想不能な展開が魅力的なサスペンス漫画の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

少しずつウェルミィの策略が明らかになりますよ。

 

『悪役令嬢の矜持』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話前編

エイデスの断罪が始まりました。

まずイオーラへを虐げるきっかけについて質問してきます。

エイデス
「事の始まりは君が川に落ちたことだったそうだな?」

ウェルミィはエイデスの質問によってお義姉様との記憶が蘇ってきました。

最初に出会った時からイオーラとの記憶は現在も繋がっています。

ウェルミィ
「綺麗、こんなに美しい女の子がこの世にいるの」

イオーラはとても優しいので仲良くなれたことが嬉しくなりました。

平民育ちですがウェルミィはお義姉様のように礼儀を身に付けたいと考え、勉強に精を出していきます。

勉強していくうちにウェルミィは瞳の色で魔術の適性が分かることを理解しました。

ウェルミィ
「お義姉様の瞳はまるで宝石、バイオレット、サファイアのよう」
イオーラ
「ウェルミィの瞳はガーネットね」
ウェルミィ
「川辺に色とりどりの石があるの、お義姉様にぴったりの宝石を見つけてあげるわ!」

昔から綺麗なものが大好きだったウェルミィがイオーラを川辺に誘います。

侍女を連れて川辺へ遊びに行ったことが全ての始まりでした。

イオーラ
「ウェルミィ、危ないわよ」
ウェルミィ
「平気よ、お義姉様」
イオーラ
「ウェルミィ!」

楽しそうに遊んでいたウェルミィが足を滑らせて川に落ちてしまいます。

川は浅かったのですがずぶ濡れになったウェルミィは高熱を出してしまいました。

両親は事故の全責任をイオーラに負わせたのです。

高熱に苦しみながらウェルミィはお義姉様が止めてくれたと主張しました。

しかし怒り狂う両親はウェルミィの言葉を聞いてくれません。

ウェルミィ
「お父様、お母さ・・・嗤っている、まるでようやくお義姉様を責め立て虐める理由ができたと言わんばかりに」

酷い光景を目の当たりにしているうち、ウェルミィは父親と母親が何者なのか分からなくなってきます。

どうしてイオーラお義姉様が虐げられているのかも理解できません。

イオーラ
「ごめんね」

虐げられてもお義姉様の優しさと健気な様子は変わりませんでした。

ウェルミィは頬を母親に叩かれたイオーラの傷痕が痛々しくて悲しくなってきます。

そして父親と母親を怖いと思うようになっていました。

ウェルミィ
「怖い、私を守るかのように見せて熱のある私を放っておく両親が、私を守るかのように見せてお義姉様への憎悪を曝け出す両親が、だから私は」

この事件をきっかけにウェルミィは策略を考え始めたのです。

悪役令嬢を演じてまで策略を成功させようとするウェルミィの目的とは・・・!?

 

 

川に落ちた事故がイオーラのせいではなかったことが明らかになりましたね。

ウェルミィが真実を語ろうとしていた姿にも驚かされました。

隠された深い愛情をテーマにした『悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。』

悪役令嬢を演じなければならない理由に誰もが感動するはずです。

目が離せない展開が続いていきますよ。

第2話後編

ウェルミィがエイデスの断罪に不敵な笑みを浮かべながら対応しています。

ウェルミィ
「怒られて当然のことですわね、だって私はお義姉様のせいで川に落ちたんですもの」
エイデス
「イオーラが連れてきた侍女はそうは言っていないがな」

侍女のオレイアはあの日、ウェルミィが勝手に足を滑らせたと証言しました。

確かにウェルミィが川に落ちた日、オレイアが現場にいた事は間違いありません。

二歳上のオレイアはイオーラが嫁ぐ時にも付き添いました。

ウェルミィ
「お義姉様に構うから煙たがられていたのもあの頃からかしら、だからお義姉様の離れの生活での専属侍女にとお母様に言ったのだ、よくやってくれたわね、オレイア」

言葉とはウェルミィは心の中で感謝しています。

しかし心の内を悟られるわけにはいかないので、オレイアの言葉など信用できないと主張しました。

エイデス
「そうしてイオーラを虐待し始めたお前達は彼女のものを次々と奪っていったのだろう?」

イオーラの物を奪い始めたきっかけを作ったのもウェルミィです。

当時のイオーラは亡くなった母親の形見であるネックレスをいつも身に付けていました。

首元で煌めいていたネックレスを羨ましがると、後妻になった母親がイオーラから取り上げてウェルミィに渡したのです。

母親の形見だとイオーラが主張しても聞き入れてもらえません。

ウェルミィ
「違う、これはお義姉様のものよ、そう言って返しても盗んだと言い掛かりをつけることは想像できただから宝物入れの一番奥に入れた、いつか大人になって平気になったら返そうって」

この日からお義姉様のドレスも何もかもがウェルミィの物になっていきました。

ウェルミィは全てを宝物入れに仕舞い込みます。

そしてお義姉様が出て行く日、イオーラが盗んだように荷物の中に仕込めとオレイアに命じました。

オレイアは指示通りに動いてくれたのです。

ウェルミィ
「奪った?そんな物言いはよして、盗人はお義姉様の方ですわ、あのネックレスは母が私にくれたものですのに、何故今は姉の首にかかっているのかしら?」
エイデス
「彼女の持っていた宝石類には全て魔術による隠蔽を施された所有者刻印が刻まれていた、全てイオーラ・エルネストとな」

エルネスト家で宝石を買う時は家令のゴルドレイを証人になっていました。

そのゴルドレイが証言者となってウェルミィを断罪します。

ウェルミィ
「宝石を買い込む時は常に家令の彼を証人にした、宝石類に刻む所有者刻印を全て私が署名する為、お義姉様に財産を残す為に私がしたこと、けれどこの後に起こる断罪を知れば周りは虐げられた正当な継承者の為に家令が行動した結果を思うはずよ」

オレイアもゴルドレイもウェルミィの思い通りに行動してくれました。

しかしまだウェルミィの策略が完了したわけではありません。

エイデス
「謂れなき罪までイオーラに着せようとする・・・浅ましいことだが浅ましいだけあって詰めが甘いな」

断罪されるウェルミィの狙いはまだこの先にありました。

ウェルミィはイオーラの物を奪い髪を染めるよう強要し、眼鏡をかけさせた挙句に離れへ押し込めたと思われています。

この全てを両親に仕掛けたのはウェルミィが12歳の時でした。

ウェルミィ
「あらお義姉様、どうしたの、その格好?お似合いね」

使用人の服を着せられたイオーラのことを両親の前でわざと侮辱したのです。

侍女でも嫌がる仕事を押し付けられたイオーラの手助けをしていたのは、両親の隙を狙ったオレイアだけでした。

イオーラは些細なミスをしただけで食事を抜かれ、両親は何かにつけてウェルミィのことだけを褒める始末です。

ウェルミィ
「そこで考えた、ならば逆にお義姉様を虐げる形でなら?両親の目を欺いてお義姉様を取り巻く環境を操作できるかもしれない」

このまま貴族学校に入れば、イオーラの美しさや類まれな瞳の色に気付く人が出てくる可能性がありました。

後ろ盾のないイオーラが悪意ある輩に目を付けられることは避けなければいけません。

そこで美しい髪の色を隠すために色を染めさせ、瞳の色は眼鏡で隠させました。

さらに両親から守るためイオーラを離れに隔離したのです。

オレイアを気に入らないと嘘をつき、彼女にイオーラのお世話を任せました。

ウェルミィ
「彼女ならきっとお義姉様を悪意から守ってくれる、私はもうお義姉様に嫌われていい」

両親はイオーラが病気になっても全く動こうとしません。

そこでウェルミィは夜中に医師を呼ぶようゴルドレイとイオーラに命じました。

食事も自分の残りを隠れて離れまで隠れて持っていくようにします。

その後も両親に悟られないようお義姉様をサポートしていきました。

ウェルミィ
「お義姉様に優秀な家庭教師をつけた、私のは凡夫に替わったけどそれでいい、入学まであと一年に迫った頃には一つの決意をしていたから、お義姉様をこの家から逃すのよ、その為なら私が破滅しても構わないから」

全てはイオーラのためウェルミィは悪役令嬢を演じていたのです。

断罪劇によってウェルミィはイオーラのことを救うことができるのでしょうか!?

『悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。』に関する他の記事はこちらです↓↓↓

悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。のネタバレ

2024.03.22

 

『悪役令嬢の矜持』はこんな人にオススメ

いい意味で予想を裏切ってくれるサスペンス漫画を読みたい人にオススメしたい作品ですね。

自身が破滅しても構わないというウェルミィの深い愛情と、計算され尽くした策略に魅了されるはずですよ。

少女の慈愛を表現した『悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。』

ウェルミィが人生の全てを義姉に捧ぐ物語です。

ミステリアスで感動的なストーリーをじっくりとお楽しみください。

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

さらにポイントを使って購入することも可能ですよ!

そのジャンルは幅広く漫画はもちろんのこと、小説やビジネス書、週刊誌からファッション誌、スポーツ誌までも網羅しているんです!

使えるポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

登録時にもらえる600ポイントを使用して無料トライアル期間中でも新作コミックが読めるU-NEXT

最新巻でもポイントを使用して読めるので、こんなにお得なことはありません!

最新漫画は動画も配信しているタイトルも多いので、「原作漫画とアニメや映画」のようにセットで楽しんでみませんか?

さらに大人向けコミック、BLやTLコミック、写真集なども充実!

雑誌も読み放題で成人向けの作品も超充実のU-NEXT

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

無料トライアルはこちらから↓↓↓