ブラックガールズトーク～女が語るムカつく奴ら～のネタバレ！

今回は「マキノマキ」先生の『ブラックガールズトーク～女が語るムカつく奴ら～』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『ブラックガールズトーク～女が語るムカつく奴ら～』はこんな漫画(あらすじ)

仕事よりも恋愛を優先する自己中心的な不倫OLやオレ様系の浮気男など、世の中にはモラルが崩壊した人間が数多く存在しています。

普通のOLをしている高橋奈緒、保育士をしている三浦あや、あやの従姉妹で商社に勤めている太田佳央梨の周りにも迷惑な人たちが存在して困っていました。

そんな迷惑な人たちの話題でお酒を酌み交わす3人は、あるあるを共感しながらストレスを発散しています。

仲良し3人組がリアルな体験を毒舌で披露し合う『ブラックガールズトーク～女が語るムカつく奴ら～』！

今回は共感度最高潮の漫画について、ネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

成人した男女なら誰もが感情移入できるあるあるなストーリーをじっくりとお楽しみください。

『ブラックガールズトーク～女が語るムカつく奴ら～』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

24歳でOLをしている高橋奈緒は自分のことを一般的な女性だと思っています。

「ずーっと昔から顔もスタイルも成績も平凡、所謂まあまあ、家族は仲良く友達もそれなりにいる、その中で彼氏だけは平均より少し上かもしれない」

奈緒は自分の状況を普通が一番だと感じていました。

平和な彼女の周囲には嫌味な上司や会話ができない先輩、役に立たない後輩など一切存在していません。

しかし平和な現状に飽き飽きとしています。

「自分の人生に波乱万丈を求めているわけではないけれど、脳ミソがつるつるになりそうな程退屈」

そんな奈緒が高校の同級生で保育士をしている三浦あやのアパートを訪ねました。

「いらっしゃい、どうぞー、ごめーん、先始めちゃった」

「いいよ、いいよ」

「奈緒ちゃん久しぶりー」

今日はあやとその従姉妹の太田佳央梨の3人で飲むことになっていたのです。

あやは面倒見が良い優しい女性で高校の時からずっと仲良しでした。

佳央梨はしっかりしていて頼れるお姉さん的な存在で、3人はお泊り飲み会をスタートさせていきます。

「奈緒ちゃんの周りって平和なんだねぇ、それって結構珍しいよ、普通ちょっとくらい嫌なヤツっているもんね」

「みんな言う、贅沢な悩みだって、でも何のネタもないって寂しいよ、愚痴言いたい！オチがあるやつ！」

「オチ？」

「友達の話はこんな人がいるの、ムカつくーで終わっちゃうじゃない」

奈緒はただ愚痴を聞くだけでは満足できません。

ムカつく人が不幸になるまでのオチが聞きたいのです。

「あーみんな大人になると衝突を避けて関わるの面倒だしスルーが一番！ってなりがちだよね、じゃあさ佳央梨んとこの自サバ女の話してあげなよ」

「え！？なになに！？」

「ああアレねー、赤川さんって先輩がいたんだけどね・・・」

自サバ女とは自称サバサバ系女のことで、佳央梨の先輩だった29歳の赤川皐月は自分ではサバサバしていると思っているのですが内面はネチネチしていました。

ここから佳央梨が話すブラックガールズトークは彼女が実際に体験したものです。

いったい赤川さんの話にはどのようなオチがつくのでしょうか！？

どこにでもいるような女性達を主人公にしているからこそリアルティーが感じられる物語ですね。

また愚痴を聞くだけでは面白くないと考える奈緒に共感することができました。

周囲にいる困った存在の人たちについて、お酒を飲みながら噂話をする女性達を描いた『ブラックガールズトーク～女が語るムカつく奴ら～』！

ここから自サバ女が巻き起こす騒動について3人が盛り上がっていきます。

似たような体験をしたことがないか確かめながら続きをご覧ください。

後編

佳央梨が赤川皐月について語り始めました。

皐月の口癖は女はネチネチしてるから男友達といる方が楽というものです。

しかし本当にサバサバしている人は男女の区別などしません。

この口癖からも皐月が自サバ女であることが分かるのです。

さらに彼女の勘違いはこれだけではありません。

「わー、太田さんの服かわいいー、私は絶対着られないけど、あとそのメイクは似合ってないよ」

「は・・・？」

「あ・・・ごめん、こういうとこだよね、ついハッキリ言っちゃう、お前は黙ってたらモテるのになってよく言われる」

皐月はハッキリと無神経をはき違えているのです。

性格がウザいだけなら我慢できるのですが、皐月はまだまだ問題を抱えていました。

まず皐月は物忘れが多く、忘れたことを認めようとしません。

勘違いすることもしばしばで、佳央梨は何度も迷惑を掛けられていました。

「それ、サバサバと違うから」

そんな皐月がある日、珍しく女子社員のランチに参加します。

「最近、彼氏とケンカ中で別れる別れないってモメてたのね」

この発言に女子社員全員が固まってしまいました。

なぜなら皐月の彼氏は同じ職場の佐々木課長で、2人は不倫関係だったのです。

佐々木課長は仕事ができて男前のため、とても人気がある上司でした。

しかし愛妻家のイメージが崩壊してしまい、しかも選んだ女が自サバ女だったので人気は急降下してしまいます。

「あからさまな秘密のメモも萎えさせた」

課長と皐月は見え見えのメモをやり取りしていて、その行動も周囲を苛立たせていました。

嫌われてるとは思ってもいない皐月は、さらに女子社員に自分の話を続けていきます。

「でも問題はそこじゃないの、結局彼は別れたくないって泣きついてきてケンカは保留中、それよりねたまたま営業部の高木くんに相談しちゃったんだよね」

イケメンの高木は優しくて人気者なのですが、彼女がいるという噂がありました。

皐月によると高木から言い寄られているため困っているそうなのです。

佳央梨たちがモテ自慢にイライラしていると、話を聞いていた別の女子社員が本音をぶつけました。

「どうして彼氏との問題を関係ない他の男に相談するんですかねぇ、それって狙ってるとしか思えないんですけど」

新井という女子社員が本音を言った事で、佳央梨たちは固まってしまいます。

それでも皐月は動じません。

「やだ、どうしたの？高木くん狙いだった？ごめんね、私のことは気にしないでいいから頑張って」

「高木くんの彼女は私です、昨夜仲直りしました、赤川さんには全くその気はないようなのでご心配なく」

新井さんが高木くんの彼女であることが判明しました。

「へぇ・・・そうだったんだ、彼、彼女の話が長くて疲れるって言ってたから気を付けてあげて」

この指摘にキレた新井さんはある作戦を思いつきました。

課長の仕事用の携帯に奥様の番号が登録されていないことを知ると、皐月の伝言メモに番号を変えたと書き加えます。

皐月からだと思った課長が電話を掛けるともちろん奥様が出ました。

何も知らない課長は皐月と呼んだため不倫がバレてしまったのです。

「不倫するならせめて罪悪感持ってて欲しかったですよね」

不倫が発覚したことで課長の減給と皐月の異動が決定しました。

「なるほど、これで満足？これだから女って嫌なんだよね、陰湿で」

ここまできても自サバ女の悪態は続いています。

しかし社内に現れた課長の奥様の発言によって、皐月は地獄へ突き落されることになりました。

いったい課長の奥様は皐月にどんな言葉をぶつけたのでしょうか！？

その言葉と自サバ女が転落する様子は実際に漫画を読んでお確かめください。

『ブラックガールズトーク～女が語るムカつく奴ら～』はこんな人にオススメ

スカッとした気分を味わいたい人にオススメの物語です。

エピソードごとに気持ちの良いオチがつきますので、読み飽きすることがありません。

止まらない女子たちの井戸端会議を描写した『ブラックガールズトーク～女が語るムカつく奴ら～』！

様々な種類の迷惑人間たちを反面教師にしてみてください。

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