『正反対な君と僕』のネタバレ(漫画)!感想とあらすじも!

今回は「阿賀沢紅茶」先生の『正反対な君と僕』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『正反対な君と僕』はこんな漫画(あらすじ)

女子高校生の鈴木はエネルギッシュで友人が多いのですが、実は周囲の目を気にしながら生きています。

隣の席に座っている男子高校生のは寡黙だけど自分の意見をハッキリ言えるので、鈴木は谷に想いを寄せるようになっていました。

しかしここでも周りの目が気になる鈴木は谷と普通に接することができません。

自分とは正反対な谷と仲良くなりたい鈴木はある日、勇気を出して一緒に帰ろうと誘ってみました。

この勇気によって鈴木と谷の運命が交錯することになったのです。

不器用な高校生の恋愛事情を題材にした『正反対な君と僕』

今回は共感度が高いラブコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

コンプレックスを抱えた正反対な2人の恋がゆっくりと動き始めますよ。

 

『正反対な君と僕』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

鈴木が教室で女友達とメイクについて会話しています。

鈴木
「でね、私としてはマツエクに頼らず自まつげで乗り切りたいわけよ、けどマスカラだと汗かいたり泣いたり擦れたりしたらとれんじゃんー、結局どのメーカーのマスカラがいいんだろーって思ったりしてー・・・って感じなんだけど谷くんどう思う?」
「僕が知るわけないでしょ」

急に隣の谷に話を振ったのですが塩対応でバッサリと斬られました。

女友達は鈴木が谷に無茶ブリするノリが良く分かりません。

いつも鈴木は谷が興味のない話題ばかりを無茶ブリしているのです。

鈴木
「嗚呼谷くん本当にごめんなさい、正直大好きです、みんなは谷くんのことを物静かな眼鏡の子ぐらいにしか思ってないみたいだけど、谷くん自分の意見しっかり言うし、人によって態度変えたりしないし、無駄に人にあわせたりしないし、なんかそういうのめちゃくちゃ憧れる」

寡黙なのですが谷は自分の意見をハッキリ言いますし、人やシチュエーションによって態度を変えることもありません。

鈴木はそんな谷のことが大好きなのです。

本当は普通に話しかけたいのに無茶ブリすることしかできません。

鈴木
「周りの目が気になる私には好きだということが絶対バレない接し方しかできない、谷くんに憧れているのに私は谷くんとは真逆の人間なのだ」

宿題をやりたいと思っていても友人からファーストフードに誘われると、鈴木は断れずに行ってしまう性格です。

友人に宿題を写させてと頼まれても断ることができません。

SNSにも変なことを書かないよう細心の注意を払っています。

鈴木
「空気を読むのは周りのためではなく完全に自分のため、自分のためにしている行動なのにたまに疲れてしまうのはなんでだろう」

自分のためなのに疲れることが多くなっていました。

この日は何もしたくないので放課後はトイレに籠ってボーッとしています。

部活動の声が聞こえてきたので帰ろうとトイレを出ると、下駄箱の前に帰ろうとしている谷くんの姿がありました。

鈴木
「た、谷くん今帰り?遅いね?」
「・・・委員の提出物で残ってた」

谷くんがいると思ってなかったので鈴木は変な顔になっています。

それでもこんなチャンスは滅多に訪れません。

鈴木
「谷くんって家どっち方面?」
「東門出て右」

帰る方向が鈴木と一緒です。

周りを見回すと誰もいません。

鈴木
「谷くん・・・途中まで一緒に帰ろ?」

心臓が飛び出しそうな状態のまま一緒に帰ろうと誘ってみます。

すると谷くんがOKしてくれました。

しかし寡黙な谷くんが自分から会話することはありません。

鈴木
「でね、この前キンバ行ったんだけど、もう具がこーんなんで全然パンに挟まりきってなくてもはやパンは添えるだけ?的な、もう食べ方全然わかんなかった」

無言は辛いので強引に会話を続けます。

しかしこの話題が面白いのか不安になってきました。

「・・・美味しかった?」
鈴木
「うん!かなり!めちゃくちゃ!谷くんも食べに行くー?なんつって」
「いいよ」

想定外の答えが返ってきたので固まってしまいます。

最初は社交辞令なのか疑ったのですが、谷くんはそういうことをする人ではありません。

何か言葉を返さなければいけないのですが心臓がバクバクしてきたのでこれ以上は無理です。

ここで焦っている鈴木の手が谷くんの手に触れました。

谷くんは何も言わずに歩きながら鈴木の手を握ります。

鈴木
「嘘、何これ、夢?私今絶対手汗ヤバい、心臓の音デカ過ぎて耳の後ろまで脈打ってる、死ぬ?」

ここからはどうやって帰ったのかよく覚えていません。

鈴木は気が付くと玄関で寝ていました。

夕食を食べている間も手を繋いだことが頭から離れません。

ベッドの中に入っても状況は変わりませんでした。

鈴木
「ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい、明日どんな顔して学校行けばいい!?こんなのドキドキして眠れないよー!」

ここから正反対な君と僕の恋がゆっくりと動き始めていくのです。

 

 

自分とは正反対な異性に惹かれた鈴木に共感できる人はたくさんいるでしょうね。

特に寡黙でも自分の意見をハッキリ言う谷のようなタイプは女性からモテると思いました。

恋をした時のドキドキした気持ちを味わうことができる『正反対な君と僕』

正反対ですが鈴木も谷も素敵なキャラクターなので好感が持てますよ。

笑えるシーンも織り交ぜているので多くの人が楽しめる作品だと感じました。

後編

緊張と興奮で中々眠れなかった鈴木がベッドから転げ落ちたので目を覚ましました。

鈴木
「いてて・・・え、朝?嘘、ていうか今何時・・・わー!無遅刻無欠席だったのにー!」

両親と兄は起こしてくれなかったので11時を過ぎています。

最初は慌てていたのですがもうお昼なので急いでも同じような気がしてきました。

ゆっくりと食事してから学校へ向かうと、お昼休みの時間になっています。

教室を見回しても谷の姿は見当たりません。

山田
「おー、鈴木来てんじゃん、なーお前谷と付き合ってんの?なんか昨日二人で帰ってるの見かけたってガパチョが言ってて」

クラスメイトの山田がデリカシーのない余計なことを質問してきます。

ガパチョが誰なのか知りませんが、今はもしかしたら両思いかもしれないが確定事項ではないという絶妙な時期なので不用意にいじってほしくありません。

鈴木は真剣に恋しているのでいじられても面白味が出ることもないのです。

また見かけたというのがどの場面なのかも分かりません。

鈴木
「あ・・・えっと・・・そ、そんなんじゃないから!!」
「あ・・・えっと・・・そ、そんなんじゃないから!!」

最悪のタイミングで現れた谷が山田が座っている自分の席からノートを取ります。

そのまま何も言わず教室を出ていきました。

全力で否定しているところを見られたので、鈴木は谷の気分を悪くさせてしまったと落ち込みます。

そのまま一言も喋らないまま放課後になってしまいました。

鈴木
「話そう、話しかけなきゃ、早めに誤解を・・・でもこんなみんながいる場で?」

大切な場面なのですが周囲の目を気にして話しかけることができません。

ここで誤解を晴らさないと谷が帰ってしまいます。

「鈴木さん、昨日のこと忘れて、ごめん」

謝られるとは思っていませんでした。

せっかく谷から声をかけてくれたのに鈴木は言葉が出てきません。

鈴木
「どうしよう、馬鹿だから言われたことも言いたいコトバも処理できない」

何も言えず固まっていると谷が帰ってしまいます。

すると何も知らない女友達と山田が近寄ってきました。

山田
「てかお前さっきも谷と喋ってなかった?やっぱ仲良しじゃん」
鈴木
「私、谷くんのこと好き、片思いしてんの、で昨日一緒に帰ろうって私が誘ったの、それって・・・何か・・・おかしい・・・?」
山田
「はあー!?ええ!?言えよ!たまたま帰り道会っただけ的なんと思うじゃん、マジなやつとか思わねーじゃん!え、ちょ、待って、俺昼休みチョー野暮なこと言った気がする・・・」

ようやくここで山田は自分が野暮だったと気が付きます。

責任を取りたい山田は鈴木に谷のことを追いかけさせました。

女友達も山田と一緒に鈴木のことを応援してくれます。

鈴木
「なんだ、自分の気持ちを言うのってこんな簡単なことだったんだ」

追いかけられていることを知らない谷は肩を落としながら歩いていました。

手を握ったことは魔が差したとしか言いようがありません。

「いつの間にか鈴木さんに話しかけられることが日常になっていた、彼女のいない一日はあまりにも静かだ」
鈴木
「谷くん!好きーッ!!」
「・・・!?」

追いついた鈴木が歩道橋の上から大声で告白しました。

そして自分の気持ちを正直に打ち明けながら歩道橋を降りていきます。

鈴木
「いつも・・・いつもダルい絡み方してごめんなさい・・・今日もみんなの前であんな言い方してごめんなさい、どうしたら谷くんと話せるかわからなかった、自分の気持ちみんなにバレるのが怖かった、私超ダサい人間なの、けど谷くんともっと一緒にいたいです」

手を繋いでくれたこともすごく嬉しかったと伝えました。

嬉しすぎて寝付けなかったので遅刻してしまったことも教えます。

「鈴木さん、僕鈴木さんが喋るのやめると間が持たないようなそんなダサい人間なんだけど・・・それでもいい?」
鈴木
「わ、今の顔超可愛い」
「ちょっと、真面目に話してんの」
鈴木
「だって・・・そんなの良いに決まってんじゃんー」

嬉しすぎるため鈴木は泣いてしまいました。

困りながら谷がポケットからハンカチを出します。

「ちょ・・・なんか僕が泣かせたみたい・・・」
鈴木
「いやそうでしょ、実質」

泣きながら思わずツッコミを入れてしまいました。

すると涙を拭いてくれそうだった谷の手が止まります。

「あ、マスカラ・・・?とれるんだっけ・・・?」
鈴木
「ちゃんと話聞いてくれてんじゃんー!ヤバいー、超ときめくー」

こうして片思いだった鈴木の恋がゆっくりと動き始めました。

正反対なギャルと地味系男子の恋はどのように進展していくのでしょうか!?

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『正反対な君と僕』を読んだ感想

鈴木が周囲に自分の気持ちを打ち明けることが簡単なことに気付いた時のシーンが感動的でした。

コンプレックスを解消できた鈴木が素直に告白した姿からはスカッとした気分を味わえますね。

不器用だけどお互いを大切に想い合っている高校生の恋愛事情をコミカルに描いていく『正反対な君と僕』

笑いながら胸キュンできる素敵なラブコメ漫画になっています。

ハッピーな気分を味わいたい人はこの漫画を選ぶと満足できるはずですよ。

 

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