椎名さん、沼ってます。のネタバレ(漫画)!第2話の見所は?

今回は「あめこ」先生の『椎名さん、沼ってます。』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『椎名さん、沼ってます。』はこんな漫画(あらすじ)

亡くなった両親の借金返済と弟たちの生活費を稼ぐため、23歳の椎名春乃は会社だけでなく弁当屋で副業していました。

しかし上司でゲーム開発プロデューサーの鷹野伊月に弁当屋で働いている姿を見られてしまいます。

懲戒解雇もやむを得ない状況の春乃に、鷹野は自宅の家事を代行してくれれば報酬を支払うという好条件の副業を提示しました。

喜んで引き受けた春乃だったのですが、自宅での鷹野は優秀な職場の姿とは真逆のダメ人間だったのです。

自分の健康管理すら疎かにする鷹野に我慢できなくなった春乃が注意すると、彼はまるで子供みたいに甘えてくるようになってしまいました。

無邪気な上司に翻弄されるヒロインの恋模様を綴っていく『椎名さん、沼ってます。』

今回はチャーミングなラブコメ漫画の第2話と第3話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

ギャップがありすぎるイケメンに心を揺れ動かされる春乃の優しさが描かれていきますよ。

 

『椎名さん、沼ってます。』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話

極貧生活から抜け出すため春乃は憧れのゲーム開発会社に就職しました。

しかし春乃に専門的な知識はありません。

右も左も分からない春乃に優しく仕事を教えてくれたのが鷹野でした。

そんな憧れの鷹野だったからこそ家事代行として生活と健康のサポートすることを引き受けたのです。

椎名春乃
「ど、どうしてこうなった・・・この意味がわからない状況を誰か私に詳しく説明して欲しい」

健康のため少しは寝た方がいいと注意した春乃に、鷹野は寝かしつけてほしいと言ってきたので同じベッドにいる状況ができてしまいました。

そろそろ約束してた2時間が経とうとしています。

振り返るとイケメンの鷹野が気持ちよさそうに寝ていました。

あまりにもカッコイイので春乃は毒気を抜かれます。

しかしそろそろ家に帰らなければならないので鷹野を起こしました。

椎名春乃
「今回だけは大目に見ますが弟たちが家で待ってますし本当にこういうのは困るので!ちょっと!聞いてますか!?」
鷹野伊月
「いや久しぶりに纏めて寝たから体の調子がいいなー、もしかして椎名さんが添い寝してくれたからかもね」
椎名春乃
「そんな効果はありません、絶対に」

きっぱりと否定します。

ですが鷹野は話を聞いていません。

鷹野伊月
「あ、そうだ、椎名さんにお願いがあるんだけど、お弁当を作ってもらえないかな?」
椎名春乃
「はい?それは家事代行の仕事の範囲でってことですか・・・?」
鷹野伊月
「うーん、なんて言うか母親が息子にお弁当作るみたいなやつ」
椎名春乃
「私は鷹野さんの母親じゃないんですけど!?もーなんですか、昨日から、我が儘言わないでくださいね」

注意しているのに鷹野は嬉しそうにしています。

残念ながら一晩で鷹野に対するイメージは変わってしまいました。

翌日からは会社でも鷹野の様子に変化が現れます。

鷹野伊月
「椎名さん外注の仕様書についてなんだけど」

仕事を頼んでくることは日常と変わりませんが、話しかけてくるときの距離がかなり近くなりました。

近すぎる距離感は周囲をザワザワさせるほどです。

椎名春乃
「あの・・・距離感バグってませんか?このままじゃ他の人に勘違いされちゃいますって」
鷹野伊月
「むしろ勘違いしてほしいんだけど、俺は」

場所を変えて悪ふざけはやめてほしいと注意しました。

しかし鷹野はふざけてるわけではなく、叱ってくれた春乃に甘えたいと言ってきます。

母親のようになりたくないので春乃は嫌だとハッキリ伝えました。

椎名春乃
「つかれた・・・そりゃあこの会社で女子社員にダントツ人気の鷹野さんがこんなモブみたいな人間に纏わりついてたら一瞬で噂になるに決まってる」

根掘り葉掘り色んな人に事情を聞かれるので仕事に集中できません。

弟を大学に進学させるために家事代行を始めました。

しかしこれ以上本業に支障が出るなら家事代行を続けることは無理です。

すると納品したキャラクターの背景を変更するというメールを見落としてしまいました。

締切は明日の朝一番なのですが、すでに定時を迎えています。

すぐに作業を始めるのですが1日で終わる作業量ではありません。

困り果てていると事情を聞いた鷹野がどこかへ電話をかけます。

鷹野伊月
「あ、もしもし俺だけどそっちのチーム今暇だろ?ちょっと急ぎの仕事があってさ、は?この間俺そっちの手助けしたよな?よし・・・ゼノクエチームの人らに背景手伝ってもらうことになったから」

鷹野はライバルチームの力を借りながら手分けして作業を終わらせようと言ってくれました。

そのおかげもあり時間ギリギリに作業が完了します。

椎名春乃
「鷹野さん今日はご迷惑をおかけして本当にすみませんでした・・・」
鷹野伊月
「あーいいよ全然、次から気を付けてもらえれば」
椎名春乃
「・・・でもそのせいで結局鷹野さん自身の仕事が遅れちゃってますよね」

お金のために家事代行を安請け合いした上、自分のせいで鷹野を朝まで仕事させたことが許せません。

ですが鷹野は少しも気にしていないようです。

鷹野伊月
「さっきから気にしすぎ、ミスしない人間なんて絶対いないし、必要以上に自分を責めるのはよくないよ」

慰めてくれる優しい上司という姿は変わっていません。

翌日、お礼に春乃は鷹野にお弁当を作ってきました。

他の社員にお詫びとしてお菓子を渡していると鷹野が出社してきます。

椎名春乃
「鷹野さ・・・」
桜庭亜子
「伊月!ちょっと顔かしてもらえる?」
椎名春乃
「鷹野さんの名前呼び捨て・・・!?だ、誰・・・!?」

突然現れた美人は一体何者なのでしょうか!?

 

 

自由奔放な鷹野の本性が明らかになってきた第2話でした。

それでも仕事場でのカッコ良さは相変わらずなので、春乃の心が揺れ動くのも仕方ないかもしれませんね。

新たな登場人物によって物語が大きく動き始めていく『椎名さん、沼ってます。』

鷹野を呼び捨てにできる女性の存在が春乃の恋模様に影響を及ぼしていきます。

ドロドロするような展開ではないので、読みやすいストーリーが続いていきますよ。

第3話

仕事でミスをした春乃は助けてくれた鷹野にお礼のお弁当を作ってきました。

しかしお弁当を渡そうとした時に、鷹野が美人に呼び出されてしまいます。

仕方なく自分のデスクに戻ると女性社員が鷹野と美人について噂話を始めました。

聞き耳を立てていると鷹野を呼び捨てにした女性は、受付嬢の中でもダントツで美人と名高い桜庭亜子です。

2人は付き合っていたらしいのですが、桜庭は呼び出した鷹野のことをビンタしていました。

椎名春乃
「鷹野さんの恋愛事情なんて全然知らなかった、あの中身は子供な鷹野さんが恋愛?別に鷹野さんが誰と付き合ってても私には関係ないし、実際に二人が噂になってたことすら知らなかったのになんで今はこんなに気になるんだろう・・・」

朝に見かけてから鷹野の姿は見かけていません。

新作ゲームの開発があるらしいので忙しいと思った春乃はお弁当を渡すことを諦めます。

お弁当は仕事が終わったら家で食べることにします。

桜庭亜子
「椎名だんだっけ?仕事上がったでしょ?今日飲みに付き合ってくれない?」

絶対に鷹野が関係している話なので飲みに行きたくありません。

また鷹野の家事代行をしていることが知られると修羅場になることは必至です。

椎名春乃
「け・・・結構です・・・間違いなく修羅場に巻き込まれると私の勘が言っているからですが・・・だいたい初対面ですよね」
桜庭亜子
「それが何?私が誘ってるんだから老若男女問わず答えは一つでしょ」

強気な桜庭は断られることなど考えていません。

それでも春乃はキッパリと断ることにします。

椎名春乃
「これからちょっと用事がありますし、夜は弟たちが家で待っているので無理です」
桜庭亜子
「じゃあ宅飲みでも全然いいから!ごはん代も全部もつし!用事終わるまで食料買いながら駅で待ってるから!」
椎名春乃
「じゃあ19時に私の家の最寄り駅で待ち合わせしますか・・・」

仕方なく桜庭と飲む約束をしました。

ここから春乃は時間が無いので鷹野の家事代行をスピーディーにこなしていきます。

鷹野伊月
「なんか今日すっっごく急いでない?」

急いでいることを気付かれてしまいました。

ただし桜庭と飲むことを気付かれるわけにはいきません。

椎名春乃
「まあこれから会社の人とご飯食べる約束をしてまして・・・もちろんちゃんと家事はやってくんで安心してくださ・・・」
鷹野伊月
「誰と?女?それとも男?」

またしても距離感がバグっている鷹野が接近してきます。

春乃は距離感以上にいつもと違う鷹野の様子に違和感を覚えました。

椎名春乃
「お・・・女の人とですけど・・・?」
鷹野伊月
「ならなんでもないや、楽しんできて」

もしかしたら男の人と食事だったら嫉妬されたかもしれません。

その本意を聞けないまま自宅に戻ると桜庭が本当にやって来ました。

桜庭はご馳走を持ってきてくれたので弟たちが喜んでいます。

仕方なく春乃は仏間で話をすることにしました。

椎名春乃
「で、私になんの用だったんですか」
桜庭亜子
「何ってそりゃあ最近伊月が女を付け回してるって聞いてどんな女?って思って、私と伊月の関係どこまで知ってるの?」
椎名春乃
「私は自分のことで精一杯で上司のプライベートに興味がなくてですね・・・」

桜庭の笑顔に恐怖を感じてしまいます。

怯える春乃とは対照的にお酒が進んだ桜庭は泣き始めました。

桜庭亜子
「どうしてこうなるんだろ、そりゃ私が一方的にあいつにムカついて別れるって言ったけどさあ、でもアイツだってゴミカスクソ野郎だと思わない!?少しも追いかける素振りすら見せないし!」
椎名春乃
「酒乱・・・」

今日も別れた、別れてないということで揉めた結果、桜庭が鷹野にビンタしたそうです。

大変なことになっていたようなので春乃は驚いてしまいました。

桜庭亜子
「・・・あいつは子供の頃からずっと一人で暮らしてたらしくて、私が伊月の支えになりたいと思って色々手伝いとかしようとしたら、そういう家族ムーヴほんと無理なんだ、悪いけどとか言われて」

今となっては真逆の言動ですが、春乃も出会った頃の鷹野には同じような印象を持っていたことを思い出します。

そんな鷹野に対して桜庭は釣り合うように努力しました。

努力したのですが別れてしまったそうです。

椎名春乃
「・・・一つだけ聞きたいんですけど、桜庭さんはどうして鷹野さんのことを好きになったんですか」
桜庭亜子
「そりゃ顔よ!・・・あ、あと知ってる?あいつキスめっちゃ上手いの」
椎名春乃
「上司のそういうの知りたくなかった・・・」

その後、好きなだけ愚痴をこぼした桜庭は潰れてしまいました。

仕方なく布団を敷いて雑魚寝することにします。

桜庭亜子
「・・・本当は私が顔ばっかで仕事できないって嫌味言われてた時かばってくれたから、好きになった理由」

布団の中で本音を告白してくれました。

桜庭の本音に春乃はドキッとしてしまいます。

椎名春乃
「どうしよう、その気持ちは私も知ってる」

揺れ動く乙女心は恋心に移り変わっていくのでしょうか!?

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椎名さん、沼ってます。のネタバレ(漫画)!試し読み情報も!

2023.09.20

 

『椎名さん、沼ってます。』はこんな人にオススメ

登場人物の感情を丁寧に描いたラブストーリーを楽しみたい人にオススメの作品です。

性別に関わらず楽しめる物語になっていますよ。

恋愛を二の次にしてきたヒロインの恋模様を表現した『椎名さん、沼ってます。』

桜庭亜子の登場によって恋模様が大きく動き始めました。

掴みどころのない鷹野に春乃がこのまま惹かれていくのかが注目ポイントですよ。

 

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