帝都初恋心中のネタバレ(漫画)！電子書籍の試し読み情報も！

今回は「蜜樹みこ」先生の『帝都初恋心中』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『帝都初恋心中』はこんな漫画(あらすじ)

大正時代、ヨシノ商社の一人娘として寵愛されていた花織は父親を殺害され天涯孤独になってしまいます。

父親の仇を討とうとする花織にライバル会社を経営している美園環が結婚を申し込んできました。

環には花織の父親を殺害した疑惑がかけられていたのですが、彼が犯人ではないと知った花織は結婚を受け入れることにします。

その後、環が初恋相手の花織を真犯人から守るために求婚したことが判明し2人の距離は急速に縮まっていくことになるのでした。

環と花織の燃え上がるような恋模様を描いていく『帝都初恋心中』！

今回は大正時代を舞台にしたノスタルジックなラブストーリーについて、ネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

激しい恋に身を寄せる2人の姿から目を離さないでください。

『帝都初恋心中』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

環のプロポーズをOKした花織が彼に激しく抱かれています。

「それで？花織」

「や・・・っ・・・環さんっ・・・ちゃんと話を・・・」

「聞いてる、早く言え」

話をしたい花織なのですが環は愛撫を止めてくれません。

その中でなんとかお願い事を話していきます。

「だからっ・・・仕事をっ・・・したいんです、せめて家事だけでも・・・」

「使用人は足りてる」

花織は家事をしたいと思っているのですが、何故か環は認めてくれません。

「でも・・・毎日することもなくて・・・わたしあなたの妻として何をすればっ・・・」

「そんなもの、ただ私に愛されていればいい」

これまで花織は小さな商社を経営する父親を支えながら生きてきました。

しかし父親が何者かに毒殺されてしまい天涯孤独の身となってしまいます。

世間では毒殺した犯人がライバル会社の経営者である環だという見方が強まる中、環はその噂を嘲笑うかのように花織にプロポーズをしてきました。

初めは求婚を受け入れられなかった花織だったのですが、後にこのプロポーズが真犯人から花織を守るためのものだと判明します。

事実が分かった花織は環のプロポーズを受け入れ半年が経過していました。

現在は幸せを感じているのですが花織にはどこか拭えない不安も混在していたのです。

「行ってらっしゃいませ」

いつものように仕事へ向かう環を見送ろうとしていると、彼が不機嫌そうな表情を浮かべました。

「おまえこの間買ってきたワンピースは気に入らなかったか？」

「え、ああ・・・わたし洋装は苦手で・・・あのそれよりゆうべの話ですけどやっぱり・・・」

着物姿の花織が昨日の話を続けようとすると、環がますます不機嫌そうになってしまいます。

「行ってくる」

そのまま仕事へ行ってしまいました。

環が仕事へ出かけると花織は家事に取り掛かろうとします。

しかし家のことを任されている使用人たちが止めに入りました。

実は使用人たちは環から花織に何もさせないよう命じられていたのです。

大正時代、華族は使用人のような仕事をすることがありません。

ですが花織は昔から家事を行ってきたため、この状況に納得していませんでした。

「わたしはもともと平民です、今までの生活では家事をすることで父を支えてきました、あなたたちの仕事を取りたいわけじゃなくて・・・あの人の奥さんらしいことがしたいんです・・・っ」

花織は普通の奥さんらしいことをして環を支えたいと思っているだけなのです。

ここで妻として少しでも自信を持ちたいと思う花織に使用人たちが協力してくれることになりました。

使用人たちはお弁当を作って会社まで届けてあげると環が喜んでくれるとアドバイスしてくれます。

アドバイスしてもらった花織は環が買ってくれたワンピースに身を包み、お弁当を持っていくことにしました。

花織の愛情は環に伝わるのでしょうか！？

愛らしいヒロインがとても魅力的だと思いました。

彼女を溺愛するあまり本心がうまく伝わらない環も好感が持てるキャラクターですね。

イケメンと美女が愛し合う姿を妖艶に描いていく『帝都初恋心中』！

大正時代が舞台なので新鮮な気持ちになれるラブストーリーになっています。

お互いを強く求めあう2人の姿をドキドキしながらお楽しみください。

後編

環のためにお弁当を作った花織が会社に着くと外国人男性から声をかけられました。

日本語しか分からない花織は動揺してしまい逃げ出します。

「こんな格好で来ちゃったから・・・っ、やっぱり洋装は嫌い・・・」

可愛いから声をかけられたのですが、ワンピースを着ているためだと勘違いする花織。

一方その頃、社内では環が大きな商談を成立させていました。

まだ20歳なのですが環は敏腕経営者として腕を振るっています。

しかしその反面で部下の中には環の境遇を妬んでいる人も少なくありません。

そのことを知らないまま会社に入った花織は、環のいる場所が分からず迷子になっていました。

「ここどこ？広い・・・環さんどこ・・・」

花織が迷っていると廊下の奥から環を呼ぶ部下の声が聞こえてきます。

部下は環から大きな商談を任されたのですが、自分には荷が重いため断ろうとしていました。

「君の欲しいものじゃないのか？この仕事をモノにすれば昇進を約束する、地位も金も手に入るぞ、まぁ失敗すれば解雇だが」

仕事に対するリスクとリターンを残酷な言葉で説明します。

すると部下から人殺しと罵られました。

平民の部下にとっては仕事を失うことは死を意味しているのです。

そのため環のことを部下は何人も殺してきたと侮辱してきます。

ここまで花織は黙ってやり取りを見ていたのですが、環を人殺しだと言われては黙っていられません。

「誰も殺してません、やる前から失敗を考えちゃダメです、できないかもしれなくてもできるかもしれないのに、最初からすべてを手に入れてる人なんていませんよ」

環は努力した人を解雇するような社長ではないことを説明します。

花織は環が自分を悪者にして大切な人たちを守ろうとすることを身を持って体験していました。

そのことを説明していると急に環が花織を強く抱きしめてきます。

「奥さん、少し黙ろうか」

そのままキスをすると花織を社長室へ連れて行きました。

社員たちはその様子を唖然としながら眺めています。

「花織、何故ここにいる、夫の仕事に妻が口を出すのはあまり感心しないな」

咎められたことで花織は余計なことをしてしまったと後悔していました。

「ごめんなさい・・・っ、わたし・・・ちょっと届けものを・・・それで環さんが人殺し呼ばわりされてるの、どうしても聞き流せなくて・・・つい・・・」

自分には何も出来ないと落ちこんでしまいます。

すると再び環がキスをしてきました。

「許さない、お仕置きだ」

そのまま会社で結ばれる2人。

花織は環に抱かれることで不安が解消されていきます。

「あれ、わたし何が不安だったんだっけ・・・」

環に抱かれた花織はそのまま寝てしまいました。

その寝顔を環は愛おしく感じます。

「そんな格好で男だらけの職場に来る無自覚さも、無意識に私を救う言葉も花織、愛しくて仕方ない、愛してるよ」

妻として何もできないと思っている花織なのですが、充分過ぎるほど環を幸せにしていました。

「環さん？」

花織が目を覚ますとお弁当箱が空になっています。

「美味かった、また作ってくれ、奥さん」

「は、はいっ、また届けに来ますねっ」

「それはダメだ、あと外に出る時に洋装は禁止だ、可愛すぎてほかの男に見せたくない」

環のために花織ができることは彼の愛を受け止めることでした。

そのことを理解した花織は環の愛情を全身で受け止める決意をします。

永遠の愛を信じながら幸せを嚙みしめる花織だったのでした。

蜜樹みこ先生の他の漫画に関する記事はこちらです↓↓↓

少年ブラヰド－男装令嬢と黒書生－のネタバレ(漫画)！

2021.10.07

『帝都初恋心中』を読んだ感想

とても素敵な夫婦像を描いたラブストーリーになっていますね。

大正時代の物語なので時代背景は異なりますが、お互いを想い合う気持ちには共感することができました。

不器用な夫婦の愛を描写した『帝都初恋心中』！

ドキドキできる展開が連続していきます。

幸せな2人の姿からエネルギーをもらってみてください。

電子書籍を無料で読んでみませんか？

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです！

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT！

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか？

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです！

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか？

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ！

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています！

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上！

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください！

無料トライアルはこちらから↓↓↓